2006年10月10日
東北で地ビールが飲める店その13〜青森県青森市
かつて青森市には本町に「青森ブルワリー」という地ビール醸造所があった。市の中心部、飲食店が立ち並ぶ一角にあって、とても行きやすい場所にあった。ここが開発したオリジナルビール「アオモリりんごエール」は皮ごとのりんごと麦芽とを同時に発酵させたもので、シードルのようなさわやかな風味が特徴であった。しかし、ここも数年前に醸造を取りやめてしまった。
その他に青森市内では、「青森食堂」という、仙台食堂と同系列のお店があって、青森県内の厳選された素材を使った料理と国内外の様々なビールが味わえたが、ここも別の店に替わってしまっていた。
以前紹介した「トムヤムクン」(左写真)は今も健在で、ここに行けば少なくともヒューガルデンの生は飲めるので、それで事が足りると言ってしまえばそうなのであるが、人口31万人余を抱える青森の県庁所在地であれば、もう1軒くらいどこかあってもよさそうなものである。
と考えて、例によって飲食店をブラブラしていたら、さっそく見つかった。本町にある「そま屋de酒家ちゃおず」である。
ここはオリジナル餃子が売りの店だが、それ以外のフードメニューも充実している。注目のビールは、アサヒ、コロナ、ギネスに混じって、ベルギーのチェリービールであるベルビュークリークが置いてあった。このベルビュークリークの存在が、私に同店の認識を「ちょっと変わった餃子屋さん」から「おいしいビールを飲みながらちょっと変わった餃子を食べられる店」へと格上げさせた(笑)。
なおも歩いていると、ここにもあった!かつて秋田県大館市で私においしいビールを味わわせてくれた「びいる亭」である。ここ「AOMORIびいる亭」(青森市本町5-3-23オーロラ会館2F、TEL017-721-5227)は、世界34カ国153種類のビールがある(日によって品切れのビールもある)。「安全食材」と「安心料理」をモットーにしたビールに合う和洋中のフードメニューもあって、ビールをとことん堪能するにふさわしい店である。もちろん、生ビールもあり、ヒューガルデンは「白生」、ベルビュークリークは「赤生」と称されていた(ちなみに「黒生」はエビス黒)。そんなわけで、ここびいる亭では私のお気に入りのドイツやベルギーのビールをいろいろ味わうことができた。
青森市では、エスニック料理を食べながらヒューガルデン生が味わいたければ「トムヤムクン」、餃子を食べながらベルビュークリークが飲みたければ「そま屋de酒家ちゃおず」、そしてビールそのものをとことん味わいたければ「AOMORIびいる亭」と、その時の気分に応じてチョイスできるだけの店があることがわかった。よかった(上写真は青森ベイブリッジ)。
追記(2008.2.15):柳町通りにある「欧風居酒屋Marco Polo」(マルコポーロ、左写真参照、(青森市本町1-1-40、TEL017-775-2588)にも、アメリカのミラー・スペシャルなどに混じって、ヒューガルデン・ホワイトの生が置いてあった。
追記(2009.10.15):青森駅近くにあるほたて料理店「柿源」が以前紹介した津軽路ビールを置くようになった。大正時代初期創業という老舗店のほたて料理と地ビール、いい組み合わせである。また、津軽路ビールが大鰐町以外に登場するのもこれが初めてではないかと思われる。
「くつろぎ処 ののはな」(青森市新町2-6-4、TEL017-776-1913、17:00〜1:00、日曜定休)にはギネスとバス・ペールエールの樽生がある他、瓶で世界のビールが何種類か置いてあるようである。
「American & Irish Cafe Bar Atom」には、ギネスのスタウト、ドラフト、ビター(缶)、フォーリン・エクストラ(瓶)の他、キルケニー(缶)、サミュエル・スミス・スタウト(瓶)、オハラズ・アイリッシュ・スタウト(瓶)、マーフィーズ・アイリッシュ・スタウト(缶)、それに東京ブラック(缶)とよなよなエール(缶)、ハイネケンダーク(瓶)があった。東京ブラックやよなよなエールがあるのは東北では珍しい。
青森駅ビル・LOVINA(ラビナ)1階にある「あおもり路」には以前紹介した「恐山ビール」と共に、同じく本州最北端大間町で卍麦雫を醸造している崇徳寺の佐々木眞萌住職が醸造する「あおもりカシスドラフト」(ペール、ビター、企画元:あおもりカシスの会)、「あおもりアップルドラフト」(企画元:有限会社工藤商事)、「山ぶどうラガー」(販売者:有限会社もりた観光物産)が揃っていた。和尚さんは最近、フルーツビールに凝っておられるようである(笑)。
追記(2009.11.17):「オリジナル料理 & ドリンク CHERE(シェール)」(青森市本町5-3-1、TEL017-773-2207、18:00〜23:00、不定休)では、トマト鍋を始めとするオリジナル料理が楽しめるが、シンハー、モレッティ、ビンタンに加えて、ヒューガルデンの「禁断の果実」も飲める。
その他に青森市内では、「青森食堂」という、仙台食堂と同系列のお店があって、青森県内の厳選された素材を使った料理と国内外の様々なビールが味わえたが、ここも別の店に替わってしまっていた。
以前紹介した「トムヤムクン」(左写真)は今も健在で、ここに行けば少なくともヒューガルデンの生は飲めるので、それで事が足りると言ってしまえばそうなのであるが、人口31万人余を抱える青森の県庁所在地であれば、もう1軒くらいどこかあってもよさそうなものである。
と考えて、例によって飲食店をブラブラしていたら、さっそく見つかった。本町にある「そま屋de酒家ちゃおず」である。
ここはオリジナル餃子が売りの店だが、それ以外のフードメニューも充実している。注目のビールは、アサヒ、コロナ、ギネスに混じって、ベルギーのチェリービールであるベルビュークリークが置いてあった。このベルビュークリークの存在が、私に同店の認識を「ちょっと変わった餃子屋さん」から「おいしいビールを飲みながらちょっと変わった餃子を食べられる店」へと格上げさせた(笑)。
なおも歩いていると、ここにもあった!かつて秋田県大館市で私においしいビールを味わわせてくれた「びいる亭」である。ここ「AOMORIびいる亭」(青森市本町5-3-23オーロラ会館2F、TEL017-721-5227)は、世界34カ国153種類のビールがある(日によって品切れのビールもある)。「安全食材」と「安心料理」をモットーにしたビールに合う和洋中のフードメニューもあって、ビールをとことん堪能するにふさわしい店である。もちろん、生ビールもあり、ヒューガルデンは「白生」、ベルビュークリークは「赤生」と称されていた(ちなみに「黒生」はエビス黒)。そんなわけで、ここびいる亭では私のお気に入りのドイツやベルギーのビールをいろいろ味わうことができた。
青森市では、エスニック料理を食べながらヒューガルデン生が味わいたければ「トムヤムクン」、餃子を食べながらベルビュークリークが飲みたければ「そま屋de酒家ちゃおず」、そしてビールそのものをとことん味わいたければ「AOMORIびいる亭」と、その時の気分に応じてチョイスできるだけの店があることがわかった。よかった(上写真は青森ベイブリッジ)。
追記(2008.2.15):柳町通りにある「欧風居酒屋Marco Polo」(マルコポーロ、左写真参照、(青森市本町1-1-40、TEL017-775-2588)にも、アメリカのミラー・スペシャルなどに混じって、ヒューガルデン・ホワイトの生が置いてあった。
追記(2009.10.15):青森駅近くにあるほたて料理店「柿源」が以前紹介した津軽路ビールを置くようになった。大正時代初期創業という老舗店のほたて料理と地ビール、いい組み合わせである。また、津軽路ビールが大鰐町以外に登場するのもこれが初めてではないかと思われる。
「くつろぎ処 ののはな」(青森市新町2-6-4、TEL017-776-1913、17:00〜1:00、日曜定休)にはギネスとバス・ペールエールの樽生がある他、瓶で世界のビールが何種類か置いてあるようである。
「American & Irish Cafe Bar Atom」には、ギネスのスタウト、ドラフト、ビター(缶)、フォーリン・エクストラ(瓶)の他、キルケニー(缶)、サミュエル・スミス・スタウト(瓶)、オハラズ・アイリッシュ・スタウト(瓶)、マーフィーズ・アイリッシュ・スタウト(缶)、それに東京ブラック(缶)とよなよなエール(缶)、ハイネケンダーク(瓶)があった。東京ブラックやよなよなエールがあるのは東北では珍しい。
「そま屋de酒家ちゃおず」にあったベルビュー・クリークは、残念ながらなくなっていた。
青森駅ビル・LOVINA(ラビナ)1階にある「あおもり路」には以前紹介した「恐山ビール」と共に、同じく本州最北端大間町で卍麦雫を醸造している崇徳寺の佐々木眞萌住職が醸造する「あおもりカシスドラフト」(ペール、ビター、企画元:あおもりカシスの会)、「あおもりアップルドラフト」(企画元:有限会社工藤商事)、「山ぶどうラガー」(販売者:有限会社もりた観光物産)が揃っていた。和尚さんは最近、フルーツビールに凝っておられるようである(笑)。
追記(2009.11.17):「オリジナル料理 & ドリンク CHERE(シェール)」(青森市本町5-3-1、TEL017-773-2207、18:00〜23:00、不定休)では、トマト鍋を始めとするオリジナル料理が楽しめるが、シンハー、モレッティ、ビンタンに加えて、ヒューガルデンの「禁断の果実」も飲める。
追記(2011.9.14):「そま屋de酒家ちゃおず」だが、ベルビュークリークが復活していた。これは嬉しい。
追記(2021.10.24):弘前の「Be Easy Brewing」が青森市内のJR青森駅近くに「Aomori Brew Pub」をオープンさせた。その名の通り店内で醸造したビールが飲めるブルーパブだが、コロナ禍のため、現在は瓶ビールの購入と角打ちのみの営業である。同店で醸造したビールや「Be Easy Brewing」で醸造したビールを始め、国内外のクラフトビールが購入できる。
この記事へのコメント
1. Posted by nyaまたはk2002 2006年11月09日 21:44
こんにちは
私来月青森に行くんですよ・▽・)ノ
はじめての青森です。きっと寒いんでしょうね〜
地ビールですか・・お酒は弱いのですがちょっと飲んでみたいかも〜
私来月青森に行くんですよ・▽・)ノ
はじめての青森です。きっと寒いんでしょうね〜
地ビールですか・・お酒は弱いのですがちょっと飲んでみたいかも〜
2. Posted by 大友浩平 2006年11月12日 00:09
nyaまたはk2002さん、コメントありがとうございます。
青森に行かれるんですね。
お酒にこだわらないのでしたら、http://blog.livedoor.jp/anagma5/archives/9759460.html
に書きましたお店などがオススメです。
特に六兵衛とか甚太古なんかは「青森」を堪能できます。
よい旅を〜。
青森に行かれるんですね。
お酒にこだわらないのでしたら、http://blog.livedoor.jp/anagma5/archives/9759460.html
に書きましたお店などがオススメです。
特に六兵衛とか甚太古なんかは「青森」を堪能できます。
よい旅を〜。
3. Posted by 寺嶋 2011年01月03日 14:50
検索で来ました。青森でビールのお店を探していたので、参考にさせて頂きます!
4. Posted by 大友浩平 2011年01月04日 13:08
寺嶋さん、コメントありがとうございます。
拙ブログが、ビール同好の士のお役に少しでも立てば嬉しいです。
最近ちょっと青森には行けてないので、もし他にいい店があったらぜひ教えてください。
拙ブログが、ビール同好の士のお役に少しでも立てば嬉しいです。
最近ちょっと青森には行けてないので、もし他にいい店があったらぜひ教えてください。