2018年08月23日

毛越寺の「附鎮守社跡」ってなんだ?〜東北の歴史のミステリーその33

WP_20180721_10_55_38_Rich_LI 世界文化遺産「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群−」の構成遺産の一つである毛越寺は、国の特別史跡と特別名勝に、二重に指定されてもいる。特別史跡の名称は「毛越寺境内附(つけたり)鎮守社跡」、特別名勝の名称は「毛越寺庭園」である。
 名称から分かる通り、特別名勝としては、国内に唯一残る平安時代の浄土庭園が指定されている。一方、特別史跡としてはその浄土庭園を含む毛越寺の境内、そしてそれに付随するものとして(「附(つけたり)」)「鎮守社跡」も併せて指定されている。

 特別史跡としての毛越寺を語る際、この「附鎮守社跡」があまりにも見過ごされ過ぎているのではないだろうか。毛越寺の境内は散策しても、鎮守社跡のことを気に留める人はほとんどいないに違いない。毛越寺を訪れる人の目当てはこの、唯一現存する浄土庭園なのであって、「附」の後の鎮守社跡などは大部分の人にとっては眼中にないのである。
 仮に、この「附鎮守社跡」という文言に気づいた人がそれらを探してみても、毛越寺の中には見つからない。それもそのはず、この「附鎮守社跡」は、いわゆる飛地区域として指定されており、いずれも毛越寺の外に存在するのである。

 ちなみに、指定されている「附鎮守社跡」は、護摩堂跡、文殊堂跡、吉祥堂跡、北野天神社、日吉白山社、花館廃寺、王子社跡、八坂神社、観自在王院跡である。堂宇跡や寺院跡など「鎮守社」でないものもいろいろ含まれているが、これらのうち観自在王院跡は言うまでもなく、毛越寺に隣接する世界文化遺産の構成遺産の一つである。護摩堂跡、文殊堂跡、吉祥堂跡は、毛越寺に付随する堂宇であった。残る北野天神社、日吉白山社、花館廃寺、王子社跡、八坂神社は、私のこのところの平泉に関する一連の投稿を読んだ人はピンと来るかもしれないが、「平泉の鎮守社を探せ!」で取り上げたかつて平泉にあったとされる鎮守社のうちのいくつかである。
 つまり、毛越寺境内と一緒にこれらの遺跡も国の特別史跡に指定されているにも関わらず、注目されるのは常に毛越寺と観自在王院跡だけであって、残りはあってなきがごとき扱いを受けているのである。そもそも、これらの「附鎮守社跡」の場所すら、一般のガイドマップやガイドブックではほとんど示されていない。日吉白山社(=白山妙理堂)、八坂神社などは旧国道4号線沿いにあり、花館廃寺(=花立廃寺跡)は平泉文化遺産センターに隣接してあるのでまだ見つけられる可能性があるが、王子社跡は八坂神社の向かいにあったという伝承を知らなければ見つからない可能性が高く(当然案内板もない)、北野天神社に至っては、私がそうだったように、その場所を知っている人に聞かなければ見つけることはまず不可能である。
 せっかく特別史跡を構成する遺跡なのであるから(世界遺産で言えば構成遺産に当たるわけである)、もっと知られるべきだと思うのである。

 ところで、これまで論じてきた「平泉の鎮守社」がなぜ毛越寺と一緒に特別史跡に指定されたのか。その辺りの経緯について、以前文化庁のサイトから問い合わせしてみたのだが一向に返事がないので、自力で調べてみた範囲で考えてみたい。
 毛越寺と各鎮守社跡が史跡に指定されたのは、1922年(大正11年)のことである。特別史跡に指定されたのは戦後の1952年(昭和27年)である。史跡に指定された理由は以下の通りである。

「毛越寺ハモト圓隆寺嘉祥寺觀自在王院等堂塔四十餘宇禪坊五百餘宇ヨリ成リ藤原基衡夫妻及子秀衡ノ建立ニ係ル一山ノ建造物ハ廢滅ニ歸セリト雖土壘土壇礎石及庭石等殘存シテ能ク奧州藤原氏ノ盛時ニ於ケル堂塔苑池ノ舊規ヲ窺フニ足ル其ノ周圍ニ總社日吉白山祇園北野稻荷社等ノ鎭守阯アリ或ハ礎石ヲ存シ或ハ濠壘ヲ存シテ舊規ノ見ルベキモノアリ」

また、特別史跡に指定された理由は以下の通りである。

「毛越寺は吾妻鏡によれば、堂塔四十余宇禅房五百余宇があり、基衡が建立したもので、円隆寺と号せられる金堂・講堂・常行堂・二階惣門・鐘楼・経蔵があり、又嘉祥寺その他の堂宇も存したという。遺跡は現在の毛越寺の境内にあり、よく旧規をとどめ、土塁・南大門跡苑池・金堂跡その他の堂跡を存し、保存状態良好である。殊に金堂跡は桁行7間梁間6間に復原せられる礎石ほぼ完好に存し、土壇の四周には基壇地覆石がめぐらされ、雨落溝の構造も存する。左右に翼廊跡があり前方に折れてその両端に各々楼の跡が遺存する。その他の堂宇の礎石もよく残り、苑池も亦橋脚を存し中島・庭石の旧規も見るべく、平安時代の伽藍形式を示すものとして学術上の価値がきわめて高い。」

なお、2005年(平成17年)に「毛越寺と観自在王院の間の町道部分及び関連鎮守社である白山社の南側の池跡」が特別史跡に追加指定されている。

 特別史跡に指定された理由の中には鎮守社跡についての記載はないが、その前の史跡に指定された理由の中には鎮守社跡に関する記載があることが分かる。すなわち、毛越寺の周囲に「總社日吉白山祇園北野稻荷社等ノ鎭守阯」があって、礎石が残っていたり堀や土塁が残っていたりして「見ルベキモノアリ」とされているのである。
 「總社」「日吉」「白山」「祇園」「北野」「稻荷社」とあるうち、これらの記載と実際に指定された遺跡とを対応させてみると、「日吉」と「白山」は日吉白山社(白山妙理堂)、「祇園」は八坂神社、「北野」は北野天神社だが、「總社(総社)」は花館廃寺(花立廃寺跡)がその場所として比定されていたのだろうか。花立廃寺跡は「平泉の鎮守社を探せ!」で見てきたように金峯山社である可能性が高い。熊野三社の由緒にあるようにその金峯山社が総社も兼ねていたという見解もあるが、私の導いた結論は花立廃寺跡はかつての金峯山社であるものの総社はそれとは別にあったというものであった。
 また、「稻荷社(稲荷社)」は、「鎮守の稲荷社はどこだ?」で書いたように場所が特定されていない。史跡に指定された理由にあるような礎石も堀も土塁も残っていない。実際、「附鎮守社跡」に指定された遺跡の中に「稻荷社」を思わせるものはない。一方、指定された遺跡の中にある「王子社跡」に関する記載が先に引用した文章の中にはない。こうしたことから、本来は実際に特別史跡に指定されている「王子社」と書くべきところを誤って「稻荷社」と記載したのかもしれない。
 この辺りの、記載されている内容と実際に指定されている遺跡の関係についても文化庁の見解を聞きたいところだが、先述のように問い合わせても返事がない。ただ、指定が100年近く前のことなので、結局のところ今の担当者にも分からないのかもしれない。

 さて、これら「平泉の鎮守社」がなぜ毛越寺と一緒に、毛越寺に付随するものとして特別史跡に指定されているのかについてだが、それを類推する材料はいくつかある。まず、これらの鎮守社跡がある土地を所有していたのがほとんど毛越寺であったということが、毛越寺の中の宝物館にあるパネルの記載から分かった。
 また、当の毛越寺自身が、これらの鎮守社は平泉全体の鎮守社なのではなく、本来は毛越寺の鎮守社であると考えているということも影響していそうである。例えば、毛越寺貫主の藤里明久氏は、昨年八坂神社で行われた「中興の祖氷室良珍650年祭」で、「毛越寺の鎮守社は吾妻鏡の記述と符合している。吾妻鏡の『鎮守事』が、平泉の四方鎮守のことではなく毛越寺の鎮守のことをいっているのではないかと考えている」と講演している。
 すなわち、…端藜卆廚里△訶效呂鯡啀杙が所有していたこと、¬啀杙自身が鎮守社は毛越寺の鎮守社だったと考えていること、の二点が、これらの鎮守社が毛越寺に付随するものとして毛越寺と一緒に特別史跡に指定された要因だったのではないかと考えられる。
 ともあれ、特別史跡としての毛越寺を堪能するのに、毛越寺の境内だけ見ても十分ではない。ぜひ鎮守社跡の数々もじっくりと見てほしい。

 さらに言えば、鎮守社ではないが、同じく特別史跡の飛地として指定されている残りの護摩堂跡、文殊堂跡、吉祥堂跡にも注目したい。ところが、これらのうち文殊堂跡と吉祥堂跡については、存在する場所が分からない。北野天神社と同じ毛越地区にあるようではあるのだが、詳しい場所が分からない。案内板もない。そこで毛越寺の社務所で聞いてみたのだが、なんと毛越寺でもそれらがどこにあるのか分からないのだという。
 そのような有様で、特別史跡「毛越寺境内附鎮守社跡」のうち、人々に知られているのは毛越寺と、毛越寺に隣接する観自在王院跡という、世界文化遺産の構成遺産ともなっている2つだけで、白山妙理堂、八坂神社、花立廃寺跡は恐らく誰でも見つけられるものの、北野天神社と王子社跡は知らないと見つからない、文殊堂や吉祥堂に至ってはその場所すら分からない、というのが現在の状況なのである。確かに毛越寺や観自在王院跡は素晴らしい遺跡だが、こうした状況は一刻も早く改善すべきである。
 とりあえず私としては、まだ見つけられていない毛越寺の文殊堂と吉祥堂を見つけて、例の「世界遺産以外の平泉オススメスポットマップ」に記載したいと思う。

2018年07月31日

ホップとビールでまちを盛り上げる!(「東北復興」紙への寄稿原稿)〜私的東北論その108

 4月16日に発行された「東北復興」第71号には、「ホップとビールでまちを盛り上げる!」と題して、東北特産のホップを巡る話題を取り上げた。ビールに欠かせない原料で、最近その成分についての研究も進んでいるホップについては、依然東北が国内全体の約96%と圧倒的なシェアを占めるが、その生産量は年々低下しているという現状もある。その一方でこのホップをまちづくりに活かそうという動きも東北各地に見られ、これからの展開が楽しみでもある。以下がその全文である。


ホップとビールでまちを盛り上げる!

減り続ける国内産ホップ
 ビールに欠かせない原料の一つにホップがある。世界最古の食品関連の法律とされるドイツの「ビール純粋令」には、「ビールは大麦、ホップ、水、酵母のみを原料とすべし」とあるが、逆に言えばビールづくりにこの4つは欠かせないものであると見ることもできる。

 このうち、ホップは、ビールの苦みと香りをつけるのに欠かせない原料である。このホップについては、以前書いたことがあるが、国内では東北地方のシェアが極めて高い。東北では宮城と福島を除く4県でホップが栽培されており、2011年時点で、国内産ホップに占める東北産ホップのシェアは98.9%と圧倒的である。最近では、クラフトビール市場が拡大するにつれて、他地域でも栽培が始まっているが、それでも昨年時点で約96%が東北産と聞いているので、いまだに日本でホップと言えば東北、という状況が続いている。

 しかし、大きな問題がある。シェアは依然として高いものの、生産量は年々減少してきているのである。国内全体で見ると、ホップの生産量が過去最大だったのは1968年の3,295トンだが、これが2011年時点で330トンと、実に10分の1にまで減少している。東北の中でも最大のホップ生産県は国内産ホップのうち5割の生産量を誇る岩手だが、その岩手を見ても、平成に入った1989年に647トンだった生産量は、2016年には101トンにまで落ち込んでいる。その理由は生産者の高齢化と後継者不足で、そのために生産者が減少し、栽培面積も減少するという状況に陥っているのである。栽培戸数を見ても、1989年に538戸だったのが、2016年には何と79戸にまで減少しているのである。東北の他県でも概ね同じような状況であり、この状況が続くと、近いうちに東北産ホップを使ったビールが飲めなくなるという大いなる懸念がある。

キリンビールによる地域活性化への取り組み
 こうした現状に危機感を募らせている企業がある。キリンビールである。実は、国内産ホップのうちのおよそ70%をキリンビールが購入している。キリンビールは岩手の中でも最大の生産量である遠野を始め、江刺、秋田県の大館周辺、大雄、山形県南など、東北各地に契約栽培地を持っている。サッポロビールやアサヒビールも東北で契約栽培を行っているが、その購入量はキリンビールに遠く及ばない。

 このキリンビールが、CSV活動の一環として、国産ホップの価値化に取り組み始めた。具体的な取り組みの一つとして、ホップの契約栽培を通じておよそ50年の付き合いがある岩手県遠野市とコラボレートして、共同で地域活性化に取り組んでいる。遠野市とキリンビール、遠野ホップ農業協同組合などが「TK(遠野・キリン)プロジェクト」を立ち上げ、「ホップの里」から「ビールの里」へを合言葉に、単なるホップの栽培地からホップを核としたまちづくりを進めているのである。具体的には、毎年夏に「遠野ホップ収穫祭」を開催すると共に、ホップの収穫体験や農家への民泊体験などを含めた「遠野ビアツーリズム」の実施、「フレッシュ・ホップ・フェスト」というその年に取れたホップを使って造ったビールの解禁を祝うイベントの開催、親子を対象とした「遠野ホップ畑生きもの観察会」の開催など、ホップをキーワードとした交流人口を増やすための様々な取り組みを行っている。同様の取り組みは、やはりホップの契約栽培を行っている秋田県横手市でも行われている。

 キリンビールの取り組みはそれだけにとどまらない。昨年10月末には「IBUKI BREWER'S MEETING」を開催した。東北で栽培されているホップ「IBUKI」をテーマに、ホップ生産者、クラフトビール醸造者、そしてビール消費者が一堂に会しての集まりで、当日はキリンビールの担当者から国産ホップについてのキリンの取り組みについて説明があった後、キリンビールを始め、青森で奥入瀬ビールを造るOIRASE Brewery、秋田であくらビールを造るあくら、岩手でズモナビールを造る上閉伊酒造、いわて蔵ビールを造る世嬉の一酒造、キリンビールのクラフトビール会社であるスプリングバレーブルワリーがそれぞれ「IBUKI」を使って醸造したオリジナルビールを飲み比べできた。同じホップを使っても、多様なビールができるということが、飲み比べをするとよく分かった。

東北産ホップの利用拡大に向けた動き
 実は、東北のクラフトビール各社が東北産のホップを使えるようになったのは、ごく最近のことである。先述の通り、国内では圧倒的なシェアを持つ東北産ホップだが、そのほとんどがキリンビールを始めとする大手ビールメーカーの契約栽培によるものであり、当然納入先はそれら大手メーカーであるので、同じ地元にあるとは言え、東北のクラフトビール各社は、自社栽培するなどごく一部の例外を除けばこの東北産ホップを自由に使うことはできなかったのである。

 それが大きく変わったのは昨年4月、キリンビールが国内のクラフトビール各社を対象に契約栽培の東北産ホップ「IBUKI」を供給することに踏み切ってからである。それまで東北産のホップを使ったビールと言えば、毎年秋にキリンビールやサッポロビールが発売する限定ビールで味わう以外なかったが、これによって東北産のホップを使った東北のクラフトビールが飲めるようになったのである。

 キリンビールが国内産ホップを使用する割合は、キリンビールが使用する全ホップのうちの約9%だという。全体から見ればごくわずかとも言える割合だが、それでもキリンビールが国内産ホップを支援する理由について、「IBUKI BREWER'S MEETING」ではキリンビールの担当者からは「国産のホップの品質は素晴らしい」、「国産ホップでしか味わえないビールがある」、「国産ホップを通じて日本のビール文化をもっと面白くしたい」といった話があった。

 ビールに発泡酒、「第三のビール」を加えたビール系飲料の出荷量は昨年まで13年連続で減少しており、昨年は過去最低を更新している。その一方で、2009年まで年間15,000Lほどでほとんど増減がなかったクラフトビールの出荷量は、その後増加に転じ、2014年には26,824Lとそれまでのおよそ1.8倍にもなっている。こうした状況を踏まえて、大手各社もクラフトビールの醸造に相次いで参入してきているが、中でも特に意欲的なのがキリンビールである。先述のスプリングバレーブルワリーの立ち上げ以外にも、クラフトビール最大手と見られ、「よなよなエール」で知られるヤッホーブルーイングと業務・資本提携をするなど、クラフトビールへの関与を強めている。昨年11月には東北のクラフトビール7社が参加して共同でビールを醸造する「東北魂ビールプロジェクト」にも参画し、キリンビールが「IBUKI」ホップを提供し、スプリングバレーブルワリーが醸造に加わった。

 こうした取り組みを通して、クラフトビールがさらに勢いづけば、ビール市場全体の活性化にもつながる。また、国内産ホップの需要が高まれば、遠野などホップ生産地が活性化して、ホップづくりを志向する人材が増えて生産量が増加に転じることも期待される。

東北各地で始まっているビールとホップによる地域活性化
 昨年仙台には「穀町ビール」ができ、秋田県羽後町には「羽後麦酒」ができた。「穀町ビール」を造る今野さんにも、「羽後麦酒」を造る斎藤さんにも話を聞いたことがあるが、いずれも自分たちの地域の活性化を強く意識していた。今野さんは「ぜひ仙台に来て飲んでほしい」ということで通販などは行わず、一方で市内の飲食店には卸していて、地元密着でビールづくりと販売を進めている。斎藤さんは地元で採れたイチゴやブルーベリー、そして食用菊などを使ったビールづくりを積極的に進めている。

 件の遠野市にも、昨年秋に「遠野醸造」が立ち上がった。既に醸造を始め、今月中にも地元産のホップを使ってビールを造るブルーパブ(醸造設備のあるビアパブ)をオープンさせるとのことである。それ以外にも今年は、私が知る限り、宮城県内に2箇所、福島県内に1箇所、新たにブルーパブが立ち上がる予定である。いずれも「ビールで自分たちの地域を盛り上げていきたい」と志す人たちが立ち上げており、今後がとても楽しみである。

 以前、埼玉に行った折に、さいたま市で初のクラフトビール「氷川ブリュワリー」併設のパブ「氷川の杜」に行ってみた。ちょうど創業者の菊池さんがおられて、いろいろと話が聞けたが、そこでも仙台同様クラフトビールがなかったさいたま市に初めてつくるということで、その意義についていろいろと考えたそうで、その結果、「ビールを通じて人と人とをつなぐ」、「地域への愛着を深めてもらう」、「地域づくりに貢献する」、といったことを重視したいということになったそうである。この考えは、東北各地でビールに携わっている多くの人にも共通する姿勢である。

 ホップそのものの栽培も広がろうとしている。宮城県石巻市では「イシノマキファーム」がホップ栽培を始めた。昨年収穫したホップはいわて蔵ビールに醸造を委託してクラフトビール「巻風エール」として石巻市内で販売された。石巻市ではもう一つ「鈴木ファーム」が栽培したホップを使って向陽ホールディングスがやはりいわて蔵ビールに醸造を委託してできたクラフトビール「石巻日和」もある。当初3種類の展開だったが、今年2月には、地元のゆずを使った第2弾となるビールを発売した。「羽後麦酒」もそうだが、地元産原料の使用というのも今後の東北のクラフトビールを考える上で、一つの重要なキーワードとなるに違いない。最近は以前の「地ビール」という言葉よりも「クラフトビール」という言葉の方が、各地に生まれた小規模のビール醸造所で造られたビールを表現するのに一般的な用語となりつつあるが、恐らく今後「地ビール」は、地元産の原材料を用いて造られたその土地ならではのビールを表す言葉として使われていくようになるのではないかと思う。

 また、福島県田村市では、「ホップジャパン」が地元農家とタイアップしてホップ栽培を始めた。地元で作ったホップを使ったクラフトビールを醸造し、ホップ栽培の6次産業化を目指すという。醸造所は早ければ今年秋、遅くても来年春には開業するとのことで、こちらも楽しみである。宮城と福島という、現在ではホップ栽培が途絶えていた地域でこうした動きが相次いで起きていることは大変興味深い。

 普段ビールを飲む際にホップのことはあまり意識しないが、ビールの苦みも香りも大部分はホップに依っている。このホップに着目した地域づくりが今、東北のあちこちで始まっているのである。今後のさらなる展開に大いに期待したい。

anagma5 at 19:43|PermalinkComments(0)clip!私的東北論 

2018年07月13日

鎮守の稲荷社はどこだ?〜東北の歴史のミステリーその32

 前回「平泉の鎮守社を探せ!」で、五方鎮守として、かつての平泉に少なくとも9つあったとされる鎮守社の場所について検討してみた。それらのうち8つについては、中央惣社=平泉文化遺産センター、日吉社・白山社=白山妙理堂(+日吉神社)、祇園社=八坂神社、王子諸社=王子社跡、北野天神社=北野天神社、金峯山社=花立廃寺跡(金峯山=金鶏山)、今熊野社=熊野三社、と、場所を特定したが、残る稲荷社については、「毛越地区の公葬地下の田地付近」としたものの、その理由については説明していなかった。今回はそれについて取り上げたい。

 前回も書いた通り、これら9つの鎮守社のうち、中央惣社については、どこにあったのかについての論争も盛んなのだが、同様に位置が特定できていない稲荷社は、なぜかスルーされてしまっている。中央惣社ほどの重要性はないということなのか、甚だ不可解である。
 この、場所すら特定されていない稲荷社に関してであるが、平泉界隈をぶらぶら歩いていると目に付く稲荷神社が2つある。一つは中尊寺のある丘陵の一画にある「赤堂稲荷大明神あかどういなりだいみょうじん」で、もう一つは達谷窟の手前にある「達谷伏見稲荷たっこくふしみいなり」である。
WP_20180410_14_14_36_Rich 赤堂稲荷大明神は、旧国道4号線沿いにある。平泉の中心部から見ると「北方」である。大きな赤い鳥居が目印で、離れたJR東北本線の車窓からも見える。そうしたこともあって、平泉町内の神社の中でも知名度は高い方だと思われる。旧国道4号線沿いから石段を登っていくとまず拝殿がある。そして、そこからさらに登ると本殿がある。拝殿は赤くないのだが、本殿はまさに朱塗りの「赤堂」である。しかし、案内文等はなく、その由緒は不明である。
WP_20180410_14_18_30_Rich そこで、同じ丘陵にあるよしみということで中尊寺に聞いてみた。そうしたところ、赤堂稲荷明神の「赤堂」に関連して、かつて「閼伽堂あかどう」と称された「光勝院」という、阿弥陀如来と薬師如来を祀った寺院があったことが中世の文書で確認できる、とのことだった。場所は現在の赤堂稲荷大明神のある場所ではなく、国道4号線を挟んでその向かいにあったのではないかとされているそうである。ただ、閼伽堂光勝院と赤堂稲荷大明神の関係はよく分からず、分かることは現在の赤堂稲荷大明神の社殿が建てられたのが1871年(明治4年)ということだけだそうである。
 現在の赤堂稲荷大明神の建物が明治時代初期に建てられたことは分かったが、その前身の可能性がある閼伽堂光勝院が鎮守社の一つの稲荷社であると比定する材料には乏しいようである。そもそも、吾妻鏡に記載のある北方鎮守(当ブログでは前回説明した通り稲荷社を「西方鎮守」であったと判断している)の稲荷社であったとするならば、寺院ではなかったはずである。
WP_20180520_09_28_29_Rich もう一つの「達谷伏見稲荷」は、毛越寺から達谷窟に向かう途中にある。すなわち、平泉の「西方」に位置している。
 ところが、その入口が極めて分かりづらく、どこから入って行けばよいのかよく分からない。神社の正面(と思われる方)に向かって右側は田んぼ、前方と左側はどう見ても個人宅である。結局、神社にほど近い場所にある側溝に架けられたこの細い板を渡っていく他なさそうだった。

WP_20180520_09_23_52_Rich 鳥居が重なり合っている様子はいかにも稲荷社であることを思わせるが、社殿は比較的新しい。こちらにも案内文などはなく、その由緒は不明であったが、後述する宝積院の方に伺ったところ、この達谷伏見稲荷は昭和に入ってから建てられたものとのことであった。そうするとやはり鎮守の稲荷社と関係はなさそうである。



 鎮守社について記載のある、奥州藤原氏と同じ時代の唯一の資料である「吾妻鏡」には、それぞれの場所に関する説明までは記載がないのだが、時代が下って江戸時代に書かれた書物の中には、稲荷社も含めた鎮守社の場所に関する具体的な記述がいくつかある。稲荷社に関しては、それらは大きく二つに分けられることが分かった。
 具体的に挙げてみる。「元禄九年書上写」(1696年)( 砲砲蓮◆岼隹拌臾誠澄廚「隆蔵坊、寺内ニ仮宮有」とある。前回も引用した「平泉旧蹟志」(1760年)(◆砲砲蓮◆岼隹挂誠澄廚「文殊堂趾の南にあり」、「稲荷社」は「西方鎮守、申の六分、五町二十間」と記載されている。「磐井郡西磐井平泉村風土記御用書出」(1772〜1780)()には「稲荷明神」について、「西方鎮守。小名、稲荷沢。社地、隆蔵寺除ノ内。社、東向、三間四面。鳥居、東向。地主、日輪院。別当、平泉村毛越寺衆徒真言宗隆蔵寺。祭日、九月廿九日。」とかなり具体的に書かれている。「磐井郡西磐井平泉村毛越寺書出」(1775)(ぁ砲砲蓮◆岼隹拏辧廚砲弔い董◆岼隹抻魁(毛越寺南大門より)三丁卅五間、申ノ六分。西方鎮守両社之内。(中略)別当、日輪院隆蔵寺。」とある。「嚢塵挨捨録」(1779)(ァ砲砲蓮岼隹挂誠澄廚蓮◆峺点梁声蘰4霍嬪貪谿隹挂誠世鯡呂憧請、神廟を造立しと云り。」とある。
 そしてもう一つ、別の稲荷社の存在も確認できる。前出のには、上記とは別の「稲荷明神社」が、「小名、毛越。社地、東西七間、南北七間。社、南向、長壱間、横五間、ご神体八寸。地主、宝積院。別当、平泉村毛越寺衆徒天台宗宝積院。祭日、九月九日。」とある。先の「稲荷明神」とは、存在した場所、建物の様子、別当、祭日などことごとく違っているので、別の稲荷社だということが分かる。い砲癲◆岼隹拏辧廚「かかみ山東。(南大門より)十丁六間、午ノ八分。別当、宝積院桜岡坊。」とある。

 つまり、どちらも毛越寺宗徒の寺院が別当を務めていることから、毛越寺からそれほど離れていない地域にあったと推測されるものの、片や「(日輪院)隆蔵寺りゅうぞうじ(または隆蔵坊)」が別当であり、片や「宝積院ほうしゃくいん(桜岡坊)」が別当という違いがある。この両社のうち、鎮守社と関係がありそうなのは「西方鎮守」と明記されている、「隆蔵寺」が別当の稲荷社(以下「隆蔵寺稲荷社」とする)の方であるが、念のためもう一つの「宝積院」が別当の稲荷社(以下「宝積院稲荷社」とする)についても調べてみることにした。
 それぞれの稲荷社の存在した場所についてだが、まず「隆蔵寺稲荷社」については、に記載のある「稲荷沢」、い傍載のある「稲荷山」とも、どこを指すのか不明である。それらしい地名が現在の平泉町内には残っていないのである。そもそも、「稲荷山」とは、京都の伏見稲荷大社の東にある東山三十六峰南端の標高232メートルの山である。それにならって、平泉の稲荷社があった場所も稲荷山と呼ばれていたのだろう。しかし、稲荷社が失われた結果、その地名も消えてしまったのかもしれない。ただ、「稲荷山」、「稲荷沢」という地名から、かつて鎮守の稲荷社があった場所には山と沢の両方があったことが窺える。場所を特定する手掛かりになるかもしれない。
 一方、「宝積院稲荷社」があったとされるの「毛越けごし」、い痢屬かみ山」については特定ができる。「毛越」は現在も毛越寺の西の地域の地名として残っている。「かかみ山」は「鏡山」のことと考えられ、現在の伊豆権現堂のある山が、かつて近江の鏡山を模したと言われて同じく「鏡山」と呼ばれていたことから、その付近であると推定できる。
 次に2つの別当、「隆蔵寺稲荷社」の別当である日輪院隆蔵寺または隆蔵坊という名の寺院と、「宝積院稲荷社」の別当である宝積院桜岡坊についてである。これら2つの寺院のうち、後者の宝積院は現在も存在する。まさに毛越地区、伊豆権現堂のある「鏡山」のすぐ近くである。もう一方の隆蔵寺であるが、調べてみたところ1875年(明治8年)に火災で全焼してしまい、今は残っていないことが分かった。ただ、その後に移転して再建された、現在平泉中学校の南にある龍玉寺りゅうぎょくじが隆蔵寺の檀家を引き継いでいる。

WP_20180615_16_30_42_Rich 実際に足を運んでみれば何か分かるかもしれないと思い、まず宝積院の方を訪れてみた。「寺」と言っても、外観は普通の民家と変わらない。ただ、敷地内に神社があった。鳥居をくぐって入ってみると、本殿には狛犬ではなく狐が一対いた。これは間違いなく稲荷社である。




WP_20180615_16_27_26_Rich 早速宝積院の方にお話を伺ってみたが、この稲荷社が祀られたのは江戸時代の文化・文政の頃とのことであった。稲荷明神だけではなく、「西磐井三十三観音」の一つである観音も祀られており、観音堂でもあるという。この観音は、かつて北上川が洪水となった時に流れ着いたものだとのことで、そこからこの稲荷社は寄水観音堂という名でも呼ばれているそうである。
 ということで、「宝積院稲荷社」については、相応の歴史はあるものの、やはり奥州藤原氏時代の鎮守とは関係のない稲荷社であることが分かった。

WP_20180410_09_15_04_Rich もう一つの、鎮守と関係していそうな「隆蔵寺稲荷社」について調べるために龍玉寺に行ってみた。ちょうどご住職がおられたので話を聞いてみたが、隆蔵寺についての寺伝は残念ながらその1875年の火災で全て焼失してしまったそうである。当時の住職は檀家帳を運び出すのが精いっぱいで、本尊さえも燃えてしまったとのことである(火災の際に持ち出す優先順位が最も高いのは檀家帳で、ご本尊はその次なのだそうである)。そのような事情で隆蔵寺については詳しいことは分からず、隆蔵寺が稲荷社の別当をしていたということも今初めて聞いた、とのことであった。結局のところ残念ながら、奥州藤原氏時代の平泉の鎮守であった可能性の高い「隆蔵寺稲荷社」については分からずじまいだった。
 ただ、かつての隆蔵寺のあった場所についてはご住職はご存じで、それは現在の毛越地区の公葬地(共同墓地)の下にある田圃の辺りとのことであった。もう一つの「宝積院稲荷社」が、別当を務めている宝積院の敷地内に祀られていた例から見ても、神社と別当寺の位置関係は、極めて近いものと考えられる。また、,痢嵶澗∨掘∋内ニ仮宮有」という記載、それからの「社地、隆蔵寺除ノ内」という記載を見ても、西方鎮守の「隆蔵寺稲荷社」はかつて隆蔵寺の境内に存在し、1875年の火災で隆蔵寺と一緒に焼失してしまったのではないだろうか。
WP_20180615_15_54_12_Rich このように考えてみると、西方鎮守の稲荷社があった場所は、かつて隆蔵寺があった場所とほぼイコールだと言えそうである。先の「平泉の鎮守社を探せ!」で、西方鎮守の稲荷社の場所を「毛越地区の公葬地の下にある田地」としたのはこのような理由からであった。ちなみに、この公葬地は高台にあり、近くには「照井堰」も流れている。「山」も「沢」もあることも、稲荷社があったのはこの辺りではないかと推定できる根拠の一つと言える。
 場所の特定について、もう一つ有力な手掛かりは、△痢嵜修力司、五町二十間」、い痢峪庵卅五間、申ノ六分」という記述である。いずれも毛越寺南大門を起点とした方位と距離を示している。この当時の方位は十二支を当てて示していた。「分」というのはその一支をさらに十等分した単位のようである。しかし、どうもイメージがよくつかめないので、角度で考えてみる。北を0°とすると、十二支の示す角度は以下のようになる。

 子:345°〜(0°=北)〜15°
 丑:15°〜45°
(艮):45°=北東
 寅:45°〜75°
 卯:75°〜(90°=東)〜105°
 辰:105°〜135°
(巽):135°=南東
 巳:135°〜165°
 午:165°〜(180°=南)〜195°
 未:195°〜225°
(坤):225°=南西
 申:225°〜255°
 酉:255°〜(270°=西)〜285°
 戌:285°〜315°
(乾):315°=北西
 亥:315°〜345°

こう見てみると、一支は30°であるので、一分は3°ということになる。
 △鉢い琶位は「申の(ノ)六分」と一致しているが、それはつまり北を0°とした場合に243°の方角である。南西(坤)は225°、西南西は250.5°なので、243°というのはほぼその間くらいの方角である。
 ただ、そこからの距離については、△鉢い楼戝廚靴討い覆ぁ△任蓮峺淞二十間」、い任蓮峪庵卅五間」である。一町(丁)は109.09m、一間は1.8182mなので、前者は約581m、後者だと約394mである。
稲荷社 そこで、地図上に毛越寺の南端から243°の線を引いてみる。赤い線はい痢峪庵卅五間」、青い線は△痢峺淞二十間」である。毛越寺から「五町二十間」の場所は青の線の終点で、これだとまさに毛越地区の公葬地に当たってしまうが、その手前、赤線の終点から青線の終点の間の場所というのは、まさに隆蔵寺があったと伝えられる田地に当たる。やはり鎮守の稲荷社はこの付近にあったと見て間違いないのではないかと考えられる。
 △鉢い砲ける距離の食い違いにしても、例えばい歪樟距離で△脇擦覆蠅紡った距離であるなど、そもそも計測の方法に違いがあった可能性もある。方角が「分」の単位まで表記されてかつ一致しているところから見ても、これら距離の表記についてもかなり信ぴょう性のあるものと言えるのではないだろうか。

 明治時代の1903年(明治38年)に刊行された「平泉名勝誌」(志羅山頼順編集兼発行)には、「稲荷社跡」について、「兒塚(ちごづか)の南にあり。其南端の五輪塔は慈恵大師を祭りし塚なりとぞ。此処を逆芝山(さかしばやま)という。厳美村にも同名の地あり。藤氏の頃、此処に移せしにや」とある。これを見ると、少なくとも明治時代のこの頃までは、稲荷社跡は具体的な場所として認識される対象であったことが分かる。
 さらに、江戸時代の文書が「稲荷社」「稲荷明神」などという表記であるのに対して、同書が「稲荷社跡」とあることは、稲荷社は少なくとも江戸時代の各文書が書かれた頃には存在しており、かつ明治時代の後半1903年の時点では失われていたことを示している。これは、1875年の隆蔵寺の火災で稲荷社も同時に焼失したのではないかというここでの推定とも矛盾しない。
 なお、「兒塚の南」とあるこの「兒塚」について同書では、「昔時、社堂郡参の日、乗與の争いより兒の殺され、之を葬りし所なり。其の下を流るる沢を兒沢(澤)といふ」とある。「兒塚」、「兒沢」とも、今のところその場所を特定できていないのだが、機会があれば今後現地でヒアリングを行うなどして探してみたいと考えている。塚、五輪塔と沢、そして逆芝山が手掛かりとなりそうであるが、それらが示す場所がこれまで述べてきた場所の近くということになれば、この場所が稲荷社であるという結論がより妥当性を増すことになるわけである。

2018年06月29日

平泉の鎮守社を探せ!〜東北の歴史のミステリーその31

 前回、「世界遺産以外の平泉オススメスポット」で、「五方鎮守を巡るのも世界遺産以外の平泉を楽しむのにうってつけ」と書いた。
 しかし、いざ鎮守社のことを調べてみると、コトはそう簡単には進まないことが分かった。あった場所が分からなかったり、分かっていても解釈や見解が分かれていたりするものがいろいろあるのだ。
 
ここでもう一度整理しておきたい。平泉の鎮守社について書かれている資料は、鎌倉幕府の「公文書」である「吾妻鏡」である。東北に攻め入り、平泉を占領した頼朝に対して、中尊寺と毛越寺の僧侶が平泉について説明した文書(「寺搭已下注文じとういかちゅうもん」と呼ばれる)を提出しているが、その内容が「吾妻鏡」の中に丸々引用されている。その中で、奥州藤原氏三代のことや中尊寺、毛越寺のことに加えて、平泉の鎮守社のことも説明されているのである。
 それによれば、「中央に惣社そうじゃ。東方に日吉ひよし白山はくさんの両社。南方に祇園社ぎおんしゃ王子諸社おうじしょしゃ。西方に北野天神きたのてんじん金峯山きんぷせん。北方に今熊野いまくまの稲荷いなり等の社なり」とある。稲荷等の「等」の字が気になるが、少なくとも、平泉には中央の惣社に、東西南北に2つずつ、合わせて9つの鎮守社があったことが分かる。
 四方鎮守、あるいは中央を含めて五方鎮守と言われるこれら9つの鎮守社のうち、存在した場所などについてほぼ異論がないのは、南方の「祇園社」、「王子諸社」と、西方の「北野天神」、北方の「今熊野」、の4つくらいで、あとは何がしか見解の相違がある。
 それらも含めて、では、9つの鎮守社が現在いったいどんな状況なのか、私の調べた範囲でまとめてみる。

中央惣社
 惣社というのは、地域内の神社の祭神を集めて祀った神社のことであるが、平泉の惣社があった場所については大きく見解が分かれている。
 その主なものは3つあり、

 \省の鎮守で金峯山社にほぼ比定されている(異論はある)花立廃寺が惣社も兼ねていたという説
 花立廃寺の約50m北方(現在の平泉文化遺産センターの玄関付近)で出土した礎石建物跡が惣社だったという説
 E貶の鎮守で日吉、白山社に比定されている(後述の通りこれにも異論がある)現在の白山妙理堂が惣社だったという説

がある。
 ,砲弔い董金峯山は金鶏山だとする説が有力だが、金鶏山は平泉のランドマーク的存在であり、金鶏山東方にある花立廃寺が金峯山社で惣社も兼ねていたというのは首肯できる話ではある。についても、現在の白山妙理堂は陸奥守となった三代秀衡の居館柳之御所遺跡(平泉館)からも近く、国司が国に祀られている神に参拝するという惣社の元々の性格からすればこれまた首肯できる話でもある。
 ただ、,筬の説を取ると、ではなぜ吾妻鏡の中でそれらが惣社と別に記載されているのかの説明がつかない。もしこれらが惣社を兼ねていたのなら、例えば「白山・日吉両社(惣社を兼ねる)」といった記述になったのではないだろうか。
 そうではなく、惣社と金峯山、白山・日吉両社が別に記載されていることから考えると、惣社はやはり金峯山社や白山社とは別に存在していたと考える方が自然である。と言って△任△覲両擇發覆い、とりあえずは△鰺力な説としておきたい。

東方(日吉社・白山社)
 東方の鎮守である日吉、白山の両社があったのはJR平泉駅近くにある現在の白山妙理堂とされているが、これにも白山妙理堂の位置が平泉の中心部から見てあまり東でないということから異論があり、北上川を挟んで東の対岸の長島地区にある小島神社(日吉神社の分霊を祀る)と白山神社が東方鎮守だったのではないかとする見解も出されている。ただ、現在白山妙理堂がある場所に以前は白山社に加えて日吉社もあったとする説が今のところ大勢ではある。
 しかし一方で、市街地から南に下った大佐地区にある日吉神社にも、「藤原朝臣清衡公時代、五方鎮守の一社とし、南方の守護神として嘉祥年中滋賀県滋賀郡坂本に鎮座する本宮より分祠し、現在地に奉鎮せるものである」との伝承が残っている。なお、嘉祥は848〜851年で清衡の時代と合わないので、これは嘉保(1094〜1095年)か嘉承(1106〜1107年)の誤りだと思われる。
 長島地区の小島神社と白山神社を東方の鎮守とする見解は、惣社が白山妙理堂だったという説とセットである。つまり、東方の鎮守という割に、白山妙理堂が平泉館を含めた平泉の中枢から見るとそれほど東に位置していないではないかというところから出発して、より東にある長島地区の両社が実は東方の鎮守で、現在の白山妙理堂が中央惣社だったのではないか、という論の展開である。
 しかし、この長島地区の2つの神社に関しては、奥州藤原氏に関連する伝承がない。いずれも由緒を見ると奥州藤原氏とは別に成立したことになっている。奥州藤原氏が既にあったこれら2つの神社を鎮守にしたということも考えられなくはないが、それならそれでそのことが誇らしく由緒に記載されていてもよさそうなものである。そう考えると、やはり長島地区のこの両社は平泉の鎮守とは無関係で、東の鎮守は現在の白山妙理堂としてよいように思う。
 もう一つ、大佐地区の日吉神社、これは東方の鎮守とするにはあまりにも南である(南方の鎮守の八坂神社、王子社跡よりもさらにずっと南である)。ただ、こちらには逆に初代清衡に関連する伝承が由緒に残っており、何らかの関連はあったものと考えられる。並立していたとされる白山・日吉両社のうち、日吉社だけが何かの理由で現在の大佐地区に移され、それで現在白山社だけが白山妙理堂として残っている、と考えると辻褄は合う。

南方(祇園社・王子諸社)
 南方には祇園社、王子諸社があったとされる。平泉の南、その名も祇園地区に現在八坂神社があるが、ここは明治以前は祇園宮と呼ばれていたことが分かっており、ここがかつての祇園社であったということに異論はない。もう一つ、八坂神社と国道4号線を挟んで向かいの路地を東方に数十m進むと、王子社跡がある。現在は小さな祠が2つ残っているだけだが、これもかつての王子諸社であるということに異論はない。

西方(北野天神社・金峯山社)
 西方の鎮守としては、北野天神、金峯山が挙げられている。このうち、北野天神は毛越寺の西の毛越けごし地区にある現在の北野天神社がそれに当たるということで異論は見当たらない。
 もう一つの金峯山については、先述の通り、金鶏山が金峯山で、その東麓にある花立廃寺が金峯山社であるという説が現在のところ最有力のように見えるが、花立廃寺は寺院であって鎮守社ではないとする異論もある。また、金峯山イコール金鶏山とした場合、金鶏山が西方の鎮守としてはあまりと言うか、ほとんど西でないという点も問題と言えば問題である。

北方(今熊野社・稲荷社)
 北方には今熊野と稲荷社などがあったとされる。今熊野については、現在の熊野三社がかつての今熊野を引き継いでいるということでほぼ異論はない。熊野三社はたびたび移転しており、かつては別の場所にあったとされるが、今も北方と言ってまず差し支えない。
 もう一つの稲荷社については、いまだに場所が特定されていない。ばかりか、私の知る限りなぜか議論の対象にもなっていない。これについては長くなるので、今回は詳述せず、稿を改める。

 さて、鎮守社に関してもう一つ問題になりそうなのが、吾妻鏡の「寺搭已下注文」の中の毛越寺に関する記載である。その中に「(毛越寺の)鎮守は、惣社金峯山、東西に崇め奉るなり」という記載が出てくる。ここに出てくる惣社と金峯山と、平泉の鎮守として記載のある惣社と金峯山が同じなのか異なるのかということも鎮守を巡る論点の一つなのだが、現在では同一のものであるとする見解が大勢のようである。
 ただ、この意味するところについて、素直に読めば、惣社と金峯山が毛越寺の東西にあって崇め奉られた、と取れるが、金峯山が惣社であったと読めなくもない。
 そこで思い起こされるのが北方の鎮守、熊野三社に残されている由緒である。熊野三社の由緒には「金峰山社はその中央総社なり」という記述があるのである。
 該当部分の内容は、「当熊野社は五方鎮守の一社にして、承安四年藤原清衡将軍が江刺の豊田城より居を平泉に移してより鎮守府の政を執るに当たり、平泉鎮護の神として五方社を建立したるなり。五方社とは、東方に日吉、白山、両社。西方に北野天神社、稲荷社。南方に祇園社、八王子社。北方に熊野社、金峰山社ありて、金峰山社はその中央総社なり」というものである。ちなみに、承安4年は1174年であるので、初代清衡ではなく、三代秀衡の時代に当たる。ただし、「江刺の豊田城より居を平泉に移し」たのは初代清衡であり、若干の混乱が見られる。
 この熊野三社の由緒の記述だが、よく見ると、吾妻鏡の記述とは一部異なっている。
 登場順に並べてみると、吾妻鏡では、

中央:惣社
東方:日吉、白山両社
南方:祇園社、王子諸社
西方:北野天神、金峯山
北方:今熊野、稲荷等社

となっているのだが、熊野三社の由緒では、

東方:日吉、白山両社
西方:北野天神社、稲荷社
南方:祇園社、八王子社
北方:熊野社、金峰山社
中央総社:金峰山社

となっている。
 すなわち、東方の「日吉社」、「白山社」と、西方の「北野天神社」、南方の「祇園社」、「王子諸社(八王子社)」、北方の「今熊野社(熊野社)」は共通しているが、吾妻鏡では西方の「金峯山(金峰山社)」が熊野三社の由緒では北方、吾妻鏡では北方の「稲荷社」が熊野三社の由緒では西方と、金峯山と稲荷社のあった方角が北と西で入れ替わっているのである。しかも、中央の「惣社(総社)」として、熊野三社の由緒ではこの「金峰山社」を挙げている。
 これらのうち、「金峯山(金峰山社)」と「稲荷社」の入れ替わりについては、吾妻鏡の記述が誤りで、熊野三社の由緒の方が正しいのではないかと判断できる根拠となりそうな近世、近代の文書もある。
 江戸時代の1760年(宝暦10年)にまとめられた「平泉旧蹟志」には、「稲荷明神」が「文殊堂趾の南にあり」と記されている。「文殊堂趾」があるのは毛越寺の西、西方鎮守の北野天神社もある毛越地区である。そして同書では、「稲荷社」は「西方鎮守」と記載されている。安永年間(1772〜1780年)にまとめられた「磐井郡西磐井平泉村風土記御用書出」でも、やはり「稲荷明神」は「西方鎮守」とある。
 さらに、1886年(明治19年)に高平真藤がまとめた「平泉志」巻之下では、「稲荷社跡」について、「西方にあり(東鑑の北方として今熊野の次に叙せるに方位違へり)」とあって、吾妻鏡(=東鑑)に記載された北方という方位は間違っていると指摘されているのである。
 もちろん、奥州藤原氏の時代には北方にあって、その後江戸時代までに西方に移築された可能性もあるが、稲荷社は少なくとも近世、近代には西方の鎮守として認識されていたことが分かる。
 もう一つ、先に挙げた、金峯山が西方の鎮守と言うほど西にないという問題についても、金峯山が熊野三社の由緒にある通り、西方ではなく実は北方の鎮守ということであれば解決する。金峯山社が花立廃寺跡だとすれば、もう一つの北方の鎮守である現在の熊野三社はそのすぐ向かいであり、金峯山社を北方の鎮守と呼んでも差し支えなさそうだからである。
 これらのことから、鎮守社の方位に関しては、ここでは吾妻鏡ではなく、熊野三社の由緒にある方位の方を採ることにしたい。
 次に、同じ熊野三社の由緒にある「金峰山社はその中央総社なり」について考えたい。「金峰山社」と「中央総社」とが完全にイコールだと、先述の、吾妻鏡がなぜ中央惣社とそれを兼ねた鎮守社を別のものとして記載したのかという疑問が解消されない。ここで、中央惣社が、金峯山社である可能性の高い花立廃寺跡の北方約50mから出土した礎石建物跡の場所にあったという△寮發鮑里譴弌熊野三社の由緒とあまり矛盾することなく、この疑問点はある程度解消されるのではないかと考えられる。
 つまり、惣社と金峯山社が極めて近接(約50m)していたのだとすれば、それらは別のものでありつつも、大きく見れば金峯山社と同じ敷地内に惣社があることになり、金峯山社イコール中央惣社という説もある程度成り立つ余地ができるわけである。こう解釈すれば、先に有力な説とみた△寮發梁電性がより増すと言える。

 以上、これまで見てきたことを踏まえて、9つの鎮守社が平泉のどこにあったのか、私なりに整理してみると、現時点で結論は次のようになる。

中央惣社:平泉文化遺産センター(の玄関付近から見つかった礎石建物跡)
WP_20180520_15_09_17_Rich




東方鎮守
日吉社・白山社:白山妙理堂

WP_20180410_08_37_08_Rich白山妙理堂



(ただし、日吉社については大佐地区の日吉神社である可能性もあり)
WP_20180520_10_18_00_Rich




南方鎮守
祇園社:八坂神社
八坂神社WP_20180410_13_21_56_Rich



王子諸社:王子社跡
WP_20180520_09_44_32_Rich




西方鎮守
北野天神社:北野天神社
WP_20180520_08_43_45_Rich
WP_20180520_08_46_00_Rich



稲荷社:毛越地区にある公葬地下の田地付近(別稿にて詳述予定)
WP_20180615_15_54_12_Rich





北方鎮守
今熊野社:熊野三社
WP_20180410_10_50_56_Rich
熊野三社



金峯山社:花立廃寺跡
花立廃寺跡WP_20180410_10_58_59_Rich



(金峯山:金鶏山)
WP_20180520_11_10_41_Rich金鶏山WP_20180410_11_44_34_Rich




平泉の鎮守社…などと書いても、それぞれの鎮守社の場所や位置関係がよく分からないかもしれないので、またしてもマップにまとめてみた。「平泉の鎮守社(五方鎮守)マップ」をご参照いただきたい。こうして実際に地図上にそれぞれの場所をプロットしてみると、金峯山社はやはり西方ではなく北方の鎮守に見えるし、稲荷社も(比定地が正しいとするならばだが)決して北方ではなく西方の鎮守に相応しいことが分かる。



追記(2018.6.29):ちなみに、平泉文化遺産センターに行って、係の人に「ここが『中央惣社』だったんですか?」と尋ねても、たぶん怪訝な顔をされるだけなので要注意である(笑)。
 以前、敷地内で見つかった礎石建物跡について尋ねてみたら、「隣接する花立廃寺跡のことじゃないですか?」とのことだったので…。花立廃寺跡とは別のこの礎石建物跡のことについては、この平泉文化遺産センターの中でも閲覧できる「花立軌篝廖廚糧掘調査報告書の中に記載されている。



2018年05月04日

世界遺産以外の平泉オススメスポット(※7/23追記・現在67箇所)(東北のオススメスポットその13)

 「私的東北論その107」で紹介した「平泉町観光振興計画(案)」(PDF)への意見書の中で、「平泉は世界遺産だけの町ではない」ということで、「世界遺産以外の観光資源についてもしっかり情報発信を」ということを述べた。
 とは言え、駅や観光案内所で手に入るマップには世界遺産を構成する中尊寺毛越寺観自在王院跡無量光院跡、金鶏山の5つに、柳之御所遺跡達谷窟高館義経堂くらいしか載っていない。平泉文化遺産センター柳之御所資料館にも行ってみたが、これら以外の遺跡について載っているマップはない、とのことだった。
 ならば自分でつくるしかないかと思い、先月1日掛けて平泉町内と旧衣川村の一部地域を改めて巡ってみた。巡ってみて改めて感じたのは、やはり平泉は世界遺産に登録された遺跡だけの町ではないということである。もちろん、登録された5つの遺産は素晴らしいものだが、決してそれらだけが平泉なのではない。それら以外の遺跡も能弁に平泉が何たるものかを語っているように思われた。
 以下に、それらについて紹介してみた。とりわけ、「平泉の世界遺産はもう見飽きた」という方々にぜひお役立ていただきたい。
 紹介文の中に度々、平泉の中央、東方、南方、西方、北方の五方鎮守(四方鎮守とも)のことが出てくる。かつて平泉には、中央に惣社、東方に日吉、白山の両社、南方に祇園社、王子諸社、西方に北野天神、金峯山、北方に今熊野、稲荷等の社があったとされる。個人的に、それらを巡るのも世界遺産以外の平泉を楽しむのにうってつけだと思うのだが、それらのうち、東方の「日吉、白山両社」は現在の白山妙理堂、南方の「祇園社」は現在の八坂神社、北方の「今熊野」は現在の熊野三社でほぼ間違いなく、西方の「金峯山」は金鶏山、花立廃寺跡という可能性が高いと考えられるものの、中央の「惣社」については意見が分かれている。もう一つ西方の「北野天神」については、現在の毛越けごし地区に北野天神社があるとの話もあったが、今回確認できなかった。次に訪れた際に詳しく調べてみたい。 南方の「王子諸社」、北方の「稲荷社」についても同様である。
 あ、ちなみに、以下の遺跡は単に私が足の向くまま回った順番に並んでおり、並んでいる順番には特に意味はない(笑)。我ながらよく一日で回ったものである。
 なお、遺跡の中には学校や私有地などもあるので、無断での立ち入りは厳禁である。
世界遺産以外の平泉オススメマップ これらの位置関係を示した「世界遺産以外の平泉オススメスポットマップ」も作ってみた。併せてご参照いただきたい。

追記(2018.6.26)
 前回回り切れなかった場所をいくつか追加した。既存の場所にも必要に応じて説明を追加した。また、前回見つけられなかった西方鎮守の一つ、北野天神社も、やはり場所が分からず困っていた時に通りすがりの老婦人にお聞きしたところご存じで、連れて行って教えていただいた。感謝である。
 八坂神社と共に南の鎮守である王子社跡も見つかった。北の鎮守の一つである稲荷社だけがまだ見つかっていない。これについては稿を改めて検討する予定である。

追記(2018.7.23):別稿で不明だった北の鎮守(当ブログでは西の鎮守)の稲荷社の場所について特定したのでその場所も加えた。また、泰衡妻が夫を弔うために建てたとの伝承が残る奥州市前沢区の月山神社(既に掲載している奥州市衣川区の月山神社とは別)も加えた。


伽羅之御所きゃらのごしょ
伽羅之御所跡三代秀衡、そして四代泰衡の私邸である「伽羅之御所」がこの付近にあったと考えられている。政庁であった柳之御所やなぎのごしょ平泉館ひらいずみのたち)が「首相官邸」だとすれば、この伽羅之御所は「首相公邸」に当たると言える。現在は、住宅地の一画にその旨を伝える案内板が設置されている。





無量光院むりょうこういん
WP_20180520_17_14_19_Rich世界遺産の構成遺産の一つ。三代秀衡が建立した寺院。宇治平等院鳳凰堂がモデルとされるが、それよりもさらに一回り大きかった。春、秋の彼岸近くには、無量光院の西方にある金鶏山きんけいさんの山頂に日が沈み、その夕日の光を後光として本尊の阿弥陀如来が浮かび上がる意匠だった。現在、その建物は失われたが、池を含む庭園が復元されている。写真中央に見えるのが金鶏山である。

追記(2018.6.26):写真を差し替えた。


白山妙理堂はくさんみょうりどう
白山妙理堂十一面観音を祀る。平泉には中央、東、南、西、北に鎮守社があったとされており、東には白山社と日吉社が鎮座していたとあることから、ここはその東の鎮守があった場所と推定されている。境内を囲む周辺の低地は、当時あった「鈴沢の池」の跡である。

追記(2018.6.26):現在は白山社のみだが、かつては日吉社も並び立っていたとされる。その日吉社だが、別の場所に移転していた可能性もある(後述)。


平泉町役場
平泉町役場案内板はないが、役場周辺からは大型の建物跡が出土していている。役場のすぐ北には幅20mという当時のメインストリートと思われる東西道路の遺構が出土し、役場から白山社(現在の白山妙理堂)までも幅10mの南北道路が確認されており、出土遺物からも「平泉館ひらいずみのたち」に準ずるような施設、あるいはかなり身分の高い者の邸宅があったと推定されている。



平泉中学校
平泉中学校平泉には、中央、東、南、西、北に鎮守社があったとされており、このうち西の鎮守として北野天神と共に金峯山きんぷせんが勧請されたという。この平泉中学校近くに金峯山社趾が残っているという話があったが、確認できなかった。なお、金鶏山が金峰山であるとする説もある。

追記(2018.6.26):今回分かったのだが、平泉中学校は移転して現在の地にあり、金峯山社趾が残っていたのは以前あった場所、現在平泉文化遺産センターのある場所である。ただし、現在の平泉中学校のすぐそばでも現在発掘調査が行われており、ここはここで何かあったようである。


龍玉寺りゅうぎょくじ
WP_20180410_09_15_04_Rich平泉中学校の南にある寺院。いずれ稿を改めて紹介する予定だが、北の鎮守の稲荷社の別当だった隆蔵寺りゅうぞうじが1875年(明治8年に)火災で全焼した後に移転して建立された後継寺である。(2018.6.26追加)

追記(2018.7.23):隆蔵寺と稲荷社については、「鎮守の稲荷社はどこだ?」で詳しく取り上げた。


観自在王院かんじざいおういん
観自在王院跡世界遺産の構成遺産の一つ。二代基衡の妻が建立した寺院。基衡が建立した毛越寺に隣接する。基衡の妻は、奥州藤原氏の前にこの地を支配した安倍氏の棟梁貞任の弟宗任の娘だったと伝わっている。毛越寺同様、浄土庭園を持ち、現在はそれが復元されて史跡公園となっている。元は基衡の居館で、基衡の死後、妻が夫の極楽往生を願って寺院に改修したという説がある。

追記(2018.6.26):上記で紹介した「基衡の死後、妻が」という説は成り立たないことに思い至った。基衡妻である安倍宗任の娘が亡くなったのは基衡よりも先である。それを嘆き悲しんだ基衡によって現在まで毛越寺に伝わる「哭き祭なきまつり」が生まれたとされる。尤も、安倍宗任の娘以外にも妻がいたのだとすれば、その矛盾は解消する。


毛越寺もうつうじ
毛越寺世界遺産の構成遺産の一つ。二代基衡が建立した寺院。往時には中尊寺を凌ぐ規模を誇ったという。全国で唯一、平安時代の浄土庭園が完璧な形で残り、国の特別史跡、特別名勝の二重指定を受けている。奥州藤原氏滅亡後、南北朝時代までに戦乱や野火などで建物は全て失われ、長らくこの浄土庭園だけが残っていたが、1989年(平成元年)に平安様式の新本堂が建立された。

追記(2018.6.26):特別史跡の指定名称は「毛越寺境内つけたり鎮守社跡」である。平泉の鎮守社跡のいくつかが毛越寺境内の飛び地として同じ特別史跡に指定されている。その件についてはいずれ稿を改めて検討したい。


平泉小学校
平泉小学校毛越寺の向かいにあり、三代秀衡の長男国衡の邸宅、国衡館くにひらだてがあったと伝わり、実際に建物跡も出土している。国衡は西木戸太郎と号し、その名の通り、平泉の南西端の関門の役割を果たしていたものと考えられる。毛越寺側からでは分からないが、平泉への入り口となる南側から見るとかなり高台にあることが分かる。なお、国衡館の南には三代秀衡の四男高衡(隆衡)の邸宅、高衡館たかひらだてがあったとされているが、場所はまだ特定されていない。なお、国衡館、高衡館のあった場所については、柳之御所の西側だという異論もある。


平泉町立幼稚園・平泉保育所
平泉町立幼稚園・保育所三代秀衡の長男国衡の居館である国衡館くにひらだてがあったとされる平泉小学校の南に隣接している。ひょっとすると国衡館の南にあったという三代秀衡の四男高衡(隆衡)の居館である高衡館たかひらだては、この辺りにあったのかもしれない。






柳之御所やなぎのごしょ遺跡
柳之御所遺跡世界遺産への追加登録を目指している遺跡。奥州藤原氏の政庁である「平泉館ひらいずみのたち」があった場所と比定されている。長らく、北上川に削られ失われたと考えられてきたが、国道4号線のバイパス工事で出土。遺跡の重要性を鑑みて保存が決定し、バイパスの方がルートを変更した。現在、史跡公園として整備が進んでいる。おびただしい数の出土品があり、それらは史跡公園に隣接する柳之御所資料館に収蔵されている。ちなみに、柳之御所という名称は、「幕府」と同じ意味の言葉「柳営りゅうえい」から取られたものという説がある。


高館義経堂たかだちぎけいどう
高館義経堂源義経の居館「高館」があった場所で、義経終焉の地とされている。義経の木像と、義経主従の慰霊塔がある。ただ、義経が襲撃されたのは藤原基成の居館「衣河館ころもがわのたち」とあり、衣河館は高館義経堂があった場所とは全く異なる場所にあったとされているので、この地が義経のいた場所であるという確証はない。北上川を見下ろし、束稲山を望む眺望は素晴らしい。

追記(2018.6.26):「衣河館」は、別に挙げている衣川を挟んで平泉の対岸、旧衣川村にある「接待館遺跡」だという説が大勢である。


卯の花清水うのはなしみず
卯の花清水高館義経堂たかだちぎけいどうの北側の入口近くにある湧水。松尾芭蕉と共に旅をした曽良が、源義経の老臣、十郎権頭兼房を偲んで詠んだ「卯の花に兼房見ゆる白毛かな」という句にちなんで名づけられた。残念ながら1993年(平成5年)の道路拡張工事の後、湧水は枯れてしまったが、曽良の句碑がある。




熊野三社くまのさんじゃ
熊野三社中央、東、南、西、北にあったという平泉の鎮守社のうち、北には今熊野と稲荷等社があったとされているが、この熊野三社がその今熊野であったとされている。熊野蔵王権現を祀り、子守社、勝手社という末社もあったという。ただし、元の熊野社が野火で焼失した安土桃山時代の1571年に花立山に移され、その後1891年(明治24年)に現在の平泉文化遺産センターのある場所に移され、さらに1954年(昭和29年)に現在の地に移された。焼失の際に持ち出された十一面観音掛仏は同社の宝物として保管されている。

追記(2018.6.26):「熊野三社」とはてっきり「本家」同様、熊野本宮、熊野新宮、熊野那智のことだと思っていたのだが、そうではなく、上で紹介した子守社、勝手社の末社が合祀されて「熊野三社」となったとのことである。


花立廃寺はなだてはいじ
花立廃寺跡金鶏山きんけいさんの東、平泉文化遺産センターに隣接している。礎石などが出土しており、ここに寺社があったことが窺える。平泉にあった中央、東、南、西、北の鎮守のうち、中央の惣社がこの花立廃寺だったのではないかという説がある。今は芝生の公園となっている。

追記(2018.6.26):確かにこの花立廃寺が惣社だという説もあるのだが、それよりもまず、ここは西の鎮守の一つである金峯山社の跡であるという説の方が強い。なお、文化庁の表記は「花館廃寺」だが、地元での表記や学会論文での表記はほとんどが「花立廃寺」なので、ここでは「花立廃寺」と記載する。

追記(2018.7.23):「平泉の鎮守社を探せ!」で書いたが、花立廃寺跡は、当ブログでは「西方鎮守」ではなく「北方鎮守」であったという立場を取っている。


平泉文化遺産センター
WP_20180520_15_09_17_Richかつて平泉中学校があった場所。今は見えないが、ここの玄関付近からはかつて礎石跡が出土している。花立廃寺と対をなすほどの規模のもので、五方鎮守のうちの中央惣社の跡でないかとする説もあり、当ブログでもその説を取っている。(2018.6.26追加)







花立溜池

WP_20180520_15_11_44_Rich熊野三社の一段下にある溜池。現在は溜池だが、奥州藤原氏時代には、花立廃寺と関係する浄土庭園だったのではないかとする説がある。(2018.6.26追加)








照井堰てるいぜき
照井堰三代秀衡の家臣としてその名が知られる照井太郎高春(高治とも)が築いたという、総延長64kmにも及ぶ堰。現在も1,000ha以上の水田に用水を供給している他、毛越寺の浄土庭園の大泉が池に注いで、曲水の宴の遣水の水源にもなっている。「疎水百選」に認定されている他、「世界かんがい施設遺産」にも登録されている。

追記(2018.6.26):平泉を歩いていると、そこかしこで「照井堰」に出くわして、その度に「ここもそうか」と驚かされる。












金鶏山きんけいさん
金鶏山世界遺産の構成遺産の一つ。標高98.6mの円錐形の山で、平泉のランドマーク的存在。三代秀衡が富士山に似せて一晩で築き、山頂に雌雄一対の黄金でできた鶏を埋めて平泉の鎮護としたという伝承や、子孫のために一万の漆の盃に黄金を載せて埋めたという伝承が残る。山頂からは大規模な経塚が発見され、信仰の対象であったことが窺える。5分ほどで山頂まで行ける。平泉にあった中央、東、南、西、北の鎮守のうち、西の鎮守の一WP_20180520_11_10_41_Richつとしてその名が登場する金峯山k(きんぷせんはこの金鶏山のことだとする説がある。また、熊野三社の由緒には「金峯山社はその中央総社なり」という説明がある。なお、金鶏山の読み方について平泉町、平泉観光協会は「きんけいさん」としているが、文化庁は「きんけいざん」としていて統一されていない。

追記(2018.6.26):写真を追加した。読み方については、地元の表記の方を優先させて、ここでは「きんけいさん」とした。


千手院せんじゅいん
千手院金鶏山きんけいさんの入り口近くにある寺院だが、現在は千手観音を祀った千手堂のみが残っている。詳しい由来は不明だが、千手堂内には本尊の千手観音の他、弁財天、「藤原三将軍」(初代清衡、二代基衡、三代秀衡か)の位牌、三代秀衡の木像、愛染明王、不動明王、道祖神が安置されているという。




源義経公妻子の墓
源義経公妻子の墓金鶏山きんけいさんの入り口近くにある。義経は四代泰衡に攻められた折、妻と幼い娘の命を奪った後、自害しているが、ここはその義経の妻子の墓と伝えられている。元は金鶏山の山麓にあったが、その後現在の場所に移されたという。






倉町くらまち遺跡
倉町遺跡毛越寺もうつうじ観自在王院かんじざいおういん跡の向かいにある。伝承の通り、大きな高床式の倉庫跡が出土している。奥大道を通ってくると突如として現れる、左手に浄土庭園と大伽藍を抱える毛越寺や観自在王院を望み、右手に見上げる高さの蔵がずらりと並んでいる光景はさぞや壮観だったことだろう。




道路側溝と塀跡
道路側溝と塀跡毛越寺もうつうじ観自在王院かんじざいおういん跡の前を東西に通る道路の遺構が出土している。幅は20mあり、当時のメインストリートだったとされている。道の両側には側溝が確認されており、ここはその南側の側溝である。同じ場所からは塀跡も出土している。大型の建物を囲んでいた塀とのことである。




稲荷社跡
WP_20180721_11_25_18_Rich_LI中央、東、南、西、北の五方鎮守のうち、西の鎮守である稲荷社があった場所については、「鎮守の稲荷社はどこだ?」で詳しく検討したが、現在のところ毛越地区の公葬地(共同墓地)下にある田地のどこかである可能性が高い。なお、稲荷社は一般に北の鎮守とされているが、当ブログでは西の鎮守であったという説を取っている(詳しくは「平泉の鎮守社を探せ!」を参照)。(2018.7.23追加)


北野天神社
WP_20180520_08_46_00_Rich中央、東、南、西、北の五方鎮守のうち、毛越寺の西、毛越けごし地区にあるこの北野天神社は、西の鎮守の一つとして挙げられている「北野天神」である。
案内板などがなく分かりづらいが、奥州藤原氏の時代からずっとこの地に祀られてきたようである。(2018.6.26追加)




照井道てるいのみち
WP_20180520_08_41_08_Rich北野天神社から白山社につながる小径を、地元の人たちは「照井道」と呼んでいるそうである。その名の通り、道の脇には「照井堰」が流れている。(2018.6.26追加)








白山社はくさんしゃ
WP_20180520_08_39_33_Rich北野天神社から「照井道」を辿っていくとすぐある。
白山妙理堂、中尊寺境内の白山神社、長島地区の白山神社以外にもこうしてひっそりと白山社があるところに、平泉における白山の影響力を窺い知ることができる。(2018.6.26追加)





自性院じしょういん
自性院奥州藤原氏時代にこの地にあって観音霊場として栄えた智覚院はその後、江戸時代初期に廃絶したが、1888年(明治21年)になって江刺の自性院をこの地に移すという形で再建された。聖観音を本尊とする。






伝勅使館でんちょくしたて
伝勅使○伊豆権現堂いずごんげんどう近くの空き地に、「伝勅使○」と書かれた木の柱が立っていた。○は文字が薄れて判読不能。勅使と来たら「館」か。勅使と聞いて思い起こすのは、源義経が兄頼朝に追われて平泉に逃れた後、三代秀衡は朝廷からの勅使を勅使館に招いて饗応し、館の外に一歩も出さずに帰したという話である。ここがその勅使館であれば、平泉の中心部からも離れ、確かに勅使は平泉の様子を少しも観察することができなかったに違いない。

追記(2018.6.26):平泉町立図書館で文献を調べたところ、「勅使館跡」の表記を見つけることができたので、伏字を「館」に替えた。


伊豆権現堂いずごんげんどう
伊豆権現堂三代秀衡が伊豆から勧請したと伝わる。伊豆権現と十一面観音を安置する。急な石段を2分くらい登ると本殿がある。入り口の説明には「高台からの眺めは素晴らしい」とあるが、実際には木々に囲まれて眺望は限定的である。






稲荷社
WP_20180615_16_27_26_Rich伊豆権現堂近くの宝積院という寺院の中にある稲荷社。五方鎮守のうちの北の鎮守の稲荷社か!と思いきや、この稲荷社が勧請されたのは江戸時代の文化文政年間とのことで、残念ながら無関係のようである。昔、北上川の洪水の折に流れ着いた観音も祀っているそうで、それにちなんで寄水観音堂と名付けられ、西磐井三十三観音霊場の一つともなっている。(2018.6.26追加)



鬘石かつらいし
鬘石奥州藤原氏とは直接関係のない遺跡。昔、この地方を治めていた悪路王あくろおうは、美しい娘がいると聞くとさらってきていたという。逃げ出した娘はすぐに捕まり、見せしめとして首を切り落とされ、太田川に流され、その首が下流のこの大きな岩に流れつき髪の毛を絡ませたということから、この巨石を「かつら石」と呼ぶようになったと言われている。



姫待瀧ひめまちのたき
姫待瀧奥州藤原氏とは直接関係のない遺跡。この地方を治めていたという悪路王あくろおうが、さらってきた姫が逃げ出した際、この滝で姫を待ち伏せしたと伝わっている場所である。







達谷伏見稲荷たっこくふしみいなり
WP_20180520_09_23_52_Rich平泉から達谷窟に向かう途中にある稲荷神社。追って別稿にて紹介するが、昭和に入ってから勧請された新しい稲荷神社だそうで、残念ながら奥州藤原氏時代の五方鎮守の一つ、北の鎮守の稲荷社とは無関係のようである。
なお、入口が極めて分かりづらい。(2018.6.26追加)




達谷窟たっこくのいわや
達谷窟世界遺産への追加登録を目指している遺跡。悪路王あくろおうが住んでいたという伝承がある。悪路王は一説には坂上田村麻呂と戦った蝦夷の首領阿弖流為あてるいのことだとする見方がある。悪路王を討った後、悪路王が籠った窟屋に田村麻呂が清水寺を模してこの毘沙門堂を建立したと伝わる。浄土庭園の跡が出土しており、平泉遺跡との関連も指摘されている。源義家が彫ったという北限の磨崖仏がある。初代清衡と二代目基衡が七堂伽藍を建立、基衡は薬師如来を奉納したという。


八坂神社やさかじんじゃ
八坂神社平泉には、中央、東、南、西、北に鎮守社があったとされており、南の鎮守として、祇園社と王子諸社が勧請されたとある。祇園地区にあるこの八坂神社が当時の祇園社であったと伝わる。南北朝時代に修験の僧都、良珍が再興を図り、江戸時代まで祇園宮と称されたが、明治8年に八坂神社と改称された。





王子社跡おうじしゃあと
WP_20180520_09_44_32_Rich上記八坂神社の国道4号線を挟んで向かいにある路地を50mほど入ったところにある。五方鎮守の一つ、南の鎮守の「王子諸社」の跡とされる。現在は小さな祠が2つ残っているだけであるが、祠の中には木造の神像が祀られている。(2018.6.26追加)





日吉神社ひよしじんじゃ
WP_20180520_10_18_00_Rich南の鎮守である八坂神社、王子社跡よりもさらに南の大佐地区にある。「藤原朝臣清衡公時代、五方鎮守の一社とし、南方の守護神として嘉祥年中滋賀県滋賀郡坂本に鎮座する本宮より分祠し、現在地に奉鎮せるものである」との伝承が残っている。なお、嘉祥は848〜851年で清衡の時代と合わないので、嘉保(1094〜1095年)か嘉承(1106〜1107年)の誤りだと思われる。五方鎮守のうち、東の鎮守の一つである日吉社が何らかの理由でここに移された可能性がある。
別当である木村氏宅を通らないと行けないので、必ず一声掛けてから参拝すること。どちらにせよ、行き方を教えていただかないとまず行けない。(2018.6.26追加)


武蔵坊弁慶大墓碑
武蔵坊弁慶大墓碑中尊寺の入口付近にある、源義経の忠臣、武蔵坊弁慶の墓と伝わる場所。中尊寺の僧素鳥が詠んだ「色かえぬ 松のあるじや 武蔵坊」の句碑があり、その句の通り、大きな松が立っている。







赤堂稲荷大明神あかどういなりだいみょうじん
赤堂稲荷大明神中尊寺がある丘陵にある。旧国道4号線沿いにある大きな鳥居はかなり目立ち、離れている東北本線からもよく見える。しかし、縁起に関する説明がないので詳しい成り立ちは不明。鳥居をくぐって急な階段を登っていくとまず拝殿があり、さらに登るとその名の通り、朱塗りの本殿がある。中央、東、南、西、北にあった平泉の鎮守社のうち、北には今熊野と稲荷等社があったとあるが、この赤堂稲荷大明神がその稲荷等社なのかどうかは不明。

追記(2018.6.26):稲荷社については別稿で論じる予定だが、中尊寺に尋ねたところ、この赤堂稲荷大明神の前身とされる「閼伽堂あかどう」の存在は中世まで遡れるものの、現在の赤堂稲荷大明神自身は明治4年の建立とのことで、どうやら北の鎮守の稲荷社とは無関係のようである。


中尊寺ちゅうそんじ
中尊寺世界遺産の構成遺産の一つ。初代清衡が建立した寺院。清衡が整備した、東北の北端外ヶ浜(青森市)と南端白河関(福島県白河市)を結ぶ幹線道路、奥大道おくだいどうのちょうど中間地点に建っている。中尊寺建立供養願文には、戦乱で多くの人が亡くなった東北をそのままこの世の浄土としたいという清衡の思いが示されている。清衡が安置したという「丈六皆金色の釈迦如来」と同じ本尊が、2013年(平成25年)に現在の本堂に安置された。


金色堂こんじきどう
金色堂中尊寺ちゅうそんじの中にある、唯一無二の皆金色の阿弥陀堂。日本の国宝第一号だった。皆金色は仏の住む浄土を表したもので、全面に金箔が押された以外にも、南洋の夜光貝を用いた螺鈿細工、象牙や宝石による装飾など、当時の芸術工芸の粋を極めた造形が施されている。初代清衡、二代基衡、三代秀衡の遺体と、四代泰衡の首級が収められ、葬堂としての性格も持つ。四代に亘る遺体がそのまま保存されている例は世界的にも極めて珍しいとされる。


白山神社はくさんじんじゃ
白山神社中尊寺ちゅうそんじの開祖と伝わる慈覚大師が加賀の白山から勧請したという、中尊寺の敷地内にある神社。境内にある能楽堂は国の重要文化財に指定されている。現在も薪能などが奉納されている。







源義経衣川古戦場碑
WP_20180520_15_37_46_Rich平泉文化史館の敷地内にある、衣川の合戦の場所を伝える碑。ただ、義経の居館が高館にあるという前提での比定地であるので、実際にはここではない可能性が高い。建物の中からは「弁慶立往生跡」も見える。(2018.6.26追加)






接待館せったいだて
接待館跡中尊寺の対岸の衣川沿いにある。三代秀衡の母親がここで道行く旅人をもてなしたという伝承があり、この名がある。かなり大規模な邸宅跡が出土しており、柳之御所やなぎのごしょ遺跡と同様に大量のかわらけなども出土していることから、柳之御所と同等の重要な施設であったことが窺える。三代秀衡の正妻の父で、京の摂関家藤原氏に連なる藤原基成の居館「衣河舘ころもがわのたち」の跡ではないかという説もある。写真中央右寄りに見えるのが月山である。


衣の関道ころものせきみち
衣の関道初代清衡が北は外が浜(青森市)から南は白河関(福島県白河市)まで整備した当時の「東北縦貫道」である奥大道おくだいどうは、平泉では中尊寺の境内を通すようにしていた。これに伴って、衣河関ころもがわのせきも安倍氏時代に難攻不落と言われた場所から、中尊寺の北側で衣川を渡る手前に移されたという。その新しい衣川関から衣川を越えて北上する道の通称が衣の関道だとされる。


七日市場なぬかいちば
七日市場跡その名の通り、奥州藤原氏の時代に毎月七日、十七日、二十七日と七のつく日に市が立ったという伝承がある地。平泉の市街地内で最も繁昌した市場になったという。







神明神社しんめいじんじゃ関の神明せきのしんめい
神明神社(関の神明)初代清衡が七日市場なぬかいちば地区内の衣の関道ころものせきみちわきに伊勢大神宮を勧請し、神明神社として地区民の信仰を集めたという。衣川関の近くにあったことから「関の神明」と称された。ただ、清衡は平泉開府に当たり、天皇家の祭神である伊勢、摂関家藤原氏の祭神である春日、鎮護国家の軍神で源氏の祭神でもある八幡、蝦夷征伐の神として祭られてきた鹿島・香取などを注意深く排除し、一切勧請していないため、その清衡が伊勢大神宮を勧請したという伝承については疑問を感じる。


渕端諏訪大明神社ふちはたすわだいみょうじんしゃ旗鉾神社はたほこじんじゃ
渕端諏訪大明神社(旗鉾神社)かつてこの地を本拠とした安倍氏の棟梁、安倍頼時が兵器を祀って鎮護の神と崇めたという。その後、この地に住んだ三代秀衡の三男忠衡が再興し、自身の守り本尊である魚籃観音を祀ったと言われている。






並木屋敷なみきやしき
並木屋敷奥州藤原氏とは直接関係がないが、その前の時代にここ衣川を本拠とした安倍頼時が政庁を構えたとされる場所。安倍氏を滅ぼしてその後陸奥、出羽を治めた清原氏も三代に亘ってこの地を政庁、もしくは居館としたと伝えられている。清原氏の時代には衣川柵ころもがわのさくと呼ばれていた。





泉三郎忠衡供養塔
泉三郎忠衡供養塔泉ヶ城いずみがじょうのある土地の高台にある三代秀衡の三男忠衡の供養塔。現在この地に住んでいる葛西さんが個人で建てた。供養塔のある一帯は葛西さんの私有地である。







泉ヶ城いずみがじょう
泉ヶ城三代秀衡の三男忠衡の居館だったと伝わる。平泉の北端に位置し、南端の国衡館くにひらだて高衡館たかひらだてと共に、平泉への関門となっていたと考えられる。衣川に囲まれた天然の要害で、現在も狭い橋が一本あるだけなので、車では行きにくい。橋を渡って少し行ったところに、「泉ヶ城」と刻まれたこの地に住む葛西さんが建てた小さな石碑がある。なお、忠衡の実際の居館については、柳之御所の南の泉屋いずみや遺跡の辺りとする説もある。


琵琶館びわだて成道舘なりみちだて
琵琶館(成道舘)跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、その前の時代にこの地を治めた安倍氏の棟梁貞任の庶兄成道の居館だったとされる場所。衣川が琵琶の形に流れているのでこの名があるという。







小松館こまつだて
小松館跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、安倍氏の棟梁貞任の叔父の僧、良照の居館であったと伝えられる場所。前九年の役の際、ここで源頼義と清原武則の連合軍を迎え撃ったとされる。







衣河関ころもがわのせき
衣河関跡奥州藤原氏よりも前の安倍氏の時代に、蝦夷の領域と朝廷の領域との境にあった関所である衣河関があった地とされる。眼前を流れる衣川の両岸が断崖絶壁となっており、「封じれば誰も破ることができない」と言われた天然の要害。現在はその上を、橋を渡して東北自動車道が通っている。奥州藤原氏の時代にはこの衣河関はここから東の中尊寺ちゅうそんじ寄りに移された。


荒沢神社あらさわじんじゃ
荒沢神社月山神社がっさんじんじゃの参道の入り口付近にある神社。月山神社はかつて女人禁制だったが、この荒沢神社は女性も参拝できたという。








月山神社がっさんじんじゃ
月山神社衣川を挟んで中尊寺ちゅうそんじの対岸にある円錐形の山、月山の山頂にある神社。かつては中尊寺の奥の院として大いに栄えたという。山頂に着いて鳥居の正面に目に入るのは拝殿であるが、実はその裏にさらに本殿がある。月山の山頂に向かうルートは、東側の麓にある三峯神社みつみねじんじゃから登る道と、北側の麓にある月山神社の鳥居をくぐって登る道の2つがあるが、どちらも山頂までは10分ほどで行けWP_20180520_15_57_54_Richる。三峯神社から登る道の途中には、風光明媚なスポットがある。

追記(2018.6.26):写真を追加した。








和我叡登挙神社わかえとのじんじゃ
和我叡登挙神社月山の山頂にある月山神社がっさんじんじゃの拝殿の奥にある本殿の前に何気なく巨石があるが、それが実は和我叡登挙神社である。東北の土着の神と言われる荒覇吐あらはばき荒吐あらばきとも)の神を祀っている。東北で拝殿を持たない巨石を祀った神社は概ね荒覇吐神を祀ったものであるが、中尊寺の奥の院として栄えた月山神社と同じ敷地に荒覇吐神を祀った神社があるのは興味深い。奥州藤原氏の仏教文化が実は東北古来の神とも結びついていた証左とも取れる。


三峯神社みつみねじんじゃ
三峯神社月山の麓にある神社。源頼義、義家が前九年の役で安倍氏に苦戦していた折、日本武尊が東夷征討に際して武州三峰山に登って諾冊二尊を奉祀したという故事にあやかって陣中で諾冊二尊を奉祀し、安倍氏を討った後に祠を立てたという。江戸時代の享保元年に埼玉の秩父にある三峰神社から改めて分霊が勧請された。




館跡たてあと
館跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、奥州藤原氏の前にこの地を治めていた安倍頼時とその子貞任の居館跡と伝えられている。以前は上衣川にある「安倍館あべたて」を本拠としていたが、頼時の代にこの地に本拠を移したという。






長者ヶ原廃寺ちょうじゃがはらはいじ
長者ヶ原廃寺跡世界遺産への追加登録を目指している遺跡。源義経を奥州藤原氏の下に案内した金売り吉次の邸宅跡という伝承があり、「長者ヶ原」の名があるが、発掘調査の結果、寺院跡であることが判明した。奥州藤原氏の時代には既に廃寺となっていたと考えられており、奥州藤原氏よりも前にこの地域を支配した安倍氏に関連した寺院とされている。ただ、この場所から見る夕日は春と秋の彼岸の日にはちょうど月山山頂に沈むと言い、後の無量光院むりょうこういんの意匠の参考にされた可能性がある。


室の樹跡むろのきあと
WP_20180520_16_35_42_Rich奥州藤原氏(秀衡、あるいは秀衡の母親とも)が御室御所みむろごしょの庭木をこの地に移し替えて庭園を造ったため、この名で呼ばれている。
平泉に逃れてきた源義経主従がここにあった屋敷に居住したという伝承もある。
今は春の桜がきれいである。(2018.6.27追加)






九輪搭くりんとう
九輪搭跡初代清衡が母方の祖父であり、かつてこの地を治めた安倍頼時を供養するために九輪塔を建てたと伝わる地。この一帯は今も九輪堂という地名である。清衡は九輪塔の周辺を園地として整備し、大きな池と2つの築山をつくったとされる。残念ながらそれらは現在は失われているが、地元の人が築いた安倍一族の鎮魂碑がある。



瀬原古戦場せはらこせんじょう
瀬原古戦場跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、安倍氏が源氏と戦った前九年の役の際、安倍氏がこの地で、対する源氏をあえて本陣におびき寄せる作戦を立てて源氏に大損害を与えたと伝えられる古戦場である。







向館むかいだて
WP_20180520_16_48_26_Pro奥州藤原氏とは直接関係ないが、安倍氏の一族で前九年の役の折に安倍氏を裏切った安倍富忠の屋敷跡と伝えられる。(2018.6.26追加)









北館遺跡きただていせき
WP_20180520_17_02_23_Rich奥州藤原氏とは直接関係がないが、その前の安倍氏一族の居館の一つと伝えられる。西暦1300年頃に南蘇坊なんそぼうという行脚僧が植えたと伝わる一本桜はも毎春見事な花を咲かせる。(2018.6.26追加)







月山神社
WP_20180722_16_31_49_Rich_LI奥州市前沢区生母にある、奥州市衣川区の月山神社とは別の月山神社。四代泰衡の妻が、非業の死を遂げた夫を弔うために、羽黒派修験者の法印継清に命じて勧請させたという伝承が残る。元々経塚山にあったが、1878年(明治10年)に現在の地に遷座したという。元の神社は「奥の院」として今も京塚山に残る。(2018.7.23追加)



2018年04月06日

東北各地のビールイベント2018年版(※11/6更新)〜東北で地ビールが飲める店 番外編その37

170820-165323 2018年も東北各地で開催されるビールイベントが多数ある。昨年、「来年からは年末年始の休みに取り組まないと間に合わなさそうである」などと書いておきながら、はや4月である(汗)。取り急ぎ今後開催されるビールが関係するイベントについて、例によって県ごとにリストアップしてみる。今のところ開催日程などが未定のイベントも多いが、分かり次第追記していく。タイトル欄に更新日を記載していくが、その更新日の日付が記載されていて「追加」または「修正」とあるイベントが更新されたものである。


 仙台市内 

(終了)デリリウムお花見2018IN榴ヶ岡公園
日時:2018年4月11日(水)19:00〜21:30
場所:榴岡公園(仙台市宮城野区五輪1丁目)

昨年から開催されている「デリリウムカフェ仙台」のお花見イベント。ベルギービール10種類が飲み放題で軽食もつく。参加費は税込で当日2,500円、前売りはグラス無し2,000円、グラス付2,500円。


(終了)あきうクラフトフェア「手ん店」
日時:2018年4月14日(土)10:00〜17:00、15日(日)10:00〜16:00
場所:あきう・木の家ロッジ村(仙台市太白区秋保湯本字馬乙2-1)

秋保温泉にあるロッジ村を仮想店舗に見立てて、クラフトやフードのお店が軒を連ねるイベント。3回目となる今年はクラフト88店、フード24店が集まる。森民酒造のブースで、「穀町エール」が樽生で飲める。


(終了)ゴールデンウィーク餃子フェア

日時:2018年5月4日(金祝)〜6日(日)
場所:楽天生命パーク宮城 スタジアム正面広場(仙台市宮城野区宮城野2-11-6、TEL022-298-5300)

昨年は「ご当地ビール」と全国の餃子が食べられるイベントだったが、今年は餃子店のみの出店となるようである。東北六県の地ビール醸造所とタイアップして今年から6種類に増えた「イーグルスビール」を買って飲むのがよいかもしれない。今年も全国の餃子店6店が出店する。(2018.4.27修正)


(終了)藤崎ビアガーデン2018
日時:2018年5月15日(火)〜9月17日(月)16:00〜21:30
場所:藤崎本館屋上(仙台市青葉区一番町3-2-17、TEL022-261-5111(6662))

毎年開催されている恒例のビアガーデン。和・洋・中・イタリアンなど40種超のフードメニューがある。昨年はオリオンやスーパードライに加えて、ステラアルトワ、ヒューガルデン、レフ・ブロンド、バスペールエールも飲み放題に加わったが、今年はそのアナウンスがない。食べ放題・飲み放題90分で税込3,500円(小学生〜19歳税込1,800円、未就学児無料)だが、月〜金曜日は17:00までのスタートで税込3,200円、20:00以降にスタートでも税込3,200円である。藤崎で購入した酒類の持ち込みも可能である。(2018.5.6修正)


(終了)2018三越本館屋上ビアガーデン
日時:2018年6月1日(金)〜9月9日(日)
場所:仙台三越本館屋上(仙台市青葉区一番町4-8-15、TEL022-221-5359)

毎年開催されている恒例のビアガーデン。今年も揚げ物などの定番料理や、東北や世界の料理がビュッフェ形式で食べ放題である。ビールはスーパードライのみだが、プラス300円でベルビュー・クリーク、バス・ペールエール、レーベンブロイに、今年からグロールシュのプレミアム・ヴァイツェンも飲み放題となる。今年は飲み放題・食べ放題2時間3,600円(小学生1,900円)で、フリータイム営業(営業時間内無制限)が4,000円(小学生2,100円)、アーリータイム割引(5・6月17:00〜18:30、7・8・9月16:00〜17:30)とレイトタイム割引(7・8・9月20:30〜22:00)が90分2,600円(小学生1,300円)である。今年は例年より遅く、6月1日からの開始となった。(2018.6.5修正)


(終了)仙台青葉まつり「杜の市」
日時:2018年5月19日(土)11:00〜21:00、20日(日)11:00〜18:00
場所:勾当台公園市民広場(仙台市青葉区国分町3丁目7)

仙台青葉まつりに合わせて、勾当台公園市民広場では、「旬の食材を自分で調理し振る舞うのがおもてなしの心とする」と言ったと伝えられる伊達政宗にちなんで、旧伊達藩の市町村の美味しい食べ物が味わえる「杜の市」が開催される。今年も一関市のブースではいわて蔵ビールの樽生が、大崎市のブースでは鳴子ブルワリーの鳴子の風の樽生が、あきた芸術村のブースでは田沢湖ビールの樽生が飲める。場所は不明だがみちのく福島路ビールも飲めるそうである。東北楽天ゴールデンイーグルスも出店するので、今年から東北6社の6種類となった「イーグルスビール」も飲めるかもしれない。(2018.4.27修正)


日本縦断クラフトビールフェア

日時:2018年6月15日(金)〜
場所:癒.酒.屋わおん(仙台市青葉区中央3-3-18新庄ビルB1、TEL022-722-0560)

毎年恒例のイベント。店主の石川さんが厳選した地ビールが飲める。今年は例年の倍の全国40種類の地ビールが瓶で揃う。(2018.6.18修正)


(終了)世界のビールと肉まつり
日時:2018年6月12日(火)〜15日(金)15:00〜21:00、16日(土)11:00〜18:00、17日(日)10:00〜17:00
場所:楽天生命パーク宮城 スタジアム正面広場(仙台市宮城野区宮城野2-11-6、TEL022-298-5300)

世界のビールの樽生と瓶、それに世界の肉料理が楽しめるイベント。今年も交流戦のホーム戦に合わせて上記の日程で開催される。今年は約90種類のビールが楽しめ、肉料理も6店舗出店するそうである。(2018.6.4修正)


(終了)東北オクトーバーフェスト2018
日時:2018年6月29日(金)〜7月8日(日)16:00〜21:00(土日祝は11:00〜21:00)
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)

仙台で毎年2回あるオクトーバーフェストのうちの1回目。9月のオクトーバーフェストと比べるとこちらはドイツビールの種類が豊富で、「日本初上陸」のビールなども並んだりする。


(終了)恩返しチャリティーイベント(西日本豪雨)
日時:2018年7月26日(木)17:00〜22:00
場所:グッドビアマーケット・エン晩翠通り店(仙台市青葉区国分町2-8-12国分町Kビル5F、TEL022-224-6511)

 西日本豪雨災害を受けて、東日本大震災で受けた支援の恩返しとして、いわて蔵ビールの佐藤航社長が呼び掛けて東北の地ビール7社がビール樽を提供、販売されたビールの金額全額を西日本豪雨被災地に支援金として寄付するイベント。先の熊本地震の際にも航社長の呼び掛けで同様のイベントが実施された。(2018.7.23追加)


(終了)ハブの日
日時:2018年8月2日(木)16:00〜24:00
場所:HUB仙台名掛丁店(仙台市青葉区中央1-7-6西原ビル1F、TEL022-722-8682)、HUB仙台一番町四丁目店(仙台市青葉区一番町4-4-33トレンドビル1F、TEL022-217-8682)

2月8日は「裏ハブの日」で、8月2日は「ハブの日」。どちらも、全てのドリンクが終日半額となる。看板の「ハブエール」はすぐなくなるので飲みたい人は早めの来店がおススメである。(2018.7.28修正)


(終了)SUMMER BEER NIGHT 2018
日時:2018年8月6日(月)〜10日(金)18:00〜20:45
場所:ホテルメトロポリタン仙台4F グランドボールルームSENDAI

スペシャルライブを聴きながら、ビールと料理を楽しむイベント。料金は8,000円で料理のチケットが4枚渡され、和食、フランス料理、中華料理の中で好きなものを選べる。ドリンクは飲み放題で、「プレミアム生ビール」の表記があるが、銘柄等については不明。(2018.7.28修正)


(終了)
仙台七夕まつり
日時:2018年8月6日(月)〜8日(水)10:00〜21:00
場所:勾当台公園 いこいのゾーン

東北三大夏祭りの一つ「仙台七夕まつり」で、今年は勾当台公園いこいのゾーンにやくらいビールとサンクトガーレンが出店している。(2018.8.6修正)


(終了)ブリュッセルベルギービールセッション in 仙台

日時:2018年8月17日(金)16:00-22:00、18日(土)14:00-22:00、19日(日)14:00-21:00
場所:ブラッスリーロイド(仙台市青葉区大町2-14-11 Fast Stage I 2F、TEL022-797-2246)

「年に1度、仙台でベルギービールをもっとカジュアルに楽しめる日を」コンセプトに3日間で120種類のベルギービールを愉しめる、今年初開催のイベント。前売り券は2,500円で、ビール250ml×4杯チケットにベルジャンフリッツがつく。当日券は2枚チケットが1,300円、4枚チケットが2,500円である。フードはキャッシュオンデリバリーで提供される。(2018.8.4追加)


(終了)
ENN創業7周年フェスティバル《7th FOUNDED FESTIVAL》
日時:2018年8月19日(日)15:00〜22:00
場所:グッドビアマーケット・エン一番町店(仙台市青葉区国分町1-6-1ルナパーク一番町ビルB1F、TEL022-762-7703)、グッドビアマーケット・エン晩翠通り店(仙台市青葉区国分町2-8-12国分町Kビル5F、TEL022-224-6511)

仙台市内でグッドビアマーケット・エンを2店舗展開するENN株式会社の7周年を記念して開催されるイベント。前売り5,000円、当日5,500円で、両店舗で合わせて11種類の樽生ビールが最大7時間飲み放題となる。おつまみ、オードブルも付くが、フードの持ち込みも可である。(2018.7.28追加)


(終了)第2回仙台クラフトビールフェスティバル
日時:2018年8月31日(金)16:00〜21:00、9月1日(土)11:00〜21:00、2日(日)11:00〜20:00
場所:勾当台公園いこいのゾーン(仙台市青葉区本町3丁目9-2)

仙台で初めてのクラフトビールを前面に出したイベント。東北の10醸造所が出店する他、東北の醸造所と西日本豪雨の被災県の醸造所のビールも提供される。また、仙台の飲食店がビールに合うフードを提供する。当初、錦町公園と記載していたが、その後変更があったようで、勾当台公園のいこいゾーン(県庁のある側)での開催となっているので気を付けていただきたい。(2018.8.25修正)


(終了)EKITUZI STATION ビアガーデン
日時:〜2018年9月30日(日)まで
場所:EKITUZI(エキツジ)(仙台市宮城野区榴岡1-1-1)

 「食と遊びで未来を志向する実験広場」である「EKITUZI」で9月末まで開催しているビアガーデン。「縁側」テイクアウト窓口でリストバンドを購入すると、料理8品つきで2時間飲み放題¥3,900(税別)で屋外ビアガーデンが楽しめ、+500円でクラフトビール8種も飲み放題となる。(2018.9.12追加)


日時:2018年9月13日(木)〜24日(月祝)16:00〜21:00(土日祝は11:00〜21:00)
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)

仙台で年2回開催されるオクトーバーフェストの「後半戦」。全体的な規模はこちらの方が大きく、昨年は10醸造所のドイツビールに加えて、東北の7醸造所の地ビールも飲め、地元飲食店のフードも楽しめた。(2018.7.28修正)


(終了)泉マルシェ2018
日時:2018年9月22日(土)10:00〜17:00
場所:泉中央ペデストリアンデッキ

ヨーロッパの朝市“Marche(マルシェ)”をテーマにしたイベント。産直・西洋野菜やアンティーク雑貨、フードやドリンクなど約150店舗が出店。海外のビールやクラフトビールを手掛ける店が出店するとそれらが味わえる。今年は9月22日(土)の開催が決まった。(2018.7.28修正)


(終了)二日食堂
日時:2018年9月29日(土)、30日(日)11:00〜20:00
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)

昨年まで「仙台フードコンベンション」として、宮城県内の飲食店と南東北3県の生産者がブース出展し、投票によってグランプリを決定するというイベントが今年は「二日食堂」と銘打ってモデルチェンジするようである。内容は現段階で不明だが、キリンビールが関わることから、クラフトビールなども飲めるのではないかと期待される。(2018.7.28修正)


(終了)クラフトビールトークイベント "SENDAI CRAFTALK"
日時:2018年10月13日(土)14:15〜16:15
場所:jam(johzenji atelier meets) (仙台市青葉区国分町3-10-30永瀬ビル2F)

ベアレン醸造所の嶌田洋一氏と「飲んべえアイドル」今野亜美氏によるクラフトビールに関するトークイベント。主催は全力アソビプロジェクト。参加費は5,000円で、ベアレンビール2種と軽食が付く。(2018.10.1追加)


日時:2018年10月20日(土)、21日(日)10:00〜16:00
場所:宮城県庁1階、県庁前駐車場、勾当台公園、市民広場

昨年で18回目を迎えた、ふるさと宮城の素晴らしい「味(み)や技(ぎ)」を「まるごと」楽しめる秋の恒例イベント。今年も昨年同様、やくらいビールなど宮城県内の地ビールも出店するものと思われる。(2018.9.28修正)


みなみ北海道・北東北食旅フェスタin仙台
日時:2018年11月17日(土)10:00〜16:00、18日(日)10:00〜15:00
場所:勾当台公園 市民広場(仙台市青葉区国分町3丁目7)

函館など南北海道と北東北三県の観光PRや物産の展示販売が行われるイベント。函館の地ビールや秋田のあくらビールなどが出店した年もあったが、今年の内容は不明。(2018.11.6修正)


(未定)紅白ビア合戦2018
日時:未定
場所:CRAFT BEER MARKET 仙台国分町店(仙台市青葉区国分町2-1-12瀬戸勝ビル1F、TEL022-796-6366)

昨年12月28日にクラフトビアマーケット仙台国分町店の2周年記念で開催されたイベント。当日はビールがグラス390円、パイント690円となる他、ラムチョップグリルが1本390円、肉盛スペシャルが半額の1,490円となった。今年も何らかの周年イベントは開催されるものと思われる。


 宮城県内

(終了)第216回鹿島台互市
日時:2018年4月10日(火)〜12日(木)9:00〜16:00
場所:JR鹿島台駅前商店街

藩政時代の物々交換が始まりといわれ、東北各地で行われる互市(たがいち)。その中でも最大の規模と言われるのが大崎市鹿島台のJR鹿島台駅前商店街で春と秋に行われる鹿島台互市である。明治43年以来、今年で109年目、実に216回目の開催である。当日は200店以上の出店があるが、例年「やくらいビール」が出店し、樽生ビールが飲める。秋は11月10日(土)〜12日(月)に開催される。


(終了)だらだら呑み会「馬・鹿・vacca」
日時:2018年8月5日(日)13:00〜16:00
場所:TAVERNA JIRO(塩竈市海岸通り8-10、TEL022-385-6609) 

本塩釜駅近くにあるイタリアンの名店「TAVERNA JIRO」で時折開催されるイベント。毎回、オーナーシェフ自慢の料理に、地ビール飲み放題が加わる。今回の内容は今のところ不明だが、「馬・鹿・vacca」とあるので、馬肉と鹿肉の料理が出されるのかもしれない。ビールの銘柄も不明だが、フリードリンクで会費は3,500円である。(2018.7.12修正)


(終了)第29回活き活き田園フェスティバル
日時:2018年6月9日(土)13:45〜21:00、10日(日)9:00〜15:10
場所:美里町野外活動施設、美里町南郷庁舎前広場ほか

美里町南郷地域で毎年行われている、町の産業と農村文化を考え、発信するイベント。「長ぐつ飛ばし大会」が目玉イベントだが、今年は町内産の小麦を使った地ビール「ビアミーモ 美」の試飲ができる。2日間で200杯分が用意されるとのことである。(2018.5.30追加)


(終了)おおさき食楽まつり

日時:2018年6月16日(土)、17日(日)
場所:鳴子峡レストハウス特設会場(大崎市鳴子温泉星沼13-5、TEL0229-87-2050)

鳴子峡を会場に行われるご当地グルメの祭典。昨年は6月17日、18日に開催され、50を超える出展者があった。その中に地発泡酒「鳴子の風」を醸造する株式会社オニコウベもあり、当日は「鳴子の風」が樽生で飲めた他、そばがき汁、牛ステーキ、筍ごはんが味わえた。パンフレットに記載はないが、ホテルオニコウベも後援しているので、今年も「鳴子の風」は飲めるものと思われる。(2018.5.8修正)


(終了)多賀城ビアサミット2018
日時:2018年7月13日(金)17:00〜20:00、14日(土)・15日(日)11:00〜20:00
場所:JR多賀城駅 南口 駅前公園

多賀城駅前で一昨年から開催されているビールイベントである。ビールはキリンがメインだが、昨年からキリンと関わりのあるブルックリンラガーとよなよなエールも飲めるようになった。600円のビール2杯とおつまみプレート1皿、オリジナルスタジアムクッションがセットになった前売りチケットは2,000円であった。今年も同様の内容と思われる。(2018.5.8修正)


日時:2018年6月29日(金)〜8月4日(土)の毎週金曜日・土曜日17:30〜21:00LO
場所:みちのく古川食の蔵 醸室(かむろ)(大崎市古川七日町3-10、TEL0229-21-1020)

毎年6月末から8月上旬の金曜と土曜に開催される恒例の夏祭企画。7枚綴りの当日券は3,000円で500円分(1杯分)得になっている。毎年地ビール(発泡酒)の「鳴子の風」も飲める。(2018.7.2修正)


(終了)バーベQビアーガーデン
日時:2018年7月13日(金)〜10月31日(水)の金曜17:00〜21:00・土曜11:00〜14:00
場所:仙南シンケンファクトリー 屋外テント(角田市角田流197-4、TEL0224-61-1150)

普段予約を除いて昼間しか営業していない仙南シンケンファクトリーだが、7月中旬から8月末までの金曜日と土曜日には屋外にビアガーデンが設置され、夜間の営業も行われる。今年は金曜夜と土曜昼に、バーベQとセットのプランで開催される。仙南クラフトビールのピルスナー、ヴァイツェン、それに「シークレット」の3種が90分飲み放題で、JAPANXポーク300gのバーベQがついたプランが2,980円、JAPANXポークとUSビーフ合わせて300gのバーベQがついたプランが3,980円である(どちらも野菜各種、おにぎり付き)。なお上記日程以外も予約で対応可である。(2018.7.9修正)


(終了)白浜海水浴場 復活祭 カンパイビールフェス
日時:2018年8月12日(日)11:00〜15:00
場所:石巻市北上町十三浜字白浜 白浜海水浴場

日本で唯一の「ビール神社」がある白浜地区にあり、今年から本格再開される白浜海水浴場で初開催されるビールイベント。
当日は「石巻日和」「穀町ビール」「やくらいビール」「巻風エール」という、宮城県内の4つの地ビールが飲める。十三浜の各種海鮮焼きやアメリカンハンバーガーなどの飲食ブースも登場する他、ステージイベントも開催される。(2018.7.31追加)


(終了)
ふるさと花火 in 長沼
日時:2018年8月13日(月)19:00〜
場所:長沼フートピア公園(登米市迫町北方字天形161-84、TEL0220-22-7600)

年一回開催される長沼の花火大会に今年は登米市のビアバー「Fillmore」が出店するので、会場では海外のビールやクラフトビールが飲めるはずである。(2018.8.4追加)


日時:2018年8月25日(土)10:30〜20:30
場所:東松島市商工会前ほか

 毎年8月の第4土曜日に開催されている夏祭り。会場で、東松島市で栽培されている「希望の大麦」を使ってやくらいビールが造っている「グランドホープ」の第2弾のビールが紹介され、飲める予定となっている。(2018.7.2修正)


(終了)かくだ酒まつり
日時:2018年8月25日(土)
場所:仙南シンケンファクトリー(角田氏角田字流197-4、TEL0224-61-1150)

 角田産梅のオリジナル梅酒、角田の地酒、そして仙南クラフトビールが一堂に会するイベントで、昨年は11月4日に開催されたが、今年は8月の開催だった。今年は東北の地ビール12種も揃ったそうである。「かくだきき酒3酒競技会」参加費と飲み物引換券5枚がセットになった参加費が当日2,500円、前売り2,000円であった。(2018.8.30修正)


(終了)第33回やくらいべごっこまつり
日時:2018年9月9日(日)
場所:やくらい高原特設会場(加美郡加美町字味ケ袋薬莱原1-76)※雨天時は小野田文化会館(加美郡加美町中原南105)

加美町産和牛の焼き肉が味わえるイベント。昨年同様、加美町産牛肉、野菜、タレがセットになった当日券は2,500円、前売り券は2,000円、3名グループ券5,500円、6名グループ券10,000円であった。今年はやくらいビールの割引券が発行される。(2018.8.28修正)


(未定)宮城地ビールフェス 2018
日時:未定
場所:仙南シンケンファクトリー(角田市角田字流197-4、TEL0224-61-1150) 中庭パティオ

3年前は鳴子、一昨年は角田、昨年は松島で開催された、宮城県内4社の地ビール、やくらいビール、松島ビール、鳴子の風、仙南クラフトビールが一堂に会するイベント。昨年は10月14日、15日に開催された。今年の開催地、開催日程などは未定。


日時:2018年10月7日(日)10:00〜16:30
場所:齋理屋敷(伊具郡丸森町字町西25、TEL0224-72-6636)

「自転車と旅とアート」をテーマとしたイベント「マルベロ」が丸森町で昨年10月1日に初開催された。マーケットブースには今年も「アンバーロンド」が出店し、ヨーロッパの樽生ビールと瓶ビール、餃子が味わえる。(2018.9.28修正)


(終了)第217回鹿島台互市
日時:2018年11月10日(土)〜12日(月)9:00〜16:00
場所:JR鹿島台駅前商店街

藩政時代の物々交換が始まりといわれ、東北各地で行われる互市(たがいち)。その中でも最大の規模と言われるのが大崎市鹿島台のJR鹿島台駅前商店街で春と秋に行われる鹿島台互市である。春に続いて、明治43年以来、今年で109年目、217回目の開催である。当日は200店以上の出店があるが、例年「やくらいビール」が出店し、樽生ビールが飲める。今回は週末に重なるので一層人出が多そうである。春は毎年4月10日〜12日に開催される。(2018.5.19追加)


福島県内

日時:2018年4月8日(日)10:00〜16:00
場所:福島駅東口駅前通り、街なか広場前道路、パセオ通りパセナカミッセ

ハンドメイドブースと飲食ブースが並び、音楽コンサート、パフォーマンスなどが行われるイベント。今年は福島駅前通りリニューアル記念と銘打って開催される。中合1番館前ブースで、ビアフェスふくしま実行委員会が福島路ビールやブリュードッグのビールを提供する。ドイツソーセージや厚切りベーコンステーキなども食べられる。


(終了)アティ郡山屋上「ツインビアガーデン」
日時:2018年5月18日(金)〜8月31日(金)17:00〜23:00(土日祝は16:00〜23:00)
場所:アティ郡山屋上(郡山市駅前1-16-7、TEL024-932-1104)※受付は8F

郡山駅前のアティ郡山で開催される屋上ビアガーデンで、昨年から2店舗から選べる「ツインビアガーデン」となった。このうち、バーベキュースタイルで焼肉・ホルモン&ビュッフェ食べ放題の「焼肉ビアガーデン ビアビア」では、焼肉&ホルモン&ビュッフェ食べ放題(大人3,218円)に飲み放題A(2,138円)を選ぶと海外ビールやクラフトビールも飲み放題となる。もう一つの「ビアテラスしのや」では、野菜と海鮮のバーベキューと飲み放題がセットになったA.アルコールセット4,500円を選ぶと福島路ビールを含むアルコールが飲み放題である。なお、ビアテラスしのやのみ日曜定休である(翌月曜が祝日の場合は営業し月曜が定休となる)。(2018.5.16修正)


日時:2018年6月16日(土)12:00〜19:30
場所:会津山村道場うさぎの森オートキャンプ場(南会津郡南会津町糸沢西沢山3692-20、TEL0241-66-2108)

南会津で行われる年に一度の音楽祭で、飲食ブースや物販ブースも充実している。南会津町に今年できた地ビール醸造所「南会津マウンテンブルーイング」がオリジナルビール「大宴会エール」を醸造して当日会場で販売したとのことである。来年の備忘のために掲載。入場料は、早割4,500円、店舗販売割5,000円、前売り5,500円、当日6,500円で、当日受付で生徒手帳・学生証を提示すると1,000円キャッシュバック、中学生以下と65歳以上入場無料であった。(2018.7.4追加)


(終了)第5回会津高原チロリアンフェスタ
日時:2018年6月30日(土)、7月1日(日)
場所:たかつえスキー場エリア(南会津郡南会津町高杖原535、TEL0241-78-2220)

毎年会津高原たかつえのペンション村「チロリアンビレッジ」で行われる「チロリアンフェスタ」、その一環でドイツやチロル地方の民族衣装であるディアンドルのお祭りが、昨年は6月17日、18日に開催された。チロリアングリルが1,000円で食べられ、レーベンブロイが樽生で飲めた年もあったが、今年は「フォークダンス祭り」がメインのイベントとなるようである。(2018.4.23修正)


日時:2018年7月15日(土)17:00〜20:00、16日(日)12:00〜15:00、17:00〜20:00
場所:ホテル辰巳屋(福島市栄町5-1、TEL024-522-5111)

翌週のビアフェスふくしまのメインイベントに先立って、今年はその前の週の土日に、福島駅前のホテル辰巳屋を会場に、プレイベントが開催される。国内外のビール20種類が3時間飲み放題で、前売り3,000円、当日3,500円である。500円から購入できるフードも準備されるとのことである。(2018.7.2修正)


(終了)ビアフェスふくしま 2018
日時:2018年7月20日(金)15:00〜20:00、21日(土)10:00〜20:00、22日(日)10:00〜19:00
場所:街なか広場(福島市本町1)

福島の食材を使った料理と、日本と海外の地ビールが楽しめる今年で11回目となるイベント。今年も90銘柄以上のビールが揃う。今年は国内銘柄は1杯(340ml)500円で、海外銘柄が1杯600円となる。なお、銘柄によっては量が変更になることもあるとのことである。国内では、あくら、いわて蔵、やくらい、松島、仙南、福島路ビール、猪苗代、胎内、うしとら、牛久が飲める。私が唯一、毎年飲む側ではなく、ボランティアとして飲んでもらう側に回るイベントでもある。今年は初日20日(金)に出没予定である。(2018.6.19修正)


(未定)ベルヴィ郡山館ビアパーティー
日時:未定
場所:ベルヴィ郡山館

郡山市内の結婚式場ベルヴィ郡山館で開催されるビアホール。昨年は8月1日から31日に開催され、世界各国のビールが飲めた。料理のテーマは「アジアン・インスパイヤード・キュイジーヌ」で、タイを中心に東南アジア各国をイメージした創作料理が味わえた。料金は5,000円であった。


(終了)会津田島祇園祭
日時:2018年7月22日(日)〜24日(火)
場所:田出宇賀神社・熊野神社(南会津郡南会津町田島宮本甲629)ほか

日本三大祇園祭の一つである、南会津町の会津田島祇園祭に、今年は南会津マウンテンブルーイングが出店した。祇園祭オリジナルのビール2種を含め、10種のビールが飲めたそうである。来年の備忘のために記録。(2018.8.1追加)


(終了)サマーフェスタ 2018<ビール祭>
日時:2018年7月25日(水)〜27日(金)17:00〜21:00、28日(土)・29日(日)14:00〜21:00
場所:開成山公園 自由広場(郡山市開成1丁目5)

郡山市で開催される大手メーカーのビールのみのイベントだが、今年で24回目を迎えるという歴史と、5,000人収容の会場規模は東北屈指である。前売券2,000円、当日券2,500円で、入場料とビール引換券2枚と1,000円分の金券がつく。(2018.7.2修正)


(終了)第49回福島わらじまつり
日時:2017年8月3日(金)15:00〜21:00、4日(土)10:00〜21:00
場所:中合福島店(福島市栄町5-1)1Fピロティ

昨年、福島わらじまつりの期間中、ビアフェスふくしまの実行委員会は中合のピロティにて、日本の地ビールや海外のビールを販売した。特製ウィンナーや福島ならではの桃100%のかき氷「ピーチクラッシュ」もあった。今年も「ビアフェスアフター」を兼ねて参加するとのことである。(2018.7.23修正)


(終了)一日限りの復活祭!ビアガーデン
日時:2018年8月11日(土)11:00〜20:00
場所:グリーンホテルミナト(南会津郡南会津町田島西番場甲367、TEL0241-62-3711)※雨天時は南会津役場

かつてグリーンホテルミナトの屋上で開催されていたビアガーデンを「南会津ワカモノ会議」が主催して1日限定で開催する。当日は南会津マウンテンブルーイングの樽生ビールが飲める。また、ビールの購入者はご当地グルメ「南会津トルティーヤ」が100円引きで購入できる。(2018.8.4追加)


(終了)ぐるぐるめぐる交流フェスタ in あぶくま洞

日時:2018年8月18日(土)、19日(日)
場所:あぶくま洞特設広場(田村市滝根町菅谷東釜山1)

その鍾乳石の数と美しさから、全国でも有数の鍾乳洞として知られる 「あぶくま洞」で開催される、県内外からご当地グルメ、名物グルメが大集結する食のイベント。昨年は8月19日、20日に開催され、例年通り猪苗代地ビールが出店した他、川内村観光協会が出店し、「ソバガルデン」も飲めた。今年は日程は決まったものの内容は現段階では不明。(2018.8.4修正)


(終了)BEER博 IWAKI '18
日時:2018年9月21日(金)16:00〜22:00、22日(土)14:00〜22:00、23日(日)14:00〜22:00
場所:磐城平城本丸跡地(いわき市平字旧城跡28番地)

一昨年9月に初めて開催されたいわき市初のビールイベント。昨年は7月14日から17日に開催されたが、今年はまた9月になった。今年は32醸造所の80種類超のビールが飲める。フードは今年も地元の飲食店が出店して提供するものと思われる。昨年は1ドリンク・1フードの入場チケットが前売り800円、当日1,000円であった。(2018.8.4修正)


(終了)京都醸造イベント
日時:2018年9月23日(日)18:00〜21:00
場所:時さえ忘れて(会津若松市栄町1-40-2F、TEL0242-22-0530)

会津若松市内で常時クラフトビール2種が樽生で飲める隠れ家的バーである「時さえ忘れて」で、京都の新進気鋭の醸造所である「京都醸造」のイベントが開催される。当日は、この日のために樽生のタップを3種に増設する他、京都醸造のスタッフがその樽生をサービングし、通常現地でしか購入できないボトルビールもお目見えするそうである。Tシャツや栓抜きなど、グッズの販売もあるとのことである。(2018.9.17修正)


日時:2018年10月7日(日)10:00〜16:00
場所:桑折町ふれあい公園(伊達郡桑折町大字上郡字弁慶20)

東北六県と福島の隣接県である栃木・群馬の地元の食材を活かした「ご当地バーガー」が一堂に会するイベント。昨年は10月22日に開催された。一昨年まで宮城のやくらいビールも出店していたが、昨年と今年は出店者一覧にその名前が見当たらない。(2018.9.28修正)


日時:2018年10月6日(土)、7日(日)11:00〜18:00
場所:福島さくら遊学舎(田村郡三春町大字鷹巣字瀬山213番地、TEL0247-61-6345)

福島県内で昨年10月1日から11月26日まで「アニメ・マンガを中心とした、本気で遊ぶ文化祭」である「マジカル福島」が開催され、その一環として11月3日から5日に三春町内の「福島さくら遊学舎」で「マジカルフェスティバル」が開催された。会場には「ご当地屋台・企業出展ブース」も設けられ、福島県内、地元の名物などをそろえた飲食屋台が出店した。一昨年は猪苗代ビールが出店したが、今年の出店については記載がない。(2018.9.28修正)


山形県内

(未定)BeerMeeting
日時:未定
場所:BeerStorage(山形市七日町2-7-30藤ビル1F、TEL023-625-2232)

毎回、世界の様々なビールを楽しむイベント。珍しい銘柄が楽しめる。フードもついて会費は5,000円で、要予約である。


(終了)クラフトビールの会、略して"クラビ会"
日時:2018年6月10日(日)17:00〜19:00
場所:THE ARCHIGRAM British Pub & Cafe(ジ・アーキグラム・ブリティッシュ・パブ&カフェ)(山形市十日町2-1-35、TEL023-622-7570)

海外のビールや地ビールなど、毎回テーマを決めて様々なビールが味わえる、以前「(仮)クラフト・地ビールの会」と称していたイベント。今回はどこか一つの国産クラフトビールブリュワリーに絞って、全スタイル飲み比べとのことである。会費はフード付きで3,000円である。(2018.6.1修正)


(終了)The Romp 3nd Anniversary 3days
日時:2018年4月4日(水)〜6日(金)
場所:Publichouse & Charcoal The Romp(山形市霞町1-7-1藤田ビル2F、TEL023-674-6678)

山形駅前にあって、樽生も含めた地ビールが飲めるブリティッシュパブスタイルの店「The Romp」の周年イベント。最初の2日間はレーベンブロイが100円で飲める他、300〜500円のフードメニューが登場する。最終日は樽生地ビールが500円で飲める他、飲み放題が1時間1,000円となる。3日間通してステーキが500円である。


日時:2018年5月7日(月)〜13日(日)18:00〜1:00
場所:BeerStorage(山形市七日町2-7-30藤ビル1F、TEL023-625-2232)

ロンドン亭がBeerStorageになっての「二周年ありがとう!生誕祭♪」。期間中、店内の生ビールがどれでも1パイント1,000円で飲める。(2018.5.7追加)


(終了)新緑のビアパーティー
日時:2018年5月8日(火)〜19日(土)18:30〜20:30
場所:桜桃の花湯坊いちらく(天童市鎌田本町2-2-21、TEL023-654-3311)

湯坊いちらくが醸造する地ビールがメインのイベントで、会費6,000円で食べ放題バイキング形式の食事と、新作のさくらんぼと木苺のビール「桜桃の花」など地ビールが飲み放題で楽しめる。要予約。


日時:2018年6月1日(金)〜 18:00〜23:00
場所:タスパークホテル 9F「BAR 誰主?君主!」(長井市館町北6-27、TEL0238-88-1833)

長井市にあるタスパークホテル9Fの「BAR 誰主?君主!(「タスクス」と読む)」で毎年ビールイベントが開催されるが、今年は「珍しいクラフトビールフェア」と題して、1本650円からクラフトビールが楽しめるようである。(2018.7.2修正)


(終了)旭銀座のれん会 オクトーバーフェスト
日時:2018年6月23日(土)12:00〜16:00
場所:山形市七日町 シネマ通り(旧旭銀座通り)

6月と10月の2回開催される山形市内のオクトーバーフェスト。今年も8種類のドイツビールの樽生が飲め、ソーセージやアイスバイン、生ウインナーなどドイツフードも味わえる。旭銀座のれん会店舗がフードメニューを販売する「一店逸品」コーナーも健在である。今年も「日本一さくらんぼ祭り」とタイアップして開催される。(2018.6.4修正)


(終了)パレスグランデール・ビアパーティー
日時:2018年6月25日(月)〜28日(木)19:00〜
場所:パレスグランデール(山形市荒楯町1丁目17-40、TEL023-633-3313)

毎年開催されているビアパーティーで、飲み放題の生ビールの中にはベルビュー・クリークなど海外のビールも加わる。料理もビュッフェスタイルで食べ放題である。エンターテイメントライブも開催される。料金は大人8,200円、20歳未満3,500円、小学生以下2,500円、3歳未満無料となっている。(2018.6.4修正)


(未定)アイデンティ&将棋村 ビア・パーティー
日時:未定
場所:将棋むら天童タワー(天童市大字久野本1273-2)

将棋むらブルワリー、果実むらブルワリーの名で地ビール(発泡酒)を醸造している将棋むら天童タワーで毎年3月と7月にビア・パーティーが行われる。今年の3月分は1〜3日に開催された。料金は4,000円(要予約)で、地ビールが飲み放題の他、豚しゃぶしゃぶや海の幸がメインの料理がつき、つまみとなる料理がバイキングで食べられる。事前の予約が必要である。


日時:2018年7月3日(火)、4日(水)、6日(金)〜10日(火)、13日(金)、15日(日)〜17日(火)、19日(木)、20日(金)、22日(日)〜26日(木)、28日(土)、30日(月)、31日(火)、8月2日(木)、3日(金)、5日(日)〜11日(土祝)、13日(月)〜16日(木)、18日(土)〜23日(木)、25日(土)、27日(月)〜30日(木)18:00〜20:45LO(日曜は17:30〜20:15LO)
場所:ホテルリッチ&ガーデン酒田1Fスカンジナビア(酒田市若竹町1-1-1、TEL0234-26-1115)

酒田市内のホテル、ホテルリッチ&ガーデン酒田で開催されるビアホール。毎年企画内容が変わるが、今年は「旅するように世界をめぐるビアホール」ということで、7月はニュージーランド料理とニュージーランドのクラフトビールが、8月はアジア、ヨーロッパ、アメリカの料理と世界のクラフトビールが楽しめる。前売券は金土が4,700円、日〜木が4,500円、当日券は5,200円である。上記の通り、開催日程が極めて変則的なので、要確認である。(2018.7.2修正)


(終了)桜桃の花湯坊いちらくビアガーデン2018
日時:2018年7月16日(月)〜31日(火)18:00〜20:30
場所:湯坊いちらく 「さくらんぼテラス」(天童市鎌田本町2-2-21、TEL023-654-3311)

敷地内に醸造所「天童ブルワリー」を持つ温泉ホテル「湯坊いちらく」で開催されるビアガーデン。2名以上の申し込みで、同ホテルの野外テラスを会場に焼肉と海鮮焼きがメインの料理に90分飲み放題がつく。飲み放題メニューの中に「天童ブルワリー」の「桜桃の華」(聖桜坊から名称変更?)(さくらんぼビール)、Mr.A(そばビール)が含まれる。温泉入浴付(タオル付)で1人3,800円である。(2018.7.9修正)


(終了)山形花笠まつり
日時:2018年8月5日(日)〜7日(火)
場所:のし梅本舗佐藤屋本町店前(山形市本町2-4-62、TEL023-622-2433)

山形花笠まつりの期間中、今年もみずほ銀行山形支店の南隣「れんげ草」敷地内で「Rough roLL」が出店していて、バス・ペールエール、ギネス、ハイネケンに加えて、グロールシュ・プレミアムヴァイツェンが樽生で飲める。(2018.8.6修正)


(終了)桜桃の花湯坊いちらくビアガーデン in 「さくらんぼテラス」
日時:2018年9月1日(土)〜9日(日)18:00〜20:30
場所:湯坊いちらく 「さくらんぼテラス」(天童市鎌田本町2-2-21、TEL023-654-3311)

敷地内に醸造所「天童ブルワリー」を持つ温泉ホテル「湯坊いちらく」で開催されるビアガーデン。7月いっぱいで終了したが、好評につき復活するという。前回同様2名以上の申し込みで、同ホテルの野外テラスを会場に焼肉と海鮮焼きがメインの料理に90分飲み放題がつく。飲み放題メニューの中に「天童ブルワリー」の「桜桃の華」(聖桜坊から名称変更?)(さくらんぼビール)、Mr.A(そばビール)が含まれる。温泉入浴付(タオル付)で1人3,800円である。(2018.8.28追加)


(終了)た〜んとほおバルフェスタ in ひがしね 2018
日時:9月14日(金)16:00〜20:00、15日(土)10:00〜20:00、・16日(日) 10:00〜15:00
場所:東根市民体育館駐車場(東根市東根乙1119-1、TEL0237-42-2311)ほおバル特設会場

パンフにあるイベント名をそのまま並べると「た〜んとほおバルフェスタ 肉の祭典 OKTOBERFEST オクトーバーフェスト in ひがしね 2018」となるのだが、東根市内でオクトーバーフェストが開催されるようである。イベントは大きく3つに分かれるようで、14日限定の「前夜祭!BBQ!」、3日間開催の「肉の祭典」、「ひがしね×オクトーバーフェスト」である。このうち、「ひがしね×オクトーバーフェスト」は「市内及び友好都市で食されているグルメやドイツで食されているグルメ・ビールが集結!」とあるので、銘柄は不明であるもののドイツビールが飲めるようである。「前夜祭!BBQ!」チケットは前売のみで10,000円(4人席、食材・抽選券4枚付)、3日間有効の食事チケットは前売りも当日も1冊1,000円(100円×10枚綴り)で同じだが、前売り券には抽選券2枚付く(当日券は1枚のみ)。(2018.7.18追加)



日時:2018年9月8日(土)14:00〜20:00
場所:ひまわり温泉ゆ・ら・ら前交流広場

昨年9月16日に初開催されたイベント。今年は海外ビール(主にドイツ)8種類と国内のビールが販売されるとのことである。海外ビール2種飲み比べできる前売り券は1,200円である。(2018.8.28修正)


(終了)第10回オクトーバーフェスト in 東北ハム
日時:2018年10月7日(日)10:00〜15:00
場所:東北ハム駐車場(鶴岡市宝田3-6-58鶴岡東工業団地内、TEL0235-28-0086)

鶴岡市にある東北ハムが主催のオクトーバーフェスト。自慢のウィンナー、フランク、ベーコン、ハム、ソーセージが食べられる他、ドイツビールも飲める。不揃い品即売会やウィンナー詰め放題、ウィンナー教室、大抽選会なども催される。(2018.9.28修正)


(終了)旭銀座のれん会 オクトーバーフェスト
日時:2018年10月13日(土)12:00〜16:00
場所:山形市七日町 シネマ通り(旧旭銀座通り)

昨年から6月と10月の年2回開催されるようになった山形市内のオクトーバーフェスト。8種類の樽生ドイツビールが飲め、ドイツフードに加えて、旭銀座のれん会加盟店の自慢の一店逸品も味わえる。(2018.9.22修正)


(終了)まるごと西川 三山祭り
日時:2018年10月14日(日)
場所:西川小学校前特設会場(西村山郡西川町大字海味1234、TEL0237-74-4119)

1974年に廃線になった三山電車をモチーフにしたイベント。昨年は10月8日に開催され、「三酒(地酒・地ワイン・地ビール」が開催され、地元の「地ビール月山」が飲め、町内外のうまいものを集めた「うまいものフェス in 西川」も同時開催された。地酒・地ワイン・地ビール等と引き換えられるドリンク券4枚とフードブースで使用できる100円券が2枚ついた前売りチケットは1,000円(当日1,300円)。当日はJR羽前高松駅から会場まで無料シャトルバスも運行された。(2018.9.28修正)


(終了)FIESTA vol.11
日時:2018年10月28日(日)
場所:欧州酒場DonDonTei(山形市香澄町1-7-6花笠ビル1F、TEL023-633-6833)、The ROMP(山形市香澄町1-7-1藤田ビル2F、TEL023-674-6678)

山形市内の「欧州酒場DonDonTei」と「ROMP」と「CLUB RUSH」が合同で開催するイベント。前回は3店舗出入り自由で3時間飲み放題であった。今回の日程は10/28となった。(2018.8.6修正)


第5回山形ビッグウィングフェスティバル
日時:2018年12月1日(土)、2日(日)10:00〜16:00
場所:山形ビッグウィング(山形市平久保100、TEL023-635-3100)

村山地域7市7町のうまいものフェアを中心としたイベント。「山形市伝統的工芸品まつり」と「みちのくこけしまつり」も併催される。西川町からは他の特産品と共に地ビール月山が登場する。(2018.9.28修正)



岩手県内

日時:2018年11月20日(火)19:00〜21:00
場所:ARIV(アリーブ)北上店(北上市大通り1-3-27入山北ビル1F、TEL0197-61-0484)

北上駅前にある地ビールが飲めるビアダイニング、ARIV北上店で毎月開催されているビールイベント。会費は税込4,000円である。テーマ「ナナツノツキ/長谷川祐一さんの新米と亀伊藤農園/伊藤敬治さんのりんご」である。ちなみに、その次の日程も明らかにされており、12月18日(火)に「アリーブ北上&ベアレン ちょっと早めのクリスマスパーティー」と題して開催予定である。(2018.11.6修正)


ARIV盛岡店ビール会
日時:2018年11月16日(金)19:00〜21:00
場所:ARIV(アリーブ)盛岡店(盛岡市大通3-3-18 ホテル東日本B1、TEL019-621-4055)

ホテル東日本の地下にあるARIVの盛岡店でも時折ビール会が開催されている。今回のテーマは「岩手の地ビール飲み比べ&秋の収穫祭」とのことで、会費は4,000円である。(2018.9.28修正)


ニモクビール会
日時:毎月第2木曜日19:30〜
場所:ヌッフ・デュ・パプ(盛岡市大通2-4-22サンライズタウン4F、TEL019-651-5050)

月1回毎週第2木曜日に開催される、ベアレンのビールと世界のビールを楽しむ気軽な会。会費は4,000円である。


材木町ビール会
日時:毎月第4木曜日19:00〜
場所:ビアパブベアレン材木町(盛岡市材木町7-31、TEL・FAX019-626-2771)

毎月第4木曜日に開催されている、テーマに合わせたベアレンビールと料理を楽しむ会。会費は3,500円である。


中ノ橋ビール会
日時:毎月第1火曜日19:00〜
場所:ビアバーベアレン中ノ橋(盛岡市中ノ橋通1-1-21、TEL・FAX019-651-6555)

毎月第1火曜日に開催される、ビール初心者からエキスパートまで幅広く楽しめるベアレンのビール会。会費は4,000円である。


菜園ビール会

日時:毎月第3水曜日19:30〜
場所:クッチーナ(盛岡市菜園一丁目5-10グリムハウス1F、TEL019-606-0171)

毎月1回第3水曜日に開催される、初心者のためのベアレンのビールと世界のビール、旬の食材を使った料理を楽しむ会。会費は3,500円である。(2018.5.8修正)


(終了)ベアレンオープンビアガーデン
日時:2018年4月28日(土)〜30日(月)11:00〜16:00
場所:ベアレン醸造所敷地内特設会場(北山工場前)(盛岡市北山1-3-31、TEL019-606-0766)

スプリングフェストのプレイベント。ベアレンビールが300mlグラス1杯500円で飲める。前売り券は4杯分1,500円となっている。料理の持ち込みも可である。(2018.4.25追加)


(終了)ベアレンビールスプリングフェスト
日時:2018年5月3日(木)〜6日(日)
場所:ベアレン醸造所敷地内特設会場(北山工場前)(盛岡市北山1-3-31、TEL019-606-0766)

2,400円の前売りチケットを買うと(当日券はない)、ベアレン醸造所の敷地内でベアレンビールが1日飲み放題となるイベントである。フードコーナーでは各種つまみや料理の販売を行う。チケットは各日400枚限定である。盛岡駅前からシャトルバスも運行する(片道200円)。


(終了)ベアレンビアフェスタ in 野田村 2018
日時:2018年5月13日(日)11:00〜16:00
場所:村民広場特設会場(野田村役場前)

前売りチケット2,500円、当日入場チケット3,000円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。フードコーナーには今年も地元の7店が出店する。プラカップなどは会場に用意していないので、マイグラスの持参が必要であるが、今回はベアレンと野田村の連携協定締結を記念して、前売り券には「連携協定記念ジョッキ」が付く。当日は、岩手県北観光による盛岡駅からのツアーバスも運行される。(2018.4.23修正)


(終了)りんご畑 de コンサート 9
日時:2018年5月13日(日)11:00〜
場所:岩手県盛岡市黒川4-3 松本りんご園内

今年で9回目を迎える、その名の通りりんご畑を会場にして行われるクラシックがメインのコンサート。「畑のマーケット」にベアレンが出店する。(2018.4.25追加)


(終了)東北絆まつり
日時:2018年6月2日(土)10:00〜19:00、3日(日)10:00〜17:00
場所:盛岡城跡公園多目的広場、芝生広場及びもりおか歴史文化館前広場 ほか

震災後に始まった東北六魂祭は、東北六県を一巡して終了したが、昨年からその後継イベントとして「東北絆まつり」が開催されている。メイン会場の「もりおか食のキラ星セレクション」ブースではベアレンビールが、「秋田竿燈まつり」ブースでは秋田の地ビールが飲める。サブ会場(もりおか歴史館前)の「つながるフェスタ in いわて盛岡」では、「いわて蔵ビール ザ・ブリュワーズ平泉」が出店し、いわて蔵ビールの生ビールが飲める。そしてサブ会場(MOSSビル駐車場・SIDE-B)のうち、MOSS駐車場の「東北わくわくマルシェ in 絆まつり」では、「東北地ビール飲み比べ」ブースが設けられる他、「広田湾の牡蠣と三陸・海のビール」ブースでは三陸・海のビールが飲め、SIDE-Bの「三陸まるごとおもてなし広場」の「おおつちキッチンカープロジェクト」ブースでも地ビールが飲める。サブ会場(盛岡城跡公園芝生広場)の「東北味でつながるKIZUNAフェスタ」では、「多国籍料理ステラモンテ」が出店するのでホワイトステラが飲める他、「田沢湖ビール」と「みちのく福島路ビール」も出店し、それぞれ生ビールが飲める。「やくらいビール」と「仙南クラフトビール」も共同で出店する。昨年の仙台開催に引き続いて今年も東北の地ビールがかなり充実しているので、パレードを楽しむのはもちろん、ビール目当てに会場をハシゴするのも楽しそうである。(2018.6.1修正)


(終了)ベアレン初夏のまつり in ビッグルーフ滝沢

日時:2018年6月9日(土)
場所:ビッグルーフ滝沢(滝沢市下鵜飼1-15(滝沢市役所そば))

詳細は現段階で不明だが、昨年12月に続いて、滝沢市役所そばのビッグルーフ滝沢を会場として、ベアレンビールのイベントが開催されるようである。(2018.4.25追加)


(終了)第10回食楽まつり
日時:2018年6月9日(土)、10日(日)
場所:食楽日和(盛岡市中ノ橋通1-8-2、TEL019-622-2580)

浅沼醤油店の直営店「食楽日和」(くらびより)で年1回開催されるイベント。みそ詰め放題や醤油仕込体験、搾りたて生醤油実演販売などが行われる。今年も会場の「うまいもの広場」にベアレンビールが出店する。(2018.4.25修正)


(終了)第12回ちゃぶ台返し世界大会
日時:2018年6月16日(土)10:30〜
場所:ショッピングモールアルコ(紫波郡矢巾町南矢幅7-425-3、TEL019-697-1155)

その名の通り、ちゃぶ台をひっくり返すイベント。パフォーマンスと飛距離で優勝を争う。昨年は6月17日に開催され、会場にベアレンビールが出店した。今年もベアレンビールが出店するかどうかのアナウンスはまだない。(2018.5.8修正)


(終了)ベアレンビール祭り with イハナマーケット in 花巻
日時:2018年6月17日(日) 11:00〜16:00
場所:花巻市上町通りエセナ跡地(花巻市吹張町12-16)

今年初開催となるベアレンビールが飲み放題となるイベント。イハナマーケットの30店舗との共催で、フードブースも20店舗ある。前売りチケットは2,000円で当日チケットは3,000円である。(2018.5.22追加)


(終了)第8回Moriokaワインフェスティバル2018
日時:2018年6月17日(日)第一部12:00〜15:00、第二部:16:00〜19:00
場所:ホテルニューカリーナ2F(盛岡市菜園2−3−7、TEL019-625-2222)

4,000円のチケットで、岩手ワインと輸入ワイン30社のワインが味わえる。会場にはベアレンビールも出店し、ワインだけでなく樽生ビールも味わえる。フードは別料金となるが、盛岡市内の飲食店が参加する。(2018.4.23修正)



(終了)
ビアホール 2018

日時:2018年6月26日(火)〜9月15日(土)18:00〜20:00LO ※日・月・祝・8/11〜16定休
場所:ホテル東日本盛岡(盛岡市大通3-3-18)

毎年恒例となったホテル東日本盛岡のビアホール。3時間飲み食べ放題で、飲み放題30種類の中には、今年も銀河高原ビールのヴァイツェンの樽生がある。今年も前売りチケットは4,500円、当日券は4,800円である。(2018.6.18修正))


(終了)ベアレンビール & くずまきワインフェスタ in くずまき高原牧場
日時:2018年7月8日(日)11:00〜16:00
場所:くずまき高原牧場(岩手郡葛巻町葛巻40-57-176) くずまき交流館プラトー付近

今年で6回目となるくずまき高原牧場とベアレンビールがコラボして開催するビールとワインのイベント。前売チケット2,000円、当日チケット3,000円で、ベアレンビールとくずまきワインが飲み放題である。別料金になるが各種おつまみや食事を販売するフードコーナーも出店する。往復2,000円で盛岡駅からの送迎がある他、IGR(いわて銀河鉄道)のお得なセットチケットもある。グラスは持参する必要がある。(2018.6.7修正)


(終了)ベアレンビアフェスト in 衣里 2018
日時:2018年7月14日(土)11:00〜15:00
場所:長者ヶ原廃寺跡(奥州市衣川区田中西38)特設会場

「1000年前の遺跡でビールを飲もう!」という趣旨で一昨年7月に初開催された、ベアレンビールが飲み放題となるイベント。前売りチケットは今年も2,000円である。前売りチケットはベアレン各店と衣里地区センターで購入できる。(2018.6.25修正)


(終了)山形村短角牛バーベキュー&ベアレンビールフェス IN 久慈
日時:2018年7月15日(日)12:00〜17:00
場所:久慈市中町イベント広場(久慈市中町1丁目67)

山形村短角牛のバーベキューが味わえるイベント。前売りチケットは山形短角牛バーベキューチケット、ベアレンビール飲み放題チケットとも各2,000円、セットで500円引きとなる(当日チケットはバーベキューチケットが2,500円、ビール飲み放題チケットが3,000円)。盛岡から無料シャトルバスも利用できる(要申込、先着順)。(2018.6.18修正)


日時:2018年7月21日(土)、22日(日)11:00〜16:00
場所:盛岡市動物公園 ビクトリアコーナー

今回が初開催となる、盛岡市動物公園の入園料込みの2,500円のチケットでベアレンビールが飲み放題となるイベント。グラスは持参する必要がある。(2018.6.7追加)


(未定)沢内銀河高原ビールまつり

日時:未定
場所:ホテル森の風 沢内銀河高原(和賀郡西和賀町沢内字貝沢第3地割647-1、TEL0197-85-5311)特設会場

銀河高原ビールの醸造所に隣接するホテル森の風 沢内銀河高原を会場に行われる銀河高原ビールのイベント。先着200名に出来立ての銀河高原ビールが無料サービスされる他、当日限り銀河高原ビールが1杯300円となる。また、全長30mの銀河高原流しそば、各種ライヴなど多彩なイベントが行われる。当日は盛岡駅から会場までの無料送迎バスも出る(要申込)。昨年は7月23日に開催された。現在、沢内銀河高原が休館中なので、今年は開催されるのかどうか心配である。


(終了)盛岡さんさ踊り
日時:2017年8月1日(水)〜4日(土)15:00〜21:00
場所:もりおか歴史文化館前(盛岡市内丸1-50)マチナカ屋台村他

今年も岩手を代表する夏祭り「盛岡さんさ踊り」の期間中、桜山神社参道 芳本酒店前
もりおか歴史文化館前広場「盛岡マチナカ屋台村」でベアレンビールが樽生で飲める。(2018.8.1修正)


(終了)オガール祭りビアフェスト
日時:2018年8月1日(水)〜5日(日)
場所:紫波中央駅前オガール広場(紫波郡紫波町紫波中央駅前2-3-3)

オガール祭りの期間中、オガール広場に巨大テントが設営され、オクトーバーフェストのような雰囲気のビアフェストが開催される。今年もベアレンビールが樽生で飲める。(2018.8.1修正)


(終了)盛岡七夕祭り

日時:2018年8月4日(土)〜7日(火)
場所:肴町商店街アーケード(鍵屋前)

盛岡七夕祭り会場でもベアレンビールが飲める。今年は鍵屋前(中ノ橋通りから入ってすぐ右側)1箇所である。(2018.8.1修正)


(終了)三陸鉄道ベアレンビール列車 IN 宮古
日時:2018年8月8日(水)18:35〜20:50(宮古駅18:00集合)
場所:三陸鉄道宮古駅発着

参加費4,000円で、三鉄宮古駅と田野畑駅を往復する間、列車内でベアレンビールが飲み放題(おつまみ付き)となるイベント。車内では景品付きビンゴ大会も開催される。定員48名で、定員となり次第募集締め切りとなる。(2018.7.25修正)


(終了)
ベアレン山の日ビアフェスタ IN 都南つどいの森

日時:2018年8月11日(土祝)10:00〜14:00
場所:都南つどいの森(盛岡市湯沢1地割88番地)第二駐車場

昨年8月11日の「山の日」に開催されたベアレンビールのイベントが今年も開催される。「つどいの森山の日まつり」と同時開催で、
前売チケット2,000円、当日3,000円でベアレンビールが飲み放題である。JRいわて飯岡駅からシャトルバスも出る。(2018.7.25修正)

日時:2018年8月11日(土祝)19:30〜
場所:十府ヶ浦公園

「東北を、日本を、花火で、元気に。」と、毎年8月11日に東北各地を始め、日本全国で開催される「LIGHT UP NIPPON花火大会」、その野田村の会場では、当日15時よりベアレンビールが販売される。ベアレンビールは、「LIGHT UP NIPPON」とのコラボレーションビール「ハナビール・クラシック」も醸造している。(2018.8.8追加)

日時:2018年8月18日(土)15:00〜21:00
場所:ビアパブベアレン材木町、ビアバーベアレン中ノ橋、ビア&ヴルストベアレン(盛岡駅内)、クッチーナ(菜園)、MOSSビル前広場

ベアレン直営の4店とMOSSビル前ビアガーデンを巡って「はしご酒」を楽しむイベント。前売りチケットは3,500円で、各店でベアレンの樽生ビールと厳選おつまみ1品が提供される。(2018.7.25修正)


(終了)ベアレンビアフェスタかもん金ヶ崎2018
日時:2018年8月19日(日)11:30〜16:30
場所:金ヶ崎駅前イベント広場

今年で6回目となる、前売りチケット2,100円、当日チケット3,000円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。別料金となるが、フードコーナーには今年も地元からの出店がある。


(終了)
十三日、夏野菜マルシェと野菜たくさんカレーまつり
日時:2018年8月19日(日) 11:00〜19:00
場所:十三日(とみか)

盛岡市十三日町(現肴町)の築約120年の古民家をリノベーションした小型複合商業施設「十三日(とみか)」で開催されるイベント。収穫したての新鮮な野菜を使ったカレーなどが楽しめる。「クラフトビアホッパーズ」が出店し、会場でクラフトビールも楽しめる。(2018.8.4追加)


(終了)第21回全国地ビールフェスティバル in 一関
日時:2018年8月24日(金)16:00〜20:00、25日(土)11:00〜20:00、26日(日)11:00〜18:00
場所:一関文化センター前広場(一関市大手町2-16)

全国各地の地ビールが一堂に会する、東北のビールイベントの中でも一大イベントである。今年で21回目と、東北のビールイベントでは郡山の「ビール祭」に次ぐ歴史を誇る。昨年は全国100社のビール200種類が集まった。前売りチケットは6枚綴り2,000円、当日チケットは5枚綴り2,000円で、大サイズ(420ml)はチケット2枚、小サイズ(200cc)はチケット1枚と交換という形で、おつまみ購入の金券としても使えた。


日時:2018年8月25日(土)、26日(日)
場所:遠野蔵の道ひろば 特設会場(岩手県遠野市中央通り4-28)

遠野産ホップと畑の恵みの収穫を祝う、ビールと食の祭典。今年は4月末に誕生するブルワリー「遠野醸造(Tono Brewing Company)」も加わり、昨年よりもさらにパワーアップした内容になるとのこと。バラエティ豊かなラインナップのビールとビールに合うおつまみが楽しめ、ホップ畑見学ツアーなどが実施される予定となっている。(2018.4.12修正)


日時:2018年8月26日(日)11:00〜16:00
場所:まついそ公園(下閉伊郡普代村堀内、三陸鉄道堀内駅より徒歩5分)

今年で5回目のベアレンのイベント。チケット2,000円でベアレンのビールが飲み放題である。地元普代村から海の幸などのフードコーナーも多数出店し、+2,000円の料金で盛岡駅前からの往復送迎バスも出る。昨年は6月25日に開催されたが今年は8月の開催である。(2018.8.1修正)


(終了)ベアレンビアフェスト 紫波町オガール広場日時:2018年9月16日(日)
場所:オガール広場(JR紫波中央駅より徒歩5分)

昨年9月10日に開催された、ベアレンビールが飲み放題となるイベント。別料金となるが、地元飲食店などのフードコーナーもあった。前売りチケットは2,000円(当日2,500円)で、要ジョッキ持参であった。今年は上記日程での開催である。(2018.8.1修正)


(終了)ベアレンビアフェスト in キャッセン大船渡
日時:2018年9月16日(日)
場所:キャッセン大船渡(大船渡市大船渡町野々田10-3)

昨年9月23日に開催された、ベアレンビールが飲み放題となるイベント。JR大船渡駅前の商業施設キャッセン大船渡が会場で、キャッセンの飲食店によるフードコーナーもあった。前売りチケットは2,000円(当日3,000円)で、要ジョッキ持参であった。今年は上記日程での開催である。(2018.8.1修正)


(終了)ベアレンオクトーバーフェスト2018
日時:2018年9月22日(土)〜25日(月)
場所:ベアレン醸造所敷地内特設会場(北山工場前)(盛岡市北山1-3-31、TEL019-606-0766)

岩手県内各地でイベントを開催するベアレンビールでも最大のイベント。チケット購入でベアレンビールが飲み放題である他、地元飲食店も出店し、フードメニューも充実している。完全前売り制とで当日券はない。前売りチケットは22日分が3,000円、23日分が3,300円、24日分が3,000円、25日分が2,500円である。(2018.8.28修正)


(終了)白金豚とベアレンビールを思いっきり楽しむ会
日時:2018年9月29日(土)12:00〜15:00
場所:レストランポパイ(花巻市若葉町3-11-17、TEL0198-23-4977)

白金豚直営店「ポパイ」で開催されるベアレンビール飲み放題のイベント。前売りチケットは3,000円で、ベアレン飲み放題と1,000円分の食事券が含まれる。(2018.9.12修正)


日時:2018年10月7日(日)、8日(月祝)10:00〜16:00
場所:盛岡ふれあい覆馬場プラザ(盛岡市青山二丁目6-8)

今年で7回目となるイベント。ビールジョッキは持参する必要があるが、今年も前売り2,300円、当日3,500円でベアレンビールが飲み放題となる。(2018.9.28修正)


日時:2018年10月20日(土)11:00〜19:00
場所:市営遠野駅前駐車場敷地内(岩手県遠野市新穀町8-3
(岩手日報遠野センター向かい)

毎年10月第一土曜日に、その年に収穫した国産ホップでつくったビールを解禁!という趣旨で3年前から開催されているイベント。昨年は10月7日に遠野市産業まつりの初日イベントの一環として開催されたが、今年は10月20日(土)に独立したイベントして開催することになった。東北六県の地ビール醸造所のうち、青森の「OIRASE Brewery」、岩手の「遠野麦酒ZUMONA」、「遠野醸造」、「いわて蔵ビール」、秋田の「秋田あくらビール」、「田沢湖ビール」、山形の「米沢ジャックスブルワリー」、宮城の「仙南クラフトビール」、「やくらいビール」、福島の「福島路ビール」、そして東京の「SPRING VALLEY BREWERY」(東京)が今年収穫されたばかりのIBUKIホップを使ったビールを販売する。恐らく、キリンビールも「とれたてホップ一番搾り」を先行販売するはずである。(2018.10.16修正)


(未定)第3回在庫一掃!がっつりビールパーティ

日時:未定
場所:ビアバーベアレン中ノ橋

昨年10月31日に開催された、申し込み不要、参加費3,500円で、ベアレンと世界のビール50種類以上がセルフで飲み放題となるイベント。なお、ハロウィンの仮装をしてきた人は3,000円とのことであった。料理はビュッフェ方式でほぼ食べ放題であった。


(未定)国華&ズモナ号 in 三陸鉄道南リアス線
日時:未定
場所:三陸鉄道盛駅18:30発

昨年11月22日に開催された、レトロ調車両2両で盛駅を18:30に発車し、釜石駅で折り返して盛駅まで戻ってくる企画。盛駅着は20:42であった。参加費4,000円で上閉伊酒造が誇る地酒と遠野麦酒ズモナが食事付きで飲めた。


ベアレンビール列車in久慈2018

日時:2018年12月1日(土)
場所:三陸鉄道北リアス線久慈駅13:10発

毎年11月23日に運行されていた北リアス線のベアレンビール列車だが、今年は12月1日(土)の運行である。今年も13:10久慈駅発で、田野畑まで行って久慈駅15:30着であった。レトロ列車2両が走り、三陸の風景を楽しみながら、おつまみ付でベアレンビールが飲み放題で楽しめる。乗車運賃も含まれるチケットは3,675円で、1〜4名で利用できる
ボックス席は12,600円で販売される。(いずれも要予約)。盛岡市内からの往復バスチケットは3,000円である(2018.10.19修正)。


(未定)ベアレン飲み放題祭 in 鳥もと
日時:未定
場所:焼き鳥 鳥もと(宮古市大通2-6-12、TEL0193-63-6776)

宮古市の「焼き鳥 鳥もと」で開催される、ベアレンビール6種類が飲み放題となるイベント。昨年は11月29日に開催され、会費は料理も込みで税込4,500円であった。当日はシークレットビール1種類も加わった。


(未定)くべな会大忘年会
日時:未定
場所:菜園マイクロブルワリー with Kitchen(盛岡市菜園1-5-10、旧クッチーナ)

昨年12月7日に開催された、くずまきワイン、ベアレンビール、南部美人と県産食材が中心の料理を楽しむ会。チケット制で、前売りチケットは4,500円であった。南部美人の酵母、くずまきの山葡萄、ベアレンの麦汁を菜園マイクロブルワリーで仕込んだ「くべなビール」も登場した。


(未定)ベアレンビールまつり in ビッグルーフ滝沢2018

日時:未定
場所:ビッグルーフ滝沢(滝沢市下鵜飼1-15(滝沢市役所そば))

昨年12月22日に開催された、前売り2,000円(200枚限定)、当日3,000円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。フードコーナーではソーセージや海鮮焼きなども登場した。菜園マイクロブルワリーのクラフトビールもあった。


秋田県内

クラフトビールを楽しむ会
日時:奇数月第3水曜日
場所:ビアカフェあくら(秋田市大町1-2-40、TEL018-864-0141)

奇数月の第三水曜日に開催されているあくらビール主催のイベント。毎回テーマが決まっていて多様なビールが楽しめる。ほぼ毎回ビール4種類とあくらビール2種類に料理がついて会費は3,500円である(要予約)。


(終了)戸隠48周年記念醸造ビールお披露目会
日時:2018年4月7日(土)19:00〜22:00
場所:酒場 戸隠(秋田市山王2-7-29シティパレス秋田壱号館2F、TEL018-863-8699)

酒場 戸隠は45周年から毎年あくらビールでオリジナルビール「ICY WIND」を醸造しているが、今年も「NORTH JAPAN WEST COAST IPA」を醸造した。当日は会費5,000円でこのビールが飲み放題となり、おつまみも付く。定員40名。


(終了)CAMOSIBA1周年THANK YOU Party!
日時:2018年4月14日(土)10:00〜18:00、19:00〜24:00
場所:Hostel&Bar CAMOSIBA(横手市十文字町曙町7-3、TEL0182-23-5336)

横手市十文字町にあるホステル&バー「CAMOSIBA」の一周年記念パーティ。羽後麦酒が出店する。地層食堂の料理と麹屋りんりんの落語と乾杯ドリンクが付いて会費3,500円で、ドリンクはすべてワンコインで提供される。「呑みたい放題」もあり5,000円である。(2018.4.9追加)


(終了)戸隠48周年感謝祭
日時:2018年4月17日(火)、18日(水)、19日(木)17:00〜23:00
場所:酒場 戸隠(秋田市山王2-7-29シティパレス秋田壱号館2F、TEL018-863-8699)

「酒場 戸隠」の48周年を記念して、この日はサッポロ生ビールが48分飲み放題で480円、戸隠48周年記念ビールが大グラスで480円となる。駿河湾の生シラス、生桜エビも一皿480円で提供するとのことである。(2018.4.17修正)


(終了)あきたプラチナ世代博2018

日時:2018年4月21日(土)、22日(日)9:30〜16:00
場所:秋田県立武道館(秋田市新屋町砂奴寄2-2、TEL018-862-6651)

プラチナのように輝き続ける世代を対象とした「心豊かな人生の応援イベント」。「SUMMIT(サミット)」が出店し、クラフトビールやベルジャンフリットが味わえる。


(終了)Kamenocho Spring Beer Festa 2018
日時:2018年4月22日(日)15:00〜23:00
場所:KAMENOCHO STORE、BEER FLIGHT(秋田市見浪通亀の町4-15ヤマキウビル1F、TEL018-838-4773)

昨年春、秋の2回開催された「KAMENOCHO BEER FESTA」が今年も開催される。当日は、「KAMENOCHO STORE」と「BEER FLIGHT」で、10種類以上のクラフトビールと、ビールに合うフードが楽しめる。前売りチケットは6枚綴りで税込3,000円、当日チケットは5枚綴りで税込3,000円。チケット1枚で、ビール1杯かフード1品と引替えとなる。


(終了)第11回うご牛まんまフェスティバル

日時:2018年4月29日(日)11:00〜15:00
場所:五輪坂温泉としとらんど 野外特設会場(雄勝郡羽後町足田五輪坂下43-4、TEL0183-62-4126)

羽後町産黒毛和牛一頭分が食べられるイベント。焼肉250gパック2,500円、ステーキ250g1枚3,500円、羽後牛カレー一食700円、で「まんま」(羽後町産あきたこまち)は無料である。羽後麦酒が出店して、樽生と瓶でビールが飲める。(2018.4.25追加)


(終了)Beer Flightを飲み干せ!! 2018 ゴールデンウィーク

日時:2018年5月6日(日) 15:00〜18:00
場所:BEER FLIGHT(秋田市南通亀の町4-15ヤマキウビル1F、TEL018-838-4773)

毎年恒例となっている、ゴールデンウィーク最終日のイベント。同店の樽生ビール11種類が3時間飲み放題となる。会費は5,000円(税込)でスナックが付くが、フードの持ち込みも可。定員は30名で要予約である。(2018.4.27追加)


(終了)これが秋田だ!食と芸能大祭典2018
日時:2018年5月25日(金)15:00〜21:00、26日(土)10:00〜20:00、27日(日)10:00〜17:00
場所:アゴラ広場、エリアなかいち

一昨年初開催された、秋田県内各地の食文化や郷土芸能が一堂に会するイベント。4つの会場に分かれ、広小路では芸能パレード、アゴラ広場では秋田グルメ屋台と演舞ステージ、エリアなかいちでは伝統芸能演舞ステージと観光物産PR、仲小路ではクラフト市とストリートパフォーマンスが開催されるが、アゴラ広場ではあくらビールと田沢湖ビールが出店し、エリアなかいちの五城目町ブースでは五城目ラズベリースタウトが飲める。(2018.5.22修正)


(終了)BOTTOM'S UP Vol.2 Hello, Newcomers
日時:2018年6月2日(土)18:00〜21:00
場所:酒場 戸隠(秋田市山王2丁目7-29 2F、TEL018-863-8699)
 「ビール愛好家のコミュニティーをさらに底上げする」という趣旨のビールイベント。今回は「ようこそ、新しい仲間達」がテーマで、今回のビールもこれまで紹介したことのない「新しい仲間達」ばかりとのこと。4つのブルワリーのビールが3時間飲み放題で、おつまみがついて会費は5,000円。35名定員である。(2018.5.23追加)


(終了)あくらカニ喰い祭り2018
日時:2018年6月3日(日)12:00〜15:00
場所:あくら広場(秋田市大町1-2-40、TEL018-864-0141)※雨天時は「ビアカフェあくら」内にて開催

毎年恒例となった秋田・金浦港直送の「紅ズワイガニを喰らいつくすイベント」。今年は地元で水揚げされた特大の紅ズワイガニが2杯、料理5品、あくらビールが飲み放題で、会費5,500円である(要予約)。(2018.4.26修正)


(終了)東北地ビールフェスティバル in 秋田 2018
日時:2018年6月15日(金)〜17日(日)
場所: エリアなかいち にぎわい広場(秋田市中通1-4-3)

東北6県の地ビールが揃う貴重なイベント。今年は6月15日〜17日の開催が決定した。普段あまりビールイベントに参加しない青森の奥入瀬ビールや宮城の仙南クラフトビールも飲めるほか、一昨年からは北海道のノースアイランドビールも参加し、事実上「北海道・東北地ビールフェスティバル」となっている。昨年も東北ミートフェスティバルも同時開催で、東北各地の肉料理も食べられた。


(終了)ORAE19年感謝祭
日時:6月の金・土・日16:00〜
場所:湖畔の杜レストランORAE(仙北市田沢湖田沢字春山37-5、TEL0187-58-0608)

湖畔の杜ビールの直営レストランORAEが19周年を迎えるのを記念して、6月の金・土・日の16:00からビールが半額で提供される。「リーズナブルなおつまみ」も多数用意されるとのことである。(2018.6.18修正)


(未定)湖畔の杜ビール祭り
日時:未定
場所:湖畔の杜レストランorae(仙北市田沢湖田沢字春山37-5、TEL0187-58-0608)

昨年、湖畔の杜ビール18周年を記念して、7月の週末16時からは湖畔の杜ビールが半額となった。特別メニューや300円おつまみも登場した。


日時:2018年7月1日(日)17:00〜
場所:グランドパレス川端・本館2F(大仙市大曲浜町7-39、TEL0187-62-0354)

 今年初開催された、日本、ベルギー、ドイツ、アイルランドの7種類のクラフトビールとマリアージュ料理が楽しめるイベント。料理はビュッフェ形式で、料金は6,000円であった。来年の備忘のために記載。(2018.9.13追加)


日時:2018年7月3日(火)〜8月26日(日)17:00〜20:30LO
場所:湯沢ロイヤルホテル2階特設会場(湯沢市田町2-2-38、TEL0183-72-2131)

湯沢市にある湯沢ロイヤルホテルで開催されるビアガーデンに、今年は「羽後麦酒」が加わる。ゴールデンエール、ペールエール、ベルジャンホワイトが日替わりで登場するとのことである。2,000円で2,100円分使える前売り券も発売される。7月10日(火)、11日(水)に開催される「冷涼まつり」の2日間は屋上ビアガーデンは休業となる。なお、「冷涼まつり」に「羽後麦酒」が登場するかどうかについてはアナウンスがない。(2018.7.2修正)


(未定)田沢湖ビール祭り
日時:未定
場所:田沢湖ビールレストラン前駐車場(仙北市田沢湖卒田字早稲田430、TEL0187-44-3988)

年に1回開催されるイベント。昨年は7月22日、23日に開催されたが、20周年の地元感謝代企画として、地元の新聞の折込チラシ持参で田沢湖ビールレストランでの飲食が20%OFFになる他、お土産ビールなど売店商品も20%OFFとなった。


(終了)ベルギービールフェスタ in アルヴェ
日時:2018年7月13日(金)17:30〜21:00、14日(土)・15日(日)17:00〜21:00
場所:秋田拠点センターアルヴェ(秋田市東通仲町4-1)

秋田市内で3年前に初めて開催されたベルギービールのイベント。前売りチケットなどの件は未定だが、日程についてはアナウンスがあった。ちなみに昨年は8つのサーバーで異なるカテゴリーのベルギービールがそれぞれ樽生で飲め、前売りセットコイン10枚が¥2,000(税込)、当日追加コイン2枚¥500(税込)、当日売りセットコイン10枚¥2,200(税込)であった。(2018.6.18修正)


(終了)土崎港曳山まつり
日時:2018年7月20日(金)、21日(土)
場所:土崎神明社(秋田市土崎港中央3-9-37、TEL018-845-1441)ほか

毎年7月20日、21日に開催される、秋田市の北部にある土崎神明社の例祭として行われる港祭りで、昨年は北都銀行土崎支店(秋田市土崎港中央1-17-14、TEL018-845-1128)の駐車場には田沢湖ビールが出店していた。樽生3種が飲める他、角館名物の御狩場焼きなども食べられた。


(終了)ゆざわの休日・夏2018
日時:2018年7月14日(土)
場所:湯沢市柳町商店街

湯沢市で夏か秋に開催されるイベント。3年前は「ゆざわの休日・秋」として秋に開催され、昨年は7月16日開催で「ゆざわの休日・夏」、昨年は9月9日に「ゆざわの休日・秋」として開催された。今年はまた夏に戻った。「いす−ワングランプリ」が注目されるが、ドイツビールも飲めるようである。(2018.7.12修正)


(終了)秋田竿燈まつり
日時:2018年8月3日(金)〜6日(月)15:00〜21:30
場所:秋田市内中央会場(産業会館跡地)、大町イベント広場(秋田ニューシティ跡地)ほか

秋田を代表する夏祭り「秋田竿燈まつり」の開催期間、秋田竿燈屋台村・市役所会場ではあくらビールが、秋田竿燈屋台村・中央会場(産業会館跡地)では田沢湖ビールとあくらビールが、ご当地グルメフェスティバル(ニューシティ跡地)では田沢湖ビール、あくらビール、湖畔の杜ビールが共同出店している。他に、場所は不明ながら羽後麦酒も出店している。(2018.8.4修正)


日時:2018年8月4日(土)18:00〜21:00
会場:秋田県仙北市・角館 立町ポケットパーク

地元の子供たち自作の絵燈籠パレードを始め、様々なイベントが開催される角館の夏祭り。田沢湖ビールが出店する。(2018.8.4追加)


(終了)第一回竿燈クラフトビール祭り
日時:2018年8月4日(土)15:00〜21:30、5日(日)12:00〜21:30
場所:山王胃腸科駐車場(竿燈大通り側)(秋田市山王2-1-49、TEL018-862-5211)
秋田竿燈まつり期間中の週末に開催される初のビールイベント。「SUMIT」が仙南クラフトビール、いわて蔵ビール、あくらビール、Be Easy Brewingの樽生クラフトビールを提供する他、山王デリカテッセンのフードも登場する。(2018.7.28追加)


(終了)第4回肉の博覧会 in おおだて
日時:2018年8月4日(土)、5日(日)
場所:ニプロハチ公ドーム・タクミアリーナ

市の特産物である比内地鶏や秋田県北部の食文化として根付いている馬肉、新たなブランドの大館さくら豚、秋田牛などの肉が集結するイベント。会場であくらビールが醸造を手掛けたオオダテビールの第5弾「ベルジャンメゾン」が飲める。(2018.8.4追加)


(終了)七夕絵どうろうまつり
日時:2018年8月5日(日)〜7日(火)
場所:湯沢市街地一円

湯沢市の夏の伝統行事である七夕絵どうろうまつりに、今年は羽後麦酒が出店する。場所は不明。(2018.8.4追加)


(終了)秋田市国際フェスタ
日時:2018年8月6日(月)10:00〜14:00
場所:秋田市拠点センターアルヴェ(秋田市東通仲町4-1)1階「きらめき広場」

秋田竿燈まつりの最終日に開催される、秋田市の友好都市・姉妹都市との交流を目的としたイベント。佐久根はここでも田沢湖ビールが樽生で飲めた他、嶋田ハムのソーセージなども食べられた。
日時:2018年8月11日(土) 13:00〜16:00
場所:阿専(雄勝郡羽後町田代字尼沢140)

築140年の古民家を改修したカフェ兼農家民宿である「阿専」で羽後麦酒飲み放題、BBQ食べ放題のイベントが開催される。参加費は5,500円で、専用サイトからの申し込みだと500円割引となる。(2018.8.1追加)
日時:8月14日(火)18:00〜
場所:秋田県仙北市・あきた芸術村大駐車場

わらび座恒例のミュージカル花火大会で、会場で田沢湖ビールが飲める。(2018.8.4追加)


(終了)
五輪坂花火大会
日時:2018年8月15日(水)(荒天の場合8月19日に延期)
場所:五輪坂アルカディア公園

羽後町の花火大会会場で、今年は羽後麦酒が飲める。(2018.8.4追加)


(終了)
西馬音内盆踊り
日時:2018年8月16日(木)18:20〜23:00、17日(金)19:00〜23:00、18日(土)19:00〜23:30
場所:羽後町西馬音内字本町地内(通称本町通り)

全国的に知られる羽後町の西馬音内盆踊りの会場で、今年は羽後麦酒が飲める。(2018.8.4追加)


(終了)
クラフトビアフェスティバル in AKITA 2018
日時:2018年8月18日(土)、19日(日)
場所:秋田駅前 アゴラ広場 大屋根下(秋田市中通2-6-1)

一関の全国地ビールフェスティバルと同様、全国の地ビールが揃うビールイベント。今年は8月18日、19日の開催が決定した。昨年は全国47醸造所のビールが集まった。前売りチケットが全国のサークルKサンクスで購入でき、オリジナルグラス付チケット(200ml×4杯券付)が1,500円、グラスの付かない200ml×4杯券が1,000円、当日は200ml×4杯が1,200円、200ml1杯が350円であった。


(終了)第91回全国花火競技大会「大曲の花火」
日時:2018年8月25日(土)
場所:雄物川河川敷(大曲花火大橋と姫神橋の間)

毎年8月最終週の土曜日に開催され、人口4万人弱の大仙市大曲地区に全国からおよそ80万人の観覧者が訪れるという、東北はもとより全国でも屈指の花火大会。全国の花火競技大会の中でも最も権威ある大会と位置づけられ、全国の選りすぐりの花火師たちがその腕を競う。今年も田沢湖ビールが出店する。昨年通りとすれば場所は大曲技術専門校駐車場(大仙市大曲川原町2番30号)である。今年は場所は不明ながら羽後麦酒も出店する。(2018.8.4修正)


日時:2018年9月8日(土)
場所:秋田市内参加各店(オープニングセレモニー&パフォーマンスは17時から大町イベント広場で開催)

あらかじめ購入したチケットで「1ドリンク&1ディッシュ」を楽しみながら飲食店を回る「飲み・食べ歩き」イベント。7回目となる今年も、酒場戸隠や、あくらビール直営のレストランプラッツ、ビアカフェあくらが参加する。前売りチケットは3,500円で、当日券は4,000円であった。(2018.8.28修正)


(終了)ABSまつり2018
日時:2018年9月22日(土)、23日(日)10:00〜16:00
場所:エリアなかいち 特設会場(にぎわい広場ほか)(秋田市中通1-4-3)

ABS秋田放送の年に一度のイベント。あくらビールが出店している。(2018.9.22追加)


日時:2018年10月11日(木)、12日(金)16:00〜21:00、13日(土)11:00〜21:00、14日(日)11:00〜19:00
場所:エリアなかいち にぎわい広場(秋田市中通1-4-3)

秋田オクトーバーフェストでは、ドイツビールと秋田県内3社の地ビールの両方が味わえる。「秋田ソーセージフェスティバル」との同時開催で、ドイツや秋田の美味しいソーセージもビールと一緒に味わえる。今年は10月11日から14日の4日間の開催が決定した。


(終了)新・秋田の行事in大仙 2018
日時:2018年10月6日(土)12:00〜20:00、7日(日)10:00〜16:00
場所:大仙市・角館内町エリア(角館樺細工伝承館周辺)、角館外町エリア(横町・中町・立町周辺)

全国最多17件の国指定重要無形民俗文化財を有する秋田県を代表する伝統芸能や祭りが一堂に会する伝統芸能の祭典。昨年初開催された。昨年は大曲で開催されたが、今年は角館で開催される。昨年はグルメストリートに田沢湖ビールが出店した。(2018.9.28修正)


日時:2018年10月1日(月)〜7日(日)
場所:Re:MIX(横手市十文字町梨木羽場下14-26)

横手市十文字町で地ビールが飲める「Re:MIX」で開催されるオクトーバーフェスト。今年は昨年とは趣向が変わって、期間中はクラフトビール一杯につきビールに合うおつまみ一品がサービスされる。おつまみは全7種類、ビールは全17種類とのことである。(2018.9.28修正)


(未定)第4回ドイツビール&ドイツワインを楽しむ会
日時:未定
場所:ワッフルカフェサイン(潟上市天王字鶴沼台62-1、TEL018-893-5143)

昨年11月3日に開催された、直輸入ワイン&ビールが飲み放題のイベント。ビールは、今回はいろんなスタイルを楽しめるよう、ピルス、ヴァイツェンなど5種類をボトルで用意された。料理は生ハム、ソーセージ、サラダ、ワッフルなどであった。料金は5,000円で、JR男鹿線を利用する人は上二田駅より送迎があった。


JOZO(醸造)まにあくす
日時:2018年11月10日(土)、11日(日)
場所:秋田銘醸株式会社 旧第二工場(旧岩崎蔵)(湯沢市岩崎岩崎137)

東北六県の限定醸造酒など約50種類の日本酒、ビール、カクテルが味わえるイベント。ビールでは今年も田沢湖ビールが楽しめる。昨年は7月の開催だったが、今年は11月の開催が決まった。(2018.9.12修正)


秋田あくらビール創業21周年記念イベント
日時:2018年11月25日(日)14:00〜17:00
場所:レストランプラッツ(秋田市大町1-2-40、TEL018-883-4366)

毎年開催されているあくらビールの周年イベント。あくらビール3時間飲み放題にバイキング形式で料理がついて、前売4,000円、当日4,500円で、150枚販売で終了である。当日はステージ演奏もある他、21周年記念ビールや秘蔵のビールも登場する。(2018.10.19修正)


(未定)湖畔の杜Xmasパーティー2018
日時:未定
場所:湖畔の杜レストランorae(仙北市田沢湖田沢字春山37-5)

湖畔の杜ビールの直営レストランで毎年開催されるクリスマスパーティー。昨年は12月2日に開催され、料金は大人5,400円、中高生2,500円、小学生1,500円、小学生未満無料であった。お楽しみ抽選会やスタッフによるハンドベル演奏なども行われた。


(未定)田沢湖ビールのクリスマス
日時:未定
場所:田沢湖ビールレストラン(仙北市田沢湖卒田字早稲田430、TEL0187-44-3988)

昨年12月9日に田沢湖ビール併設のレストランで開催されたクリスマス企画。詳細は分からなかった。



青森県内

奥入瀬ビール「麦酒館の日」

日時:毎月第3木曜日
場所:奥入瀬麦酒館(十和田市大字奥瀬字堰道39-1、TEL0176-72-3201)

毎月第3木曜日、奥入瀬麦酒館では「麦酒館の日」として、奥入瀬ビール始め日本酒、焼酎、ワイン、ソフトドリンクが2時間飲み放題1,600円、パスタ、ピザ、おつまみ、デザートが90分食べ放題 1,300円(要予約)となる。


(終了)奥入瀬ビール「地ビールの日」

日時:2018年4月23日(月)11:00〜19:00
場所:奥入瀬麦酒館(十和田市大字奥瀬字堰道39-1、TEL0176-72-3201)

日本地ビール協会などが制定した「地ビールの日」である4月23日には、奥入瀬麦酒館では2時間1,080円という破格の価格で奥入瀬ビールが飲み放題となる。十和田市文化センターD51前と奥入瀬麦酒館の間で「無料シャトルバス」も運行される。十和田市文化センターD51前18:30発で、帰りは奥入瀬麦酒館21:15発である。


(終了)奥入瀬ビールまつり
日時:2018年8月31日(金)18:30〜20:30
場所:奥入瀬麦酒館(十和田市奥瀬堰道39-1、TEL0176-72-3201)

チケット4,000円で、奥入瀬ビールの定番4種に夏限定のサマーエール、当日発表のシークレットビールの6種類が2時間飲み放題となるイベント。十和田ガーリックポークのアイスバインや奥入瀬のむヨーグルトのタンドリーチキンなどビールが進む料理8品も提供される。空くじなしの大抽選会も開催される。十和田市街からのバス送迎も行われる。(2018.8.4追加)


日時:2018年9月22日(土)16:00〜20:00
場所:弘前市りんご公園(清水富田字寺沢)

9月22日(土)、23日(日)に開催された「
ひろさきりんご収穫祭2018♪」の中で開催されたイベント。津軽生まれのシードル・日本酒・ワイン・クラフトビールなどが登場したとのこと。弘前のBe Easy Brewingも出店した。開会式の最後には、ニッカシードルロゼが先着100名に無料で振る舞われた。1,700円分のフード・ドリンクチケットが前売り1,500円で販売された。JR弘前駅4番乗り場と会場のりんご公園の間を専用の無料シャトルバスも運行された。来年の備忘のために記載。(2018.9.28追加)


日時:2018年10月7日(土)12:00〜18:00
場所:土手町コミュニティパーク(弘前市土手町31、TEL0172-31-5755)A館多目的ホール、ポム広場

2013年から開催されているビールイベント。地元津軽路ビールや奥入瀬ビール他、あくらビール、いわて蔵ビなど東北の地ビール、それにその他の地域の7醸造所の地ビールも飲めた。フードコーナーには弘前市内の飲食店が出店する。5枚綴り2,000円で、全てのビールとフードがチケット1枚と交換になる前売り券は「酒の柳田」が取り扱っている。当日はチケット1枚500円で販売される。今年は10月7日(土)の開催が決定した。(2018.7.18修正)


(終了)ABA番組祭り
日時:2018年10月6日(土)、7日(日)10:00〜16:00
場所:ワ・ラッセ&西の広場

ABA(=青森朝日放送)の年1回のイベント。昨年は弘前のBe Easy Brewingが出店していた。(2018.9.28修正)


(終了)第13回十和田湖ふるさとまつり
日時:2018年11月4日(日)
場所:道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパーク(十和田市大字奥瀬字堰道39-1、TEL0176-72-3201)

年に1回、奥入瀬麦酒館のある道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパークで開催される特産品、地場野菜、農畜林水産物、加工品の展示・販売や郷土芸能などのアトラクションが行われるイベント。昨年は特設会場で奥入瀬ビールが通常より100円安い1杯400円で、4種類セットが1,400円で飲めた。(2018.9.28修正)
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2018年04月02日

私的東北論その107〜「平泉町観光振興計画(案)」への意見書(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 2月16日に発行された「東北復興」第69号では、「平泉町観光振興計画(案)」について私が平泉町観光商工課に送った意見書について取り上げた。1月下旬に岩手県一関市で開催された「第18回平泉文化フォーラム」に参加するのに合わせて、久々に平泉町内を回ってみて感じたことがいろいろあった。ちょうど平泉町が5年ぶりに新しい観光振興計画案を作成し、それについての意見を求めているところだったので、大きなお世話と思いつつも、その時感じたことなどを基に、意見書をまとめて送ってみたのであった。そしてまた、「東北復興」の連載記事の締切も間近だったので、その意見書を中心に原稿もまとめてしまったというわけである(笑)。

 以下がその全文であるが、意見書の中で言いたかったことは、端的に言えば、\こΠ篁紺奮阿隆儻資源についてもしっかり情報発信を奥州藤原氏時代の遺跡等が残っている自治体と一層の連携をL襪盂擇靴な神瑤、という3点である。特に、が私にとっては重要である(笑)。

DSCN1118 ちなみに、意見書の中で触れている「観自在王院辺りの道」の雰囲気というのはこんな感じである。あと、「ザ・ブリュワーズ平泉」の「夜カフェ」については以前別稿で紹介したことがあったが、このようなものである。

 それと、記事中に出てくる西川雅樹さんのサイトはここである。東北の湯治宿の他に、東北のB級グルメについてもものすごい情報量である。



「平泉町観光振興計画(案)」への意見書

 1月27日、28日の2日間、岩手県一関市で「第18回平泉文化フォーラム」が開催され、私も参加してきた。毎年基調講演、発掘報告、研究発表が行われ、平泉研究の最先端に触れることのできるイベントである。

 今回、1日目終了後の宿泊は、あえて一関市内ではなく、平泉町内にしてみた。これまで平泉は何度も訪れているが、訪れるのはいつも昼間だけで、夜の平泉がどのような感じか興味を惹かれたのである。また、2日目は午前中で終了だったので、終了後再度平泉を散策した。2日間平泉を訪れて感じたことがいろいろあった。折りしも平泉町が新しく「平泉町観光振興計画(案)」を作成し、それについての意見を募集していた。そこで、今回の平泉散策で感じたことや、以前から平泉観光について考えていたことなどについて意見書としてまとめて、平泉町観光商工課宛に送付した。

 以下がその意見書である。

------------
 「平泉町観光振興計画(案)」を興味深く拝見しました。その上で考えたことについてお伝えしたいと思います。要点は以下の3点です。

 \こΠ篁紺奮阿隆儻資源の活用について
 ∧神観光において連携すべき相手について
 「夜の平泉観光」の仕掛けについて


\こΠ篁紺奮阿隆儻資源の活用について
 ,砲弔い討任垢、私は今回、一関市内で2日間開催された「平泉文化フォーラム」に出席しました。その折に、1日目の宿を平泉町内に取り、また2日目終了後に久しぶりに平泉町内を散策しました。その際に感じたことは、端的に申し上げれば、平泉観光は現在、あまりに世界遺産に頼り過ぎているのではないかということです。平泉駅内の観光案内所で入手できる町内のマップには、世界遺産の構成遺産5つと追加登録を目指している達谷窟毘沙門堂、柳之御所遺跡、それに高館義経堂などが掲載されています。今回の「平泉町観光振興計画」(案)の「1−2 主な観光資源」のうち「1−2−1 史跡・名勝」として挙げられているのもこれらですし、「資料4 平泉町の観光資源の再確認」で挙げられているのも概ねこれらですが、平泉の観光資源はそれらのみに留まるものではありません。

 白山妙理堂や熊野三社は奥州藤原氏と白山信仰、熊野信仰との関わりが感じられて興味深いですし、照井堰なども高館合戦の折にその名前が登場する照井太郎高春の伝承があり、興味を惹かれます。歴史好きにとっては、芭蕉の「おくのほそ道」にも出てくる泉ヶ城(和泉が城)も目にしたい場所でしょうし、国衡や高衡(隆衡)の館の比定地もあります。四方に配置したという鎮守社跡を巡るのも楽しそうです。

 これらは現在学校であったり民有地であったりと、観光スポットとするには難しい面もあるでしょうが、園地として整備せずとも今の伽羅御所跡のように、可能な場所に案内板を設けるだけでも散策ルートとなり得ることでしょう。

 そうした隠れた観光資源についても積極的にPRしていかなければ、平泉は一度来て構成遺産を一通り見たらそれで終わりで、二度とは訪れないスポットとなってしまいかねません。そうではなく、最初は有名な世界遺産、その次は少しマニアックな、ディープな場所を巡る、というように、次にも来る楽しみがあるようなことが分かる情報提供が必要であると考えます。

 今回、観光案内所におられたガイドの方に「世界遺産と達谷窟、柳之御所、義経堂以外にどこか見るべき場所はありますか?」と尋ねたところ、「それらを見てるんならあとは特にないねぇ」とのお返事で、少し残念な思いをしました。

 私としては、「平泉は単に世界遺産だけの町ではない」ということを強く訴えたいです。他にももっとあまり知られていない、でも魅力的な場所が平泉町内には本当にたくさんあります。まずは地元の方々こそにそのことを再度確認していただければと願います。

∧神観光において連携すべき相手について
 △砲弔い討任垢、「4−1 観光施策の内容」では、「基本方針3 広域連携による平泉町の魅力の向上―多様な交流・連携の促進―」で「広域観光体制の充実」について既存の方向性を踏襲する旨記載されています。そのうち「東北地方との連携強化」では、十和田市や仙台市との広域的連携を強化する方針が挙げられています。

 周知の通り、奥州藤原氏は平泉のみならず、全盛期には現在の東北地方のほぼ全域に影響を及ぼしました。従って、奥州藤原氏に関係する遺跡・史跡も広く東北地方全域に点在しています。広域連携を考える場合、こうした奥州藤原氏に関係する遺跡・史跡を有する自治体とのより一層の連携も考えていただきたいと強く願います。

 平泉の世界遺産の登録名は「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」ですが、「仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」は平泉のみならず、東北全域に存在します。最も端的なのは、福島県いわき市にある「白水阿弥陀堂」や宮城県角田市にある「高蔵寺阿弥陀堂」ですが、これら奥州藤原氏の影響下にあって同様に「仏国土(浄土)」を表した遺跡・史跡を持つ自治体との広域連携も進めるべきと考えます。

 他にも、秀衡ゆかりの徳姫が泰衡の子と共に36人の家臣に守られて逃れたという山形県酒田市、泰衡終焉の地である秋田県大館市、泰衡の家臣たちが藤原の姓を名乗って隠れ住んだという伝承がある秋田県鹿角市、その他奥州藤原氏時代の金山があったと考えられる東北各地の自治体も連携の対象となり得ます。また、平泉の柳之御所遺跡で多数出土することから「平泉セット」と名付けられた、平泉型てづくねかわらけや白磁四耳壺が出土する遺跡が、青森から福島まで、平泉以外にも東北地方にはたくさんあります。これらの遺跡を有する自治体とも連携して、平泉遺産の面的な広がりを重視していただければと考えます。

 平泉の歴史遺産は平泉だけのものではなく、かつ平泉の歴史遺産は平泉だけに留まるものではありません。平泉とこれらの地域とをつないで共同で行う観光キャンペーンや情報発信などを通して、平泉と関係する自治体とがWin-Win となるような方策をぜひ講じていただきたいです。

「夜の平泉観光」の仕掛けについて
 についてです。「2−2 町の観光の問題点・課題、可能性」の中で、「多くの観光客が通過型の観光」と指摘されていますが、私も実は平泉町内に宿泊したのは初めての経験でした。平泉にはこれまで何度も足を運んでいますが、いつも昼間のうちに町内を回り、夕方には移動するという形でした。

 その理由を考えてみますと、まず宿泊できる場所の少なさがあります。ツアー以外の個人客が宿泊場所を探す際に利用するのは多くは「楽天トラベル」や「じゃらんネット」などの宿泊予約サイトであると思われますが、平泉町内の宿泊施設は「楽天トラベル」、「じゃらんネット」とも3軒の登録にとどまります。それ以外の宿泊施設については、平泉町観光協会のサイト内で紹介されていて、少なくとも町内には7軒の宿泊施設があることが分かりますが、「平泉町 宿泊」で検索してもこの平泉観光協会のサイトは30番目(つまり3ページ目の一番下)にようやくヒットする状況で、これでは恐らくあまり見てはもらえないことでしょう。町が後押しするなどして宿泊サイトへの登録を進めることや、町内の宿泊情報がより上位にヒットするような対応策を講じることが必要と考えます。

 宿泊できる場所の数を増やす手段として「民泊」の活用も考えられますが、その際にはそれぞれの民泊場所の特色があるとよりよいです。例えば、「平泉の古老から平泉の歴史について話が聴ける民泊」などがあれば、歴史好きの観光客は「ぜひ泊まって話を聞いてみたい」と考える可能性が高いです。

 もう一つ平泉観光が通過型に留まってしまう理由として、夜楽しめる場所がないということが挙げられます。平泉町内の飲食店は多くが夕方までに閉店してしまい、夜は一部の居酒屋や焼肉店が営業するのみだということが今回分かりました。この現状では、夜も平泉で過ごすという行動にはなかなかつながりにくいと考えます。「平泉夕食堂」のパンフレットも入手して、その部分の改善に取り組んでいる様子も窺えましたが、それでも大半の店は19時くらいまでの営業であり、その時間帯であればその後の移動もできてしまうため、滞在することにつながるかどうかは正直微妙なところです。

 昨年できた「ザ・ブリュワーズ平泉」がこの1月から「夜カフェ」を実施し、3日前までの予約が必要ではあるものの、予約客が1人でも「夜カフェごはん」を提供してくれ、+1,500円で地ビールを含む飲み放題もつけられる、という取り組みを始めたことは注目に値します。このような特色のある取り組みをより多くの店が始めれば、夜の平泉の魅力はさらに増します。

 夜の平泉を今回初めて散策しましたが、観自在王院辺りの道は周囲の建物と柔らかな光の街灯とがマッチして、とても風情があるように感じました。このような雰囲気づくりを町内のさらに多くの場所に広げたり、例えば週末の夜は駅から毛越寺に至る道の両側に篝火を焚くなど、夜の平泉散策が楽しくなるような仕掛けを施したりすることによって、平泉に滞在する人はより増えるのではないかと考えます。

 以上3点について意見を述べさせていただきました。平泉を大事に思う同じ東北の一人の意見として、いささかなりとも参考になるのであれば幸いです。今後も平泉が、東北の一つの時代の在りようを伝える貴重な場所として、たくさんの人に知られ、訪れられる場所であり続けることを願っております。

------------
 この手の意見募集というのは、「広く意見を求めてそれらも取り入れて作りました」という体裁を整えるために、半ば形式的に行われることが多く、今回提出した意見書の内容もどれほど参考にしてもらえるものか不明ではあるが、とりあえず私としては、感じたこと、考えたことについては概ね伝えられたつもりでいる。

 平泉を散策した当日のfacebookに、「ブラブラしてて思ったのが、平泉は世界遺産に頼りすぎじゃないか?ってことでした」と書いたら、友人の西川さんが「黒毛和牛ステーキ屋なんかも黒毛和牛であることに頼り切ってる店が多くて、独自の価値観を訴求できる店がほとんどないんですよね」とコメントしてくれた。平泉が「黒毛和牛であること以外PRできないステーキ店」になってはいけない。それは平泉の魅力を矮小化してしまうことになる。

 西川さんは関西出身で現在仙台で仕事をされているが、東北の湯治宿に魅せられてご自身のサイトでその魅力を余すところなく伝えてくれている。その西川さんはこうもコメントしてくれた。「地元のヒトはえてして地元の魅力に疎いですよね、東北の湯治宿は情けないほど閑散としてるし」、と。まさにその通りである。だからこそ、魅力に気づいたなら、気づいた者の責務として、これからも情報発信をしていきたいと思う。


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2018年03月31日

東北で地ビールが飲める店その79〜秋田県羽後町

WP_20180322_13_05_08_Rich 羽後町は秋田県の内陸南部にある、人口約14,000人の町である。お盆に毎年開催される「西馬音内(にしもない)の盆踊り」で全国に知られる。西馬音内と言えば、そばが美味しい。江戸時代の文政元年(1818年)に創業したという「弥助そばや」を始め、町内には少なくとも7軒のそば屋がある。新潟のへぎそばと同様の、つなぎにふのりを使った、つるつるとのど越しのいいそばが食べられる。西馬音内ではこのそばを「冷がけ」という冷たいかけそばで食べるのが一般的である。ちなみに私のお気に入りは、だいぶ以前にも書いたが、「松屋」である。

WP_20180322_13_59_40_Rich さて、この羽後町に昨年7月に新しい地ビール「羽後麦酒(うごばくしゅ」(雄勝郡羽後町西馬音内字本町109、TEL0183-56-7890)ができた。今月お邪魔させていただいたが、味噌蔵だったところを改装して醸造所としている。代表の鈴木隆弘さんによれば、元々あった地酒の蔵元があったそうだが、四半世紀前に廃業してしまったのだそう。地元のお酒で地域を元気づけたいと、10年以上前から地ビール造りを考えていたそうだが、このほどその思いがようやく形になったわけである。

 地元密着ということで、ゴールデンエール、IPA、ペールエール、ベルジャンホワイトといった地ビールで定番とも言えるビール以外に、地元の豊富な食材を取り入れたビールも積極的に醸造している。これまでに、食用菊、イチゴ、ブルーベリー、ゆずを使ったビールを造っている。醸造設備が小さいことを活かして、多品種少量生産の形で様々なスタイルのビール造りにチャレンジしている。




WP_20180322_14_08_43_Rich 東北では、イチゴを使ったビールは夢花まき麦酒やみちのく福島路ビール、松島ビールが醸造していて、ブルーベリーを使ったビールは青森市にあり、ゆずを使ったビールは宮城県石巻市の「石巻日和」があるが、食用菊を使ったビールは東北はもとより全国にも類例がないのではないかと思う。羽後町と言えば、先に書いたようにそばの美味しい地域。ひょっとすると今後、そばを使ったビールも出たりするかもしれない。

WP_20180329_00_00_08_Pro このビール、残念ながら醸造所では飲めないが、醸造所に隣接している「ワインバー蔵しこ」(雄勝郡羽後町西馬音内本町109、TEL0183-55-8384)の他、町内では「居酒屋炭炭(たんたん)」(雄勝郡羽後町西馬音内中野11-12、TEL080-3327-5459)「居酒屋あうん」(雄勝郡羽後町西馬音内上川原2-6、TEL0183-62-0738)で飲むことができる。これらの店では全て瓶での提供だが、横手市十文字町の「Re:MIX」、秋田市の「サミット」、湯沢市の「湯沢グランドホテル」では樽生が飲める。

2018年03月11日

私的東北論その106〜震災から7年の仙台・荒浜

 今年も3月11日がやってきた。震災発生から7年。今年も新聞各紙が一面で伝え、NHK、民放各社とも特別番組を企画するなど、忘れずに取り上げてくれるのはありがたいことである。仙台の街中にいると、震災の爪跡を見つけることはもうほとんどないが、それでもやはりこの日だけは毎年、普段とは違った心持ちになる。

WP_20180311_14_02_07_Rich 今年も出発点は若林区役所である。今日は日曜日ということで閉庁日だったが、献花台は今年も設けられ、人がひっきりなしにやってきていた。ここでこうして手を合わせている人、一人ひとりにきっと失われた大切な命があったのだと思うと、改めてこの震災の大きさに思い至る。

 若林区役所を出て一路東に向かい、沿岸の荒浜を目指す。震災直後、「海岸で200〜300人の遺体が見つかる」などとショッキングに報じられた地区である。あの報道は実は誤報だったが、かなり後まで繰り返し報じられ続けた。

 あの日、津波からの避難を地区住民に呼び掛けるべく、弟が公用車に乗って辿ったであろう道を走る。今日は南東の風が強く、自転車がなかなか前に進まない。冬の時期、いつもは北西の強くて冷たい風が吹く。南東の風は春の風のはずだが、全く暖かさは感じない。冬の冷たさのままの風である。

WP_20180311_14_18_50_Rich 荒浜に行く途中、仙台市地下鉄東西線の東の終点、荒井駅に寄り道する。ここには2年前の2月、「せんだい3.11メモリアル交流館」が開設された。交流スぺ―ス、展示室などからなる施設で、震災やこの地域に関する各種情報を発信していくことを目的につくられた。昨年6月には来場者が10万人に達したとのことである。




WP_20180311_14_38_21_Rich 荒浜に向かう道は今年も渋滞していた。荒浜地区一帯は震災後、災害危険区域となり、人が住むことのできない地域となった。他の地域への移住を余儀なくされた元住民の人たちがこの日は皆、ここに集まってくる。今年も地区唯一の寺院、浄土寺ではこの地区で亡くなった人のための追悼法要が営まれた。また、海岸近くに立つ「荒浜慈聖観音」には今年も焼香所が設けられ、たくさんの人が焼香していた。


WP_20180311_14_42_54_Rich 防潮堤に登って海を見下ろす人、海岸に下りて海を見る人もたくさんいた。今日は風が強く、消波ブロックに打ち付ける波はいつもより高かった。しかし、あの日ここに押し寄せた大津波はこのようなものではなかった。震災前よりも高さが増した7.2mの高さの防潮堤すら超える、平野部を襲った津波としては世界最大級という、およそ10mの高さの津波。上空から撮影された映像はあるが、地上にいてあの日、その大津波がどのように見えたのか、ここでこうして海を見ていても想像することすら難しい。

 そして、午後2時46分。地震発生の時刻である。サイレンが鳴ったり、放送があったりしたわけではないが、手元の時計を見て海に向かって手を合わせた。他の人も皆、同じように手を合わせていた。

WP_20180311_15_24_05_Rich 地区にある仙台市立荒浜小学校。地区が災害危険区域に指定されたことで閉校となったが、震災遺構として保存されることになり、昨年4月から校舎内が開放されている。校舎の1階は被災当時の状態がそのまま残されている。2階にあるひしゃげたフェンスもそのままで津波の大きさと破壊力が想像できる。地震発生からここに避難した住民が救助されるまでの経過、荒浜地区の歴史や文化などがパネルなどで紹介されている。昨年末までの8カ月でおよそ6万人がここを訪れたとのことである。

 仙台平野の一部で延々と平地が広がるこの地域には、津波発生時に避難できる高台が存在しない。あの日大津波に遭遇した住民が避難できる場所はこの荒浜小学校のみであった。小学校の児童、地域住民ら約320名がここに避難して難を逃れたが、一方で192名が津波に飲まれて亡くなった。仙台市の沿岸はどこもこの荒浜地区のように高台が存在しない。そこで仙台市では津波避難施設を沿岸に13カ所整備した。いざという時にはそこに避難することができるようになった。この荒浜小学校も、津波避難施設を兼ねている。

WP_20180311_15_14_43_Pro 今年も荒浜小学校では、荒浜を拠点に「繋がりが失われた街に、もう一度笑顔や思いを共有するプロジェクト」である「HOPE FOR PROJECT」が、花の種を入れた風船を空に飛ばすイベントを行っていた。震災から7年が経って、このイベントもすっかり3月11日の荒浜の風物詩として定着した感がある。




WP_20180311_15_41_29_Rich 私にとっては、午後2時46分よりも午後3時54分の方が重要である。午後3時54分は、この地区に大津波が押し寄せた時刻である。この時刻については、弟と同様にこの地区で避難呼び掛けをしていた若林消防署荒浜航空分署の署員の方の証言で明らかになっている。この時刻に合わせて、南長沼に行ってみる。この地区の方々の遺体の大部分は、自衛隊や消防、警察による懸命の捜索の結果、ここで見つかった。決して2、300人もの遺体が震災当日に海岸で見つかったというような状況ではなかったのである。

 だいぶ埋め立てられて以前より小さくなってしまったが、それでもまだ水鳥が羽を休めるくらいのスペースはある。沼越しに望む海岸沿い、防風林として植えられていた松は、いまだ櫛の歯が欠けたような状態のままである。様々な団体が植林を続けているが、再生にはまだまだ時間が必要である。

 人口100万人を抱える大都市がこれだけの大津波に襲われた事例は、世界的に見ても稀だと思われる。この未曽有の災害から得た知見を発信することは、日本のみならず世界の都市防災にとっても大いに有意義なことである。その意味では、「せんだい3.11メモリアル交流館」や荒浜小学校を多くの人が訪れていることは、そうした情報発信がある程度うまくいっている一例と言えるのではないだろうか。9日には3回目となる「仙台防災未来フォーラム」も開催された。

 よく言われる「風化」をさせないために、こうした不断の情報発信に勝る方策はないと考える。もちろん、それは自治体やメディアがやればよいというのではなく、震災を経験した我々一人ひとりが考えていくべきことである。

anagma5 at 22:52|PermalinkComments(2)clip!私的東北論 

2018年02月08日

私的東北論その105〜「玉虫左太夫が見た夢」(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 1月16日に発行された「東北復興」第68号では、幕末の仙台藩士玉虫左太夫を主人公に据えた小説「竜は動かず〜奥羽越列藩同盟顛末」について取り上げた。玉虫左太夫の遺した業績については、もっと評価されるべきと思う。


玉虫左太夫を扱った小説
「竜は動かず」 「竜は動かず〜奥羽越列藩同盟顛末」(上下巻、上田秀人、講談社)は、幕末に活躍した仙台藩士、玉虫左太夫を描いた小説である。この歴史の谷間に埋もれてしまった玉虫左太夫という名前を、聞いたことはあるという人は仙台に住んでいる人の中には割と多いのではないかと思うが、彼が為した業績を言い表せる人はそれほど多くないのではないだろうか。

 玉虫左太夫については、本紙第8号で早くも大川真氏が述べている。その中で氏は、「奥羽越列藩同盟の『集議』重視の政治システムは、明治維新の『敗者』=『遅れた』『敗れた』地域である東北にも先進的な政治構想が存在していることの証左と言いうる」と指摘した上で、玉虫左太夫をその奥羽越列藩同盟の「中心的なイデオローグの一人」と位置付けている。そして、玉虫左太夫の書簡にある「人心ヲ和シ上下一致ニセンコトヲ論ス」といった内容を紹介して、「当時としては画期的な内容が盛り込まれている。そしてほとんど看過されていることであるが、こうした先進的な政策が幕末の東北で提言されていることは震災後で大きな意味を持つと私は信ずる」と結んでいる。

小説の中の玉虫左太夫

 本書で描かれる玉虫左太夫は以下のような人物である。――仙台藩の下級武士で、学問を究めるために脱藩して江戸に出奔。苦労を重ねるが、後に幕府直轄の教学機関である昌平坂学問所の長官となる林復斎に見出され、林の紹介で仙台藩の儒学者・大槻磐渓と邂逅し、大槻の推挙で仙台藩主伊達慶邦との目通りも叶う。林の推挙で堀織部正の従者として蝦夷地を視察し、条約の批准に渡米する外国奉行新見豊前守の従者として太平洋を渡ってアメリカに上陸し、その後アフリカ、インドネシアを経由して世界一周して日本に帰国。その際に見聞きしたことの詳細な記録を「航米日録」としてまとめる。勝海舟や坂本龍馬と交流を持ち、松平春嶽や久坂玄瑞とも接触、仙台藩の命で風雲急を告げる京洛の動静を探る。大政奉還後、新政府から会津討伐を命ぜられるに際して、仙台藩を中心に旧幕府に匹敵する総石高260万石の奥羽越列藩同盟結成のために奔走、盟約づくりにも関与する。同盟崩壊、仙台藩降伏後、仙台藩の反佐幕派によって切腹させられる。

 小説の中で玉虫左太夫は、「日本は忠義を芯とし、礼節を重んじ、受けた恩を忘れぬ国でございまする」と主張する。日本では手柄を立てて与えられた禄や庇護は代を重ねて子々孫々まで受け継いでいけるという保障があるおかげで、武士は安心して戦場に赴けたわけで、自分が討ち死にしても、跡継ぎさえいれば家は残り、家族の生活は守られたのである。したがって、アメリカに対しては、「国をまとめた大統領といえども、次の入れ札で負ければ、ただの人に落ちる。本人でさえ、そうなのでござる。子や孫など一顧だにされませぬ。これでは忠義などありませぬ」と最初は否定して見せる。

 しかし、アメリカについては一方で、船上で艦長が一水夫の死を我が子を亡くしたように悲しむのを見て、「亜米利加が強いわけがわかりました。上の者と下の者が相和すれば人々の心は自(おの)ずから良き方向にまとまりまする。建国以来亜米利加で謀反がない理由もここにあるのでは」と、その情の深さに大いに感じ入っている。

 また、元の身分が低いがために、事あるごとにあからさまな嫌がらせを受けたり、足を引っ張られたりしたために、「馬鹿が上にいないという点は、大いにうらやむことである」「血筋と生まれだけで、さしたる学もない連中が、重臣だと幅をきかせる」と嘆く。そうした中で孫ができたことで、「能力さえあれば、男女に変わりなく頭角を現せる世」であるアメリカの姿が玉虫左太夫の中で大きくなっていくのである。

奥羽越列藩同盟の盟約
 玉虫左太夫はそうした中、奥羽越列藩同盟の軍務局議事応接頭取という外交官ともいうべき役職に就いた。奥羽越列藩同盟は会津、庄内への恩赦を要望する嘆願を出し、続いて盟約を作成する。盟約の全文は小説中には出てこないが、実際の盟約は以下の通りである。

今度、奥羽列藩仙台に於て会議し、鎮撫総督に告げ、盟約を以て公平正大の道を執り、同心協力、上王室を尊び、下人民を憮恤し、皇国を維持し、而して宸襟を安んぜんとす。仍て条例左の如し。
一、天下の大義を伸べるを以て目的と為し、小節細行に拘泥すべからざる事。
一、海を渉る同舟の如く、信を以て居し義を以て動くべき事。
一、若し、不慮危急の事あらば、比隣の各藩、速やかに援救し、総督府に報告すべきの事。
一、強きを負み弱きを凌ぐ勿れ、私に利を営む勿れ、機事を泄す勿れ、同盟を離する勿れ。
一、城堡を築造し、糧食を運搬する、止むを得ずと雖も、漫りに百姓をして労役し、愁苦に勝えざらしむる勿れ。
一、大事件は列藩集議、公平の旨に帰すべし。細緻は則ちその宜しきに随ふべき事。
一、他国に通諜し、或ひは隣境に出兵す、皆同盟に報ずべき事。
一、無辜を殺戮する勿れ、金穀を掠奪する勿れ、凡そ、事不義に渉らば、厳刑を加ふべき事。
右条々、違背あるに於ては、則ち列藩集議し厳譴を加ふべき者なり

 崇高な精神が現れた見事な盟約である。これらの中で、玉虫左太夫がその権限を使って入れ込んだものが5番目の「やむをえずといえども、みだりに百姓を労役させて憂い苦しませてはならない」という項目であった。東北の百姓を、アメリカで目の当たりにした奴隷にしてはならないという強い思いだった。

 本紙第11号で紹介した小説「蒼茫の大地 滅ぶ」で、野上青森県知事は奥羽越列藩同盟の敗因として、「三春藩・河野広中の裏切りと、農民の戦争拒否にあった」として、特に「何よりも農民の協力拒否が敗北につながった」と指摘していた。しかし、奥羽越列藩同盟の側には、元々農民を戦争に巻き込まないための盟約が存在していたのである。

 小説中では逆に、勢いづいた会津藩がこの盟約を破って、白河領で密かに農民に食糧を拠出させ、防衛陣を構築するための人夫も徴発するが、そのために農民の恨みを買い、新政府軍を手引きして間道を案内した結果、立石山の陣を奪われて形勢が不利になる様子が描かれている。

知られていない理由

 白河の関に差し掛かった玉虫左太夫に、「ここを封じれば……奥州は独立できるか」との思いが脳裏をよぎる。奥羽越列藩同盟については前述の「蒼茫の大地 滅ぶ」でも説明されているが、元々会津、庄内両藩の恩赦を嘆願する同盟だったが、この嘆願が新政府に拒絶された後は、北部政権の樹立を目指した軍事同盟となった。この新しい政権の樹立というのは、新政府とは別の政権を創るということで、いわば新政府からの独立を目指したものと言えるのだが、敗北したこともありこの辺りが過小評価されているのではないかと感じる。輪王寺宮公現法親王を推戴し、「東武皇帝」として即位し、改元も行ったという説もあるのだが、資料が乏しく、統一した見解が得られていない。

 玉虫左太夫らが日本人として初めて世界一周した万延元年遣米使節も、あまり知られていないのではないだろうか。少なくとも、学校教育の中ではいわゆる「岩倉使節団」の方がはるかに著名である。玉虫左太夫自身のこともあまりにも知られていない。

 それは、これらはいずれも「敗者の歴史」であることが理由であるように思える。敗者の歴史は、勝者によって書き換えられるのが常である。とりわけ、新政府にとっては、自分たちとは別の政権が一時的にではあっても存在したという事実は、到底認められないものだったに違いない。

 作者の上田秀人氏は、インタビューの中で、この小説を書いた理由について、「幕末は維新を興した側から語られることが多い。じゃあ私は違う方向から、あの時代を眺めてみようと考えました」と答えている。視点を変えるとまったく違った歴史が見えてくる。この小説はそのまたとない好例であろう。

もし玉虫左太夫が生きていたら

 ところで、この小説のタイトルの「竜は動かず」の「竜」は何を表しているのだろうか。「竜」と言えば「独眼竜」政宗のことがまず思い浮かぶ。「竜は動かず」はこの「独眼竜」政宗の築いた仙台藩が、結局戊辰戦争ではさしたる働きができなかったことを示しているのかもしれない。小説中で仙台藩は、「かつて奥州に覇をはった仙台伊達も、二百六十年をこえる泰平に戦を忘れていた。戦場で討ち死するかもしれないとの恐怖は、実戦経験のなさも加わって勝とうという強固な意思を奪った」と書かれている。奥羽を代表する大藩である仙台藩が、泰平にあぐらをかくことなく軍備や組織の近代化を図っていたとしたら、奥羽越列藩同盟はまた違った展開を見せていたのかもしれない。

 あるいは、時代の変革を「竜」にたとえて、結局奥羽越列藩同盟が目指した「もう一つの日本」が日の目を見なかったことを、このタイトルは伝えているのかもしれない。様々な失策が積み重なって奥羽越列藩同盟は敗れ去ってしまったが、それでも盟約にあるような崇高な精神は、なくならずに今の東北にも伝わり、受け継がれているようにも思う。

 玉虫左太夫、本来は禁固7カ月で済むはずだったが、政敵によって切腹させられてしまった。もし本来の禁固だけで済んでいたら、仙台は、そして日本はどのように変わっただろうか。第14号で取り上げた会津の山本覚馬の業績を見ても、玉虫左太夫ももし生きていたとしたら、相当のことを成し遂げたに違いないと思う。その山本覚馬と玉虫左太夫がもし邂逅していたら、きっと意気投合して、相互に大いに刺激し合ったのではないか、などとも夢想するのである。

 なお、玉虫左太夫が遺した「航米日録」、7年前に「仙台藩士幕末世界一周」(荒蝦夷)というタイトルで玉虫左太夫の子孫である山本三郎氏の現代語訳で刊行されている。併せて読んでみたいものである。

 この「航米日録」にも出てくるが、この世界一周の航海中に玉虫左太夫はビールを飲んでいる。キリンビールのサイトにある「ビールを愛した近代日本の人々」の中に玉虫左太夫も紹介されている。世界を目の当たりにしながら飲むビールが、玉虫左太夫にとってどのような味だったのか、聞いてみたいものである。


anagma5 at 00:25|PermalinkComments(0)clip!私的東北論