2018年05月04日

世界遺産以外の平泉オススメスポット(東北のオススメスポットその13)

 「私的東北論その107」で紹介した「平泉町観光振興計画(案)」への意見書の中で、「平泉は世界遺産だけの町ではない」ということで、「世界遺産以外の観光資源についてもしっかり情報発信を」ということを述べた。
 とは言え、駅や観光案内所で手に入るマップには世界遺産を構成する中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山の5つに、柳之御所遺跡、達谷窟、高館義経堂くらいしか載っていない。平泉文化遺産センターや柳之御所資料館にも行ってみたが、これら以外の遺跡について載っているマップはないとのことだった。
 ならば自分でつくるしかないかと思い、先月1日掛けて平泉町内と旧衣川村の一部地域を改めて巡ってみた。巡ってみて改めて感じたのは、やはり平泉は世界遺産に登録された遺跡だけの町ではないということである。もちろん、登録された5つの遺産は素晴らしいものだが、それらだけが平泉ではない。それら以外の遺跡も能弁に平泉が何たるものかを語っているように思われた。
 以下に、それらについて紹介してみた。平泉の世界遺産はもう見飽きたという方々にぜひお役立ていただきたい。
 紹介文の中に度々、平泉の中央、東方、南方、西方、北方の五方鎮守のことが出てくる。個人的に、それらを巡るのも世界遺産以外の平泉を楽しむのにうってつけだと思うのだが、そのうち、東方は現在の白山妙理堂、南方は現在の八坂神社、北方は現在の熊野三社で間違いなく、中央惣社は金鶏山または花立廃寺跡ということでほぼ間違いないと考えられるものの、西方の「北野天神」については、現在の毛越けごし地区に天神社があるとの話もあったが、今回確認できなかった。次に訪れた際に詳しく調べてみたい。
 あ、ちなみに、以下の遺跡は単に私が足の向くまま回った順番に並んでおり、並んでいる順番には特に意味はない(笑)。我ながらよく一日で回ったものである。
 なお、遺跡の中には学校や私有地などもあるので、無断での立ち入りは厳禁である。
 これらの位置関係を示した「世界遺産以外の平泉オススメスポットマップ」も作ってみた。併せてご参照いただきたい。


伽羅之御所きゃらのごしょ
伽羅之御所跡三代秀衡、そして四代泰衡の私邸である「伽羅之御所」がこの付近にあったと考えられている。政庁であった柳之御所やなぎのごしょが「首相官邸」だとすれば、この伽羅之御所は「首相公邸」に当たると言える。現在は、住宅地の一画にその旨を伝える案内板が設置されている。





無量光院むりょうこういん
無量光院跡世界遺産の構成遺産の一つ。三代秀衡が建立した寺院。宇治平等院鳳凰堂がモデルだが、それよりもさらに一回り大きかった。春、秋の彼岸近くには、無量光院の西方にある金鶏山きんけいさんの山頂に日が沈み、その夕日の光を後光として本尊の阿弥陀如来が浮かび上がる意匠だった。現在、その建物は失われたが、池を含む庭園が復元されている。写真中央に見えるのが金鶏山である。


白山妙理堂はくさんみょうりどう
白山妙理堂十一面観音を祀る。平泉には中央、東、南、西、北に鎮守社があったとされており、東には白山社と日吉社が鎮座していたとあることから、ここはその東の鎮守があった場所と推定されている。境内を囲む周辺の低地は、当時あった「鈴沢の池」の跡である。





平泉町役場
平泉町役場案内板はないが、役場周辺からは大型の建物跡が出土していている。役場のすぐ北には幅20mという当時のメインストリートと思われる東西道路の遺構が出土し、役場から白山社(現在の白山妙理堂)までも幅10mの南北道路が確認されており、出土遺物からも「平泉館ひらいずみのたち」に準ずるような施設、あるいはかなり身分の高い者の邸宅があったと推定されている。


平泉中学校
平泉中学校平泉には、中央、東、南、西、北に鎮守社があったとされており、このうち西の鎮守として北野天神と共に金峰山きんぷせんが勧請されたという。この平泉中学校近くに金峰山社趾が残っているという話があったが、確認できなかった。なお、金鶏山が金峰山であるとする説もある。





観自在王院かんじざいおういん
観自在王院跡世界遺産の構成遺産の一つ。二代基衡の妻が建立した寺院。基衡が建立した毛越寺に隣接する。基衡の妻は、奥州藤原氏の前にこの地を支配した安倍氏の棟梁貞任の弟宗任の娘だったと伝わっている。毛越寺同様、浄土庭園を持ち、現在はそれが復元されて史跡公園となっている。元は基衡の居館で、基衡の死後、妻が夫の極楽往生を願って寺院に改修したという説がある。


毛越寺もうつうじ
毛越寺世界遺産の構成遺産の一つ。二代基衡が建立した寺院。往時には中尊寺を凌ぐ規模を誇ったという。全国で唯一、平安時代の浄土庭園が完璧な形で残り、国の特別史跡、特別名勝の二重指定を受けている。奥州藤原氏滅亡後、南北朝時代までに戦乱や野火などで建物は全て失われ、長らくこの浄土庭園だけが残っていたが、1989年(平成元年)に平安様式の新本堂が建立された。


平泉小学校
平泉小学校毛越寺の向かいにあり、三代秀衡の長男国衡の邸宅、国衡館くにひらだてがあったと伝わり、実際に建物跡も出土している。国衡は西木戸太郎と号し、その名の通り、平泉の南西端の関門の役割を果たしていたものと考えられる。毛越寺側からでは分からないが、平泉への入り口となる南側から見るとかなり高台にあることが分かる。なお、国衡館の南には三代秀衡の四男高衡(隆衡)の邸宅、高衡館たかひらだてがあったとされているが、場所はまだ特定されていない。なお、国衡館、高衡館のあった場所については、柳之御所の西側だという異論もある。


平泉町立幼稚園・保育所
平泉町立幼稚園・保育所三代秀衡の長男国衡の居館である国衡館くにひらだてがあったとされる平泉小学校の南に隣接している。ひょっとすると国衡館の南にあったという三代秀衡の四男高衡(隆衡)の居館である高衡館たかひらだては、この辺りにあったのかもしれない。





柳之御所やなぎのごしょ遺跡
柳之御所遺跡世界遺産への追加登録を目指している遺跡。奥州藤原氏の政庁である「平泉館ひらいずみのたち」があった場所と比定されている。長らく、北上川に削られ失われたと考えられてきたが、国道4号線のバイパス工事で出土。遺跡の重要性を鑑みて保存が決定し、バイパスの方がルートを変更した。現在、史跡公園として整備が進んでいる。おびただしい数の出土品があり、それらは史跡公園に隣接する柳之御所資料館に収蔵されている。ちなみに、柳之御所という名称は、「幕府」と同じ意味の言葉「柳営りゅうえい」から取られたものという説がある。


高館義経堂たかだちぎけいどう
高館義経堂源義経の居館「高館」があった場所で、義経終焉の地とされている。義経の木像と、義経主従の慰霊塔がある。ただ、義経が襲撃されたのは藤原基成の居館「衣河館ころもがわのたち」とあり、衣河館は高館義経堂があった場所とは全く異なる場所にあったとされているので、この地が義経のいた場所であるという確証はない。北上川を見下ろし、束稲山を望む眺望は素晴らしい。


卯の花清水うのはなしみず
卯の花清水高館義経堂たかだちぎけいどうの北側の入口近くにある湧水。松尾芭蕉と共に旅をした曽良が、源義経の老臣、十郎権頭兼房を偲んで詠んだ「卯の花に兼房見ゆる白毛かな」という句にちなんで名づけられた。残念ながら1993年(平成5年)の道路拡張工事の後、湧水は枯れてしまったが、曽良の句碑がある。




熊野三社くまのさんじゃ
熊野三社中央、東、南、西、北にあったという平泉の鎮守社のうち、北には今熊野と稲荷等社があったとされているが、この熊野三社がその今熊野であったとされている。熊野蔵王権現を祀り、子守社、勝手社という末社もあったという。ただし、元の熊野社が野火で焼失した安土桃山時代の1571年に花立山に移され、その後1891年(明治24年)に現在の平泉文化遺産センターのある場所に移され、さらに1954年(昭和29年)に現在の地に移された。焼失の際に持ち出された十一面観音掛仏は同社の宝物として保管されている。


花立廃寺はなだてはいじ
花立廃寺跡金鶏山きんけいさんの東、平泉世界遺産センターに隣接している。礎石などが出土しており、ここに寺社があったことが窺える。平泉にあった中央、東、南、西、北の鎮守のうち、中央の惣社がこの花立廃寺だったのではないかという説がある。今は芝生の公園となっている。





照井堰てるいぜき
照井堰三代秀衡の家臣としてその名が知られる照井太郎高春(高治とも)が築いたという、総延長64kmにも及ぶ堰。現在も1,000ha以上の水田に用水を供給している他、毛越寺の浄土庭園の大泉が池に注いで、曲水の宴の遣水の水源にもなっている。「疎水百選」に認定されている他、「世界かんがい施設遺産」にも登録されている。















金鶏山きんけいさん
金鶏山世界遺産の構成遺産の一つ。標高98.6mの円錐形の山で、平泉のランドマーク的存在。三代秀衡が富士山に似せて一晩で築き、山頂に雌雄一対の黄金でできた鶏を埋めて平泉の鎮護としたという伝承や、子孫のために一万の漆の盃に黄金を載せて埋めたという伝承が残る。山頂からは大規模な経塚が発見され、信仰の対象であったことが窺える。5分ほどで山頂まで行ける。平泉にあった中央、東、南、西、北の鎮守のうち、西の鎮守の一つ金峰山きんぷせんはこの金鶏山のことだとする説がある。熊野三社の由緒には「金峰山社はその中央総社なり」という、金峰山が中央惣社を兼ねていたと取れる説明があり、とすると金鶏山が中央惣社だった可能性もある。なお、金鶏山の読み方について平泉町、平泉観光協会は「きんけいさん」としているが、文化庁は「きんけいざん」としていて統一されていない。


千手院せんじゅいん
千手院金鶏山きんけいさんの入り口近くにある寺院だが、現在は千手観音を祀った千手堂のみが残っている。詳しい由来は不明だが、千手堂内には本尊の千手観音の他、弁財天、「藤原三将軍」(初代清衡、二代基衡、三代秀衡か)の位牌、三代秀衡の木像、愛染明王、不動明王、道祖神が安置されているという。




源義経公妻子の墓
源義経公妻子の墓金鶏山きんけいさんの入り口近くにある。義経は四代泰衡に攻められた折、妻と幼い娘の命を奪った後、自害しているが、ここはその義経の妻子の墓と伝えられている。元は金鶏山の山麓にあったが、その後現在の場所に移されたという。






倉町くらまち遺跡
倉町遺跡毛越寺もうつうじ観自在王院かんじざいおういん跡の向かいにある。伝承の通り、大きな高床式の倉庫跡が出土している。奥大道を通ってくると突如として現れる、左手に浄土庭園と大伽藍を抱える毛越寺や観自在王院を望み、右手に見上げる高さの蔵がずらりと並んでいる光景はさぞや壮観だったことだろう。




道路側溝と塀跡
道路側溝と塀跡毛越寺もうつうじ観自在王院かんじざいおういん跡の前を東西に通る道路の遺構が出土している。幅は20mあり、当時のメインストリートだったとされている。道の両側には側溝が確認されており、ここはその南側の側溝である。同じ場所からは塀跡も出土している。大型の建物を囲んでいた塀とのことである。




自性院じしょういん
自性院奥州藤原氏時代にこの地にあって観音霊場として栄えた智覚院はその後、江戸時代初期に廃絶したが、1888年(明治21年)になって江刺の自性院をこの地に移すという形で再建された。聖観音を本尊とする。






伝勅使○でんちょくし
伝勅使○伊豆権現堂いずごんげんどう近くの空き地に、「伝勅使○」と書かれた木の柱が立っていた。○は文字が薄れて判読不能。勅使と来たら「館」か。勅使と聞いて思い起こすのは、源義経が兄頼朝に追われて平泉に逃れた後、三代秀衡は朝廷からの勅使を勅使館に招いて饗応し、館の外に一歩も出さずに帰したという話である。ここがその勅使館であれば、平泉の中心部からも離れ、確かに勅使は平泉の様子を少しも観察することができなかったに違いない。


伊豆権現堂いずごんげんどう
伊豆権現堂三代秀衡が伊豆から勧請したと伝わる。伊豆権現と十一面観音を安置する。急な石段を2分くらい登ると本殿がある。入り口の説明には「高台からの眺めは素晴らしい」とあるが、実際には木々に囲まれて眺望は限定的である。






鬘石かつらいし
鬘石奥州藤原氏とは直接関係のない遺跡。昔、この地方を治めていた悪路王あくろおうは、美しい娘がいると聞くとさらってきていたという。逃げ出した娘はすぐに捕まり、見せしめとして首を切り落とされ、太田川に流され、その首が下流のこの大きな岩に流れつき髪の毛を絡ませたということから、この巨石を「かつら石」と呼ぶようになったと言われている。



姫待瀧ひめまちのたき
姫待瀧奥州藤原氏とは直接関係のない遺跡。この地方を治めていたという悪路王あくろおうが、さらってきた姫が逃げ出した際、この滝で姫を待ち伏せしたと伝わっている場所である。







達谷窟たっこくのいわや
達谷窟世界遺産への追加登録を目指している遺跡。悪路王あくろおうが住んでいたという伝承がある。悪路王は一説には坂上田村麻呂と戦った蝦夷の首領阿弖流為あてるいのことだとする見方がある。悪路王を討った後、悪路王が籠った窟屋に田村麻呂が清水寺を模してこの毘沙門堂を建立したと伝わる。浄土庭園の跡が出土しており、平泉遺跡との関連も指摘されている。源義家が彫ったという北限の磨崖仏がある。初代清衡と二代目基衡が七堂伽藍を建立、基衡は薬師如来を奉納したという。


八坂神社やさかじんじゃ
八坂神社平泉には、中央、東、南、西、北に鎮守社があったとされており、南の鎮守として、祇園社と王子諸社が勧請されたとある。祇園地区にあるこの八坂神社が当時の祇園社であったと伝わる。南北朝時代に修験の僧都、良珍が再興を図り、江戸時代まで祇園宮と称されたが、明治8年に八坂神社と改称された。




武蔵坊弁慶大墓碑
武蔵坊弁慶大墓碑中尊寺の入口付近にある、源義経の忠臣、武蔵坊弁慶の墓と伝わる場所。中尊寺の僧素鳥が詠んだ「色かえぬ 松のあるじや 武蔵坊」の句碑があり、その句の通り、大きな松が立っている。







赤堂稲荷大明神あかどういなりだいみょうじん
赤堂稲荷大明神中尊寺がある丘陵にある。旧国道4号線沿いにある大きな鳥居はかなり目立ち、離れている東北本線からもよく見える。しかし、縁起に関する説明がないので詳しい成り立ちは不明。鳥居をくぐって急な階段を登っていくとまず拝殿があり、さらに登るとその名の通り、朱塗りの本殿がある。中央、東、南、西、北にあった平泉の鎮守社のうち、北には今熊野と稲荷等社があったとあるが、この赤堂稲荷大明神がその稲荷等社なのかどうかは不明。


中尊寺ちゅうそんじ
中尊寺世界遺産の構成遺産の一つ。初代清衡が建立した寺院。清衡が整備した、東北の北端外ヶ浜(青森市)と南端白河関(福島県白河市)を結ぶ幹線道路、奥大道おくだいどうのちょうど中間地点に建っている。中尊寺建立供養願文には、戦乱で多くの人が亡くなった東北をそのままこの世の浄土としたいという清衡の思いが示されている。清衡が安置したという「丈六皆金色の釈迦如来」と同じ本尊が、2013年(平成25年)に現在の本堂に安置された。


金色堂こんじきどう
金色堂中尊寺ちゅうそんじの中にある、唯一無二の皆金色の阿弥陀堂。日本の国宝第一号だった。皆金色は仏の住む浄土を表したもので、全面に金箔が押された以外にも、南洋の夜光貝を用いた螺鈿細工、象牙や宝石による装飾など、当時の芸術工芸の粋を極めた造形が施されている。初代清衡、二代基衡、三代秀衡の遺体と、四代泰衡の首級が収められ、葬堂としての性格も持つ。四代に亘る遺体がそのまま保存されている例は世界的にも極めて珍しいとされる。


白山神社はくさんじんじゃ
白山神社中尊寺ちゅうそんじの開祖と伝わる慈覚大師が加賀の白山から勧請したという、中尊寺の敷地内にある神社。境内にある能楽堂は国の重要文化財に指定されている。現在も薪能などが奉納されている。







接待館せったいだて
接待館跡中尊寺の対岸の衣川沿いにある。三代秀衡の母親がここで道行く旅人をもてなしたという伝承があり、この名がある。かなり大規模な邸宅跡が出土しており、柳之御所やなぎのごしょ遺跡と同様に大量のかわらけなども出土していることから、柳之御所と同等の重要な施設であったことが窺える。三代秀衡の正妻の父で、京の摂関家藤原氏に連なる藤原基成の居館「衣河舘ころもがわのたち」の跡ではないかという説もある。写真中央右寄りに見えるのが月山である。


衣の関道ころものせきみち
衣の関道初代清衡が北は外が浜(青森市)から南は白河関(福島県白河市)まで整備した当時の「東北縦貫道」である奥大道おくだいどうは、平泉では中尊寺の境内を通すようにしていた。これに伴って、衣河関ころもがわのせきも安倍氏時代に難攻不落と言われた場所から、中尊寺の北側で衣川を渡る手前に移されたという。その新しい衣川関から衣川を越えて北上する道の通称が衣の関道だとされる。


七日市場なぬかいちば
七日市場跡その名の通り、奥州藤原氏の時代に毎月七日、十七日、二十七日と七のつく日に市が立ったという伝承がある地。平泉の市街地内で最も繁昌した市場になったという。







神明神社しんめいじんじゃ関の神明せきのしんめい
神明神社(関の神明)初代清衡が七日市場なぬかいちば地区内の衣の関道ころものせきみちわきに伊勢大神宮を勧請し、神明神社として地区民の信仰を集めたという。衣川関の近くにあったことから「関の神明」と称された。ただ、清衡は平泉開府に当たり、天皇家の祭神である伊勢、摂関家藤原氏の祭神である春日、鎮護国家の軍神で源氏の祭神でもある八幡、蝦夷征伐の神として祭られてきた鹿島・香取などを注意深く排除し、一切勧請していないため、その清衡が伊勢大神宮を勧請したという伝承については疑問を感じる。


渕端諏訪大明神社ふちはたすわだいみょうじんしゃ旗鉾神社はたほこじんじゃ
渕端諏訪大明神社(旗鉾神社)かつてこの地を本拠とした安倍氏の棟梁、安倍頼時が兵器を祀って鎮護の神と崇めたという。その後、この地に住んだ三代秀衡の三男忠衡が再興し、自身の守り本尊である魚籃観音を祀ったと言われている。






並木屋敷なみきやしき
並木屋敷奥州藤原氏とは直接関係がないが、その前の時代にここ衣川を本拠とした安倍頼時が政庁を構えたとされる場所。安倍氏を滅ぼしてその後陸奥、出羽を治めた清原氏も三代に亘ってこの地を政庁、もしくは居館としたと伝えられている。清原氏の時代には衣川柵ころもがわのさくと呼ばれていた。





泉三郎忠衡供養塔
泉三郎忠衡供養塔泉ヶ城いずみがじょうのある土地の高台にある三代秀衡の三男忠衡の供養塔。現在この地に住んでいる葛西さんが個人で建てた。供養塔のある一帯は葛西さんの私有地である。







泉ヶ城いずみがじょう
泉ヶ城三代秀衡の三男忠衡の居館だったと伝わる。平泉の北端に位置し、南端の国衡館くにひらだて高衡館たかひらだてと共に、平泉への関門となっていたと考えられる。衣川に囲まれた天然の要害で、現在も狭い橋が一本あるだけなので、車では行きにくい。橋を渡って少し行ったところに、「泉ヶ城」と刻まれたこの地に住む葛西さんが建てた小さな石碑がある。なお、忠衡の実際の居館については、柳之御所の南の泉屋いずみや遺跡の辺りとする説もある。


琵琶館びわだて成道舘なりみちだて)跡
琵琶館(成道舘)跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、その前の時代にこの地を治めた安倍氏の棟梁貞任の庶兄成道の居館だったとされる場所。衣川が琵琶の形に流れているのでこの名があるという。







小松館こまつだて
小松館跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、安倍氏の棟梁貞任の叔父の僧、良照の居館であったと伝えられる場所。前九年の役の際、ここで源頼義と清原武則の連合軍を迎え撃ったとされる。







衣河関ころもがわのせき
衣河関跡奥州藤原氏よりも前の安倍氏の時代に、蝦夷の領域と朝廷の領域との境にあった関所である衣河関があった地とされる。眼前を流れる衣川の両岸が断崖絶壁となっており、「封じれば誰も破ることができない」と言われた天然の要害。現在はその上を、橋を渡して東北自動車道が通っている。奥州藤原氏の時代にはこの衣河関はここから東の中尊寺ちゅうそんじ寄りに移された。


荒沢神社あらさわじんじゃ
荒沢神社月山神社がっさんじんじゃの参道の入り口付近にある神社。月山神社はかつて女人禁制だったが、この荒沢神社は女性も参拝できたという。








月山神社がっさんじんじゃ
月山神社衣川を挟んで中尊寺ちゅうそんじの対岸にある円錐形の山、月山の山頂にある神社。かつては中尊寺の奥の院として大いに栄えたという。山頂に着いて鳥居の正面に目に入るのは拝殿であるが、実はその裏にさらに本殿がある。月山の山頂に向かうルートは、東側の麓にある三峯神社みつみねじんじゃから登る道と、北側の麓にある月山神社の鳥居をくぐって登る道の2つがあるが、どちらも山頂までは10分ほどで行ける。三峯神社から登る道の途中には、風光明媚なスポットがある。


和我叡登挙神社わかえとのじんじゃ
和我叡登挙神社月山の山頂にある月山神社がっさんじんじゃの拝殿の奥にある本殿の前に何気なく巨石があるが、それが実は和我叡登挙神社である。東北の土着の神と言われる荒覇吐あらはばき荒吐あらばきとも)の神を祀っている。東北で拝殿を持たない巨石を祀った神社は概ね荒覇吐神を祀ったものであるが、中尊寺の奥の院として栄えた月山神社と同じ敷地に荒覇吐神を祀った神社があるのは興味深い。奥州藤原氏の仏教文化が実は東北古来の神とも結びついていた証左とも取れる。


三峯神社みつみねじんじゃ
三峯神社月山の麓にある神社。源頼義、義家が前九年の役で安倍氏に苦戦していた折、日本武尊が東夷征討に際して武州三峰山に登って諾冊二尊を奉祀したという故事にあやかって陣中で諾冊二尊を奉祀し、安倍氏を討った後に祠を立てたという。江戸時代の享保元年に埼玉の秩父にある三峰神社から改めて分霊が勧請された。




館跡たてあと
館跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、奥州藤原氏の前にこの地を治めていた安倍頼時とその子貞任の居館跡と伝えられている。以前は上衣川にある「安倍館あべたて」を本拠としていたが、頼時の代にこの地に本拠を移したという。






長者ヶ原廃寺ちょうじゃがはらはいじ
長者ヶ原廃寺跡世界遺産への追加登録を目指している遺跡。源義経を奥州藤原氏の下に案内した金売り吉次の邸宅跡という伝承があり、「長者ヶ原」の名があるが、発掘調査の結果、寺院跡であることが判明した。奥州藤原氏の時代には既に廃寺となっていたと考えられており、奥州藤原氏よりも前にこの地域を支配した安倍氏に関連した寺院とされている。ただ、この場所から見る夕日は春と秋の彼岸の日にはちょうど月山山頂に沈むと言い、後の無量光院むりょうこういんの意匠の参考にされた可能性がある。


九輪搭くりんとう
九輪搭跡初代清衡が母方の祖父であり、かつてこの地を治めた安倍頼時を供養するために九輪塔を建てたと伝わる地。この一帯は今も九輪堂という地名である。清衡は九輪塔の周辺を園地として整備し、大きな池と2つの築山をつくったとされる。残念ながらそれらは現在は失われているが、地元の人が築いた安倍一族の鎮魂碑がある。



瀬原古戦場せはらこせんじょう
瀬原古戦場跡奥州藤原氏とは直接関係がないが、安倍氏が源氏と戦った前九年の役の際、安倍氏がこの地で、対する源氏をあえて本陣におびき寄せる作戦を立てて源氏に大損害を与えたと伝えられる古戦場である。









2018年04月06日

東北各地のビールイベント2018年版(※6/18更新)〜東北で地ビールが飲める店 番外編その37

170820-165323 2018年も東北各地で開催されるビールイベントが多数ある。昨年、「来年からは年末年始の休みに取り組まないと間に合わなさそうである」などと書いておきながら、はや4月である(汗)。取り急ぎ今後開催されるビールが関係するイベントについて、例によって県ごとにリストアップしてみる。今のところ開催日程などが未定のイベントも多いが、分かり次第追記していく。タイトル欄に更新日を記載していくが、その更新日の日付が記載されていて「追加」または「修正」とあるイベントが更新されたものである。


 仙台市内 

(終了)デリリウムお花見2018IN榴ヶ岡公園
日時:2018年4月11日(水)19:00〜21:30
場所:榴岡公園(仙台市宮城野区五輪1丁目)

昨年から開催されている「デリリウムカフェ仙台」のお花見イベント。ベルギービール10種類が飲み放題で軽食もつく。参加費は税込で当日2,500円、前売りはグラス無し2,000円、グラス付2,500円。


(終了)あきうクラフトフェア「手ん店」
日時:2018年4月14日(土)10:00〜17:00、15日(日)10:00〜16:00
場所:あきう・木の家ロッジ村(仙台市太白区秋保湯本字馬乙2-1)

秋保温泉にあるロッジ村を仮想店舗に見立てて、クラフトやフードのお店が軒を連ねるイベント。3回目となる今年はクラフト88店、フード24店が集まる。森民酒造のブースで、「穀町エール」が樽生で飲める。


(終了)ゴールデンウィーク餃子フェア

日時:2018年5月4日(金祝)〜6日(日)
場所:楽天生命パーク宮城 スタジアム正面広場(仙台市宮城野区宮城野2-11-6、TEL022-298-5300)

昨年は「ご当地ビール」と全国の餃子が食べられるイベントだったが、今年は餃子店のみの出店となるようである。東北六県の地ビール醸造所とタイアップして今年から6種類に増えた「イーグルスビール」を買って飲むのがよいかもしれない。今年も全国の餃子店6店が出店する。(2018.4.27修正)


藤崎ビアガーデン2018
日時:2018年5月15日(火)〜9月17日(月)16:00〜21:30
場所:藤崎本館屋上(仙台市青葉区一番町3-2-17、TEL022-261-5111(6662))

毎年開催されている恒例のビアガーデン。和・洋・中・イタリアンなど40種超のフードメニューがある。昨年はオリオンやスーパードライに加えて、ステラアルトワ、ヒューガルデン、レフ・ブロンド、バスペールエールも飲み放題に加わったが、今年はそのアナウンスがない。食べ放題・飲み放題90分で税込3,500円(小学生〜19歳税込1,800円、未就学児無料)だが、月〜金曜日は17:00までのスタートで税込3,200円、20:00以降にスタートでも税込3,200円である。藤崎で購入した酒類の持ち込みも可能である。(2018.5.6修正)


2018三越本館屋上ビアガーデン
日時:2018年6月1日(金)〜9月9日(日)
場所:仙台三越本館屋上(仙台市青葉区一番町4-8-15、TEL022-221-5359)

毎年開催されている恒例のビアガーデン。今年も揚げ物などの定番料理や、東北や世界の料理がビュッフェ形式で食べ放題である。ビールはスーパードライのみだが、プラス300円でベルビュー・クリーク、バス・ペールエール、レーベンブロイに、今年からグロールシュのプレミアム・ヴァイツェンも飲み放題となる。今年は飲み放題・食べ放題2時間3,600円(小学生1,900円)で、フリータイム営業(営業時間内無制限)が4,000円(小学生2,100円)、アーリータイム割引(5・6月17:00〜18:30、7・8・9月16:00〜17:30)とレイトタイム割引(7・8・9月20:30〜22:00)が90分2,600円(小学生1,300円)である。今年は例年より遅く、6月1日からの開始となった。(2018.6.5修正)


(終了)仙台青葉まつり「杜の市」
日時:2018年5月19日(土)11:00〜21:00、20日(日)11:00〜18:00
場所:勾当台公園市民広場(仙台市青葉区国分町3丁目7)

仙台青葉まつりに合わせて、勾当台公園市民広場では、「旬の食材を自分で調理し振る舞うのがおもてなしの心とする」と言ったと伝えられる伊達政宗にちなんで、旧伊達藩の市町村の美味しい食べ物が味わえる「杜の市」が開催される。今年も一関市のブースではいわて蔵ビールの樽生が、大崎市のブースでは鳴子ブルワリーの鳴子の風の樽生が、あきた芸術村のブースでは田沢湖ビールの樽生が飲める。場所は不明だがみちのく福島路ビールも飲めるそうである。東北楽天ゴールデンイーグルスも出店するので、今年から東北6社の6種類となった「イーグルスビール」も飲めるかもしれない。(2018.4.27修正)


日本縦断クラフトビールフェア

日時:2018年6月15日(金)〜
場所:癒.酒.屋わおん(仙台市青葉区中央3-3-18新庄ビルB1、TEL022-722-0560)

毎年恒例のイベント。店主の石川さんが厳選した地ビールが飲める。今年は例年の倍の全国40種類の地ビールが瓶で揃う。(2018.6.18修正)


(終了)世界のビールと肉まつり
日時:2018年6月12日(火)〜15日(金)15:00〜21:00、16日(土)11:00〜18:00、17日(日)10:00〜17:00
場所:楽天生命パーク宮城 スタジアム正面広場(仙台市宮城野区宮城野2-11-6、TEL022-298-5300)

世界のビールの樽生と瓶、それに世界の肉料理が楽しめるイベント。今年も交流戦のホーム戦に合わせて上記の日程で開催される。今年は約90種類のビールが楽しめ、肉料理も6店舗出店するそうである。(2018.6.4修正)


東北オクトーバーフェスト2018
日時:2018年6月29日(金)〜7月8日(日)16:00〜21:00(土日祝は11:00〜21:00)
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)

仙台で毎年2回あるオクトーバーフェストのうちの1回目。9月のオクトーバーフェストと比べるとこちらはドイツビールの種類が豊富で、「日本初上陸」のビールなども並んだりする。


ハブの日
日時:2018年8月2日(木)16:00〜24:00
場所:HUB仙台名掛丁店(仙台市青葉区中央1-7-6西原ビル1F、TEL022-722-8682)、HUB仙台一番町四丁目店(仙台市青葉区一番町4-4-33トレンドビル1F、TEL022-217-8682)

2月8日は「裏ハブの日」で、8月2日は「ハブの日」。公式のアナウンスはまだないが、今年も開催されるものと思われる。どちらも、全てのドリンクが終日半額となる。看板の「ハブエール」はすぐなくなるので飲みたい人は早めの来店がおススメである。


(未定)SUMMER BEER NIGHT 2018
日時:未定
場所:ホテルメトロポリタン仙台4F グランドボールルームSENDAI

昨年8月10日、11日に開催された、生演奏を聴きながら、ビールと料理を楽しむイベント。料金は7,000円。一昨年はキリン、アサヒ、サッポロ、サントリーのプレミアム生ビールの他、オプションドリンクが用意され、クラフトビールも飲めたが、今年の内容は未定。


仙台七夕まつり
日時:2018年8月6日(月)〜8日(水)10:00〜21:00
場所:定禅寺通りグリーンベルト(市民広場近く)、S-PAL2

東北三大夏祭りの一つ「仙台七夕まつり」で、昨年は定禅寺通りの緑地帯で田沢湖ビールが4種類樽生で飲めた。また、仙台駅S-PAL2前にはアンバーロンドが出店し、東北の地ビール樽生4種と厳選ソーセージ盛り合わせが味わえた。今年の内容は未定。


(未定)アエル七夕ビアガーデン&マルシェ
日時:未定
場所:AER(アエル)北側 アエル広場特設会場(仙台市青葉区中央1-3-1、TEL022-723-8000)

仙台七夕まつりに合わせてオープンするアエルの七夕ビアガーデン。昨年も花火大会のある前夜祭の8月5日〜8日まで開催された。一昨年は「東北のクラフトビール大集合」として、地元の飲食店が出す料理と一緒に東北の地ビールが楽しめたが、今年開催されるか、どんなビールが飲めるかは不明。


仙台クラフトビールフェスティバル2018
日時:2018年8月31日(金)、9月1日(土)、2日(日)
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)

仙台で初めてのクラフトビールを前面に出したイベント。昨年は開催されなかったが、今年は早くも3回目となる開催の日程が決定した。一昨年は、仙南クラフトビール、松島ビール、やくらいビール、鳴子の風の、宮城県内の全4醸造所の地ビールを始め、いわて蔵ビール、遠野ズモナビール、みちのく福島路ビール、猪苗代地ビール、あくらビール、田沢湖ビールの、東北の6醸造所の地ビールも樽生で飲め、合計で50近い種類のビールが揃った。また、仙台の11の飲食店がビールに合うフードを提供した。


(未定)仙台オクトーバーフェスト2018
日時:未定
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)

仙台で年2回開催されるオクトーバーフェストの「後半戦」。全体的な規模はこちらの方が大きく、昨年は10醸造所のドイツビールに加えて、東北の7醸造所の地ビールも飲めた。今年の開催日程は未定。


(未定)泉マルシェ2018
日時:未定
場所:泉中央ペデストリアンデッキ

ヨーロッパの朝市“Marche(マルシェ)”をテーマにしたイベント。産直・西洋野菜やアンティーク雑貨、フードやドリンクなど約150店舗が出店。海外のビールやクラフトビールを手掛ける店が出店するとそれらが味わえる。昨年は9月16日に開催された。


(未定)仙台フードコンベンション 2018
日時:未定
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)

宮城県内の飲食店と南東北3県の生産者がブース出展し、投票によってグランプリを決定するというイベント。昨年は9月30日、10月1日に開催された。海外のビールやクラフトビールを手掛ける店が出店するとそれらが味わえる。


(未定)みやぎまるごとフェスティバル2018
日時:未定
場所:宮城県庁1階、県庁前駐車場、勾当台公園、市民広場

昨年で18回目を迎えた、ふるさと宮城の素晴らしい「味(み)や技(ぎ)」を「まるごと」楽しめる秋の恒例イベント。昨年は10月14日、15日に開催され、やくらいビールなど宮城県の地ビールも出店した。


(未定)Tohoku Coffee Stand Fes 2018
日時:未定
場所:西公園、定禅寺通り、錦町公園

東北のコーヒーショップが集まるイベント。「みやぎまるごとフェスティバル」と同じ10月14日、15日に開催され、「THE MOST COFFEE」のブースでは、ホシヤマコーヒーとアンバーロンドといわて蔵ビールがコラボして造って好評だった「コーヒースタウト」が登場した。


(未定)Miyagi Inbound Food Fes
日時:未定
場所:仙台空港

昨年「みやぎまるごとフェスティバル」と同じ10月14日、15日に仙台空港で開催された、宮城の食を外国人観光客へ宣伝するためのイベント。仙南クラフトビールも出店した。


(未定)みなみ北海道・北東北食旅フェスタin仙台
日時:未定
場所:勾当台公園 市民広場(仙台市青葉区国分町3丁目7)

函館など南北海道と北東北三県の観光PRや物産の展示販売が行われるイベント。昨年は11月18日、19日に開催された。函館の地ビールや秋田のあくらビールなどが出店した年もあった。


(未定)紅白ビア合戦2018
日時:未定
場所:CRAFT BEER MARKET 仙台国分町店(仙台市青葉区国分町2-1-12瀬戸勝ビル1F、TEL022-796-6366)

昨年12月28日にクラフトビアマーケット仙台国分町店の2周年記念で開催されたイベント。当日はビールがグラス390円、パイント690円となる他、ラムチョップグリルが1本390円、肉盛スペシャルが半額の1,490円となった。今年も何らかの周年イベントは開催されるものと思われる。


 宮城県内

(終了)第216回鹿島台互市
日時:2018年4月10日(火)〜12日(木)9:00〜16:00
場所:JR鹿島台駅前商店街

藩政時代の物々交換が始まりといわれ、東北各地で行われる互市(たがいち)。その中でも最大の規模と言われるのが大崎市鹿島台のJR鹿島台駅前商店街で春と秋に行われる鹿島台互市である。明治43年以来、今年で109年目、実に216回目の開催である。当日は200店以上の出店があるが、例年「やくらいビール」が出店し、樽生ビールが飲める。秋は11月10日(土)〜12日(月)に開催される。


(終了)だらだら呑み会「No Music No Life」
日時:2018年5月20日(日)13:00〜16:00
場所:TAVERNA JIRO(塩竈市海岸通り8-10、TEL022-385-6609) 

本塩釜駅近くにあるイタリアンの名店「TAVERNA JIRO」で時折開催されるイベント。毎回、オーナーシェフ自慢の料理に、地ビール飲み放題が加わる。今回の内容は今のところ不明。(2018.4.24追加)


(終了)第29回活き活き田園フェスティバル
日時:2018年6月9日(土)13:45〜21:00、10日(日)9:00〜15:10
場所:美里町野外活動施設、美里町南郷庁舎前広場ほか

美里町南郷地域で毎年行われている、町の産業と農村文化を考え、発信するイベント。「長ぐつ飛ばし大会」が目玉イベントだが、今年は町内産の小麦を使った地ビール「ビアミーモ 美」の試飲ができる。2日間で200杯分が用意されるとのことである。(2018.5.30追加)


(終了)おおさき食楽まつり
日時:2018年6月16日(土)、17日(日)
場所:鳴子峡レストハウス特設会場(大崎市鳴子温泉星沼13-5、TEL0229-87-2050)

鳴子峡を会場に行われるご当地グルメの祭典。昨年は6月17日、18日に開催され、50を超える出展者があった。その中に地発泡酒「鳴子の風」を醸造する株式会社オニコウベもあり、当日は「鳴子の風」が樽生で飲めた他、そばがき汁、牛ステーキ、筍ごはんが味わえた。パンフレットに記載はないが、ホテルオニコウベも後援しているので、今年も「鳴子の風」は飲めるものと思われる。(2018.5.8修正)


多賀城ビアサミット2018
日時:2018年7月13日(金)17:00〜20:00、14日(土)・15日(日)11:00〜20:00
場所:JR多賀城駅 南口 駅前公園

多賀城駅前で一昨年から開催されているビールイベントである。ビールはキリンがメインだが、昨年からキリンと関わりのあるブルックリンラガーとよなよなエールも飲めるようになった。600円のビール2杯とおつまみプレート1皿、オリジナルスタジアムクッションがセットになった前売りチケットは2,000円であった。今年も同様の内容と思われる。(2018.5.8修正)


(未定)醸室夏まつり週末ビアガーデン
日時:未定
場所:みちのく古川食の蔵 醸室(かむろ)(大崎市古川七日町3-10、TEL0229-21-1020)

毎年6月末から8月上旬の主に金曜と土曜に開催される恒例の夏祭企画。「古川まつり」期間にも開催される。7枚綴りの当日券は3,000円で500円分(1杯分)得になっている。毎年地ビール(発泡酒)の「鳴子の風」も飲める。


(未定)仙南シンケンファクトリービアーガーデン
日時:未定
場所:仙南シンケンファクトリー 屋外テント(角田市角田流197-4、TEL0224-61-1150)

普段予約を除いて昼間しか営業していない仙南シンケンファクトリーだが、7月中旬から8月末までの金曜日と土曜日には屋外にビアガーデンが設置され、夜間の営業も行われる。一昨年は夏季限定のシンケンラガーとヴァイツェンが1杯500円(通常600円)で、これらが90分飲み放題となるプランが1,800円であった。フードの方も気軽に食べられる「ビアガーデン専用メニュー」がある。


東松島夏まつり2018
日時:2018年8月25日(土)10:30〜
場所:東松島市商工会前ほか

 毎年8月の第4土曜日に開催されている夏祭り。会場で、東松島市で栽培されている「希望の大麦」を使ってやくらいビールが造っている「グランドホープ」の第2弾のビールが紹介され、飲める予定となっている。(2018.6.7追加)


(未定)第33回やくらいべごっこまつり
日時:未定
場所:やくらい高原特設会場(加美郡加美町字味ケ袋薬莱原1-76)※雨天時は小野田文化会館(加美郡加美町中原南105)

加美町産和牛の焼き肉が味わえるイベント。加美町の特産品を扱うブースも設置され、やくらいビールが飲める。昨年は9月10日に開催され、加美町産牛肉、野菜、タレがセットになった当日券は2,500円、前売り券は2,000円、3名グループ券5,500円、6名グループ券10,000円であった。


(未定)宮城地ビールフェス 2018
日時:未定
場所:仙南シンケンファクトリー(角田市角田字流197-4、TEL0224-61-1150) 中庭パティオ

3年前は鳴子、一昨年は角田、昨年は松島で開催された、宮城県内4社の地ビール、やくらいビール、松島ビール、鳴子の風、仙南クラフトビールが一堂に会するイベント。昨年は10月14日、15日に開催された。今年の開催地、開催日程などは未定。


(未定)MARUVELO(マルベロ) a marumori
日時:未定
場所:齋理屋敷(伊具郡丸森町字町西25、TEL0224-72-6636)

「自転車と旅とアート」をテーマとしたイベント「マルベロ」が丸森町で昨年10月1日に初開催された。マーケットブースには「アンバーロンド」も出店し、ヨーロッパのクラフトビールとドイツソーセージが味わえた。


(未定)とみや国際スイーツ博覧会
日時:未定
場所:富谷市総合運動公園(富谷市一ノ関臑合山6-8)

「スイーツのまち」として売り出し中の富谷市で一昨年から開催されているイベント。富谷の旬の食材を使った期間限定の「とみやスイーツ」が食べられる他、県内外の様々なスイーツ店が出店する。昨年は10月28日、29日に開催されたが、「アンバーロンド」も出店し、ミッケラーのフルーツビール「スポンタン柚子」やホシヤマコーヒーとコラボした「グァテマラコーヒースタウト」が樽生で飲めた。


(未定)かくだ酒まつり
日時:未定
場所:仙南シンケンファクトリー(角田氏角田字流197-4、TEL0224-61-1150)

角田産梅のオリジナル梅酒、角田の地酒、そして仙南クラフトビールが一堂に会するイベント。昨年は11月4日に開催され、当日は、これらの飲み比べに、角田産食材の料理が出て、交流会も催された。商品がもらえる利き酒競技会も行われた。参加費は5,000円であった。


第217回鹿島台互市
日時:2018年11月10日(土)〜12日(月)9:00〜16:00
場所:JR鹿島台駅前商店街

藩政時代の物々交換が始まりといわれ、東北各地で行われる互市(たがいち)。その中でも最大の規模と言われるのが大崎市鹿島台のJR鹿島台駅前商店街で春と秋に行われる鹿島台互市である。春に続いて、明治43年以来、今年で109年目、217回目の開催である。当日は200店以上の出店があるが、例年「やくらいビール」が出店し、樽生ビールが飲める。今回は週末に重なるので一層人出が多そうである。春は毎年4月10日〜12日に開催される。(2018.5.19追加)


福島県内

日時:2018年4月8日(日)10:00〜16:00
場所:福島駅東口駅前通り、街なか広場前道路、パセオ通りパセナカミッセ

ハンドメイドブースと飲食ブースが並び、音楽コンサート、パフォーマンスなどが行われるイベント。今年は福島駅前通りリニューアル記念と銘打って開催される。中合1番館前ブースで、ビアフェスふくしま実行委員会が福島路ビールやブリュードッグのビールを提供する。ドイツソーセージや厚切りベーコンステーキなども食べられる。


アティ郡山屋上「ツインビアガーデン」
日時:2018年5月18日(金)〜8月31日(金)17:00〜23:00(土日祝は16:00〜23:00)
場所:アティ郡山屋上(郡山市駅前1-16-7、TEL024-932-1104)※受付は8F

郡山駅前のアティ郡山で開催される屋上ビアガーデンで、昨年から2店舗から選べる「ツインビアガーデン」となった。このうち、バーベキュースタイルで焼肉・ホルモン&ビュッフェ食べ放題の「焼肉ビアガーデン ビアビア」では、焼肉&ホルモン&ビュッフェ食べ放題(大人3,218円)に飲み放題A(2,138円)を選ぶと海外ビールやクラフトビールも飲み放題となる。もう一つの「ビアテラスしのや」では、野菜と海鮮のバーベキューと飲み放題がセットになったA.アルコールセット4,500円を選ぶと福島路ビールを含むアルコールが飲み放題である。なお、ビアテラスしのやのみ日曜定休である(翌月曜が祝日の場合は営業し月曜が定休となる)。(2018.5.16修正)


第5回会津高原チロリアンフェスタ
日時:2018年6月30日(土)、7月1日(日)
場所:たかつえスキー場エリア(南会津郡南会津町高杖原535、TEL0241-78-2220)

毎年会津高原たかつえのペンション村「チロリアンビレッジ」で行われる「チロリアンフェスタ」、その一環でドイツやチロル地方の民族衣装であるディアンドルのお祭りが、昨年は6月17日、18日に開催された。チロリアングリルが1,000円で食べられ、レーベンブロイが樽生で飲めた年もあったが、今年は「フォークダンス祭り」がメインのイベントとなるようである。(2018.4.23修正)


ビアフェスふくしまプレイベント
日時:2018年7月15日(土)、16日(日)
場所:ホテル辰巳屋

翌週のビアフェスふくしまのメインイベントに先立って、今年はその前の週の土日に、福島駅前のホテル辰巳屋を会場に、プレイベントが開催されるとのことである。(2018.5.10追加)


ビアフェスふくしま 2018
日時:2018年7月20日(金)15:00〜20:00、21日(土)10:00〜20:00、22日(日)10:00〜19:00
場所:街なか広場(福島市本町1)

福島の食材を使った料理と、日本と海外の地ビールが楽しめる今年で11回目となるイベント。今年も90銘柄以上のビールが揃う。今年は国内銘柄は1杯(340ml)500円で、海外銘柄が1杯600円となる。なお、銘柄によっては量が変更になることもあるとのことである。国内では、あくら、いわて蔵、やくらい、松島、仙南、福島路ビール、猪苗代、胎内、うしとら、牛久が飲める。私が唯一、毎年飲む側ではなく、ボランティアとして飲んでもらう側に回るイベントでもある。今年は初日20日(金)に出没予定である。(2018.6.19修正)


(未定)ビアフェスアフター
日時:未定
場所:中合1Fピロティ―(福島市栄町5-1)

昨年、7月28日のプレミアムフライデーに合わせて開催されたビアフェスふくしまのアフターイベント。西日本の地ビールが1杯500円で飲める他、ビアフェス特製ソーセージもあった。


(未定)ベルヴィ郡山館ビアパーティー
日時:未定
場所:ベルヴィ郡山館

郡山市内の結婚式場ベルヴィ郡山館で開催されるビアホール。昨年は8月1日から31日に開催され、世界各国のビールが飲めた。料理のテーマは「アジアン・インスパイヤード・キュイジーヌ」で、タイを中心に東南アジア各国をイメージした創作料理が味わえた。料金は5,000円であった。


(未定)サマーフェスタ 2018<ビール祭>
日時:未定
場所:開成山公園 自由広場(郡山市開成1丁目5)

郡山市で開催される大手メーカーのビールのみのイベントだが、今年で24回目を迎えるという歴史と、5,000人収容の会場規模は東北屈指である。前売券2,000円、当日券2,500円で、入場料とビール引換券2枚と1,000円分の金券がつく。昨年は7月19日から23日に開催されたが、今年の開催日程は未定。


第49回福島わらじまつり
日時:2017年8月3日(金)15:00〜21:00、4日(土)10:00〜21:00
場所:中合福島店(福島市栄町5-1)1Fピロティ

昨年、福島わらじまつりの期間中、ビアフェスふくしまの実行委員会は中合のピロティにて、日本の地ビールや海外のビールを販売した。特製ウィンナーや福島ならではの桃100%のかき氷「ピーチクラッシュ」もあった。今年の参加などは未定。


(未定)ぐるぐるめぐる交流フェスタ in あぶくま洞
日時:未定
場所:あぶくま洞特設広場(田村市滝根町菅谷東釜山1)

その鍾乳石の数と美しさから、全国でも有数の鍾乳洞として知られる 「あぶくま洞」で開催される、県内外からご当地グルメ、名物グルメが大集結する食のイベント。昨年は8月19日、20日に開催され、例年通り猪苗代地ビールが出店した他、川内村観光協会が出店し、「ソバガルデン」も飲めた。


BEER博 IWAKI '18
日時:2018年9月21日(金)16:00〜22:00、22日(土)14:00〜22:00、23日(日)14:00〜22:00
場所:磐城平城本丸跡地(いわき市平字旧城跡28番地)

一昨年9月に初めて開催されたいわき市初のビールイベント。昨年は7月14日から17日に開催されたが、今年はまた9月になった。今年の内容は未定だが、昨年は国内12醸造所の地ビールが飲めた。フードは地元の飲食店8店が出店して提供した。1ドリンク・1フードの入場チケットが前売り800円、当日1,000円であった。(2018.4.16修正)


(未定)食の祭典「おいしい ふくしま いただきます!」フェスティバル2018
日時:未定
場所:ビッグパレットふくしま(郡山市南2-52)

福島県の豊かな農林水産物やそれらを活用した加工品、名物料理など福島ならではの「食の魅力」と「県産業農林水産物の安全性」の県内を始め全国への発信、風評被害払拭と消費拡大を目的とした県内最大級の「食の祭典」。昨年は9月9日、10日に開催され、猪苗代地ビールが飲めた。


(未定)ふくしまバーガーサミット in 桑折 2018
日時:未定
場所:桑折町ふれあい公園(伊達郡桑折町大字上郡字弁慶20)

東北六県と福島の隣接県である栃木・群馬の地元の食材を活かした「ご当地バーガー」が一堂に会するイベント。昨年は10月22日に開催された。一昨年まで宮城のやくらいビールも出店していたが、昨年は出店者一覧にその名前が見当たらなかった。


(未定)マジカルフェスティバル2018
日時:未定
場所:福島さくら遊学舎(田村郡三春町大字鷹巣字瀬山213番地、TEL0247-61-6345)

福島県内で昨年10月1日から11月26日まで「アニメ・マンガを中心とした、本気で遊ぶ文化祭」である「マジカル福島」が開催され、その一環として11月3日から5日に三春町内の「福島さくら遊学舎」(昨年と会場が異なる)で「マジカルフェスティバル」が開催された。会場には「ご当地屋台・企業出展ブース」も設けられ、福島県内、地元の名物などをそろえた飲食屋台が出店した。一昨年は猪苗代ビールが出店した。


山形県内

(未定)BeerMeeting
日時:未定
場所:BeerStorage(山形市七日町2-7-30藤ビル1F、TEL023-625-2232)

毎回、世界の様々なビールを楽しむイベント。珍しい銘柄が楽しめる。フードもついて会費は5,000円で、要予約である。


(終了)クラフトビールの会、略して"クラビ会"
日時:2018年6月10日(日)17:00〜19:00
場所:THE ARCHIGRAM British Pub & Cafe(ジ・アーキグラム・ブリティッシュ・パブ&カフェ)(山形市十日町2-1-35、TEL023-622-7570)

海外のビールや地ビールなど、毎回テーマを決めて様々なビールが味わえる、以前「(仮)クラフト・地ビールの会」と称していたイベント。今回はどこか一つの国産クラフトビールブリュワリーに絞って、全スタイル飲み比べとのことである。会費はフード付きで3,000円である。(2018.6.1修正)


(終了)The Romp 3nd Anniversary 3days
日時:2018年4月4日(水)〜6日(金)
場所:Publichouse & Charcoal The Romp(山形市霞町1-7-1藤田ビル2F、TEL023-674-6678)

山形駅前にあって、樽生も含めた地ビールが飲めるブリティッシュパブスタイルの店「The Romp」の周年イベント。最初の2日間はレーベンブロイが100円で飲める他、300〜500円のフードメニューが登場する。最終日は樽生地ビールが500円で飲める他、飲み放題が1時間1,000円となる。3日間通してステーキが500円である。


日時:2018年5月7日(月)〜13日(日)18:00〜1:00
場所:BeerStorage(山形市七日町2-7-30藤ビル1F、TEL023-625-2232)

ロンドン亭がBeerStorageになっての「二周年ありがとう!生誕祭♪」。期間中、店内の生ビールがどれでも1パイント1,000円で飲める。(2018.5.7追加)


(終了)新緑のビアパーティー
日時:2018年5月8日(火)〜19日(土)18:30〜20:30
場所:桜桃の花湯坊いちらく(天童市鎌田本町2-2-21、TEL023-654-3311)

湯坊いちらくが醸造する地ビールがメインのイベントで、会費6,000円で食べ放題バイキング形式の食事と、新作のさくらんぼと木苺のビール「桜桃の花」など地ビールが飲み放題で楽しめる。要予約。


(未定)FIESTA vol.11
日時:未定
場所:一次会:欧州酒場DonDonTei(山形市香澄町1-7-6花笠ビル1F、TEL023-633-6833)、ROMP(山形市香澄町1-7-1藤田ビル2F、TEL023-674-6678)、二次会:CLUB RUSH(山形市香澄町 1-15-16ラテス一番館B1F、TEL090-2985-8553)

山形市内の「欧州酒場DonDonTei」と「ROMP」と「CLUB RUSH」が合同で開催するイベント。前回は3店舗出入り自由で3時間飲み放題であった。


珍しいクラフトビールフェア
日時:2018年6月1日(金)〜30日(土)18:00〜23:00
場所:タスパークホテル 9F「BAR 誰主?君主!」(長井市館町北6-27、TEL0238-88-1833)

長井市にあるタスパークホテル9Fの「BAR 誰主?君主!(「タスクス」と読む)」で毎年ビールイベントが開催されるが、今年は「珍しいクラフトビールフェア」と題して、1本650円からクラフトビールが楽しめるようである。(2018.6.4修正)


旭銀座のれん会 オクトーバーフェスト
日時:2018年6月23日(土)12:00〜16:00
場所:山形市七日町 シネマ通り(旧旭銀座通り)

6月と10月の2回開催される山形市内のオクトーバーフェスト。今年も8種類のドイツビールの樽生が飲め、ソーセージやアイスバイン、生ウインナーなどドイツフードも味わえる。旭銀座のれん会店舗がフードメニューを販売する「一店逸品」コーナーも健在である。今年も「日本一さくらんぼ祭り」とタイアップして開催される。(2018.6.4修正)


パレスグランデール・ビアパーティー
日時:2018年6月25日(月)〜28日(木)19:00〜
場所:パレスグランデール(山形市荒楯町1丁目17-40、TEL023-633-3313)

毎年開催されているビアパーティーで、飲み放題の生ビールの中にはベルビュー・クリークなど海外のビールも加わる。料理もビュッフェスタイルで食べ放題である。エンターテイメントライブも開催される。料金は大人8,200円、20歳未満3,500円、小学生以下2,500円、3歳未満無料となっている。(2018.6.4修正)


(未定)アイデンティ&将棋村 ビア・パーティー
日時:未定
場所:将棋むら天童タワー(天童市大字久野本1273-2)

将棋むらブルワリー、果実むらブルワリーの名で地ビール(発泡酒)を醸造している将棋むら天童タワーで毎年3月と7月にビア・パーティーが行われる。冬は例年2月だったが、昨年は3月3〜5日に開催された。料金は4,000円(要予約)で、地ビールが飲み放題の他、豚しゃぶしゃぶや海の幸がメインの料理がつき、つまみとなる料理がバイキングで食べられる。事前の予約が必要である。


(未定)2018麦酒祭(ビアサイ)
日時:未定
場所:ホテルリッチ&ガーデン酒田1Fスカンジナビア

酒田市内のホテル、ホテルリッチ&ガーデン酒田で開催されるビアホール。前売4,500円、当日5,000円で、樽生6種類(キリンなど)が飲み放題、ビールに合うフードが食べ放題となる他、1杯100円で世界のクラフトビールも味わえる。昨年は7月上旬から8月末まで、断続的に開催された。


(未定)夏祭り!〜麦酒(ビア)パーティー/世界の祭典
日時:未定
場所:仙渓園 月岡ホテル(上山市新湯1-33、TEL023-672-1212)

毎年同ホテルで開催される夏祭り、昨年は7月19日から21日に開催されたが、テーマは「麦酒で乾杯!」で、世界の料理とその国にちなんだ世界のビールが楽しめた。料金は税込10,000円(縁日ゲーム1回付き)で、宿泊は朝食付きで+5,500円であった。山形駅西口からマイクロバス送迎もあった(要事前予約)。今年のテーマ、内容は未定。


(未定)桜桃の花湯坊いちらくビアガーデン2018
日時:未定
場所:湯坊いちらく 野外テラス(天童市鎌田本町2-2-21、TEL023-654-3311)

敷地内に醸造所「天童ブルワリー」を持つ温泉ホテル「湯坊いちらく」で開催されるビアガーデン。2名以上の申し込みで、同ホテルの野外テラスを会場に焼肉と海鮮焼きがメインの料理6品に90分飲み放題がつく。飲み放題メニューの中に「天童ブルワリー」の聖桜坊(さくらんぼビール)、Mr.A(そばビール)、フランボワーズ(木苺ビール)が含まれる。温泉入浴付(タオル付)で1人3,800円。昨年は7月17日から8月4日に開催された。


山形花笠まつり
日時:2018年8月5日(日)〜7日(火)
場所:のし梅本舗佐藤屋本町店前(山形市本町2-4-62、TEL023-622-2433)

昨年の山形花笠まつりの期間中、のし梅本舗佐藤屋本町店前に「Beer Storage」が出店した。期間限定ののし梅ビアカクテルも登場した。また、みずほ銀行山形支店の南隣奥には「Rough roLL」が出店した。今年の内容は未定。


(未定)オクトーバーフェストin中山
日時:未定
場所:ひまわり温泉ゆ・ら・ら前交流広場

昨年9月16日にオクトーバーフェストが中山町で初開催された。国内外のビール4種や中山町の日本酒・ワインが販売された。「子ども縁日コーナー」や、一時間に一回行う「カウントダウン乾杯」などのイベントが開催された。ビール4種の飲み比べとおつまみがセットになった前売り券が1枚1,000円で販売された。
 

(未定)旭銀座のれん会 オクトーバーフェスト
日時:未定
場所:山形市七日町 シネマ通り(旧旭銀座通り)

昨年から6月と10月の年2回開催されるようになった山形市内のオクトーバーフェスト。8種類の樽生ドイツビールが飲め、ドイツフードに加えて、旭銀座のれん会加盟店の自慢の一店逸品も味わえる。一昨年は10月8日に開催された。


(未定)まるごと西川 三山祭り
日時:未定
場所:西川小学校前特設会場(西村山郡西川町大字海味1234、TEL0237-74-4119)

1974年に廃線になった三山電車をモチーフにしたイベント。昨年は10月8日に開催され、「三酒(地酒・地ワイン・地ビール」が開催され、地元の「地ビール月山」が飲め、町内外のうまいものを集めた「うまいものフェス in 西川」も同時開催された。地酒・地ワイン・地ビール等と引き換えられるドリンク券4枚とフードブースで使用できる100円券が2枚ついた前売りチケットは1,000円(当日1,300円)。当日はJR羽前高松駅から会場まで無料シャトルバスも運行された。


(未定)第10回オクトーバーフェスト in 東北ハム
日時:未定
場所:東北ハム駐車場(鶴岡市宝田3-6-58鶴岡東工業団地内、TEL0235-28-0086)

鶴岡市にある東北ハムが主催のオクトーバーフェスト。自慢のウィンナー、フランク、ベーコン、ハム、ソーセージが食べられる他、ドイツビールも飲める。不揃い品即売会やウィンナー詰め放題、ウィンナー教室、大抽選会なども催される。昨年は10月8日に開催された。


(未定)第5回山形ビッグウィングフェスティバル
日時:未定
場所:山形ビッグウィング(山形市平久保100、TEL023-635-3100)

村山地域7市7町のうまいものフェアを中心としたイベント。「山形市伝統的工芸品まつり」と「みちのくこけしまつり」も併催される。西川町からは他の特産品と共に地ビール月山が登場する。昨年は11月18日、19日に開催された。



岩手県内

ARIV北上店ビール会
日時:2018年6月19日(火)19:00〜
場所:ARIV(アリーブ)北上店(北上市大通り1-3-27入山北ビル1F、TEL0197-61-0484)

北上駅前にある地ビールが飲めるビアダイニング、ARIV北上店で毎月開催されているビールイベント。会費は税込4,000円である。今回のテーマは「盛岡市レジュイールさんをお迎えして」で、人気パン屋のレジュイールの様々なパンを使った料理とベアレンビールが楽しめるとのことである。(2018.6.5修正)


(終了)ARIV盛岡店ビール会
日時:2018年6月15日(金)19:00〜21:00
場所:ARIV(アリーブ)盛岡店(盛岡市大通3-3-18 ホテル東日本B1、TEL019-621-4055)

ホテル東日本の地下にあるARIVの盛岡店でも時々ビール会が開催されている。6月のテーマは「遠野ズモナビールさんと花巻のほろほろ鳥」とのことで、会費は4,000円である。(2018.4.23修正)


ニモクビール会
日時:毎月第2木曜日19:30〜
場所:ヌッフ・デュ・パプ(盛岡市大通2-4-22サンライズタウン4F、TEL019-651-5050)

月1回毎週第2木曜日に開催される、ベアレンのビールと世界のビールを楽しむ気軽な会。会費は4,000円である。


材木町ビール会
日時:毎月第4木曜日19:00〜
場所:ビアパブベアレン材木町(盛岡市材木町7-31、TEL・FAX019-626-2771)

毎月第4木曜日に開催されている、テーマに合わせたベアレンビールと料理を楽しむ会。会費は3,500円である。


中ノ橋ビール会
日時:毎月第1火曜日19:00〜
場所:ビアバーベアレン中ノ橋(盛岡市中ノ橋通1-1-21、TEL・FAX019-651-6555)

毎月第1火曜日に開催される、ビール初心者からエキスパートまで幅広く楽しめるベアレンのビール会。会費は4,000円である。


菜園ビール会
日時:毎月第3水曜日19:30〜
場所:クッチーナ(盛岡市菜園一丁目5-10グリムハウス1F、TEL019-606-0171)

毎月1回第3水曜日に開催される、初心者のためのベアレンのビールと世界のビール、旬の食材を使った料理を楽しむ会。会費は3,500円である。(2018.5.8修正)


(終了)ベアレンオープンビアガーデン
日時:2018年4月28日(土)〜30日(月)11:00〜16:00
場所:ベアレン醸造所敷地内特設会場(北山工場前)(盛岡市北山1-3-31、TEL019-606-0766)

スプリングフェストのプレイベント。ベアレンビールが300mlグラス1杯500円で飲める。前売り券は4杯分1,500円となっている。料理の持ち込みも可である。(2018.4.25追加)


(終了)ベアレンビールスプリングフェスト
日時:2018年5月3日(木)〜6日(日)
場所:ベアレン醸造所敷地内特設会場(北山工場前)(盛岡市北山1-3-31、TEL019-606-0766)

2,400円の前売りチケットを買うと(当日券はない)、ベアレン醸造所の敷地内でベアレンビールが1日飲み放題となるイベントである。フードコーナーでは各種つまみや料理の販売を行う。チケットは各日400枚限定である。盛岡駅前からシャトルバスも運行する(片道200円)。


(終了)ベアレンビアフェスタ in 野田村 2018
日時:2018年5月13日(日)11:00〜16:00
場所:村民広場特設会場(野田村役場前)

前売りチケット2,500円、当日入場チケット3,000円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。フードコーナーには今年も地元の7店が出店する。プラカップなどは会場に用意していないので、マイグラスの持参が必要であるが、今回はベアレンと野田村の連携協定締結を記念して、前売り券には「連携協定記念ジョッキ」が付く。当日は、岩手県北観光による盛岡駅からのツアーバスも運行される。(2018.4.23修正)


(終了)りんご畑 de コンサート 9
日時:2018年5月13日(日)11:00〜
場所:岩手県盛岡市黒川4-3 松本りんご園内

今年で9回目を迎える、その名の通りりんご畑を会場にして行われるクラシックがメインのコンサート。「畑のマーケット」にベアレンが出店する。(2018.4.25追加)


(未定)日帰りKenji号で過ごすプレミアムな時間
日時:未定
場所:盛岡駅発着

昨年5月26日に開催された、団体専用列車Kenji号で16:50頃盛岡駅を出発し、水沢駅折り返しで19:09頃に盛岡駅着となるイベント。社内では樽生ベアレンビールが飲み放題となる他、弁当と缶ビール1缶も付いた。代金は4,800円で、事前にびゅうプラザでの申し込みが必要であった。今年の開催は未定。


(終了)東北絆まつり
日時:2018年6月2日(土)10:00〜19:00、3日(日)10:00〜17:00
場所:盛岡城跡公園多目的広場、芝生広場及びもりおか歴史文化館前広場 ほか

震災後に始まった東北六魂祭は、東北六県を一巡して終了したが、昨年からその後継イベントとして「東北絆まつり」が開催されている。メイン会場の「もりおか食のキラ星セレクション」ブースではベアレンビールが、「秋田竿燈まつり」ブースでは秋田の地ビールが飲める。サブ会場(もりおか歴史館前)の「つながるフェスタ in いわて盛岡」では、「いわて蔵ビール ザ・ブリュワーズ平泉」が出店し、いわて蔵ビールの生ビールが飲める。そしてサブ会場(MOSSビル駐車場・SIDE-B)のうち、MOSS駐車場の「東北わくわくマルシェ in 絆まつり」では、「東北地ビール飲み比べ」ブースが設けられる他、「広田湾の牡蠣と三陸・海のビール」ブースでは三陸・海のビールが飲め、SIDE-Bの「三陸まるごとおもてなし広場」の「おおつちキッチンカープロジェクト」ブースでも地ビールが飲める。サブ会場(盛岡城跡公園芝生広場)の「東北味でつながるKIZUNAフェスタ」では、「多国籍料理ステラモンテ」が出店するのでホワイトステラが飲める他、「田沢湖ビール」と「みちのく福島路ビール」も出店し、それぞれ生ビールが飲める。「やくらいビール」と「仙南クラフトビール」も共同で出店する。昨年の仙台開催に引き続いて今年も東北の地ビールがかなり充実しているので、パレードを楽しむのはもちろん、ビール目当てに会場をハシゴするのも楽しそうである。(2018.6.1修正)


(終了)ベアレン初夏のまつり in ビッグルーフ滝沢
日時:2018年6月9日(土)
場所:ビッグルーフ滝沢(滝沢市下鵜飼1-15(滝沢市役所そば))

詳細は現段階で不明だが、昨年12月に続いて、滝沢市役所そばのビッグルーフ滝沢を会場として、ベアレンビールのイベントが開催されるようである。(2018.4.25追加)


(終了)第10回食楽まつり
日時:2018年6月9日(土)、10日(日)
場所:食楽日和(盛岡市中ノ橋通1-8-2、TEL019-622-2580)

浅沼醤油店の直営店「食楽日和」(くらびより)で年1回開催されるイベント。みそ詰め放題や醤油仕込体験、搾りたて生醤油実演販売などが行われる。今年も会場の「うまいもの広場」にベアレンビールが出店する。(2018.4.25修正)


(終了)第12回ちゃぶ台返し世界大会
日時:2018年6月16日(土)10:30〜
場所:ショッピングモールアルコ(紫波郡矢巾町南矢幅7-425-3、TEL019-697-1155)

その名の通り、ちゃぶ台をひっくり返すイベント。パフォーマンスと飛距離で優勝を争う。昨年は6月17日に開催され、会場にベアレンビールが出店した。今年もベアレンビールが出店するかどうかのアナウンスはまだない。(2018.5.8修正)


(終了)ベアレンビール祭り with イハナマーケット in 花巻
日時:2018年6月17日(日) 11:00〜16:00
場所:花巻市上町通りエセナ跡地(花巻市吹張町12-16)

今年初開催となるベアレンビールが飲み放題となるイベント。イハナマーケットの30店舗との共催で、フードブースも20店舗ある。前売りチケットは2,000円で当日チケットは3,000円である。(2018.5.22追加)


(終了)第8回Moriokaワインフェスティバル2018
日時:2018年6月17日(日)第一部12:00〜15:00、第二部:16:00〜19:00
場所:ホテルニューカリーナ2F(盛岡市菜園2−3−7、TEL019-625-2222)

4,000円のチケットで、岩手ワインと輸入ワイン30社のワインが味わえる。会場にはベアレンビールも出店し、ワインだけでなく樽生ビールも味わえる。フードは別料金となるが、盛岡市内の飲食店が参加する。(2018.4.23修正)


(未定)ベアレンビール祭り IN ふだい 2018
日時:未定
場所:まついそ公園(下閉伊郡普代村堀内、三陸鉄道堀内駅より徒歩5分)

今年で5回目のベアレンのイベント。チケット2,000円でベアレンのビールが飲み放題である。地元普代村から海の幸などのフードコーナーも多数出店し、+2,000円の料金で盛岡駅前からの往復送迎バスも出る。昨年は6月25日に開催された。


(未定)白金豚とベアレンビールを楽しむ会inポパイ2018
日時:未定
場所:レストランポパイ駐車場(花巻市若葉町3-11-17、TEL0198-23-4977)

花巻市にある白金豚の直営店レストランポパイで開催されるイベント。昨年は6月30日に開催され、ベアレンビール飲み放題に、今年は白金豚がビュッフェとなった。完全前売りチケット制で4,000円(50枚限定)であった。


ビアホール 2018

日時:2018年6月26日(火)〜9月15日(土)18:00〜20:00LO ※日・月・祝・8/11〜16定休
場所:ホテル東日本盛岡(盛岡市大通3-3-18)

毎年恒例となったホテル東日本盛岡のビアホール。3時間飲み食べ放題で、飲み放題30種類の中には、今年も銀河高原ビールのヴァイツェンの樽生がある。今年も前売りチケットは4,500円、当日券は4,800円である。(2018.6.18修正))


ベアレンビール & くずまきワインフェスタ in くずまき高原牧場
日時:2018年7月8日(日)11:00〜16:00
場所:くずまき高原牧場(岩手郡葛巻町葛巻40-57-176) くずまき交流館プラトー付近

今年で6回目となるくずまき高原牧場とベアレンビールがコラボして開催するビールとワインのイベント。前売チケット2,000円、当日チケット3,000円で、ベアレンビールとくずまきワインが飲み放題である。別料金になるが各種おつまみや食事を販売するフードコーナーも出店する。往復2,000円で盛岡駅からの送迎がある他、IGR(いわて銀河鉄道)のお得なセットチケットもある。グラスは持参する必要がある。(2018.6.7修正)


山形村短角牛バーベキュー&ベアレンビールフェス IN 久慈
日時:2018年7月15日(日)12:00〜17:00
場所:久慈市中町イベント広場(久慈市中町1丁目67)

山形村短角牛のバーベキューが味わえるイベント。前売りチケットは山形短角牛バーベキューチケット、ベアレンビール飲み放題チケットとも各2,000円、セットで500円引きとなる(当日チケットはバーベキューチケットが2,500円、ビール飲み放題チケットが3,000円)。盛岡から無料シャトルバスも利用できる(要申込、先着順)。(2018.6.18修正)


(未定)ベアレンビアフェスト in 衣里 2018
日時:未定
場所:長者ヶ原廃寺跡(奥州市衣川区田中西38)特設会場

「1000年前の遺跡でビールを飲もう!」という趣旨で一昨年7月に初開催された、ベアレンビールが飲み放題となるイベント。昨年は7月16日に開催され、前売りチケットは120枚限定で2,000円だった(当日2,500円)。地元店4店がフードコーナーに出店し、当日はガイドの会による特別解説会も同時開催された。


ベアレンビアガーデン in Zoo Days
日時:2018年7月21日(土)、22日(日)11:00〜16:00
場所:盛岡市動物公園 ビクトリアコーナー

今回が初開催となる、盛岡市動物公園の入園料込みの2,500円のチケットでベアレンビールが飲み放題となるイベント。グラスは持参する必要がある。(2018.6.7追加)


(未定)沢内銀河高原ビールまつり
日時:未定
場所:ホテル森の風 沢内銀河高原(和賀郡西和賀町沢内字貝沢第3地割647-1、TEL0197-85-5311)特設会場

銀河高原ビールの醸造所に隣接するホテル森の風 沢内銀河高原を会場に行われる銀河高原ビールのイベント。先着200名に出来立ての銀河高原ビールが無料サービスされる他、当日限り銀河高原ビールが1杯300円となる。また、全長30mの銀河高原流しそば、各種ライヴなど多彩なイベントが行われる。当日は盛岡駅から会場までの無料送迎バスも出る(要申込)。昨年は7月23日に開催された。現在、沢内銀河高原が休館中なので、今年は開催されるのかどうか心配である。


盛岡さんさ踊り
日時:2017年8月1日(水)〜4日(土)15:00〜21:00
場所:もりおか歴史文化館前(盛岡市内丸1-50)マチナカ屋台村他

昨年は岩手を代表する夏祭り「盛岡さんさ踊り」の期間中、もりおか歴史文化館前の「マチナカ屋台村」でベアレンビールが数種類樽生で飲めた。他に、桜山の吉本酒店前、よしだ屋、北ホテル前などでもベアレンビールが飲めた。今年の内容は未定。


(未定)オガール祭りビアフェスト
日時:未定
場所:紫波中央駅前オガール広場(紫波郡紫波町紫波中央駅前2-3-3)

昨年8月2日から4日のオガール祭りの期間中、オガール広場に巨大テントが設営され、オクトーバーフェストのような雰囲気のビアフェストが開催され、ベアレンビールが樽生で飲めた。


(未定)盛岡七夕祭り

日時:未定
場所:肴町アーケード(鍵屋前、平金商店本店)

盛岡七夕祭り会場でもベアレンビールが飲めた。昨年は鍵屋前(中ノ橋通りから入ってすぐ右側)、平金本店(ホームセンター前、建物内1階、椅子あり)の2箇所であった。


(未定)ハーベストレストラン2018
日時:未定
場所:岩手山焼走り国際交流村(八幡平市平笠24地割728、TEL0195-76-2013)

「収穫×体験×ふれあい×レストラン×ランチ」がコンセプトの、今年で6回目を迎える「いわてのうまい!」を一緒に味わおうと始まった食のアウトドアフェス。夕食時にはベアレンビール他、くずまきワインや鷲の尾などが飲めた。基本的に宿泊が前提のイベントだが、スペシャルランチのみの参加も可能(2,000円)。ここでもベアレンが飲めた。昨年は8月5日、6日に開催された。


(未定)ベアレンビール列車 IN 宮古
日時:未定
場所:三陸鉄道北リアス線宮古駅発着

昨年8月9日に開催された、ベアレンビール各種が列車内で飲み放題となるイベント。「おつまみセット」と宮古市田老・善助屋食堂の名物「ミニどんこのからあげ丼」も提供され、景品付きのビンゴ大会も行われた。宮古発着は初開催であった。前売りチケットは4,000円であった。


(未定)ベアレン山の日ビアフェスタ IN 都南つどいの森

日時:未定
場所:都南つどいの森(盛岡市湯沢1地割88番地)第二駐車場

昨年8月11日の「山の日」に開催されたベアレンビールのイベント。


(未定)ベアレンクロール
日時:未定
場所:ビアパブベアレン材木町、ビアバーベアレン中ノ橋、ビア&ヴルストベアレン(盛岡駅内)、クッチーナ(菜園)、MOSSビル前広場

昨年8月19日に開催されたベアレン直営の4店を一気に巡り、「はしご酒」を楽しむイベント。前売りチケットは3,500円で、各店でベアレンの樽生ビール(ジョッキかグラス)と厳選おつまみ1品が提供された。


第21回全国地ビールフェスティバル in 一関
日時:2018年8月24日(金)16:00〜20:00、25日(土)11:00〜20:00、26日(日)11:00〜18:00
場所:一関文化センター前広場(一関市大手町2-16)

全国各地の地ビールが一堂に会する、東北のビールイベントの中でも一大イベントである。今年で21回目と、東北のビールイベントでは郡山の「ビール祭」に次ぐ歴史を誇る。昨年は全国100社のビール200種類が集まった。前売りチケットは6枚綴り2,000円、当日チケットは5枚綴り2,000円で、大サイズ(420ml)はチケット2枚、小サイズ(200cc)はチケット1枚と交換という形で、おつまみ購入の金券としても使えた。


(未定)ベアレンビアフェスタかもん金ヶ崎2018
日時:未定
場所:金ヶ崎駅前イベント広場

今年で6回目となる、前売りチケット2,100円、当日チケット3,000円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。昨年は8月26日に開催された。別料金となるが、フードコーナーには今年も地元からの出店があった。


遠野ホップ収穫祭2018
日時:2018年8月25日(土)、26日(日)
場所:遠野蔵の道ひろば 特設会場(岩手県遠野市中央通り4-28)

遠野産ホップと畑の恵みの収穫を祝う、ビールと食の祭典。今年は4月末に誕生するブルワリー「遠野醸造(Tono Brewing Company)」も加わり、昨年よりもさらにパワーアップした内容になるとのこと。バラエティ豊かなラインナップのビールとビールに合うおつまみが楽しめ、ホップ畑見学ツアーなどが実施される予定となっている。(2018.4.12修正)


(未定)世界のビール祭り
日時:未定
場所:ファミリー居酒屋 義経(北上市九年橋3-8-20、TEL0197-63-8051)

昨年8月に北上市の「居酒屋 義経」が12周年記念で開催していたイベント。ヒューガルデンやギネススタウトなど、世界のビール8種類が飲めた。今年の開催は未定。


(未定)ベアレンビアフェスタ IN おおのキャンパス
日時:未定
場所:おおのキャンパス内特設会場(九戸郡洋野町大野58-12-30)

昨年9月9日に開催された、ベアレンビールが飲み放題となるイベント。道の駅、産業デザインセンターなどからなる複合施設「おおのキャンパス」内に特設会場が設けられた。別料金となるが、洋野町の肉を使ったBBQも楽しめた。前売りチケットは2,000円(当日2,500円)で、要ジョッキ持参であった。


(未定)ベアレンビアフェスト 紫波町オガール広場
日時:未定
場所:オガール広場(JR紫波中央駅より徒歩5分)

昨年9月10日に開催された、ベアレンビールが飲み放題となるイベント。別料金となるが、地元飲食店などのフードコーナーもあった。前売りチケットは2,000円(当日2,500円)で、要ジョッキ持参であった。


(未定)ベアレンビアフェスト in キャッセン大船渡
日時:未定
場所:キャッセン大船渡(大船渡市大船渡町野々田10-3)

昨年9月23日に開催された、ベアレンビールが飲み放題となるイベント。JR大船渡駅前の商業施設キャッセン大船渡が会場で、キャッセンの飲食店によるフードコーナーもあった。前売りチケットは2,000円(当日3,000円)で、要ジョッキ持参であった。


(未定)ベアレンオクトーバーフェスト2018
日時:未定
場所:ベアレン醸造所敷地内特設会場(北山工場前)(盛岡市北山1-3-31、TEL019-606-0766)

岩手県内各地でイベントを開催するベアレンビールでも最大のイベント。チケット購入でベアレンビールが飲み放題である他、地元飲食店も出店し、フードメニューも充実している。完全前売り制とで当日券はない。前売りチケットは2,500円、3,000円で(日によって異なる)、各日400枚限定であった。昨年は9月15日から18日に開催された。


(未定)白金豚とベアレンビールを思いっきり楽しむ会
日時:未定
場所:花巻ポパイ

昨年9月30日に開催された、白金豚直営店「ポパイ」で開催されるベアレンビール飲み放題のイベント。前売りチケットは3,000円で、ベアレン飲み放題と1,000円分の食事券が含まれた。


FRESH HOP FEST(フレッシュホップフェスト) 2018 in 蔵の道ひろば
日時:未定
場所:蔵の道ひろば 特設会場(遠野市中央通り4地内)

毎年10月第一土曜日に、その年に収穫した国産ホップでつくったビールを解禁!という趣旨で3年前から開催されているイベント。昨年は10月7日に遠野市産業まつりの初日イベントの一環として開催された。今年の産業まつりは10月6日(土)、7日(日)開催と決まっているので、昨年通りだとすると、今年の開催は10月6日(土)ということになるが、実行委員会によると別の日に独立したイベントして開催する可能性もあるということで、現時点ではどうなるか未定である。(2018.6.14修正)


(未定)ベアレン赤レンガビール祭り IN 覆馬場
日時:未定
場所:盛岡ふれあい覆馬場プラザ(盛岡市青山二丁目6-8)

今年で7回目となるイベント。ビールジョッキは持参する必要があるが、昨年は10月8日、9日に開催され、前売り2,300円、当日3,500円でベアレンビールが飲み放題であった。


(未定)オクトーバーフェスト in ARIV北上店
日時:未定
場所:ARIV(アリーブ)北上店(北上市大通り1-3-27入山北ビル1F、TEL0197-61-0484)

昨年10月19日から21日に開催されたARIV北上店でのオクトーバーフェスト。盛岡のベアレンビールを5種類楽しめるイベントとして開催され、来店者全員が引けて豪華景品が当たるくじ引きも準備されていた。


(未定)第3回在庫一掃!がっつりビールパーティ
日時:未定
場所:ビアバーベアレン中ノ橋

昨年10月31日に開催された、申し込み不要、参加費3,500円で、ベアレンと世界のビール50種類以上がセルフで飲み放題となるイベント。なお、ハロウィンの仮装をしてきた人は3,000円とのことであった。料理はビュッフェ方式でほぼ食べ放題であった。


(未定)国華&ズモナ号 in 三陸鉄道南リアス線
日時:未定
場所:三陸鉄道盛駅18:30発

昨年11月22日に開催された、レトロ調車両2両で盛駅を18:30に発車し、釜石駅で折り返して盛駅まで戻ってくる企画。盛駅着は20:42であった。参加費4,000円で上閉伊酒造が誇る地酒と遠野麦酒ズモナが食事付きで飲めた。


(未定)三鉄ベアレンビール列車(北リアス線)
日時:未定
場所:三陸鉄道北リアス線久慈駅13:10発

毎年11月23日に運行される北リアス線のベアレンビール列車。昨年も13:10久慈駅発で、田野畑まで行って久慈駅15:30着であった。レトロ列車2両が走り、三陸の風景を楽しみながら、おつまみ付でベアレンビールが飲み放題で楽しめる。海側のボックス席は1〜4名で利用できて12,000円、山側の「おひとり様席」は3,500円でいずれも要予約であった。盛岡市内からバスツアーは3,000円であった。


(未定)ベアレン飲み放題祭 in 鳥もと
日時:未定
場所:焼き鳥 鳥もと(宮古市大通2-6-12、TEL0193-63-6776)

宮古市の「焼き鳥 鳥もと」で開催される、ベアレンビール6種類が飲み放題となるイベント。昨年は11月29日に開催され、会費は料理も込みで税込4,500円であった。当日はシークレットビール1種類も加わった。


(未定)くべな会大忘年会
日時:未定
場所:菜園マイクロブルワリー with Kitchen(盛岡市菜園1-5-10、旧クッチーナ)

昨年12月7日に開催された、くずまきワイン、ベアレンビール、南部美人と県産食材が中心の料理を楽しむ会。チケット制で、前売りチケットは4,500円であった。南部美人の酵母、くずまきの山葡萄、ベアレンの麦汁を菜園マイクロブルワリーで仕込んだ「くべなビール」も登場した。


(未定)ベアレンビールまつり in ビッグルーフ滝沢2018
日時:未定
場所:ビッグルーフ滝沢(滝沢市下鵜飼1-15(滝沢市役所そば))

昨年12月22日に開催された、前売り2,000円(200枚限定)、当日3,000円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。フードコーナーではソーセージや海鮮焼きなども登場した。菜園マイクロブルワリーのクラフトビールもあった。


秋田県内

クラフトビールを楽しむ会
日時:奇数月第3水曜日
場所:ビアカフェあくら(秋田市大町1-2-40、TEL018-864-0141)

奇数月の第三水曜日に開催されているあくらビール主催のイベント。毎回テーマが決まっていて多様なビールが楽しめる。ほぼ毎回ビール4種類とあくらビール2種類に料理がついて会費は3,500円である(要予約)。


(終了)戸隠48周年記念醸造ビールお披露目会
日時:2018年4月7日(土)19:00〜22:00
場所:酒場 戸隠(秋田市山王2-7-29シティパレス秋田壱号館2F、TEL018-863-8699)

酒場 戸隠は45周年から毎年あくらビールでオリジナルビール「ICY WIND」を醸造しているが、今年も「NORTH JAPAN WEST COAST IPA」を醸造した。当日は会費5,000円でこのビールが飲み放題となり、おつまみも付く。定員40名。


(終了)CAMOSIBA1周年THANK YOU Party!
日時:2018年4月14日(土)10:00〜18:00、19:00〜24:00
場所:Hostel&Bar CAMOSIBA(横手市十文字町曙町7-3、TEL0182-23-5336)

横手市十文字町にあるホステル&バー「CAMOSIBA」の一周年記念パーティ。羽後麦酒が出店する。地層食堂の料理と麹屋りんりんの落語と乾杯ドリンクが付いて会費3,500円で、ドリンクはすべてワンコインで提供される。「呑みたい放題」もあり5,000円である。(2018.4.9追加)


(終了)戸隠48周年感謝祭
日時:2018年4月17日(火)、18日(水)、19日(木)17:00〜23:00
場所:酒場 戸隠(秋田市山王2-7-29シティパレス秋田壱号館2F、TEL018-863-8699)

「酒場 戸隠」の48周年を記念して、この日はサッポロ生ビールが48分飲み放題で480円、戸隠48周年記念ビールが大グラスで480円となる。駿河湾の生シラス、生桜エビも一皿480円で提供するとのことである。(2018.4.17修正)


(終了)あきたプラチナ世代博2018
日時:2018年4月21日(土)、22日(日)9:30〜16:00
場所:秋田県立武道館(秋田市新屋町砂奴寄2-2、TEL018-862-6651)

プラチナのように輝き続ける世代を対象とした「心豊かな人生の応援イベント」。「SUMMIT(サミット)」が出店し、クラフトビールやベルジャンフリットが味わえる。


(終了)Kamenocho Spring Beer Festa 2018
日時:2018年4月22日(日)15:00〜23:00
場所:KAMENOCHO STORE、BEER FLIGHT(秋田市見浪通亀の町4-15ヤマキウビル1F、TEL018-838-4773)

昨年春、秋の2回開催された「KAMENOCHO BEER FESTA」が今年も開催される。当日は、「KAMENOCHO STORE」と「BEER FLIGHT」で、10種類以上のクラフトビールと、ビールに合うフードが楽しめる。前売りチケットは6枚綴りで税込3,000円、当日チケットは5枚綴りで税込3,000円。チケット1枚で、ビール1杯かフード1品と引替えとなる。


(終了)第11回うご牛まんまフェスティバル

日時:2018年4月29日(日)11:00〜15:00
場所:五輪坂温泉としとらんど 野外特設会場(雄勝郡羽後町足田五輪坂下43-4、TEL0183-62-4126)

羽後町産黒毛和牛一頭分が食べられるイベント。焼肉250gパック2,500円、ステーキ250g1枚3,500円、羽後牛カレー一食700円、で「まんま」(羽後町産あきたこまち)は無料である。羽後麦酒が出店して、樽生と瓶でビールが飲める。(2018.4.25追加)


(終了)Beer Flightを飲み干せ!! 2018 ゴールデンウィーク
日時:2018年5月6日(日) 15:00〜18:00
場所:BEER FLIGHT(秋田市南通亀の町4-15ヤマキウビル1F、TEL018-838-4773)

毎年恒例となっている、ゴールデンウィーク最終日のイベント。同店の樽生ビール11種類が3時間飲み放題となる。会費は5,000円(税込)でスナックが付くが、フードの持ち込みも可。定員は30名で要予約である。(2018.4.27追加)


(終了)これが秋田だ!食と芸能大祭典2018
日時:2018年5月25日(金)15:00〜21:00、26日(土)10:00〜20:00、27日(日)10:00〜17:00
場所:アゴラ広場、エリアなかいち

一昨年初開催された、秋田県内各地の食文化や郷土芸能が一堂に会するイベント。4つの会場に分かれ、広小路では芸能パレード、アゴラ広場では秋田グルメ屋台と演舞ステージ、エリアなかいちでは伝統芸能演舞ステージと観光物産PR、仲小路ではクラフト市とストリートパフォーマンスが開催されるが、アゴラ広場ではあくらビールと田沢湖ビールが出店し、エリアなかいちの五城目町ブースでは五城目ラズベリースタウトが飲める。(2018.5.22修正)


(終了)BOTTOM'S UP Vol.2 Hello, Newcomers
日時:2018年6月2日(土)18:00〜21:00
場所:酒場 戸隠(秋田市山王2丁目7-29 2F、TEL018-863-8699)
 「ビール愛好家のコミュニティーをさらに底上げする」という趣旨のビールイベント。今回は「ようこそ、新しい仲間達」がテーマで、今回のビールもこれまで紹介したことのない「新しい仲間達」ばかりとのこと。4つのブルワリーのビールが3時間飲み放題で、おつまみがついて会費は5,000円。35名定員である。(2018.5.23追加)


(終了)あくらカニ喰い祭り2018
日時:2018年6月3日(日)12:00〜15:00
場所:あくら広場(秋田市大町1-2-40、TEL018-864-0141)※雨天時は「ビアカフェあくら」内にて開催

毎年恒例となった秋田・金浦港直送の「紅ズワイガニを喰らいつくすイベント」。今年は地元で水揚げされた特大の紅ズワイガニが2杯、料理5品、あくらビールが飲み放題で、会費5,500円である(要予約)。(2018.4.26修正)


(終了)東北地ビールフェスティバル in 秋田 2018
日時:2018年6月15日(金)〜17日(日)
場所: エリアなかいち にぎわい広場(秋田市中通1-4-3)

東北6県の地ビールが揃う貴重なイベント。今年は6月15日〜17日の開催が決定した。普段あまりビールイベントに参加しない青森の奥入瀬ビールや宮城の仙南クラフトビールも飲めるほか、一昨年からは北海道のノースアイランドビールも参加し、事実上「北海道・東北地ビールフェスティバル」となっている。昨年も東北ミートフェスティバルも同時開催で、東北各地の肉料理も食べられた。


ORAE19年感謝祭
日時:6月の金・土・日16:00〜
場所:湖畔の杜レストランORAE(仙北市田沢湖田沢字春山37-5、TEL0187-58-0608)

湖畔の杜ビールの直営レストランORAEが19周年を迎えるのを記念して、6月の金・土・日の16:00からビールが半額で提供される。「リーズナブルなおつまみ」も多数用意されるとのことである。(2018.6.18修正)


(未定)JOZO(醸造)まにあくす
日時:2018年10月下旬〜11月上旬開催予定
場所:I LOVE YUZAWAホール 駅前特設会場(旧ジジック、くらた隣り)(湯沢市表町2-1-23)

昨年7月8、9日に開催された、東北六県の限定醸造酒など約50種類の日本酒、ビール、カクテルが味わえるイベント。ビールでは田沢湖ビールが楽しめた。今年は10月下旬から11月上旬に開催されることがアナウンスされている。(2018.6.18修正)


(未定)湖畔の杜ビール祭り
日時:未定
場所:湖畔の杜レストランorae(仙北市田沢湖田沢字春山37-5、TEL0187-58-0608)

昨年、湖畔の杜ビール18周年を記念して、7月の週末16時からは湖畔の杜ビールが半額となった。特別メニューや300円おつまみも登場した。


(未定)2018冷涼まつり
日時:未定
場所:湯沢ロイヤルホテル2階特設会場(湯沢市田町2-2-38、TEL0183-72-2131)

湯沢市にある湯沢ロイヤルホテルでビアガーデンとは別に毎年開催されるイベントだが、いわて蔵ビール、仙南クラフトビール、みちのく福島路ビール、猪苗代地ビールが飲める年もあった。昨年は7月11日から13日に開催された。今年の内容は未定。前売りチケットは3,500円(当日券もあり)であった。


(未定)田沢湖ビール祭り
日時:未定
場所:田沢湖ビールレストラン前駐車場(仙北市田沢湖卒田字早稲田430、TEL0187-44-3988)

年に1回開催されるイベント。昨年は7月22日、23日に開催されたが、20周年の地元感謝代企画として、地元の新聞の折込チラシ持参で田沢湖ビールレストランでの飲食が20%OFFになる他、お土産ビールなど売店商品も20%OFFとなった。


ベルギービールフェスタ in アルヴェ
日時:2018年7月13日(金)17:30〜21:00、14日(土)・15日(日)17:00〜21:00
場所:秋田拠点センターアルヴェ(秋田市東通仲町4-1)

秋田市内で3年前に初めて開催されたベルギービールのイベント。前売りチケットなどの件は未定だが、日程についてはアナウンスがあった。ちなみに昨年は8つのサーバーで異なるカテゴリーのベルギービールがそれぞれ樽生で飲め、前売りセットコイン10枚が¥2,000(税込)、当日追加コイン2枚¥500(税込)、当日売りセットコイン10枚¥2,200(税込)であった。(2018.6.18修正)


土崎港曳山まつり

日時:2018年7月20日(金)、21日(土)
場所:土崎神明社(秋田市土崎港中央3-9-37、TEL018-845-1441)ほか

毎年7月20日、21日に開催される、秋田市の北部にある土崎神明社の例祭として行われる港祭りで、昨年は北都銀行土崎支店(秋田市土崎港中央1-17-14、TEL018-845-1128)の駐車場には田沢湖ビールが出店していた。樽生3種が飲める他、角館名物の御狩場焼きなども食べられた。


ゆざわの休日・夏2018
日時:2018年7月14日(土)
場所:湯沢市駅通り商店街路上(サンロード)

湯沢市で夏か秋に開催されるイベント。3年前は「ゆざわの休日・秋」として秋に開催され、昨年は7月16日開催で「ゆざわの休日・夏」、昨年は9月9日に「ゆざわの休日・秋」として開催された。今年はまた夏に戻ったが、「いす−ワングランプリ」のみが告知され、一昨年まで「開催されていたドイツビールフェスティバル」に関する情報はないようである。(2018.6.18修正)


秋田竿燈まつり
日時:2018年8月3日(金)〜6日(月)15:00〜21:30
場所:秋田市内中央会場(産業会館跡地)、大町イベント広場(秋田ニューシティ跡地)ほか

秋田を代表する夏祭り「秋田竿燈まつり」の開催期間、昨年は秋田市内の2会場で秋田の地ビールが飲めた。中央会場では田沢湖ビールの樽生4種類が飲め、あくらビールも出店していた。一方の大町会場では、田沢湖ビール、あくらビール、湖畔の杜ビールの秋田の地ビール3社が共同出店し、それら3社の地ビールが飲めた。あくらビールはこの他、市役所会場にも出店していた。


秋田市国際フェスタ

日時:2018年8月6日(月)10:00〜14:00
場所:秋田市拠点センターアルヴェ(秋田市東通仲町4-1)1階「きらめき広場」

秋田竿燈まつりの最終日に開催される、秋田市の友好都市・姉妹都市との交流を目的としたイベント。佐久根はここでも田沢湖ビールが樽生で飲めた他、嶋田ハムのソーセージなども食べられた。


クラフトビアフェスティバル in AKITA 2018
日時:2018年8月18日(土)、19日(日)
場所:秋田駅前 アゴラ広場 大屋根下(秋田市中通2-6-1)

一関の全国地ビールフェスティバルと同様、全国の地ビールが揃うビールイベント。今年は8月18日、19日の開催が決定した。昨年は全国47醸造所のビールが集まった。前売りチケットが全国のサークルKサンクスで購入でき、オリジナルグラス付チケット(200ml×4杯券付)が1,500円、グラスの付かない200ml×4杯券が1,000円、当日は200ml×4杯が1,200円、200ml1杯が350円であった。


第91回全国花火競技大会「大曲の花火」
日時:2018年8月25日(土)
場所:雄物川河川敷(大曲花火大橋と姫神橋の間)

毎年8月最終週の土曜日に開催され、人口4万人弱の大仙市大曲地区に全国からおよそ80万人の観覧者が訪れるという、東北はもとより全国でも屈指の花火大会。全国の花火競技大会の中でも最も権威ある大会と位置づけられ、全国の選りすぐりの花火師たちがその腕を競う。昨年も大曲技術専門校駐車場(大仙市大曲川原町2番30号)に田沢湖ビールが出店した。


(未定)アキタ・バール街
日時:未定
場所:秋田市内参加各店(オープニングセレモニー&パフォーマンスは17時から大町イベント広場で開催)

あらかじめ購入したチケットで「1ドリンク&1ディッシュ」を楽しみながら飲食店を回る「飲み・食べ歩き」イベント。6回目となる昨年は9月2日に開催され、酒場戸隠や、あくらビール直営のレストランプラッツ、ビアカフェあくらが参加した。前売りチケットは3,500円で、当日券は4,000円であった。
日時:2018年10月11日(木)、12日(金)16:00〜21:00、13日(土)11:00〜21:00、14日(日)11:00〜19:00
場所:エリアなかいち にぎわい広場(秋田市中通1-4-3)

秋田オクトーバーフェストでは、ドイツビールと秋田県内3社の地ビールの両方が味わえる。「秋田ソーセージフェスティバル」との同時開催で、ドイツや秋田の美味しいソーセージもビールと一緒に味わえる。今年は10月11日から14日の4日間の開催が決定した。


(未定)新・秋田の行事in大仙 2018
日時:未定
場所:大仙市・大曲駅前 花火通り商店街

昨年10月14日、15日に開催された、秋田の伝統芸能と大曲の花火をまとめて楽しめるイベント。角館・土崎・花輪の曳山も登場する。大仙グルメストリートには田沢湖ビールが出店した。


(未定)Re:MIX オクトーバーフェスト2018
日時:未定
場所:Re:MIX(横手市十文字町梨木羽場下14-26)

横手市十文字町で地ビールが飲める「Re:MIX」で開催されるオクトーバーフェスト。昨年は10月28日に開催され、入場料¥1,500で料理食べ放題、ドリンクはMサイズが2杯、Lサイズが1杯飲めるチケットが¥1,000、飲み放題は¥3,500であった。羽後麦酒3種、いわて蔵ビールのパンプキンエール他、合計15種類のビールが飲めた。


(未定)第4回ドイツビール&ドイツワインを楽しむ会
日時:未定
場所:ワッフルカフェサイン(潟上市天王字鶴沼台62-1、TEL018-893-5143)

昨年11月3日に開催された、直輸入ワイン&ビールが飲み放題のイベント。ビールは、今回はいろんなスタイルを楽しめるよう、ピルス、ヴァイツェンなど5種類をボトルで用意された。料理は生ハム、ソーセージ、サラダ、ワッフルなどであった。料金は5,000円で、JR男鹿線を利用する人は上二田駅より送迎があった。


(未定)秋田あくらビール創業21周年記念イベント
日時:未定
場所:レストランプラッツ(秋田市大町1-2-40、TEL018-883-4366)

毎年開催されているあくらビールの周年イベント。昨年は11月26日に、初めて昼、夜の2部制で開催された。あくらビール飲み放題にバイキング形式で料理がついて、前売4,000円、当日4,300円で、各回限定70枚であった。当日はステージ演奏もあった。


(未定)湖畔の杜Xmasパーティー2018
日時:未定
場所:湖畔の杜レストランorae(仙北市田沢湖田沢字春山37-5)

湖畔の杜ビールの直営レストランで毎年開催されるクリスマスパーティー。昨年は12月2日に開催され、料金は大人5,400円、中高生2,500円、小学生1,500円、小学生未満無料であった。お楽しみ抽選会やスタッフによるハンドベル演奏なども行われた。


(未定)田沢湖ビールのクリスマス
日時:未定
場所:田沢湖ビールレストラン(仙北市田沢湖卒田字早稲田430、TEL0187-44-3988)

昨年12月9日に田沢湖ビール併設のレストランで開催されたクリスマス企画。詳細は分からなかった。



青森県内

奥入瀬ビール「麦酒館の日」

日時:毎月第3木曜日
場所:奥入瀬麦酒館(十和田市大字奥瀬字堰道39-1、TEL0176-72-3201)

毎月第3木曜日、奥入瀬麦酒館では「麦酒館の日」として、奥入瀬ビール始め日本酒、焼酎、ワイン、ソフトドリンクが2時間飲み放題1,600円、パスタ、ピザ、おつまみ、デザートが90分食べ放題 1,300円(要予約)となる。


(終了)奥入瀬ビール「地ビールの日」
日時:2018年4月23日(月)11:00〜19:00
場所:奥入瀬麦酒館(十和田市大字奥瀬字堰道39-1、TEL0176-72-3201)

日本地ビール協会などが制定した「地ビールの日」である4月23日には、奥入瀬麦酒館では2時間1,080円という破格の価格で奥入瀬ビールが飲み放題となる。十和田市文化センターD51前と奥入瀬麦酒館の間で「無料シャトルバス」も運行される。十和田市文化センターD51前18:30発で、帰りは奥入瀬麦酒館21:15発である。


(未定)かだるべ クラフトビアフェス 2018 in ひろさき
日時:未定
場所:土手町コミュニティパーク(弘前市土手町31、TEL0172-31-5755)

2013年から開催されているビールイベント。地元津軽路ビールや奥入瀬ビール他、あくらビール、いわて蔵ビなど東北の地ビール、それにその他の地域の7醸造所の地ビールも飲めた。フードコーナーには弘前市内の飲食店が出店する。5枚綴り2,000円で、全てのビールとフードがチケット1枚と交換になる前売り券は「酒の柳田」が取り扱っている。当日はチケット1枚500円で販売される。昨年は10月1日に開催された。


(未定)ABA番組祭り
日時:未定
場所:ワ・ラッセ&西の広場

昨年10月7日、8日に開催された、ABA(=青森朝日放送)の年1回のイベントに弘前のBe Easy Brewingが出店していた。今年の内容は未定。


(未定)第13回十和田湖ふるさとまつり
日時:未定
場所:道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパーク(十和田市大字奥瀬字堰道39-1、TEL0176-72-3201)

年に1回、奥入瀬麦酒館のある道の駅「奥入瀬」奥入瀬ろまんパークで開催される特産品、地場野菜、農畜林水産物、加工品の展示・販売や郷土芸能などのアトラクションが行われるイベント。昨年は10月29日に開催され、特設会場では奥入瀬ビールが通常より100円安い1杯400円で、4種類セットが1,400円で飲めた。
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2018年04月02日

私的東北論その107〜「平泉町観光振興計画(案)」への意見書(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 2月16日に発行された「東北復興」第69号では、「平泉町観光振興計画(案)」について私が平泉町観光商工課に送った意見書について取り上げた。1月下旬に岩手県一関市で開催された「第18回平泉文化フォーラム」に参加するのに合わせて、久々に平泉町内を回ってみて感じたことがいろいろあった。ちょうど平泉町が5年ぶりに新しい観光振興計画案を作成し、それについての意見を求めているところだったので、大きなお世話と思いつつも、その時感じたことなどを基に、意見書をまとめて送ってみたのであった。そしてまた、「東北復興」の連載記事の締切も間近だったので、その意見書を中心に原稿もまとめてしまったというわけである(笑)。

 以下がその全文であるが、意見書の中で言いたかったことは、端的に言えば、\こΠ篁紺奮阿隆儻資源についてもしっかり情報発信を奥州藤原氏時代の遺跡等が残っている自治体と一層の連携をL襪盂擇靴な神瑤、という3点である。特に、が私にとっては重要である(笑)。

DSCN1118 ちなみに、意見書の中で触れている「観自在王院辺りの道」の雰囲気というのはこんな感じである。あと、「ザ・ブリュワーズ平泉」の「夜カフェ」については以前別稿で紹介したことがあったが、このようなものである。

 それと、記事中に出てくる西川雅樹さんのサイトはここである。東北の湯治宿の他に、東北のB級グルメについてもものすごい情報量である。



「平泉町観光振興計画(案)」への意見書

 1月27日、28日の2日間、岩手県一関市で「第18回平泉文化フォーラム」が開催され、私も参加してきた。毎年基調講演、発掘報告、研究発表が行われ、平泉研究の最先端に触れることのできるイベントである。

 今回、1日目終了後の宿泊は、あえて一関市内ではなく、平泉町内にしてみた。これまで平泉は何度も訪れているが、訪れるのはいつも昼間だけで、夜の平泉がどのような感じか興味を惹かれたのである。また、2日目は午前中で終了だったので、終了後再度平泉を散策した。2日間平泉を訪れて感じたことがいろいろあった。折りしも平泉町が新しく「平泉町観光振興計画(案)」を作成し、それについての意見を募集していた。そこで、今回の平泉散策で感じたことや、以前から平泉観光について考えていたことなどについて意見書としてまとめて、平泉町観光商工課宛に送付した。

 以下がその意見書である。

------------
 「平泉町観光振興計画(案)」を興味深く拝見しました。その上で考えたことについてお伝えしたいと思います。要点は以下の3点です。

 \こΠ篁紺奮阿隆儻資源の活用について
 ∧神観光において連携すべき相手について
 「夜の平泉観光」の仕掛けについて


\こΠ篁紺奮阿隆儻資源の活用について
 ,砲弔い討任垢、私は今回、一関市内で2日間開催された「平泉文化フォーラム」に出席しました。その折に、1日目の宿を平泉町内に取り、また2日目終了後に久しぶりに平泉町内を散策しました。その際に感じたことは、端的に申し上げれば、平泉観光は現在、あまりに世界遺産に頼り過ぎているのではないかということです。平泉駅内の観光案内所で入手できる町内のマップには、世界遺産の構成遺産5つと追加登録を目指している達谷窟毘沙門堂、柳之御所遺跡、それに高館義経堂などが掲載されています。今回の「平泉町観光振興計画」(案)の「1−2 主な観光資源」のうち「1−2−1 史跡・名勝」として挙げられているのもこれらですし、「資料4 平泉町の観光資源の再確認」で挙げられているのも概ねこれらですが、平泉の観光資源はそれらのみに留まるものではありません。

 白山妙理堂や熊野三社は奥州藤原氏と白山信仰、熊野信仰との関わりが感じられて興味深いですし、照井堰なども高館合戦の折にその名前が登場する照井太郎高春の伝承があり、興味を惹かれます。歴史好きにとっては、芭蕉の「おくのほそ道」にも出てくる泉ヶ城(和泉が城)も目にしたい場所でしょうし、国衡や高衡(隆衡)の館の比定地もあります。四方に配置したという鎮守社跡を巡るのも楽しそうです。

 これらは現在学校であったり民有地であったりと、観光スポットとするには難しい面もあるでしょうが、園地として整備せずとも今の伽羅御所跡のように、可能な場所に案内板を設けるだけでも散策ルートとなり得ることでしょう。

 そうした隠れた観光資源についても積極的にPRしていかなければ、平泉は一度来て構成遺産を一通り見たらそれで終わりで、二度とは訪れないスポットとなってしまいかねません。そうではなく、最初は有名な世界遺産、その次は少しマニアックな、ディープな場所を巡る、というように、次にも来る楽しみがあるようなことが分かる情報提供が必要であると考えます。

 今回、観光案内所におられたガイドの方に「世界遺産と達谷窟、柳之御所、義経堂以外にどこか見るべき場所はありますか?」と尋ねたところ、「それらを見てるんならあとは特にないねぇ」とのお返事で、少し残念な思いをしました。

 私としては、「平泉は単に世界遺産だけの町ではない」ということを強く訴えたいです。他にももっとあまり知られていない、でも魅力的な場所が平泉町内には本当にたくさんあります。まずは地元の方々こそにそのことを再度確認していただければと願います。

∧神観光において連携すべき相手について
 △砲弔い討任垢、「4−1 観光施策の内容」では、「基本方針3 広域連携による平泉町の魅力の向上―多様な交流・連携の促進―」で「広域観光体制の充実」について既存の方向性を踏襲する旨記載されています。そのうち「東北地方との連携強化」では、十和田市や仙台市との広域的連携を強化する方針が挙げられています。

 周知の通り、奥州藤原氏は平泉のみならず、全盛期には現在の東北地方のほぼ全域に影響を及ぼしました。従って、奥州藤原氏に関係する遺跡・史跡も広く東北地方全域に点在しています。広域連携を考える場合、こうした奥州藤原氏に関係する遺跡・史跡を有する自治体とのより一層の連携も考えていただきたいと強く願います。

 平泉の世界遺産の登録名は「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」ですが、「仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」は平泉のみならず、東北全域に存在します。最も端的なのは、福島県いわき市にある「白水阿弥陀堂」や宮城県角田市にある「高蔵寺阿弥陀堂」ですが、これら奥州藤原氏の影響下にあって同様に「仏国土(浄土)」を表した遺跡・史跡を持つ自治体との広域連携も進めるべきと考えます。

 他にも、秀衡ゆかりの徳姫が泰衡の子と共に36人の家臣に守られて逃れたという山形県酒田市、泰衡終焉の地である秋田県大館市、泰衡の家臣たちが藤原の姓を名乗って隠れ住んだという伝承がある秋田県鹿角市、その他奥州藤原氏時代の金山があったと考えられる東北各地の自治体も連携の対象となり得ます。また、平泉の柳之御所遺跡で多数出土することから「平泉セット」と名付けられた、平泉型てづくねかわらけや白磁四耳壺が出土する遺跡が、青森から福島まで、平泉以外にも東北地方にはたくさんあります。これらの遺跡を有する自治体とも連携して、平泉遺産の面的な広がりを重視していただければと考えます。

 平泉の歴史遺産は平泉だけのものではなく、かつ平泉の歴史遺産は平泉だけに留まるものではありません。平泉とこれらの地域とをつないで共同で行う観光キャンペーンや情報発信などを通して、平泉と関係する自治体とがWin-Win となるような方策をぜひ講じていただきたいです。

「夜の平泉観光」の仕掛けについて
 についてです。「2−2 町の観光の問題点・課題、可能性」の中で、「多くの観光客が通過型の観光」と指摘されていますが、私も実は平泉町内に宿泊したのは初めての経験でした。平泉にはこれまで何度も足を運んでいますが、いつも昼間のうちに町内を回り、夕方には移動するという形でした。

 その理由を考えてみますと、まず宿泊できる場所の少なさがあります。ツアー以外の個人客が宿泊場所を探す際に利用するのは多くは「楽天トラベル」や「じゃらんネット」などの宿泊予約サイトであると思われますが、平泉町内の宿泊施設は「楽天トラベル」、「じゃらんネット」とも3軒の登録にとどまります。それ以外の宿泊施設については、平泉町観光協会のサイト内で紹介されていて、少なくとも町内には7軒の宿泊施設があることが分かりますが、「平泉町 宿泊」で検索してもこの平泉観光協会のサイトは30番目(つまり3ページ目の一番下)にようやくヒットする状況で、これでは恐らくあまり見てはもらえないことでしょう。町が後押しするなどして宿泊サイトへの登録を進めることや、町内の宿泊情報がより上位にヒットするような対応策を講じることが必要と考えます。

 宿泊できる場所の数を増やす手段として「民泊」の活用も考えられますが、その際にはそれぞれの民泊場所の特色があるとよりよいです。例えば、「平泉の古老から平泉の歴史について話が聴ける民泊」などがあれば、歴史好きの観光客は「ぜひ泊まって話を聞いてみたい」と考える可能性が高いです。

 もう一つ平泉観光が通過型に留まってしまう理由として、夜楽しめる場所がないということが挙げられます。平泉町内の飲食店は多くが夕方までに閉店してしまい、夜は一部の居酒屋や焼肉店が営業するのみだということが今回分かりました。この現状では、夜も平泉で過ごすという行動にはなかなかつながりにくいと考えます。「平泉夕食堂」のパンフレットも入手して、その部分の改善に取り組んでいる様子も窺えましたが、それでも大半の店は19時くらいまでの営業であり、その時間帯であればその後の移動もできてしまうため、滞在することにつながるかどうかは正直微妙なところです。

 昨年できた「ザ・ブリュワーズ平泉」がこの1月から「夜カフェ」を実施し、3日前までの予約が必要ではあるものの、予約客が1人でも「夜カフェごはん」を提供してくれ、+1,500円で地ビールを含む飲み放題もつけられる、という取り組みを始めたことは注目に値します。このような特色のある取り組みをより多くの店が始めれば、夜の平泉の魅力はさらに増します。

 夜の平泉を今回初めて散策しましたが、観自在王院辺りの道は周囲の建物と柔らかな光の街灯とがマッチして、とても風情があるように感じました。このような雰囲気づくりを町内のさらに多くの場所に広げたり、例えば週末の夜は駅から毛越寺に至る道の両側に篝火を焚くなど、夜の平泉散策が楽しくなるような仕掛けを施したりすることによって、平泉に滞在する人はより増えるのではないかと考えます。

 以上3点について意見を述べさせていただきました。平泉を大事に思う同じ東北の一人の意見として、いささかなりとも参考になるのであれば幸いです。今後も平泉が、東北の一つの時代の在りようを伝える貴重な場所として、たくさんの人に知られ、訪れられる場所であり続けることを願っております。

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 この手の意見募集というのは、「広く意見を求めてそれらも取り入れて作りました」という体裁を整えるために、半ば形式的に行われることが多く、今回提出した意見書の内容もどれほど参考にしてもらえるものか不明ではあるが、とりあえず私としては、感じたこと、考えたことについては概ね伝えられたつもりでいる。

 平泉を散策した当日のfacebookに、「ブラブラしてて思ったのが、平泉は世界遺産に頼りすぎじゃないか?ってことでした」と書いたら、友人の西川さんが「黒毛和牛ステーキ屋なんかも黒毛和牛であることに頼り切ってる店が多くて、独自の価値観を訴求できる店がほとんどないんですよね」とコメントしてくれた。平泉が「黒毛和牛であること以外PRできないステーキ店」になってはいけない。それは平泉の魅力を矮小化してしまうことになる。

 西川さんは関西出身で現在仙台で仕事をされているが、東北の湯治宿に魅せられてご自身のサイトでその魅力を余すところなく伝えてくれている。その西川さんはこうもコメントしてくれた。「地元のヒトはえてして地元の魅力に疎いですよね、東北の湯治宿は情けないほど閑散としてるし」、と。まさにその通りである。だからこそ、魅力に気づいたなら、気づいた者の責務として、これからも情報発信をしていきたいと思う。


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2018年03月31日

東北で地ビールが飲める店その79〜秋田県羽後町

WP_20180322_13_05_08_Rich 羽後町は秋田県の内陸南部にある、人口約14,000人の町である。お盆に毎年開催される「西馬音内(にしもない)の盆踊り」で全国に知られる。西馬音内と言えば、そばが美味しい。江戸時代の文政元年(1818年)に創業したという「弥助そばや」を始め、町内には少なくとも7軒のそば屋がある。新潟のへぎそばと同様の、つなぎにふのりを使った、つるつるとのど越しのいいそばが食べられる。西馬音内ではこのそばを「冷がけ」という冷たいかけそばで食べるのが一般的である。ちなみに私のお気に入りは、だいぶ以前にも書いたが、「松屋」である。

WP_20180322_13_59_40_Rich さて、この羽後町に昨年7月に新しい地ビール「羽後麦酒(うごばくしゅ」(雄勝郡羽後町西馬音内字本町109、TEL0183-56-7890)ができた。今月お邪魔させていただいたが、味噌蔵だったところを改装して醸造所としている。代表の鈴木隆弘さんによれば、元々あった地酒の蔵元があったそうだが、四半世紀前に廃業してしまったのだそう。地元のお酒で地域を元気づけたいと、10年以上前から地ビール造りを考えていたそうだが、このほどその思いがようやく形になったわけである。

 地元密着ということで、ゴールデンエール、IPA、ペールエール、ベルジャンホワイトといった地ビールで定番とも言えるビール以外に、地元の豊富な食材を取り入れたビールも積極的に醸造している。これまでに、食用菊、イチゴ、ブルーベリー、ゆずを使ったビールを造っている。醸造設備が小さいことを活かして、多品種少量生産の形で様々なスタイルのビール造りにチャレンジしている。




WP_20180322_14_08_43_Rich 東北では、イチゴを使ったビールは夢花まき麦酒やみちのく福島路ビール、松島ビールが醸造していて、ブルーベリーを使ったビールは青森市にあり、ゆずを使ったビールは宮城県石巻市の「石巻日和」があるが、食用菊を使ったビールは東北はもとより全国にも類例がないのではないかと思う。羽後町と言えば、先に書いたようにそばの美味しい地域。ひょっとすると今後、そばを使ったビールも出たりするかもしれない。

WP_20180329_00_00_08_Pro このビール、残念ながら醸造所では飲めないが、醸造所に隣接している「ワインバー蔵しこ」(雄勝郡羽後町西馬音内本町109、TEL0183-55-8384)の他、町内では「居酒屋炭炭(たんたん)」(雄勝郡羽後町西馬音内中野11-12、TEL080-3327-5459)「居酒屋あうん」(雄勝郡羽後町西馬音内上川原2-6、TEL0183-62-0738)で飲むことができる。これらの店では全て瓶での提供だが、横手市十文字町の「Re:MIX」、秋田市の「サミット」、湯沢市の「湯沢グランドホテル」では樽生が飲める。

2018年03月11日

私的東北論その106〜震災から7年の仙台・荒浜

 今年も3月11日がやってきた。震災発生から7年。今年も新聞各紙が一面で伝え、NHK、民放各社とも特別番組を企画するなど、忘れずに取り上げてくれるのはありがたいことである。仙台の街中にいると、震災の爪跡を見つけることはもうほとんどないが、それでもやはりこの日だけは毎年、普段とは違った心持ちになる。

WP_20180311_14_02_07_Rich 今年も出発点は若林区役所である。今日は日曜日ということで閉庁日だったが、献花台は今年も設けられ、人がひっきりなしにやってきていた。ここでこうして手を合わせている人、一人ひとりにきっと失われた大切な命があったのだと思うと、改めてこの震災の大きさに思い至る。

 若林区役所を出て一路東に向かい、沿岸の荒浜を目指す。震災直後、「海岸で200〜300人の遺体が見つかる」などとショッキングに報じられた地区である。あの報道は実は誤報だったが、かなり後まで繰り返し報じられ続けた。

 あの日、津波からの避難を地区住民に呼び掛けるべく、弟が公用車に乗って辿ったであろう道を走る。今日は南東の風が強く、自転車がなかなか前に進まない。冬の時期、いつもは北西の強くて冷たい風が吹く。南東の風は春の風のはずだが、全く暖かさは感じない。冬の冷たさのままの風である。

WP_20180311_14_18_50_Rich 荒浜に行く途中、仙台市地下鉄東西線の東の終点、荒井駅に寄り道する。ここには2年前の2月、「せんだい3.11メモリアル交流館」が開設された。交流スぺ―ス、展示室などからなる施設で、震災やこの地域に関する各種情報を発信していくことを目的につくられた。昨年6月には来場者が10万人に達したとのことである。




WP_20180311_14_38_21_Rich 荒浜に向かう道は今年も渋滞していた。荒浜地区一帯は震災後、災害危険区域となり、人が住むことのできない地域となった。他の地域への移住を余儀なくされた元住民の人たちがこの日は皆、ここに集まってくる。今年も地区唯一の寺院、浄土寺ではこの地区で亡くなった人のための追悼法要が営まれた。また、海岸近くに立つ「荒浜慈聖観音」には今年も焼香所が設けられ、たくさんの人が焼香していた。


WP_20180311_14_42_54_Rich 防潮堤に登って海を見下ろす人、海岸に下りて海を見る人もたくさんいた。今日は風が強く、消波ブロックに打ち付ける波はいつもより高かった。しかし、あの日ここに押し寄せた大津波はこのようなものではなかった。震災前よりも高さが増した7.2mの高さの防潮堤すら超える、平野部を襲った津波としては世界最大級という、およそ10mの高さの津波。上空から撮影された映像はあるが、地上にいてあの日、その大津波がどのように見えたのか、ここでこうして海を見ていても想像することすら難しい。

 そして、午後2時46分。地震発生の時刻である。サイレンが鳴ったり、放送があったりしたわけではないが、手元の時計を見て海に向かって手を合わせた。他の人も皆、同じように手を合わせていた。

WP_20180311_15_24_05_Rich 地区にある仙台市立荒浜小学校。地区が災害危険区域に指定されたことで閉校となったが、震災遺構として保存されることになり、昨年4月から校舎内が開放されている。校舎の1階は被災当時の状態がそのまま残されている。2階にあるひしゃげたフェンスもそのままで津波の大きさと破壊力が想像できる。地震発生からここに避難した住民が救助されるまでの経過、荒浜地区の歴史や文化などがパネルなどで紹介されている。昨年末までの8カ月でおよそ6万人がここを訪れたとのことである。

 仙台平野の一部で延々と平地が広がるこの地域には、津波発生時に避難できる高台が存在しない。あの日大津波に遭遇した住民が避難できる場所はこの荒浜小学校のみであった。小学校の児童、地域住民ら約320名がここに避難して難を逃れたが、一方で192名が津波に飲まれて亡くなった。仙台市の沿岸はどこもこの荒浜地区のように高台が存在しない。そこで仙台市では津波避難施設を沿岸に13カ所整備した。いざという時にはそこに避難することができるようになった。この荒浜小学校も、津波避難施設を兼ねている。

WP_20180311_15_14_43_Pro 今年も荒浜小学校では、荒浜を拠点に「繋がりが失われた街に、もう一度笑顔や思いを共有するプロジェクト」である「HOPE FOR PROJECT」が、花の種を入れた風船を空に飛ばすイベントを行っていた。震災から7年が経って、このイベントもすっかり3月11日の荒浜の風物詩として定着した感がある。




WP_20180311_15_41_29_Rich 私にとっては、午後2時46分よりも午後3時54分の方が重要である。午後3時54分は、この地区に大津波が押し寄せた時刻である。この時刻については、弟と同様にこの地区で避難呼び掛けをしていた若林消防署荒浜航空分署の署員の方の証言で明らかになっている。この時刻に合わせて、南長沼に行ってみる。この地区の方々の遺体の大部分は、自衛隊や消防、警察による懸命の捜索の結果、ここで見つかった。決して2、300人もの遺体が震災当日に海岸で見つかったというような状況ではなかったのである。

 だいぶ埋め立てられて以前より小さくなってしまったが、それでもまだ水鳥が羽を休めるくらいのスペースはある。沼越しに望む海岸沿い、防風林として植えられていた松は、いまだ櫛の歯が欠けたような状態のままである。様々な団体が植林を続けているが、再生にはまだまだ時間が必要である。

 人口100万人を抱える大都市がこれだけの大津波に襲われた事例は、世界的に見ても稀だと思われる。この未曽有の災害から得た知見を発信することは、日本のみならず世界の都市防災にとっても大いに有意義なことである。その意味では、「せんだい3.11メモリアル交流館」や荒浜小学校を多くの人が訪れていることは、そうした情報発信がある程度うまくいっている一例と言えるのではないだろうか。9日には3回目となる「仙台防災未来フォーラム」も開催された。

 よく言われる「風化」をさせないために、こうした不断の情報発信に勝る方策はないと考える。もちろん、それは自治体やメディアがやればよいというのではなく、震災を経験した我々一人ひとりが考えていくべきことである。

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2018年02月08日

私的東北論その105〜「玉虫左太夫が見た夢」(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 1月16日に発行された「東北復興」第68号では、幕末の仙台藩士玉虫左太夫を主人公に据えた小説「竜は動かず〜奥羽越列藩同盟顛末」について取り上げた。玉虫左太夫の遺した業績については、もっと評価されるべきと思う。


玉虫左太夫を扱った小説
「竜は動かず」 「竜は動かず〜奥羽越列藩同盟顛末」(上下巻、上田秀人、講談社)は、幕末に活躍した仙台藩士、玉虫左太夫を描いた小説である。この歴史の谷間に埋もれてしまった玉虫左太夫という名前を、聞いたことはあるという人は仙台に住んでいる人の中には割と多いのではないかと思うが、彼が為した業績を言い表せる人はそれほど多くないのではないだろうか。

 玉虫左太夫については、本紙第8号で早くも大川真氏が述べている。その中で氏は、「奥羽越列藩同盟の『集議』重視の政治システムは、明治維新の『敗者』=『遅れた』『敗れた』地域である東北にも先進的な政治構想が存在していることの証左と言いうる」と指摘した上で、玉虫左太夫をその奥羽越列藩同盟の「中心的なイデオローグの一人」と位置付けている。そして、玉虫左太夫の書簡にある「人心ヲ和シ上下一致ニセンコトヲ論ス」といった内容を紹介して、「当時としては画期的な内容が盛り込まれている。そしてほとんど看過されていることであるが、こうした先進的な政策が幕末の東北で提言されていることは震災後で大きな意味を持つと私は信ずる」と結んでいる。

小説の中の玉虫左太夫

 本書で描かれる玉虫左太夫は以下のような人物である。――仙台藩の下級武士で、学問を究めるために脱藩して江戸に出奔。苦労を重ねるが、後に幕府直轄の教学機関である昌平坂学問所の長官となる林復斎に見出され、林の紹介で仙台藩の儒学者・大槻磐渓と邂逅し、大槻の推挙で仙台藩主伊達慶邦との目通りも叶う。林の推挙で堀織部正の従者として蝦夷地を視察し、条約の批准に渡米する外国奉行新見豊前守の従者として太平洋を渡ってアメリカに上陸し、その後アフリカ、インドネシアを経由して世界一周して日本に帰国。その際に見聞きしたことの詳細な記録を「航米日録」としてまとめる。勝海舟や坂本龍馬と交流を持ち、松平春嶽や久坂玄瑞とも接触、仙台藩の命で風雲急を告げる京洛の動静を探る。大政奉還後、新政府から会津討伐を命ぜられるに際して、仙台藩を中心に旧幕府に匹敵する総石高260万石の奥羽越列藩同盟結成のために奔走、盟約づくりにも関与する。同盟崩壊、仙台藩降伏後、仙台藩の反佐幕派によって切腹させられる。

 小説の中で玉虫左太夫は、「日本は忠義を芯とし、礼節を重んじ、受けた恩を忘れぬ国でございまする」と主張する。日本では手柄を立てて与えられた禄や庇護は代を重ねて子々孫々まで受け継いでいけるという保障があるおかげで、武士は安心して戦場に赴けたわけで、自分が討ち死にしても、跡継ぎさえいれば家は残り、家族の生活は守られたのである。したがって、アメリカに対しては、「国をまとめた大統領といえども、次の入れ札で負ければ、ただの人に落ちる。本人でさえ、そうなのでござる。子や孫など一顧だにされませぬ。これでは忠義などありませぬ」と最初は否定して見せる。

 しかし、アメリカについては一方で、船上で艦長が一水夫の死を我が子を亡くしたように悲しむのを見て、「亜米利加が強いわけがわかりました。上の者と下の者が相和すれば人々の心は自(おの)ずから良き方向にまとまりまする。建国以来亜米利加で謀反がない理由もここにあるのでは」と、その情の深さに大いに感じ入っている。

 また、元の身分が低いがために、事あるごとにあからさまな嫌がらせを受けたり、足を引っ張られたりしたために、「馬鹿が上にいないという点は、大いにうらやむことである」「血筋と生まれだけで、さしたる学もない連中が、重臣だと幅をきかせる」と嘆く。そうした中で孫ができたことで、「能力さえあれば、男女に変わりなく頭角を現せる世」であるアメリカの姿が玉虫左太夫の中で大きくなっていくのである。

奥羽越列藩同盟の盟約
 玉虫左太夫はそうした中、奥羽越列藩同盟の軍務局議事応接頭取という外交官ともいうべき役職に就いた。奥羽越列藩同盟は会津、庄内への恩赦を要望する嘆願を出し、続いて盟約を作成する。盟約の全文は小説中には出てこないが、実際の盟約は以下の通りである。

今度、奥羽列藩仙台に於て会議し、鎮撫総督に告げ、盟約を以て公平正大の道を執り、同心協力、上王室を尊び、下人民を憮恤し、皇国を維持し、而して宸襟を安んぜんとす。仍て条例左の如し。
一、天下の大義を伸べるを以て目的と為し、小節細行に拘泥すべからざる事。
一、海を渉る同舟の如く、信を以て居し義を以て動くべき事。
一、若し、不慮危急の事あらば、比隣の各藩、速やかに援救し、総督府に報告すべきの事。
一、強きを負み弱きを凌ぐ勿れ、私に利を営む勿れ、機事を泄す勿れ、同盟を離する勿れ。
一、城堡を築造し、糧食を運搬する、止むを得ずと雖も、漫りに百姓をして労役し、愁苦に勝えざらしむる勿れ。
一、大事件は列藩集議、公平の旨に帰すべし。細緻は則ちその宜しきに随ふべき事。
一、他国に通諜し、或ひは隣境に出兵す、皆同盟に報ずべき事。
一、無辜を殺戮する勿れ、金穀を掠奪する勿れ、凡そ、事不義に渉らば、厳刑を加ふべき事。
右条々、違背あるに於ては、則ち列藩集議し厳譴を加ふべき者なり

 崇高な精神が現れた見事な盟約である。これらの中で、玉虫左太夫がその権限を使って入れ込んだものが5番目の「やむをえずといえども、みだりに百姓を労役させて憂い苦しませてはならない」という項目であった。東北の百姓を、アメリカで目の当たりにした奴隷にしてはならないという強い思いだった。

 本紙第11号で紹介した小説「蒼茫の大地 滅ぶ」で、野上青森県知事は奥羽越列藩同盟の敗因として、「三春藩・河野広中の裏切りと、農民の戦争拒否にあった」として、特に「何よりも農民の協力拒否が敗北につながった」と指摘していた。しかし、奥羽越列藩同盟の側には、元々農民を戦争に巻き込まないための盟約が存在していたのである。

 小説中では逆に、勢いづいた会津藩がこの盟約を破って、白河領で密かに農民に食糧を拠出させ、防衛陣を構築するための人夫も徴発するが、そのために農民の恨みを買い、新政府軍を手引きして間道を案内した結果、立石山の陣を奪われて形勢が不利になる様子が描かれている。

知られていない理由

 白河の関に差し掛かった玉虫左太夫に、「ここを封じれば……奥州は独立できるか」との思いが脳裏をよぎる。奥羽越列藩同盟については前述の「蒼茫の大地 滅ぶ」でも説明されているが、元々会津、庄内両藩の恩赦を嘆願する同盟だったが、この嘆願が新政府に拒絶された後は、北部政権の樹立を目指した軍事同盟となった。この新しい政権の樹立というのは、新政府とは別の政権を創るということで、いわば新政府からの独立を目指したものと言えるのだが、敗北したこともありこの辺りが過小評価されているのではないかと感じる。輪王寺宮公現法親王を推戴し、「東武皇帝」として即位し、改元も行ったという説もあるのだが、資料が乏しく、統一した見解が得られていない。

 玉虫左太夫らが日本人として初めて世界一周した万延元年遣米使節も、あまり知られていないのではないだろうか。少なくとも、学校教育の中ではいわゆる「岩倉使節団」の方がはるかに著名である。玉虫左太夫自身のこともあまりにも知られていない。

 それは、これらはいずれも「敗者の歴史」であることが理由であるように思える。敗者の歴史は、勝者によって書き換えられるのが常である。とりわけ、新政府にとっては、自分たちとは別の政権が一時的にではあっても存在したという事実は、到底認められないものだったに違いない。

 作者の上田秀人氏は、インタビューの中で、この小説を書いた理由について、「幕末は維新を興した側から語られることが多い。じゃあ私は違う方向から、あの時代を眺めてみようと考えました」と答えている。視点を変えるとまったく違った歴史が見えてくる。この小説はそのまたとない好例であろう。

もし玉虫左太夫が生きていたら

 ところで、この小説のタイトルの「竜は動かず」の「竜」は何を表しているのだろうか。「竜」と言えば「独眼竜」政宗のことがまず思い浮かぶ。「竜は動かず」はこの「独眼竜」政宗の築いた仙台藩が、結局戊辰戦争ではさしたる働きができなかったことを示しているのかもしれない。小説中で仙台藩は、「かつて奥州に覇をはった仙台伊達も、二百六十年をこえる泰平に戦を忘れていた。戦場で討ち死するかもしれないとの恐怖は、実戦経験のなさも加わって勝とうという強固な意思を奪った」と書かれている。奥羽を代表する大藩である仙台藩が、泰平にあぐらをかくことなく軍備や組織の近代化を図っていたとしたら、奥羽越列藩同盟はまた違った展開を見せていたのかもしれない。

 あるいは、時代の変革を「竜」にたとえて、結局奥羽越列藩同盟が目指した「もう一つの日本」が日の目を見なかったことを、このタイトルは伝えているのかもしれない。様々な失策が積み重なって奥羽越列藩同盟は敗れ去ってしまったが、それでも盟約にあるような崇高な精神は、なくならずに今の東北にも伝わり、受け継がれているようにも思う。

 玉虫左太夫、本来は禁固7カ月で済むはずだったが、政敵によって切腹させられてしまった。もし本来の禁固だけで済んでいたら、仙台は、そして日本はどのように変わっただろうか。第14号で取り上げた会津の山本覚馬の業績を見ても、玉虫左太夫ももし生きていたとしたら、相当のことを成し遂げたに違いないと思う。その山本覚馬と玉虫左太夫がもし邂逅していたら、きっと意気投合して、相互に大いに刺激し合ったのではないか、などとも夢想するのである。

 なお、玉虫左太夫が遺した「航米日録」、7年前に「仙台藩士幕末世界一周」(荒蝦夷)というタイトルで玉虫左太夫の子孫である山本三郎氏の現代語訳で刊行されている。併せて読んでみたいものである。

 この「航米日録」にも出てくるが、この世界一周の航海中に玉虫左太夫はビールを飲んでいる。キリンビールのサイトにある「ビールを愛した近代日本の人々」の中に玉虫左太夫も紹介されている。世界を目の当たりにしながら飲むビールが、玉虫左太夫にとってどのような味だったのか、聞いてみたいものである。


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私的東北論その104〜「『地域ブランド調査』から見えてくるもの」(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 昨年12月16日に発行された「東北復興」第67号では、「地域ブランド調査」の最新の結果について取り上げた。個人的には東北の各都市、もっと「魅力度上位100市区町村ランキング」にランクインしてよいと思う。


「地域ブランド調査2017」の結果が公表kojin
 ブランド総合研究所の「地域ブランド調査2017」の結果が十月に公表された。この調査は2006年から行われており、全国一、〇〇〇の市区町村と四七都道府県を調査対象として、全国3万人が各地域の「ブランド力」を評価するものである。

 調査はそれぞれの地域に対して魅力度、認知度、情報接触度、各地域のイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目)、情報接触経路(「旅番組」など16項目)、情報接触コンテンツ(「ご当地キャラクター」などコンテンツ10項目)、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など16項目)などを質問すると共に、出身都道府県に対する愛着度、自慢度、自慢できる地域資源など出身者からの評価など全104の評価項目で各地域の現状を多角的に分析している。

東北の各自治体の動向
魅力度上位100市町村ランキング 詳細な報告書は高額で私の財力では入手できないが(笑)、大まかな結果は公表されている。このうち「魅力度上位100市区町村ランキング」の結果は表の通りである。

 東北の市町村を見てみると、仙台市が前年の25位から大幅に順位を上げて11位になったのを始め、青森県十和田市が前年の74位から58位へ、盛岡市が前年の117位から62位へ、福島県会津若松市が前年の65位から63位へ、それぞれ順位を上げている。青森県弘前市は前年の40位から順位を下げて81位となったが、依然ベスト100にランクインしている。東北で100位までにランクインしているのはこれら5都市である。昨年ベスト100にランクインしていた山形県米沢市、福島県喜多方市、岩手県平泉町は、残念ながら今年はベスト100の圏外となった。

 ちなみに、1位から10位は、京都市、北海道函館市、札幌市、北海道小樽市、神奈川県鎌倉市、横浜市、金沢市、北海道富良野市、鹿児島県屋久島町である。これらの顔ぶれは毎年ほぼ不動である。「地域ブランド」が確立している市町村と言えるのであろう。

他地方における傾向

 特筆すべきはベスト100に占める北海道の都市の割合である。ベスト10に入った函館市、札幌市、小樽市、富良野市を始め、登別市、旭川市、釧路市、帯広市、千歳市、室蘭市、稚内市、石狩市、根室市、夕張市、苫小牧市、美瑛町、ニセコ町と、実に17の自治体がランクインしている。他にランクインしている自治体が多い都道府県としては、東京都が23区のうち9つの区がランクインしており、次いで神奈川県が鎌倉市、横浜市、箱根町、横須賀市、茅ヶ崎市、小田原市、逗子市の7自治体、沖縄県が那覇市、沖縄市、石垣市、宮古島市、与那国町、久米島町の6自治体、兵庫県が神戸市、姫路市、西宮市、宝塚市、芦屋市の5自治体、岐阜県が高山市、下呂市、飛騨市、白川村、鹿児島県が屋久島町、奄美市、鹿児島市、指宿市、静岡県が熱海市、伊豆市、浜松市、伊東市、長野県が軽井沢町、松本市、長野市、安曇野市のそれぞれ4自治体となっている。以前、仙台市との比較で見た金沢市のある石川県はその金沢市、輪島市、加賀市の3自治体が、前橋市のある群馬県は草津町のみがランクインしていた。

「地域ブランド」の確立している自治体とは
 それにしても、である。確かに、ベスト100にランクインしている自治体は名の通ったところが多い。しかし、身びいきかもしれないが、東北の各自治体でこれらランクインしている自治体に勝るとも劣らずに魅力のある自治体はもっと多いように思う。にもかかわらず、東北全体でようやく5自治体、神奈川県や沖縄県一県にも及ばない数の自治体しかランクインしていないという現状は、少なくとももう少し実像に近づけるための努力をしてもよいのではないだろうか。端的に言えば、よく知られていないのである。名前を聞いても具体的なイメージと結びつかないのである。

 ランクインしている東北の自治体を見ると、その辺りの「キャラ」が明確なところが多いように思われる。仙台市は言わずと知れた東北唯一の百万都市、十和田市は恐らく十和田湖、奥入瀬渓流などの自然美、盛岡市、会津若松市、弘前市、そして去年ランクインしていた米沢市はいずれも古くからも建物が残る旧城下町である。昨年ランクインしていた喜多方市と平泉町は、ラーメンと蔵の町、世界遺産の町としてそれぞれ知られている。県庁所在地といえども、それだけではランクインしていない。ランクインした自治体にあるような、よく知られた情報やイメージしやすい特徴などがある自治体が恐らく、「地域ブランド」を確立しているのだと言えるのだろう。

共通する「魅力」の発信も
 東北各地を訪れてみるとよく分かるが、どの自治体にも「らしさ」がある。その「らしさ」が「地域ブランド」につながっていくのだろうが、意外に地元にいると自分たちのまちのよさや個性が見えなかったりすることもあるに違いない。以前も書いたが、そこで自分たちのまちの魅力とは何か、改めて掘り起こす必要があるわけである。その際に外部の目を入れることを意識すれば、地元の目線では思いもよらなかったような「魅力」が見つかるかもしれない。

 さらに言えば、個々の自治体の「魅力」とは別に、東北の自治体に広く共通する「魅力」もあるように思う。具体的に言えば、自然の豊かさ、食文化の豊かさ、郷土芸能や祭りの多彩さ、人と人とのつながりの強さ、などである。

 17自治体がランクインしている北海道の自治体にもそうした北海道全体に共通する「魅力」が色濃く反映されているように見える。東北の各自治体の「魅力」の発信に際しても、個別の「魅力」の探索と発信に加えて、共通する「東北ブランド」の「魅力」についても大いに発信していくべきであろうと思う。


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2018年02月07日

私的東北論その103〜「旧沢内村が教えてくれること」(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 昨年11月16日に刊行された「東北復興」第66号では、その夏に皆で訪れた岩手県の旧沢内村について書いた。地域医療の魁となった旧沢内村の取り組みは今も色褪せることなく、しっかりと引き継がれていた。それと、ここで飲む銀河高原ビールのウマさは格別である。


銀河高原ビールと地域医療の故郷
 七月下旬に、医療介護領域の知人友人と、「銀河高原ビールと旧沢内村の地域医療を学ぶツアー」と称して、岩手県の旧沢内村を訪れた。旧沢内村は2005年に隣の旧湯田町と合併して西和賀町となっている。ビール好きには知られているが、ここ旧沢内村は豪雪地帯由来の清冽な天然水を使った地ビール「銀河高原ビール」の故郷でもある。

 醸造所に隣接して「ホテル森の風 沢内銀河高原」という温泉リゾートホテルがあるのだが、ここで飲む銀河高原ビールが殊の外美味しいという話を私がしたことから、それじゃ行ってみようという話になった。しかし、せっかく旧沢内村に行くのに、地ビールだけではもったいないと思った。この旧沢内村、地ビールができる三四年も前に全国的に有名になる事業を行っていた。当時、人口およそ六千人の豪雪地帯の小さな村が、当時全国の自治体がどこもなし得ていなかった老人医療費無料化を打ち出し、実現したのである。医療関係者の間では旧沢内村は「地域医療の故郷」として知られている。そこで、ツアーではビールに加えて地域医療もテーマに加えた。

 本稿では、そのツアーで見聞きした内容を織り交ぜながら、旧沢内村における地域医療の足跡について改めて辿ってみたい。

深澤村長の功績

 一日目に沢内銀河高原でしこたま銀河高原ビールを飲んで大いに語らった翌日、まず足を運んだのは碧祥寺博物館である。寺院併設の博物館で、マタギや雪国の生活に関するおびただしい数の民俗資料が5つの建物に分かれて収蔵されており、大変見応えのある施設であった。

旧沢内村の「三悪」に立ち向かった故深澤晟雄村長(深澤晟雄資料館) 続いて訪れたのは深澤晟雄記念館である。故深澤晟雄(ふかさわまさお)は1957年から65年まで旧沢内村の村長だった人で、先述の通り、全国に先駆けて1960年に六五歳以上の医療費を無料化し、翌61年には六〇歳以上と乳児の医療費無料化を実施した。それまでの旧沢内村は全国でも乳児死亡率が極めて高い地域だったが、一連の施策によって1962年に全国の市町村で初めて乳児死亡ゼロを達成させた。その拠点が当時の沢内村国民健康保険沢内病院であった。沢内病院は2014年に移転新築され、町立西和賀さわうち病院となったが、引き続き地域唯一の病院として、地域の人々の命と健康を守る砦となっている。

 深澤晟雄記念館では、このさわうち病院事務長の高橋光世さんに、深澤晟雄村長と沢内村について説明していただいた。高橋さんによれば、深澤村長は旧沢内村の「三悪」(豪雪・病気・貧困)の克服を目指した。旧沢内村を含む西和賀町は国の特別豪雪地帯に指定されている地域で、年間の累積積雪量は一二メートルを超え、最高積雪量も三メートル近くに及ぶ。今でこそ除雪が行き届いているが、当時は除雪などされず、冬は雪に閉ざされていた。そのため、冬は具合が悪くても病院に掛かれず、その結果命を落とす高齢者も多くいたそうである。深澤村長はこうした状況を打破すべく、苦心して工事用のブルドーザーを調達し、まず除雪を成し遂げた。

 しかし、それだけで住民の病院へのアクセスは改善しなかった。当時病院受診は「かまど返し」と言われ、大きな出費を伴うものと捉えられていたのである。当時の医療費自己負担は五割。山間で自給自足で生活してきた村民にとっては重い負担であった。結局、受診しなければいけない患者が受診できずにいる状況は変わらなかった。そこで深澤村長は1960年に医療費の本人負担分五割を村が肩代わりする政策を実施する英断をしたのである。実施に当たり県と当時の厚生省からは「法律違反である」との警告を受けたが、憲法25条の生存権を挙げて、「人命の格差は絶対に許せない。本来国民の生命を守るのは国の責任であり、国がやらないなら私がやる。国は後からついてきますよ」と言って、断行した。

 その言葉通り、旧沢内村に続いて、1969年に秋田県と東京都が老人医療費を無料化し、国も73年に七〇歳以上を対象に無料化に踏み切った。ところが、これによって医療費が膨張したために、結局無料化は一〇年で終了し、1983年の老人保健法の制定により、患者の一部負担が復活することとなった。

乳幼児死亡率ゼロの原動力となった保健婦の家庭訪問(深澤晟雄資料館) これに対し、「元祖」の旧沢内村では、老人医療費無料化は、旧沢内村が西和賀町になるまで続けられたのである。旧沢内村の高齢化率は全国平均をはるかに上回る四六パーセントだった。それなのになぜ、旧沢内村は老人医療費無料化を続けることができたのであろうか。実は、旧沢内村の老人医療費無料化は、村の保健婦の予防活動とセットであった。「まず病気にならないこと」を重視し、保健婦が村の全戸訪問活動に力を入れていた。その成果があって、旧沢内村の医療費は全国最低水準だった。保健婦の家庭訪問による訪問指導こそが深澤村長の老人医療費無料化に始まる「生命尊重行政」の肝だったのである。

 1960年には「地域包括医療実施計画案」が策定された。保健と医療は一体で行うものとし、医師は病気にならないことにも関与すべきとした。予防活動を担う保健婦は病院に常駐した。予防から医療まで切れ目なく実施される「沢内方式」は、現在の地域包括ケアシステムの先駆けとも言えた。

今も生きる「人間の尊厳・生命の尊重」

 旧沢内村はその冷涼な気候で美味しいそばが取れる。昼に立ち寄った「農家食堂およね」では沢内手打ちそばが食べられた。この日の午後は、旧沢内村、そして現在の西和賀町の保健医療の拠点である町立西和賀さわうち病院内を見学させていただいた。ここでも事務長の高橋さんにご案内していただいたが、その際に聞いた話では、西和賀町では四〇から六五歳を対象に人間ドックは町から助成され、六千円台の自己負担で受けられること、そして、合併で医療費無料化はなくなったが、今でも町民は外来月一、五〇〇円、入院は月五、〇〇〇円の定額負担で受診できるということであり、また町民税非課税世帯は入院、外来とも無料であるということであった。自給自足で過ごす町民の割合がかなりを占めることから町民税非課税世帯の割合は高く、実質的に医療費無料化は現在も続いていると見ることもできる、とのことであった。

 病院ではまた歯科保健に力を入れており、回診には歯科衛生士、さらに歯科技工士も同行しているというのも特筆すべきことであった。また、リハビリテーションにも力を入れており、四〇床の病院でありながらリハビリテーション職員は四名いて、外来、入院、訪問、通所リハを実施しているそうである。病棟のスタッフステーションには深澤村長の言葉が掲げられ、今も深澤村長の思いが院内に息づいていることが窺えた。

 その後、院長の北村道彦先生から「高齢社会の医療を守るための処方箋」とのテーマでご講義をいただいた。

 それによれば、深澤村長の取り組みは住民自治と予防重視で、「広報」と「広聴」で住民との信頼関係を構築したとのことである。自分達で自分達の命を守る「自動」、「自立」を掲げ、「一人ひとりがせい、話し合ってせい、みんなでせい」の「三せい運動」を村づくりの原則の一つとしている。

 高齢化率四六パーセントの西和賀町は、岩手県のみならず、日本のモデルと言える。最近よく言われる「ソーシャル・キャピタル」とは北村先生の解釈では「絆力」で、西和賀町のこの高齢社会は行政だけでなくソーシャル・キャピタルが支えている、とのことであった。

 北村先生は2014年に院長に就任してすぐ、病院の対外的な窓口となる医療福祉連携室を立ち上げ、他地域の病院や診療所に出向き、「西和賀町の患者さんはすべて受け入れます」と挨拶したそうである。「顔の見える」関係の構築のためには、自ら足を運ぶことが大事で、さらに「思いの共有」が必要と強調しておられた。それを実践すべく、在宅医療を担う開業医3名、開業歯科医3名と病院、地域包括支援センター職員で月1回ミーティングしており、門前調剤薬局は院内薬事委員会のコアメンバーでもある。他に社会福祉士、栄養士、介護福祉士、看護師、保健師など町内の専門職の組織化もそれぞれ進行中で、病院の枠を超えて、町全体の専門職による「チーム西和賀」を目指しているそうである。

 また、院内にある売店とカフェは町内の障害者授産施設に運営を委託したそうである。現在、施設職員と利用者が2人一組で切り盛りしていて利用者の就労支援にもつながっている。病院単位でなく、地域(コミュニティー)単位で考えることが重要であるとのお話であった。

 最後に北村先生は、「乳児死亡ゼロと医療費削減を成し遂げた深澤村長の取り組みは今も褪せることなく我々の誇りであり希望。沢内村の、深澤村長の医療を学び、進化させたい」とおっしゃっていた。まさに、深澤村長の取り組みは、まさに今も色褪せることなく息づいているのである。

 一緒に行った訪問管理栄養士の塩野淳子さんが、「地域包括ケアは、もう私が産まれるずっと前に、小さな村で実践されていたんですね」と感想を書いていた。まさにその通りだと思った。今、国が進めている地域包括ケアシステムの先駆的事例こそ、この旧沢内村が半世紀以上前からの実践なのである。

 深澤村長は2期目の任期半ば、昭和40年に食道がんでこの世を去った。深澤村長の亡骸が村に戻ってきた時、猛吹雪の中にも関わらず、2,000人近い村民が沿道で迎えたという。深澤村長は亡くなっても、その「人間の尊厳・生命の尊重」という志はその後も旧沢内村の村民に脈々と受け継がれ、今なおその意思は生き続けているのである。


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私的東北論その102〜「東北・みやぎ復興マラソンが初開催!」(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 昨年10月16日に発行された「東北復興」第65号では、初開催された「東北・みやぎ復興マラソン」について書いた。私にとっても初のフルマラソンで、相当シンドい思いもしたが、沿道の温かい声援は本当に力になった。人が誰かを思って発する言葉の持つ力について改めて思い至った。


「復興」の名を冠したマラソン
 10月1日、「東北・みやぎ復興マラソン」が開催された。東日本大震災の大津波で大きな被害を受けた宮城県の沿岸部、名取市・岩沼市・亘理町にまたがるエリアを走る、震災後の宮城県内で初となる公認フルマラソン大会である。津波対策としてかさ上げされた県道塩釜亘理線を走り、岩沼の震災復興のシンボルでかつ災害時の避難場所でもある「千年希望の丘公園」や建設中の防潮堤などを望むコースである。

 この大会の目的として、「被災地復興の”今”をマラソンというスポーツを通じて、日本や世界に伝え」ると共に、「震災を風化させることなく、今なお続く『復興』を走ることによって支援する」ことが挙げられていた。復興への願いを込め、被災地の復興に役立ちたいという想いで「復興マラソン」という名を冠し、その名に恥じない大会にするべく、開催に掛かる多額の費用を、開催場所が被災地である点を考慮して開催自治体には補助金の拠出以外の部分での協力を求め、参加ランナーの参加料と開催趣旨に賛同した企業の協賛金のみで賄うことを目指したという。

 また、マラソン大会運営そのものだけでなく、集まった資金の中から被災地に役立つ復興支援策を実施するとして、「子どもたちの健全な心身と地域への愛情の育成」、「震災の『風化を防止』し、全国・世界の支援者との強固な絆の構築」、「被災地域のにぎわい創出・交流人口や定住人口の拡大」の3つの支援策を揚げ、継続的な復興支援を行っていくとしている。具体的には今回は、12の被災自治体のスポーツ少年団にスポーツ用品を、1つの被災自治体に「防災・減災広報車」を贈呈し、また大会を一過性のものにすることなく、ランニング文化を育むことを目指すとして今回のマラソンコースに距離表示看板を設置した。

いざ、参加!
 そのような趣旨のマラソンであるこの「東北・みやぎ復興マラソン」、「東北」と「復興」という、私にとって重要なキーワードが2つも含まれている。関心は大いにあったのだが、当初参加に関しては迷っていた。理由は何のことはない、私自身がフルマラソンを走ったことがないからである。毎年5月に開催される「仙台国際ハーフマラソン」には、一般参加ができるようになった2012年から毎年参加しているが、ハーフマラソンですら毎回ヨロヨロになりながらゴールする有様であるので、その倍の距離を走り切れるとは到底思えなかったのである。

 そんなわけで気が付いたら応募締切日を過ぎてしまっていたのだが、そうしたらなんと、定員に達せず締切を大幅に延長することになったと聞いた。初開催ということで知名度がまだそれほど高くなかったこと、上記のような趣旨から参加料が14,000円と高額(東京マラソンでも10,800円である)だったことなどが影響したようである。それなら完走できるかどうか分からないけれども参加してみようかと思った。

 私のような人が他にもたくさんいたのだろうか。ふたを開けてみれば、フルマラソンは結局当初予定の12,000人がエントリーして、問題なく開催となった。12,000人が走るので、スタートはウェーブスタートというそうだが、4回に分けて行うことになった。私は第2ウェーブのスタートだったが、10分間隔で3,000人ずつスタートの号砲が鳴った。

 案の定、スタートから20kmくらいまでは何とか走れたが、そこから先の未知の世界では本当にゴールが遠かった。普段通勤で乗っている自転車とは違い、速度が遅いために周囲の景色の移り変わりが遅くじれったくなること、脚を止めたらその先一歩も進まないことなどで正直かなりしんどかった。

 それでもやはり沿道の声援は本当に力になった。仙台国際ハーフマラソンでも聞く、「頑張って!」、「ファイト!」という声に混じって、「ありがとう!」という声が多かったのには驚いた。震災後、人の賑わいが遠ざかっていた沿岸の集落の方々からすると、12,000人ものランナーが大挙して訪れるということに対しては、まさに「ありがとう!」という気持ちだったのかもしれない。

 沿道で声援を送ってくれる方々の中には、大きなざるにたくさんの塩タブレットを入れて、道行くランナーに「どうぞ持って行ってください」と声を掛けてくれたり、後半になると走る脚のトラブルが生じるランナーが出てくるということを見越して、エアーサロンパスを準備して「エアーサロンパスあります!最後まで頑張ってください」と声を掛けてくれたり、単に声援を送るだけでない人も多数見掛けた。こちらこそ「ありがとう!」である。と同時に、この辺りのことが実に東北らしいとも思った。

「BACK TO THE HOMETOWN」
 そう、この復興マラソンの特徴は他にもある。集落の名前を冠したスペシャルエイド「BACK TO THE HOMETOWN」である。今回のコース上には、「閖上」、「小塚原」、「美田園」、「北釜」(以上名取市)、「相野釜」、「藤曽根」、「二野倉」、「長谷釜」、「蒲崎」、「新浜」(以上岩沼市)、「荒浜」(亘理町)の合わせて11の集落があった。しかし、すべての集落が大津波によって甚大な被害を受けた。集落に住んでいた方々は長期の避難生活を余儀なくされた。11の集落のうち岩沼市にあった6つの集落は、災害危険区域となった先祖伝来の土地からの集団移転を決意して、海岸から内陸に3キロ入った玉浦地区の西側に新しい街をつくった。現地再建を選んだ残りの5つの集落でもまだ震災前の状態には戻っていない。これらの集落があった場所に今回、「BACK TO THE HOMETOWN」と名づけられたエイドステーションが設けられた。「BACK TO THE HOMETOWN」には当日、かつての住民が再び集い、ボランティアの人と一緒に水やスポーツドリンクを準備してくれただけでなく、地域に伝わる郷土料理を提供してくれたり、伝統芸能を披露してくれたりもした。

 当日は「はらこめし」(醤油などの調味料で煮込んだ鮭を込んだ煮汁で炊き込んだ鮭といくらの「親子丼」)、「せり鍋」(昆布や鰹節の出汁に鶏肉とせりを根っこの部分まで入れて醤油などで味付けして食べるなべ)、「岩沼とんちゃん」(ジンギスカン用の鍋で焼く豚のモツを用いたホルモン焼き)、「浜焼き」(水揚げされた新鮮な海産物を炭火で焼いたもの)などが振る舞われた。

 フルマラソン開催日に「当時の集落の賑わいを復活させたい」という実行委員会の思いで実現したまさに特別なエイドステーションである。このマラソンは今後も年に1回開催される予定であり、「年に一度、故郷が『BACK TO THE HOMETOWN』として蘇る」という趣旨で今後も設置され、ランナーと地域の人との交流の場となるに違いない。

雄勝石の「Finisher Stone」
18839530_1076395292494506_6791376177430904705_o さて、結局私の方はと言うと、筋肉痛で痛む脚に鞭打ちつつ、沿道の声援に背中を押していただいて、何とかかんとか3時間41分で完走できた。もう二度とやるものかと思ったが、ゴールして嬉しかったのは完走した人がもらえる「Finisher Stone」である。要は、石で造ったメダルなのだが、この石が何と、石巻市雄勝町特産の「雄勝石(おがついし)」だったのである。

 雄勝町は震災前、国内の硯の9割を占める圧倒的なシェアを持っていたが、その理由が町内で産出する「雄勝石」だったのである。硯だけでなく、高級な屋根材や庭石としても珍重されているそうだが、その歴史は古く、室町時代にまで遡るという。

 今回の「Finisher Stone」は、震災の大津波で流失し、地元の方々やボランティアの方々が回収した雄勝石を使っているとのことで、まさに復興の名を冠するマラソンに相応しい素敵な記念品となった。大会事務局では、「大震災を乗り越えた石!復興の象徴の石」として、「42.195kmという通常では考えられない距離に挑戦し、見事に乗越えられた『強い固い、意志=いし』を持つランナーの方々に相応しいメダルを贈りたい」との思いを込めたそうである。

被災地のグルメを堪能できる「復興マルシェ」
 スタートとゴールの会場である岩沼海浜緑地では、「復興マルシェ」も開催された。各ブースでは、宮城県内の30超の市町村、それに福島県、岩手県、熊本県のグルメが味わえた。ランナーだけでなく、会場を訪れたすべての方が楽しめるという趣旨のイベントで、実際たくさんの人で賑わっていた。

 こうして各地域の名物料理が一堂に会する様を見ているとつくづく、東北には豊かな自然の恵みが多くあることを実感する。この時期の亘理町の名物である「はらこめし」など特に人気のある名物料理はあっという間に品切れになっていた。私の好きな宮城県加美町のやくらいビールも、私がゴールする頃には全種類品切れとなっていた。マラソンで走らなくても、被災地各地のグルメを横断的に堪能できる場としても、この「東北・みやぎ復興マラソン」は貴重であると思った。

被災地の今を知り、交流する場に
 今年初開催となった「東北・みやぎ復興マラソン」、シャトルバスの運用などいくつかの点で次年度への課題を残したようであるが、何より全国から(今回全都道府県からエントリーがあったそうである)多数の人が被災地を訪れ、復興の現状をつぶさに見て、また各被災集落の方々とスペシャルエイドステーションである「BACK TO THE HOMETOWN」で交流できるというのは素晴らしい取り組みであると思う。

 毎年継続して開催されることで、その時々の復興の状況をつぶさに見ることもできる。震災の記憶の風化が指摘されるが、毎年のこの復興マラソンの模様が報じられる度に、現地の復興の状況についても触れられたり映像で伝えられたりすることも期待できるわけである。

 5年後、10年後、コースから見える景色はどのように変わっているのだろうか。ぜひ今後の継続的な開催を期待したい。


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私的東北論その101〜「『都市ブランド』と東北」(「東北復興」紙への寄稿原稿)

 8月16日刊行の「東北復興」第63号に掲載された記事を9月29日にこのブログで紹介して以来、「東北復興」の記事の再録が滞っていた。以下は9月16日刊行の「東北復興」第64号に掲載された記事の全文である。


東北は「住んでみたい」都市が少ない?
 「都市ブランド」という言葉を最近よく耳にするようになってきた。決められた定義はないようであるが、例えば後述する秋田県鹿角市の「『都市ブランドの確立』に向けた政策研究報告書」では、「特産品や観光地など、ある特定の地域資源がブランド化されたもの」を「地域ブランド」と呼び、「市全体の地域活性化へと繋がる地域ブランド構築の姿」を「都市ブランドの確立」と位置付けている。

 2014年10月の第29号で、ブランド総合研究所の「地域ブランド調査」のことを取り上げたことがあったが、昨年11月には日経BP総合研究所が「シティブランド・ランキング-住んでみたい自治体編-」を発表した。これは、「都市住民が持つ『住んでみたい』というイメージを『ブランド力』としてとらえ、その指標となるランキングを作成した」というもので、「都市ブランド」力を住んでみたいかどうかという視点で測ったものである。それによれば、「住んでみたい自治体」の1位は札幌市で、2位が京都市、3位が横浜市で、以下神奈川県鎌倉市、那覇市、福岡市、神戸市、沖縄県石垣市、北海道函館市、長野県軽井沢町と続く。東北の各都市では、仙台市の20位が最高で、他は上位100の中には盛岡市が93位、秋田市が97位にランクインしているのみである。

 注意しなければならないのは、この調査、「5大都市(五大都市圏の中心都市:東京23区、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市)の在住者5000人超に『将来、住んでみたい』と思う自治体を選んで」もらったものだということである。仮に仙台市民も調査に加わっていれば、東北各都市の順位はもっと高いものになったのではないかと思われるが、逆に言えば、東北を除く他の都市圏から見た東北各都市への認識というのがこれくらいのものだということは分かる調査結果となっているのではないだろうか。

 各都市圏の傾向についても明らかにされているが、東京23区在住者が将来住んでみたい自治体TOP50の中に東北の自治体は1つのみ、大阪市在住者、名古屋市在住者が将来住んでみたい自治体TOP50の中にも東北の自治体も1つ、札幌市在住者が将来住んでみたい自治体TOP50の中に東北の自治体はようやく2つあるが、福岡市在住者が将来住んでみたい自治体TOP50の中に東北の自治体は皆無である。ちなみに、福岡在住者が選んだ自治体の中に北海道の自治体は4つも入っているので、寒さや雪などが敬遠されているわけではないことが分かる。

 注目すべきは、石垣市や函館市、軽井沢町など県庁所在地ではない都市がベスト10にランクインしていることである。これ以外にも11位に沖縄県宮古島市、14位に沖縄県沖縄市、16位に長野県松本市、17位に千葉県浦安市、18位に北海道小樽市、19位に神奈川県箱根町が入っている。中でも軽井沢町、松本市、浦安市は、それぞれの県庁所在地よりもランキングが上位である。これらの都市は、まさに「都市ブランド」が確立しているところであると言える。すなわち、県庁所在地だけが有利なのではなく、「都市ブランド」を確立したところがランクインしているわけである。

「都市ブランド」発信への取り組み
 このような「都市ブランド」の重要性を認識した自治体が、自分たちの都市ブランドが何かを考え、取りまとめ、発信する事例が増えている。東北でも、例えば秋田県鹿角市は先述のように2015年に「『都市ブランドの確立』に向けた政策研究報告書」をとりまとめている。その中では、「全国」「市民」「転入者」「有識者」から見た鹿角市の地域ブランド形成の課題を抽出すると共に、SWOTクロス分析を行い、「鹿角ブランド」確立のための3つの戦略を立案している。

アジサイをモチーフとした北上市のロゴ また、岩手県北上市の取り組みはより徹底している。北上市では昨年6月に「きたかみ都市ブランド推進市民会議」を立ち上げた。「北上市の魅力を効果的に発信する『ブランドメッセージ』案を検討する」ことを活動テーマに掲げ、「魅力発散ワークショップ」、「魅力共有ツアー」などを開催して「ブランドメッセージ」の素案を作成、素案をベースにコピーライターが磨き上げたブランドメッセージ案を9案の中から4案を選定し、市民が投票する「北上市ブランドメッセージ総選挙」を開催して「ブランドメッセージ」、「KitaComing!北上市」をつくったのである。さらに今年はこのブランドメッセージの「ロゴマーク総選挙」も実施し、アジサイをモチーフに多彩な人や文化が調和する様子を表現したロゴマークを選んだ。コンセプトは「アジサイの花のように咲き誇る、地域コミュニティ」で、市が掲げた、活力ある地域コミュニティーが結び付く姿をアジサイの花に例えた「あじさい都市構想」ともマッチするものとなっている。

 もとより、そこに住む人が支持しない都市ブランドは成立しない。北上市の事例は、「自分たちのウリは何なのか」を行政主導ではなく、市民参加で考え、決めたところに大きな特徴があると言える。

桜と魚をあしらった塩竈市のロゴ また、宮城県塩竈市は、塩竈の都市ブランド・イメージアップ事業として、「『塩竈』を一目で連想・イメージできるお洒落で印象的なロゴマーク」を公募し、全国から集まった391点のロゴマークの中から最優秀賞を選んでいる。これなども全国にロゴマークを公募している点で、塩竈市という都市の認知度向上にもつながることも期待できる取り組みである。ちなみに、この時選ばれたロゴマークは天然記念物でもある「塩竈桜」と港町塩竈を象徴するような「跳ねる魚群」をモチーフとした作品が選ばれている。

 違ったアプローチを見せているのが仙台市である。東日本大震災での被災を踏まえて、「震災と復興の経験と教訓を継承し、市民の防災文化として育てる」ことを掲げ、また2015年に仙台で第3回国連防災世界会議が開催されたことを契機として「世界の防災文化への貢献」と「快適で防災力の高い都市としてのブランド形成」を目指すとして、「防災環境都市・仙台」を「都市ブランド」として打ち出している。

 以前紹介したが、第3回国連防災会議では、2030年までの国際的な防災・減災の指針となる「仙台防災枠組2015-2030」が採択された。この「仙台」の名を冠した成果文書の採択都市として、震災の経験と教訓についての情報を発信すると共に、防災・減災に対する取り組みでも他の都市の先駆けとなるという方向性は、「都市ブランド」としても他にあまり例を見ないということもあり、大いに首肯できるものである。国連防災会議の後も、毎年3月に「仙台防災未来フォーラム」を開催し、今年11月に開催される「世界防災フォーラム」の開催地として名乗りを上げるなど、防災・減災に関する情報の発信を強く意識していることが窺える。一過性の取り組みに終わらず、息の長い取り組みとなることを期待したい。

「都市ブランド」力を磨くには

 さて、やや古いデータとなるが、首都圏居住者に絞って、全国の都市のイメージを測定、数値化した株式会社GAIN(現・株式会社モニタス)の「全国都市ブランド力調査」もある。「住んでみたい」だとハードルは高いかもしれないが、住むことにこだわらず、「行ってみたい」「体験してみたい」都市を自由に挙げてもらったというこの調査は、日経BP総合研究所の調査とはまた違って、しがらみのない、より自由な観点から都市のイメージが捉えられているように思われる。

 自由に挙げてもらったということから、こちらの調査では市町村と都道府県が入り混じっているが、1位が京都市で、2位が札幌市、3位が沖縄県となっている。以下、東京都、那覇市、横浜市、神戸市、北海道と来て、次に9位に仙台市が来ている。大阪市や福岡市、金沢市、長崎市、函館市、名古屋市などを抑えてのベスト10入りである。他に、盛岡市と青森市が30位、弘前市と秋田市が44位にランクインしている。「地域ブランド調査」の結果を合わせて考えてみると、仙台市を始め、東北の各都市は「住んでみたい」とまでは思われないものの、「行ってみたい」「体験してみたい」という点では他の都市と互角以上に渡り合えるポテンシャルを持っている、ということになるだろうか。

 ここに「都市ブランド」力を高めるヒントがあるようにも思える。すぐには「住んでみたい」とまでは思われなくても、「行ってみたい」「体験してみたい」と思われている東北の都市はいくつもあるわけである。

 この調査で「行ってみたい」の理由となっていたものは、最も多く挙げられていたものから「おいしいものや名物の食べ物を食べたいから」、「歴史や伝統があるから/感じたいから」、「今後住んでみたい/暮らしてみたいから」、「自然があるから」、「海、湖、川、港があるから」の順であった。このうち「住んでみたい」は先述の通り、「シティブランド・ランキング-住んでみたい自治体編-」では東北の都市がほとんどランクインしていなかったが、それ以外の理由は東北の各都市にも大いに当てはまる。東北の各都市としてはこれらを基に、「自分たちのウリは何なのか」について再度洗い出しをしてみるとよいのではないだろうか。その際に、北上市の取ったアプローチの方法は大いに参考になると思われる。

 今年5月の第60号で「東北でよかった」騒動について取り上げた際に、「東北においでよ」という投稿の多さについても紹介した。これなども「都市ブランド」にも直結している。なぜなら、それらの投稿は「○○があるから一度おいでよ」とアピールしているものがほとんどであり、この「○○」こそがその都市に固有の要素、他の都市と差別化できるもの、いわば「キャラの立っている」ことであるわけであるからである。

 これらの投稿の大半はそこに住んでいる、あるいは住んだことのある人によってなされていたが、そのことはつまり、「自分たちのウリは何なのか」を一番よく分かっているのは、他ならぬその地に住む人だということを示している。それらの声を集め、束ねることが「都市ブランド」確立の出発点になるのではないだろうか。


anagma5 at 22:49|PermalinkComments(0)clip!私的東北論