2009年10月02日 

東北で地ビールが飲める店その45〜山形県上山市

180324.jpg 上山(かみのやま)市は山形市の南隣りに位置する、人口約3万5千人の市である。

 のっけから苦言を呈させていただいて恐縮であるが、この上山市のキャッチコピー「蔵王と城と茂吉のふるさと 上山」はいかがなものか。「茂吉のふるさと 上山」は意味が通じるが、「蔵王 上山」、「城 上山」では意味が通じない。かと言って、「ふるさと」が「茂吉」だけでなく「蔵王」や「城」にもかかると考えるのにも無理がある。「蔵王のふるさと 上山」、「城のふるさと 上山」、…ではないだろうし。まあ、キャッチコピー一つに目くじら立てるほどでもないのかもしれないが、かみのやま温泉駅を出て、真っ先に気になったのがこれであった。正確を期すならば「蔵王と城がある 茂吉のふるさと 上山」となるだろうか。

 それはともかく、確かに東北に名立たる蔵王について言えば、そのシンボルとも言うべき御釜は宮城県側の蔵王町にあるし、名湯の誉れ高い東北最古の湯、蔵王温泉は山形市にあるが、蔵王最高峰の熊野岳は上山市にある。他には、今や駅名にもなった上山温泉、復元された上山城、秋の全国かかし祭りが有名である。洋ナシの一種、ラ・フランスの産地としても知られ、その名を取ったサイクリングイベント「ツール・ド・ラ・フランス大会」もある。

222954.jpg さて、この上山市で地ビールの飲める店だが、市街地を歩き回った限りは残念ながら見つからなかった。ただ、駅前通りにある「山形屋酒店」(上山市矢来2-2-34、TEL023-672-0062)で、店オリジナルの「かみのやま温泉地ビール」を見つけた。通常のエールと黒、そしてラ・フランス(エール・ド・クルチェ)の3種があった。

 醸造しているのは新潟麦酒である。以前紹介した蔵王温泉にあるファミリーマートにあったブドウとラ・フランスの地ビール同様、新潟麦酒はこうした店オリジナルのビール製作に協力的なのかもしれない。もちろん、地ビール好きとしては大歓迎である。


追記(2010.5.13):山形屋酒店では昨年、全国かかし祭りに合わせて、山形県の花、紅花から抽出した酵母で醸造した「紅花エール」を販売していたそうである(参照サイト)。上山市内で栽培された紅花を使った限定生産とのことで、私が行ったときには既になかったが、ぜひ今年も醸造してほしいものである。


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