2010年06月19日 

私的東北論その15〜「五郎がびっくり焼」を食べながら考える「『奥州幕府』よ、もう一度」

027b4df1.jpg 「五郎がびっくり焼」の「五郎」って誰?
 岩手県北上市に「五郎がびっくり焼」という和菓子がある。栄泉堂という地元の老舗の和菓子店がつくる、北上を代表する和菓子の一つである。胡麻を練り込んである小豆餡と上に載っている香ばしいクルミの組み合わせが絶妙でとてもおいしい。

 この「五郎がびっくり焼」という名前であるが、北上以外の人には「この、五郎って誰だ?」と思われるに違いない。もちろん野口五郎が北上出身というわけでもない。この「五郎」は、北上の開祖と伝えられる安倍正任(あべのまさとう)、通称黒沢尻五郎正任(くろさわじりごろうまさとう)のことである。

 正任は、前九年の役で源氏と戦った安倍氏の一族で、棟梁貞任の弟、先代の棟梁頼時の五男である。現在の北上市域にある黒沢尻を本拠としていたために、黒沢尻五郎と呼ばれていたようである。

 この「五郎がびっくり焼」は、北上の開祖、黒沢尻五郎正任に捧げるとの趣旨で作られた菓子であったらしい。そして、クルミ、小豆、そば、ごまなど、砂糖以外は正任が生きていた当時にもあった材料でできているにも関わらず、あまりにおいしいので捧げられた正任がびっくりするに違いないということで、この名がつけられたそうである。菓子の出来栄えに対する自信と、五郎正任に対する愛着とが感じられるエピソードである。

 東北の人にとって、古の東北にあって中央からの侵攻に対して抵抗した歴史上の人物にはシンパシーがあるように思える。「五郎がびっくり焼」にはそれがストレートに感じられる。アテルイを始め、この安倍一族、奥州藤原氏などがまさにそうだし、秀吉の奥州仕置に最後まで抵抗した九戸政実もそうかもしれない。幕末の会津藩もそうである。

 これら中央から見れば「逆賊」というレッテルを貼られた人に対して東北の人は総じて温かい気がする。そう言えば「判官びいき」もそうである。平安後期に安倍、清原、藤原と「政権交代」が続いた東北の地で、清原氏だけがあまり人気がないように見えるのは、清原氏が安倍氏と同じ東北の俘囚長でありながら、前九年の役で源氏に味方して安倍氏を滅ぼす側に立ったということに関係があるのではないかという気がする。

 考えてみれば、古の東北というのはこのように中央支配に抵抗する自主独立の気概を持った人の地であった。アテルイしかり、この安倍一族もしかり、奥州藤原氏もしかりである。奥州藤原氏は、鎌倉幕府に先駆けた武家政権であったと言え、そこから「奥州幕府」という言葉を用いる研究者もいる。もちろん、東北地方という、広大ではあるものの一つの地域に限定された政権ではあったが、それが鎌倉幕府に与えた影響も大きかったようである。

 平泉の遺構などを見ると、「都など何するものぞ」という気風が古にはあったように見えるのだが(もちろん「蝦夷」として遠ざけられた結果已むに已まれずという面もあったのだろうが)、近現代はそうでもないようである。東北と言うとちょっと前までは「保守王国」、とにかく自民党が強かったのは歴史の皮肉と言うべきだろうか。


「謙譲の美徳」を地で行く?東北人気質
 もう一つ考えてみると、東北は自ら他の地域に侵攻したことはなかった。アテルイの戦いも、前九年の役も、文治五年奥州合戦も、戊辰戦争も、いずれも攻められたがゆえに戦わざるを得なかった。東北人は自ら外に攻めて出たことがない。戦いは常に侵略から身を守るためのものだった。

 アテルイは朝廷軍を相手によく戦ったし、安倍貞任は源氏を相手に一時は壊滅的な打撃を与えた。奥州藤原氏も全国から動員された圧倒的な兵力の大軍を相手に阿津賀志山で3日間も防戦した。戦えば攻める側にとっては難敵ではあったが、東北人自身は決して戦いを好んだわけではなかった(と思ったが、そう言えば「建武の新政」の折、後醍醐天皇に反旗を翻した足利尊氏を討つために、陸奥守として下向していた北畠顕家が奥州の兵を引き連れて上京し、尊氏軍を打ち破ったことはあった)。

 してみると、平和・平穏を愛する心優しい気質、それが東北人を表す言葉と言えるかもしれない。また、前にも少し書いたが、決して自分を誇らない、慎み深い。「謙譲の美徳」という言葉がこれほどピッタリ来る地域はそうないのではないか。そのようにも思う。しかし、一方、その気質は裏を返せば、現状に満足する、大きな変化を好まない、多くを望まない、ということにつながるかもしれない。
 だからきっと、奥州藤原氏の「奥州幕府」は全国には広がらなかった。東北の「保守王国」も裏を返せば、まさに古から続くこの東北人気質の表れと言えるかもしれない。

 ただ、文治五年奥州合戦を経て、外が浜(青森)までが「日本」に組み入れられる前までは、東北はまさに自主独立、中央に頼らず、自分たちのことは自分たちでやってきたはずである。その800年後の今の世はまさに乱世。地方は疲弊し、中央はその痛みも知らず、それでもこれまでの「中央集権」的枠組みは強固に維持されたままである。

 地方分権または地方主権、道州制導入といった掛け声はいつまでも掛け声のままで少しも現実のものにならず、かと言って東北から積極的な声が挙がるわけでもなく、結局はやっぱり現状維持のままである。ちょっと前までは北東北三県は将来の合併(まさに今年2010年という予定だった)を視野に連携・協力関係を深めていたが、今や隔世の感がある。


「奥州幕府」をもう一度つくる!
 そう思っていたところに、4月26日、東北6県の県議や市町村議員らが超党派で集まって地域主権型道州制の実現を目指す「東北州政治家連盟」が結成されたという。8月ごろには東北版シャドーキャビネット(影の内閣)として、「明日の東北州政府」を設置し、3カ月に1度、「閣議」を開いて政策の方向性を公表し、道州制が導入された場合を想定した具体的な政策を打ち出していくそうである。代表に選出された宮城の菊地文博県議は「東北から平成維新の狼煙をあげる」と宣言したそうであるが、実際こうした政治家連盟が正式に発足したのは東北が初めてとのことで、他地域に先駆けた取り組みのようである。

 4月27日付の朝日新聞には、地域主権型道州制国民協議会の江口克彦氏のインタビュー記事も載っていた。氏は、「道州制を導入すると、州都以外が寂れる心配はありませんか」との記者の質問に、「今は東京及び近辺だけだが、道州制になれば繁栄の拠点が10倍以上増える。加えて道州内で拠点を多様化すればいい。『東北州』だと仙台がニューヨークとして州都は平泉でもいいと思う。青森を環境州都、秋田を産業州都などにしてもいいかもしれない」と答えている。

 概ね氏の意見に賛成だが、敢えて重箱の隅を楊枝でほじくるようなことを言わせていただければ、州都は「平泉でもいい」ではなくて、以前書いたように「平泉がいい」のである。

 ただ、さすがに長らく地域主権型道州制国民協議会で道州制についての議論を主導してきた江口氏だけあって、重要な指摘をいくつもしておられる。記者の「地方の政治家は必ずしも権限移譲を歓迎していないとの指摘もあります」との指摘についてはこう答えている。

「地方は、キャッチャーばかりやっていてピッチャーをやったことがないから。でも、霞が関よりいい球を投げる人も、地方公務員にはいっぱいいる。日本人の生活レベルが豊かになったころから価値観が多様化し、画一的に政治・行政が行われることに国民が閉塞(へい・そく)感を感じるようになった。霞が関のピッチャーはもう限界。中継ぎというか、リリーフのピッチャーに交代しなければならない」

 その通りである。今の仕組みで立ち行かないのであれば、中央とはまったく違う独自の仕組みを古のように作ってしまえばよいのである。言ってみれば、朝廷の支配が続いていた11世紀末に奥州藤原氏がつくったように、900年後の今、もう一度「奥州幕府」を作るのである。


まず東北全体を見渡せる人材を集めるところから

 そこで提案がある。氏は「霞が関よりいい球を投げる人も、地方公務員にはいっぱいいる」と指摘しているが、それに異論はない。それに加えて、霞が関からも意欲ある人材を引き抜いてくるべきである。氏の言う「いい球を投げるピッチャー」を東北だけでなく中央からもどんどんスカウトしてくるのである。霞が関にも東北出身者は数多くいる。故郷をよりよく変えたいという意欲を持っている人も多いはずである。

 東北出身者に限る必要はない。東北に愛着を持つ人なら他地域の人でもどんどん招聘すればよい。奥州藤原氏も土着の蝦夷ではなく元々は中央の藤原氏に連なる一族であった。

 私がこう考えるには理由がある。以前書いた「古の『黄金の国』東北、復活なるか?」の時に、東北経済産業局のレポートを紹介したが、あれはよくできていた。私があの記事を書くよりはるか前に同様の指摘をしかも緻密な調査と分析を基に行っている。さすが、霞が関の人材は優秀であると思った。

 ここでは紹介しないでしまったが、東北地方整備局がまとめた東北圏広域地方計画もよくできていると思う。「東北圏を取り巻く状況と地域特性」として、東北圏が歩んできた歴史から説き起こし、東北圏の特徴と魅力、東北圏を取り巻く潮流、東北圏発展の課題へと論を進め、その上で「これから10年で東北圏が目指す姿」を提示している。それによれば、

「…東北圏は、美しい太平洋と日本海に面し、南北に貫く脊梁山脈や起伏に富んだ山地と大きな河川や深い森林の中で、豊かな自然と水資源に恵まれ、安全な食料とエネルギー等の資源を供給できる機能を有している。
 また、優れた人材や技術、食文化やものづくり、様々な産業振興に向けた取組を始め、大切に守り続ける伝統的で特徴的な祭り、雪文化や伝統工芸等、独特の歴史・文化が力強く残っており、人情味ある人々が織りなす潤いと豊かさがあふれる多様性ある地域である。
 こうした東北圏の持つ優れたポテンシャルを活かしながら、東北圏を支える人々が持てる力を十分に発揮し、国内外の人々との交流・連携を進め、新たな時代の潮流に対応・貢献できる多様で自立した東北圏を形成することで、美しい自然と様々な国の人や多くの世代が光り輝く、森と海、人の息吹と躍動感に満ちた空間を創り上げていく。これにより、東北圏の人々が、コミュニティの人と人との温かいネットワークを基礎に、自信と誇りを持って安心して住み続けられ、訪れる人々が安らぎと温もりを実感できる「東北にっぽん」というブランドの創造に結びつけていく。
 以上を本計画における東北圏の新しい将来像とし、「美しい森と海、人の息吹と潜在的な力、可能性としての力。躍動感に満ちた『東北にっぽん』の創造」をその理念とする。」

とある。そしてそのための具体策として「戦略的目標と実現のための主要な施策」や「広域連携プロジェクト」を打ち出している。恐らく今、都道府県レベルでこのように東北全域に目を配り、その特徴を的確に押さえながらその先の姿を提示するということができる機関・団体はないのではないだろうか。

 内閣府の地方分権改革推進委員会が出した勧告のうち、第2次勧告では、「国の出先機関の抜本改革」としてこれら経済産業局や地方整備局を含め多くの機関の廃止が打ち出されている。二重行政の無駄を省くためということである。確かにそうした側面もあるだろう。しかし、もし東北6県が一つになったとして、すぐ東北全体のことを考えられる人材が地方にどれだけの数いるのだろうか。そこが心配である。

 地方公務員にいかに優秀なピッチャーがいると言っても、そのピッチャーはこれまで大きな球場で投げたことはなく、面積が6分の1くらいしかない小さな野球場でしか投げたことがないのである。大きな球場でキャッチャーに届く球を投げられるようになるためには時間が必要である。

 そこでである。元々そのような方向性が検討されているようだが、廃止される東北の出先機関を道州政府が人材ごと引き受けてしまえばよいのである。地方の出先機関の人材は、その地域全体を見渡す視野を既に持っている。その力は、6県が合併してできた「東北州政府」にとって大きな力となるに違いない。

 ただ、これにはとにかくスピードが必要である。人材には限りがある。早い者勝ちである。「奥州幕府」成否の鍵は、他地域に先駆けて優秀な人材をいかに集めるか、それにかかっていると言っても過言ではないのではないだろうか。今までは攻められてから初めて戦ってきた。だが、今度ばかりは他に攻められる前に、自らが外に攻めて出なければいけないと思うのである。


追記(2010.9.28):その後「東北州政治家連盟」に関する話題がちっとも聞こえてこないと思ったら、案の定こういうことだったようである。

「『地方発の平成維新』休眠中 東北州連盟、参院選で亀裂」(2010年8月23日付河北新報、閲覧には登録が必要)

 いや、休眠中って、寝てる場合じゃないって(笑)。

 10月から再始動とのことなので、もう一度期待してみましょうかね。

 だいたい、Googleで「東北州政治家連盟」を検索してこのブログが3番目に表示されるような有様(2010.9.28現在)では何をか言わんやである。

 まずはホームページでも作るところから始めなされ。


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この記事へのコメント

1. Posted by げん   2010年06月20日 21:51
久々の熱き東北論、感激とともに拝読いたしました!

そうでしたか、東北内でそのような政治的な動きが
あったとは迂闊にも知りませんでした。
他地域に先駆けてという事は、やはりひとつにまと
まり中央とは別の道を行こうとする、えみしのDNA
とも言えるような伝統がここにはあるのかも知れま
せん。「州都は平泉」という発想がちゃんと協議会
側にあるというのが驚きでした。

東北には一方で「中央になびく体質」もまた根を張
っていて、特に安部氏、藤原氏、奥羽越同盟 全て
秋田方面の裏切りが運命を決してしまったという事
実に、胸が痛むのです 中央は今後も、東北の独立
を歓迎せず内部分裂で骨抜きにしようと企むでしょ
うか

わたしも日頃から、
「人材を首都圏から連れ戻し、のみならず世界中から
 引き抜いてこれたら東北は決定的に変わるのだが」
とよく夢想します。映画産業など芸術を職業としたい
人材がきちんと暮らせる環境が早く欲しい、と個人的
には思います。

2. Posted by 大友浩平   2010年06月22日 12:58
げんさん、コメントありがとうございます。

> 久々の熱き東北論、感激とともに拝読いたしました!
はい、このブログ見ると、なんか飲んでばっかいるようですものね(笑)。
たまには発言してみようかなと。

> 「州都は平泉」という発想がちゃんと協議会側にあるというのが驚きでした。
江口氏はさすがに慧眼と言うべきですね。
ただ、今回発足した「東北州政治家連盟」の方ではどう考えているのか、今後出される「閣議結果」を見てみないと、という感じですね。

> 東北には一方で「中央になびく体質」もまた根を張っていて、特に安部氏、藤原氏、奥羽越同盟 全て秋田方面の裏切りが運命を決してしまったという事実に、胸が痛むのです
なるほど、そう言われてみればいずれもそういう共通点がありますね。
今後、東北として一枚岩を保っていけるかどうかが、東北州成立の成否の鍵を握りそうです。

> わたしも日頃から、
> 「人材を首都圏から連れ戻し、のみならず世界中から引き抜いてこれたら東北は決定的に変わるのだが」
> とよく夢想します。
そうですね、日本に限らず世界中から人材を集めてくればいいのですね。
そのためにも、東北の魅力など必要な情報はどんどん発信していかなければいけませんね。
及ばずながら当ブログもその一翼、と言いますか、一羽根くらいを担えればと思います(笑)。
3. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年01月29日 10:08
私は仙台の住人です。
ミーハーで安倍貞任のフアンです。
東北の豪族でありながら,中央(朝廷)と真っ正面から戦った初めての人と認識しています。縄文時代からアテルイまで,蝦夷と呼ばれ,東北地方はこの度の原発事故に至るまで,犠牲を強いられてきました。
 ここで,NHK大河ドラマに安倍貞任を主人公にしたドラマをいつの日か作成されることを願って書き込みました。
4. Posted by 大友浩平   2012年01月31日 12:34
蜩さん、コメントありがとうございます。
安倍貞任のファンとは、ミーハーどころかかなりの通であるとお見受けしました。
高橋克彦も「炎立つ」の中で泰衡に「安倍貞任から続いた蝦夷の道」と言わせていますね。
安倍氏なくして奥州藤原氏はなかったと思います。
今だからこそ、もう一度安倍貞任の精神を思い起こすべきなのでしょうね。
今後ともよろしくお願いします。
5. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年02月19日 11:38
コメントありがとうございます。
今年の目標は,足跡というか,史跡を辿ってみようかと思います。先ず,多賀城の坂上田村麻呂から。
これから,もっと勉強したいと思っています。
ご指導の程よろしくお願いします。
6. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年02月20日 14:36
その昔,岩手大学の縄文文化のエキスパートの先生の講演を聴き,いかに縄文人そしてその子孫の蝦夷の人たちが優れていたかという話にすっかり感動しました。特に,『日本書紀』の景行紀に、「その土地は肥沃にして曠し。撃ちて取るべし」その時,おおらかだった縄文人が弥生人つまりその子孫の朝廷に戦で敗れたという話でした。その時の棟梁,豪族が安倍貞任ということでした。間違ってませんか?それから,安倍貞任のファンになりました。
7. Posted by 大友浩平   2012年03月14日 22:15
蜩さん、再度コメントありがとうございます。
「日高見国」についての表記ですね。
古来より、東方の地は中央政府にとってフロンティアだったのでしょうね。
それに対する蝦夷の抵抗・反乱はそれこそ繰り返し行われましたが、その中でも際立っているのがアテルイ・モレによる戦いと、安倍頼時・貞任による前九年の役ですね。
これらの人物は、東北の自立を守ろうとしたリーダーとして捉えられると思います。
東北の歴史を紐解いてみると、いろいろなことが見えてくるように思います。
これからもよろしくお願いします。
8. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年03月31日 18:51
いろいろと教えて下さり,ありがとうございます。
4月に平泉に行って,「岩手観光おもてなしマイスター」の話を聞くことにしてますが,勉強になるでしょうか?
9. Posted by 大友浩平   2012年04月04日 12:39
蜩さん、そうですか、今月平泉に行かれるのですね。
「いわて観光おもてなしマイスター」の方のお話は私はお聞きしたことはないのですが、必要な研修を受けて県の観光協会が認定した方々ですので、きっと得るところはあるのではないでしょうか。
それから、もし平泉に行かれるのでしたら、ほんの少し足を延ばして、隣の衣川に行かれることをオススメします。
蜩さんは安倍貞任のファンとお聞きしましたが、安倍氏の遺跡が今も多く残っています。
以前、拙ブログでも取り上げましたので、ひょっとしたら参考になることがあるかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/anagma5/archives/51570800.html
「衣川歴史ふれあい館」に行くと、安倍氏のことをいろいろと教えてもらえると思います。
10. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年04月20日 10:55
アドバイスありがとうございます。参考にいたします。
学ぶことがが増えて楽しみです。夢は安倍貞任が鬼や反逆者ではなく,歴史の表舞台で主役になること! です。
11. Posted by 大友浩平   2012年04月23日 12:31
蜩さん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
安倍貞任は鬼でも反逆者でもなく、文武両道に通じた、優れた武将だったと思います。
及ばずながらこのブログでも、ちょっとでもその「復権」に貢献できればとも思います。
よいご旅行となることを願っております。
12. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年04月24日 12:02
はい,ありがとうございます。
私の考え(思いこみ)に間違いがないか,確認して頂きたいと思います。紀元前1万年〜,東南アジアから渡ってきた民族が日本各地に住んで,縄文文化が花開きました。狩猟・採集でも十分豊かに暮らしていたのに,農耕民族・弥生人(朝廷)に北へ東北へ北海道へと追いやられました。やがてその中の一部の末裔がてアイヌ人だと言うことです。その優れた縄文人が東北地方に多く住んでいた事実からも,奥州幕府再興そして安倍貞任の”復権”は夢ですね。
13. Posted by 大友浩平   2012年05月09日 03:41
蜩さん、お返事遅くなってすみません。
縄文時代のことは不勉強で詳しくはないのですが、出雲の国譲りや神武東征の話からも、西方からの侵攻があったことは窺えますね。
神武東征の際に抵抗した長髄彦に安日彦(あびひこ)という兄がいて、敗れて津軽に逃れたという伝説がありますが、その安日彦が安倍氏の祖先だと言う人もいますね。
一つ付け加えるとすれば、以前紹介した高橋富雄さんの言を借りれば、東北日本は「自分たちだけが日本である」という主張はまったくしなかったということでしょうか。
「もう一つの名誉ある日本」を目指していたのが蝦夷であり、安倍氏であり、奥州藤原氏である、ということなのでしょうね。
14. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年05月18日 07:32
どういたしまして。いつもお付き合い下さいましてありがとうございます。
話変わりますが,震災の瓦礫処理が遅れてます。同じ日本なのにどうして,関東以西の県は受け入れてくれないのでしょうね。そして,福島の方々の苦労を思うと,どうして,東北の人々は犠牲を強いられるのでしょうか? 蝦夷・安倍氏・奥州藤原氏の時代もそうだったんでしょうか?
15. Posted by 大友浩平   2012年05月31日 18:29
蜩さん、コメントありがとうございます。
震災のがれき処理に関しては、以前このブログにも書きましたが、確かに残念に思うことはありますね。
おっしゃる通り、奥州藤原氏までの時代も同じだったのだと思います。
日本の国宝第一号に指定され、世界文化遺産にも登録されるような仏教文化を作り上げながらも中央からは「夷狄」と蔑まれ続けたわけですし。
捕虜となって京に連れて行かれた安倍宗任への扱いもそうですよね。
それでも自分たちの誇りを失わなかったかつての東北の人たちは本当に素晴らしかったと思います。
今だからこそ、そうした先人たちの心の強さを見習わなければ、と思っています。
16. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年06月25日 20:17
話変わりますが,一度,びっくり焼きなる物を味わってみたいのですが,このメーカーはインターネット通販をしているのでしょうか?
17. Posted by 大友浩平   2012年06月27日 18:29
蜩さん、確かに栄泉堂のサイト(http://www.eisendou.com/ )を見る限り、通販をしているかどうか分からなかったので、直接聞いてみましたところ、以下のお返事をいただきました。

> 早速お問い合わせについてですが、地方発送のご注文は随時承っております。
> ホームページのお問い合わせコメント記入欄、またはお電話にて御注文いただけます。(電話番号は0197-63-2521です)
> ホームページからご注文される場合、御希望のお菓子の種類・数、到着希望日時のご記入をお願いいたします。
> お電話からご注文される場合は、営業時間の9時〜19時30分の間にご連絡お願いいたします。
> 発送は、クロネコヤマト便です。
> お支払方法は、コレクト(代金引き換え)でお願いしております。
> 時期によりお届けまで1週間ほどかかる場合がございますので、御注文の際はお早めにご注文いただけますようお願いいたします。

ご参考にしてください。
「五郎がびっくり焼」、オススメです。
18. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年07月24日 09:20
ありがとうございました。早速,賞味致したいと思います。
19. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年10月08日 11:17
やっと,五郎がびっくり焼きを賞味しました。盛岡の農林会館のら・ら・いわてで,購入しました。どちらかというとあんこのしっとり感を想像してましたが,焼き菓子に近いです。見た目も上品と言うより庶民的です。う〜ん,あまりご贈答には不向きですね。サイズも小さい。クルミとアンと材料はいいです。甘さもあり日持ちがするのがうれしいです。昔の武将(黒沢尻五郎)が好んだ!という伝説でもって売り出した方がいいのかも!!
20. Posted by 大友浩平   2012年10月16日 12:31
蜩さん、「五郎がびっくり焼」、召し上がったんですね。
確かに改まった場での贈答用と言うよりは、自宅でのお茶請けにピッタリという感じですね。
恐らく、そのようなこともあって、北上市以外ではほとんど売っていない(蜩さんが購入された盛岡の「らら・いわて」くらいだったと思います)のだと思います。
1個から買えますし、地域密着のお菓子なんですね。
21. Posted by 蜩(ひぐらし)   2012年12月29日 19:59
やっと念願かなって、来年の1月から、NHKにてアテルイがドラマ化されます。大沢たかおさん主演です。楽しみですね。次は、安倍貞任を期待したいです。
22. Posted by 蜩(ひぐらし)   2013年01月14日 10:43
大友さん、NHKドラマ「アテルイ」ご覧になりましたか?
蝦夷の人々は広々とした土地に豊かな作物と獲物を得て静かに暮らしていたのに、大和朝廷はその土地を奪おうとしました。
その大和朝廷に敢然と立ち向かったアテルイは本当に魅力的な人物です。
23. Posted by 大友浩平   2013年01月15日 12:50
蜩さん、いつもコメントありがとうございます。
「アテルイ」、始まりましたね。
私は実はBSがないので見られないのですが、3月くらいに総合テレビでも放送するらしいので、その時にでも見てみようと思います。
原作の高橋克彦「火怨」は読みましたが、その意志は後の安倍氏、藤原氏につながっていったように思います。
いつか安倍氏のドラマもできるといいですね。
背丈は六尺超、胸囲は七尺四寸で容貌魁偉な色白の風体だったという貞任を誰が演じるのか興味ありますね。
24. Posted by 蜩(ひぐらし)   2013年02月15日 13:58
大友さん、こんにちは。
NHKドラマ”阿弖流為(あてるい)”を見ました。
大沢たかおのアテルイよかったです。北村一樹の母礼と共に処刑されるところは涙が出ました。
桓武天皇の命とは言え、戦いに敗れれば、蝦夷は討伐される運命だったんですね。
”阿弖流為(あてるい)”歴史上もっと重要視して欲しい人物です。
次は私の好きな安倍貞任が主役になることを願って。

25. Posted by 大友浩平   2013年03月14日 12:58
蜩さん、お返事遅くなってすみません。
総合テレビでも放送が決まったようですね。
前編が3月23日(土)夜9時から、後編が翌週30日(土)夜9時からの予定だそうです。
私も見てみたいと思います。
アテルイの精神、今こそ必要なように思いますね。
おっしゃる通り、安倍氏が主役のドラマも期待したいですね。
その子孫が今の内閣総理大臣でもあるわけですし(笑)。
26. Posted by 蜩(ひぐらし)   2013年03月25日 18:44
え〜っ、安倍総理のご先祖が安倍貞任ですか?
同じ苗字だとは思ってましたが、知りませんでした。

長州の方は日本を良くも悪くも先導してきた方々ですもんね。会津も含め、みちのくの人々はいつも逆境ですね。
27. Posted by 大友浩平   2013年04月02日 12:46
蜩さん、いつもコメントありがとうございます。
ええ、安倍首相は安倍貞任の弟、宗任から数えて42代目の子孫だそうですよ。
安倍首相のお父さんの晋太郎氏が特に熱心に安倍一族のゆかりの地を調べさせたそうで、地域の市町村役場などを回ったり、各地に古くから伝わる家系図を調べたりして、自分たちが宗任の流れを汲む一族であることを確信したとのことです。
平成元年に盛岡タイムス社から発刊された「安倍一族」に晋太郎氏は、「わが祖は『宗任』」と題した序文を寄せたそうです。
古沢 襄氏の文章が詳しいです。
http://www.kajika.net/furusawa/20060709-2.htm

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