2006年12月28日 

東北で地ビールが飲める店その17〜青森県大鰐町

97ac96f4.jpg 以前紹介したとおり(ココココ)、青森市でも弘前市でもかつてあった地ビール醸造所がなくなってしまっていた。津軽地方の地ビールは、今後も衰退の一途をたどるのだろうか、と危惧していたところ、さにあらず、弘前の南、温泉とスキー場で有名な大鰐町に、地ビールがあった。その名も「津軽路ビール」である。
 製造は宮城県内で松島ビールを醸造しているサンケーヘルス株式会社だが、企画は大鰐町のそうま屋米酒店写真参照)が行っており、あじゃら山系の地元の名水を100%用い、ドイツ産最高級モルトで仕込んだ手づくりビールだそうである。飲んでみると、ピルスナー系のスッキリした喉越しのビールで、「地ビールはちょっと…」と敬遠する向きにも安心して飲んでもらえる味のビールである。

 このそうま屋米酒店の店主相馬康穫(やすのり)さんは、これまでにもやはり地元の名水を使った「自家焙煎コーヒーの缶詰」を開発したり、大鰐高原産の「りんご」と高知県馬路村産のゆずをミックスして作った「ゆずっぷる」、同じくりんごと津軽産の青梅エキスをミックスした「うめっぷる」を開発したりと、一貫して地元の名物を使った商品づくりに取り組んできた実績のある方である。その延長線上に、この「津軽路ビール」もあるわけである。

 この「津軽路ビール」、もちろんそうま屋米酒店で買い求めることができる他、「津軽路ビール」誕生に大きな役割を果たしたという、同じ大鰐町内の料亭旅館「南津軽錦水」でも飲むことができる。現在は徐々に出荷量も増え、首都圏の大手百貨店での店頭販売も始めたそうである。

 津軽地方でほとんど唯一と言ってよい地ビールである「津軽路ビール」にはこれからも頑張ってもらいたいものである。


追記(2011.9.13):ここに追記したが、青森市の「柿源」では津軽路ビールが飲める。また、大鰐温泉の「不二やホテル」にも置いてある(参照サイト)。大鰐町の食材を使った料理が食べられる「和樂(わらく)」でも飲める。また、「大鰐町地域交流センター 鰐come(わにかむ)」(すごい名前である;笑)の「お休み処花りんご」と「うぇるかむ」でも飲める。


追記(2019.2.26):上記以外に大鰐温泉の「星野リゾート 界 津軽」でも飲める。また、岩手県八幡平市の「四季館 彩冬」でも飲める。なお、「鰐come」で飲めるのは樽生である。



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