2010年02月20日 

仙台散歩その36〜地ビールが置いてある隠れ家的居酒屋

55fce16d.jpg 三越の南側、タワービルの西側の細い一方通行の通りは三越通り、または一番町と東二番町通りの間にあるということで「1.5番町」と言われているが、三越近くにはその東側にさらに狭い路地(東一市場という名前がついているそうだが)がある。先日そこを歩いていたら、表に掲げてあるメニューに「仙南クラフトビール」と書いてある店を見つけた。仙南クラフトビールと言えば、以前紹介した宮城県角田市にある地ビールである。それが置いてある店は今まで仙台では見かけたことがなかった(これまた以前紹介した仙台駅内の「ケヤキ」では売っている)ので、早速勇気を出して(笑)入ってみた。それが「隠空(いんくう)」(仙台市青葉区一番町4-7-6、 TEL022-268-2998、18:00〜1:00、日祝・月曜定休)である。

 勇気を出してと書いたのは、要は小さめの引き戸の格子越しに覗いてみても店内の様子が窺えない構造となっていて、どんな店か入ってみるまで中の状況が分からなかったからである。いざ入ってみると中は外見から想像したより広く、暖色系の照明と木がふんだんに使われた内装とが落ち着いた雰囲気を醸し出していた。「古き良き居酒屋」の雰囲気である。もっともオープンしたのは2006年とのことだから、「本当に古い」ということではない。

 ここは元々日本酒をメインとしてお酒をじっくり味わってもらうという趣旨の店で、そのためフードメニューも食事というよりまさにつまみという感じの、お酒と一緒に味わうのにふさわしいメニューがいろいろあるが(そうしたつまみが盛り合わせとなった「隠空膳」がオススメである)、その豊富な酒類の中に地ビールもあった。私が行った時には仙南クラフトビールのヴァイツェン、それに茨城の常陸野ネストビールも数種類あった。時期によって、盛岡のベアレンや秋田のあくらも置くそうである。

 このように地ビールを何種類か置いてある店は仙台で他に見かけたことはなかったので、その意味でとても貴重な店である。隠れ家的な雰囲気でゆっくりくつろいで酒類を楽しめる感じの店なので、そのような雰囲気で飲みたい時には一人で行くにも二人で行くにもピッタリの店である。


追記(2017.5.1):上記「隠空」だが、4月末で閉店してしまった。残念である。店主の末永さんは、JR仙石線の陸前浜田駅から徒歩5分の松島が見える海のすぐそばに「MORA MORA CAFE(モラモラカフェ)」をオープンさせた。

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