2010年08月03日 

東北の逸品その22〜日本一小さなレトルト工場の最強のレトルトカレー

135839.jpg  カレー好きの私にとって、レトルトカレーは最も手軽にカレーが食べられる手段である。学生の頃はS&Bの「インド風チキンカレー」の味が大好きでよく食べていた。日本風、欧風のカレーから、インド、タイ風のカレーまで、さまざまなカレーが選べるのもレトルトカレーのいいところである。ただ、最近はスーパーの品ぞろえなどを観察すると、本格的なインド風のカレーがあまりないのが私がちょっと物足りなさを感じるところではある。

 その一方で最近はご当地レトルトカレーが大流行りのようで、一説には全国に300種類以上のご当地レトルトカレーがあるとも言われる。それらの多くはご当地の具材や味にはこだわっているものの、本当に私のようなカレー好きが満足するようなカレーはなかなかないというのが実情ではある。

 今回紹介するのは、カテゴリー的にはそうしたご当地レトルトカレーの一つに含まれるのだろうが、そうしたブームの以前からコツコツとこだわりのレトルトカレーを作ってきた、いわばご当地レトルトカレーの先駆けとも言うべき逸品である。しかも、そこいらのカレー専門店のカレーよりも格段においしいという、私的には最強のレトルトカレーである。

 以前、「東北の食べ処その14」と「東北で地ビールの飲める店その36」で紹介した、三陸沿岸にある岩手県宮古市のカレー店「カリー亭」(正確には口へんに加と、口へんに厘に亭である)のカレーをそのままレトルトカレーにしたものが岩手にはある。

 製造元の「とりもと」は宮古市で「カリー亭」と「焼き鳥とりもと」を経営する有限会社だが、ここはオーナーが自任する通り、「日本で一番小さなレトルト工場」も持っている。その設備を用いて、自慢のカレー3種をレトルトにしている。チキンカレー、キーマカレー、ビーフカレーの3種である。ビーフカレーは英国風甘口カレー、キーマカレーはバナナやパイナップルを使った南国風の中辛カレー、そしてチキンカレーは骨付き鶏もも肉が一本丸ごと入ったインド風の辛口カレーである。

 私のオススメはもちろん、チキンカレーであるが、食材からしてまさにこだわりの逸品である。岩手の骨付き鶏もも肉を、これまた岩手の大東町の菜種油で炒めて、旨みを引き出した玉ねぎと合わせて、天日塩とスパイスだけで調味している。

 特筆すべきは、これらのカレー、化学調味料を使っていないのである。ほとんどのレトルトカレーは、構造上長期保存ができることから、保存料などは元々使っていないのだが、簡単に旨みを増せる化学調味料は使っている。これに対してここのレトルトカレーは、化学調味料も含めて一切の添加物を使用していないのである。これは自分のカレーに対する並々ならぬ自信が伺える。

 同社のサイトから通販でも買えるが、宮古市内はもちろん、「かわとく壱番館」など盛岡市内の物産店で購入することもできる。

anagma5 at 00:27│Comments(0)TrackBack(0)clip!東北の逸品 

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