2005年02月28日 

東北のオススメスポットその5〜庄内

349e2990.JPG  庄内とは、山形県の日本海沿岸地域のことである。今でこそ内陸の最上、村山、置賜と共に山形県の一部だが、藩政時代は庄内藩として内陸とは別の藩であった。そのせいか、今でも内陸とは言葉も食文化なども異なっている。

 この地域の見所は、海と温泉である。海は遠浅の浜が続き、夏は波静か、水もきれいで海水浴に最適である。私はずっと仙台に住んでいるが、子どもの頃夏休みは毎年泊りがけで庄内に海水浴に連れていってもらったものである。季節風の関係で、夏の太平洋側は曇り空の日が多く、夏らしい太陽を拝める日というのは限られているが、日本海側は夏は晴れの日が多く、その意味でも海水浴にはもってこいである。それとやはり海に沈む夕日の素晴らしさはなんとも言えない。

 新潟県境付近から国道7号は天候が荒れる日は道路に波しぶきがかかるほど海岸すれすれを走っており、海を見ながらのドライブにもってこいである。7号が内陸に入る由良地区で海岸を走る国道112号に入ると、引き続き海を見ながらのドライブを湯野浜まで続けることができる。

 この地域のもう一つの特徴として温泉が多いことが挙げられる。庄内三楽郷と言われる湯野浜温泉、あつみ温泉、湯田川温泉が特に有名である。湯野浜温泉は目の前が砂浜のリゾート温泉地。温海温泉は海岸から山の手の方に登っていったところにあるが、「萬国屋」など高級旅館があり、朝市でも知られる。「大清水」という湧き水で打った手打ちそばを出すお店も有名である。湯田川温泉は春の「孟宗汁」が名物の、山あいにある落ち着いた、ひなびた雰囲気の温泉である。

 で、私のオススメはそれら庄内三楽郷とは別の由良温泉、…だったのだが、この由良温泉の中にあって、子どもの頃毎年夏に家族で泊まってお気に入りだった国民宿舎由良荘が、数年前廃業してしまった(参照サイト)。由良荘がなくなって、由良温泉の宿は、今は高級リゾートホテルのホテル八乙女と民宿数軒だけになってしまった。それでも、目の前の海はきれいだし、新鮮な海の幸は食べられるし、白山島という小さな島にも橋を渡って行けるし、やはり好きな場所である。夕日にシルエットになって浮かぶ白山島はとても絵になる風景である(写真は白山島から見た夕焼け)。


追記(2007.9.7):閉鎖した国民宿舎由良荘だが、民間に売却されて「ホテルサンリゾート庄内」としてこの4月にオープンしたようである。建物などは国民宿舎時代のものをそのまま使っているが、露天風呂付客室や岩盤浴の設備など、内装にはかなり手が加えられているようである。室数限定だが安価なビジネスプランもあり、使い勝手はよさそうである。

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