2011年07月22日 

私的東北論その28〜それいけ!かまめしどん

kamameshidon 全国で3ヶ所目となるアンパンマンこどもミュージアムが今日7月22日、仙台にオープンする。本当は4月22日にオープンするはずだったのだが、東日本大震災の影響で3カ月延期されてのオープンである。正式名称は「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」で、「こどもたちが、アンパンマンの世界に入って、五感で遊べる参加・体験型のミュージアム&モール」とのことである。

 さて、アンパンマンの仲間に「かまめしどん」がいる。「おっちょこちょいで しょうじきもの。じぶんの かまめしが いちばん おいしいと おもっている。」というキャラクターで、てんどんまんやカツドンマンと「どんぶりまんトリオ」を形成しているが、かまめしどんはその扮装と言い、「オラ、かまめすどんだぁ〜」というような言葉遣いと言い、自分のことを「ミー」と呼ぶカツドンマンと対照的に、3人の中で一番田舎臭い(笑)。

 このかまめしどん、けっこう男気があって、私は好きである。例えば「フランケンロボくん と かまめしどん」では、かまめしどんはばいきんまんと互角に戦っているし、ばいきんまんが作ったさみしがりやのフランケンロボにも温かく接している。

 で、かまめしどんが話すこの田舎臭い言葉がいったいどこの言葉かと言うと、我が宮城県の言葉なのであった(笑)。かまめしどんの声優である山寺宏一氏は宮城県塩竈市出身とのことで、かまめしどんの話す言葉はいわばネイティブの宮城弁である。道理でシンパシーを感じるわけである(笑)。

 関西の人は東京に行ってもどこに行っても関西弁だが、東北の人は自分たちの言葉に引け目を感じているのか、東京に行くと途端に標準語に変わることが多い。私など、普段から見事に標準語である。そう言えば、洋画の吹き替えでも、田舎出身の登場人物はなぜか東北の言葉を話していることが多いように思う。そのようなこともあってか、東北弁=田舎の言葉=人前で話しづらい、という構図ができているような気がする。もちろん、通じなかったらどうしよう、という心配もあってのことなのだろうが(笑)。

 そんな中でかまめしどんは一人、TVでも堂々と宮城弁を話していてなかなかすごい(笑)。東北出身の有名人で堂々と方言丸出しで話している人は見たことがないが、かまめしどんにはぜひ頑張ってもらって、宮城弁をこれからも全国に広めてもらいたい。

 そして、仙台アンパンマンこどもミュージアムはせっかく仙台にあるのだから、ぜひかまめしどんを大きく取り上げてほしいものである。館内はアンパンマンではなく、かまめしどんに案内させたらどうだろうか。どうせなら、「じぶんの かまめしが いちばん おいしいと おもっている」かまめしどんの、そのかまめしが実際に仙台アンパンマンこどもミュージアム限定の名物料理として食べられたら最高である。

 ちなみに、最近知ったのだが、山寺氏のアンパンマンの中での活躍はすごい!かまめしどんだけでなく、チーズ、カバお、あかきんまん、たぬきおに、ガランガラ大臣、ピカールなどの声も担当し、「七色の声を持つ男」と言われているそうである。カバおはともかく、チーズのあの「あんあん」というカワイイ鳴き声とかまめしどんの声が同一人物とは驚いた。かまめしどんだけでなく、山寺氏の活躍にも要注目である。

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この記事へのコメント

1. Posted by ギラン   2011年07月30日 10:00
このアンパンマンミュージアム、赤字にならないと良いのですが。どこまでやれるのか。なんだか今から心配です。大友さんのような思いで来所される親御さん、はたしているかしら。
2. Posted by 大友浩平   2011年08月01日 12:54
ギランさん、コメントありがとうございます。
そもそも、かまめしどんがいるのか、という問題がありますね(笑)。
アンパンマンやショクパンマンやカレーパンマン、バイキンマンやドキンちゃんはいるようですけど。
かまめしどんの釜めし、食べてみたいですね。

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