2009年05月19日 

東北の食べ処その19〜会津若松市 峇鄲進にも負けないラーメン処」

これもまたいろいろと意見はあるだろうが、東北を代表するラーメン処が喜多方市であることに異論がある人は少ないのではないかと思う。確かに、知名度、人口当たりのラーメン店の数の多さ、そこでふるまわれるラーメンの共通性と多様性(しょうゆ味の中太縮れ麺のラーメンがデファクト・スタンダードだが、それだけでなく新しい味を追求する店も多い)、など、東北の代表と言うにふさわしい条件を備えていると言える。

 喜多方市の隣の会津若松市は、旧会津藩の城下町であり、今も福島県の西部、会津地方の中心地であるが、ことラーメンに関しては、他地域から見ると喜多方市の陰に隠れているような印象である。

 しかし、会津若松市にも、喜多方市に負けないおいしいラーメン屋がいくつもある。何と言っても、東証一部上場を果たしたラーメンチェーン「幸楽苑」発祥の地が会津若松市である。喜多方市と同様、会津若松市においてもラーメンは地域を代表するソウルフードと言えるように思う。もちろん、そのすべての店に足を運んだわけではないが、今まで行った中でのおススメは以下の4店である。


img840いさみ(会津若松市馬場町1-13、TEL0242-22-0064、11:00〜14:30、16:00〜20:30、毎月7、17、27日定休)

 手打ち一筋50有余年の店。毎日中休みの14時半以降に店先で麺打ちをする手打ちラーメン店。その様子はガラス越しに見ることができ、正真正銘の手打ちラーメンであることが目で見て確認できる。その麺を一晩寝かせて翌日ふるまう。不揃いの麺特有の歯ごたえと喉越しがおいしい。これにしょう油スープがよく合う。



img839三角屋(会津若松市本町3-6、TEL0242-27-1758、11:00〜19:00、木曜定休)

 「みちのく最古の手打中華そば」を標榜する店。創業は大正時代初期だそうである。店名は店が県道と私道とに挟まれた三角形の土地に立つことから自然についたらしい。手打ちながらストレートでコシのある麺が特徴で、これに煮干しや鰹節などから取ったあっさりしょうゆ味のスープを合わせる。いつまでも飽きの来ない味である。



114299牛乳屋食堂(会津若松市大戸町上三寄香塩343、TEL0242-92-2512、11:00〜15:00、17:00〜20:00、水曜定休)

 ネコの名誉駅長「バス」がいることで有名な、会津鉄道の芦ノ牧温泉駅近くのラーメン店。店名は元々が牛乳店だったことに由来するそうである。70年の歴史を誇る。ラーメンは「中太会津麺」と「極太手打麺」とが選べるが、ここに来たらやはり手打ちを味わいたい。その名の通りかなりの極太であるが、煮干しベースのあっさりスープにこの太い縮れ麺がよく合う。甘辛の味付けが特徴のかつ丼はこの店のもう一つの名物である。


139241手打ち中華そばふじ乃(会津若松市湯川町2-35、TEL0242-36-0615、11:30〜15:00、17:30〜20:00、水曜定休)

 三角屋の近くにある比較的新しい手打ち中華そば専門店。コシの強い手打ち麺とコクのあるスープの組み合わせがよい。このスープに合う麺をと追求した結果、手打ち麺にたどり着いたのだそうである。半世紀以上の歴史を誇る上の3店に対して、新進気鋭の手打ちラーメン店である。




090512-122501追記(2011.2.14):上で紹介した会津鉄道芦ノ牧温泉駅の名誉駅長バスの写真もアップしておく。私が訪れた時はお疲れだったのか、お昼寝中だった。なにせバス名誉駅長は毎日、乗降客の見送りと出迎え、記念撮影のモデル、構内外の巡回(お散歩兼?)などで忙しい。それだけでなく、ブログも書いている。かなりの激務である。お昼寝は必須である。






090512-122439 ちなみに、バス名誉駅長の経歴書は左のとおりである。


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