2009年08月12日 

東北の食べ処その20〜会津若松市その2 もう一つの「ソウルフード」などなど

白孔雀食堂(会津若松市宮町10-37、TEL0242-27-2754、11:00〜15:30頃、月金曜定休)

 前回、喜多方市だけでなく会津若松市においてもラーメンは「ソウルフード」であると書いたが、会津若松市にはそれ以外にも「ソウルフード」と言える食べ物がある。それがソースカツ丼である。丼ご飯の上にキャベツの千切りを敷き、オリジナルの甘辛いソースを絡めた揚げたてのとんかつを載せたものである。

 以前書いたが、東北では岩手県一関市にもソースカツ丼がある。しかし、店の多さでは会津若松市の圧勝である。「伝統会津ソースカツ丼の会」に加盟している店だけでも23店ある。前回紹介した「いさみ」や「牛乳屋食堂」にもソースカツ丼がある。

 元祖と言われるのは昭和5年創業の若松食堂(会津若松市大町2-7-1、TEL0242-22-2284、10:00〜21:00、無休)だが、私のおススメはこの白孔雀食堂である。こちらも創業60年のソースカツ丼の「老舗」で、驚くのはそのカツの大きさである。丼にふたをされて出てくるのだが、その丼から大きくはみ出しており、そのボリュームは同じソースカツ丼の店でも他に類を見ない。もちろん、ただ大きいだけでなく、衣がサクサクで肉が柔らかいとんかつ、創業時から継ぎ足しで作っているオリジナルのソースなど、文句なしにおいしい。


161602.jpgnatural & healthy curry Cafe savai(会津若松市上町7-2-2F 、TEL0242-22-3434、11:30〜19:00、日曜定休)

 会津若松市内や周辺市町にはインド料理店は今のところないし、スパイシーな本格カレーが食べられる店もあまりない。

 4年前にオープンしたこの「Cafe savai(カフェ サバイ)は、そうした中で大変貴重な店であると言える。10数種類のスパイスを絶妙にブレンドしたおいしいインドカレーが食べられるが、この味は会津地方随一だと思う。


161625.jpg 季節限定カレーを含めインドのカレーやタイのカレーなど20種類のカレーがあるが、店の看板メニューでもあるスパイシーなチキンカレー、「サバイカレー」が私のお気に入りである。辛さは好みで調節してもらえる。







會津桐屋(権現亭・夢見亭)

 会津若松市はそばについてもラーメン同様の状況だったりする。すなわち、この会津地方でそば処として名高いのは、合併して喜多方市となった旧山都町であり、合併によって喜多方市はラーメン処だけでなく、そば処ともなったわけである。もちろん旧山都町の特に宮古地区にはそばの名店が軒を連ねており、文句なくおいしいが、会津若松市内にもいいそば店がいくつもある。

 この「桐屋権現亭」と「桐屋夢見亭」はその代表格とも言える店で、会津地方で契約栽培された玄そばを自家製粉した自慢の手打ちそばを飯豊山霊水だけで味わう夢見そば(水そば)が一番の名物だが、一番粉のみを使った会津権現そば、石臼挽きそばをつなぎを入れずに打った会津頑固そば、韃靼そばの会津薬師そばなど、そば好きのまさに垂涎のメニューがいろいろある。私はやはり十割そばの会津頑固そばがお気に入りである。


追記(2015.2.18):上で紹介した「CAFE Savai」 、なんと建物の老朽化により2月22日を以て閉店することになったそうである。残念である。「いつの日か何処かでまた刺激とカレーを提供したいと思っています」とのことなので、今後の復活を心から期待したい。

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