2013年11月14日 

東北で地ビールが飲める店その64〜福島県猪苗代町&磐梯町

 猪苗代町(いなわしろまち)は、福島県のほぼ中央に位置し、その名の通り、全国4位の面積を持つ猪苗代湖の湖畔に位置する人口約16,000人の町である。南に猪苗代湖、北に磐梯山、それに安達太良山、吾妻山を抱え、観光リゾートの拠点としても知られる。猪苗代湖は全国でも屈指の標高の高い湖として知られ、「天鏡湖」の別名がある。砂浜も多く、夏には大勢の湖水浴客で賑わっている。

130908-123015 この猪苗代湖畔に世界のガラス館という、世界各国のガラス製品を展示・販売している施設があるが、その同じ敷地内に猪苗代地ビール館という施設がある。ここでは、ドイツビールを範に、磐梯山の天然水とドイツの大麦・小麦麦芽、ホップを使用して醸造した猪苗代地ビールと、この地ビールに合うオリジナルソーセージなどの料理が楽しめる。

 この猪苗代地ビール館、国道49号線沿いなので車でなら行きやすいのだが、車で行くと飲めない。公共交通機関で行こうとすると、最寄駅は一応JR猪苗代駅である。ただ、駅からは歩いて行けるほど近い距離ではないので(歩いて歩けない距離ではないかもしれないが)、駅からは野口英世記念館方面行きのバスを利用することになる(野口英世記念館のほぼ向かいに世界のガラス館がある)。その時刻表はここだが、あまり本数がないので、バスの発車時刻に合うように駅に着くようにすることが重要である。なお、駅前にある塩田自転車店にはレンタサイクルもあるのでそれを利用する手もあるが、行きはともかく、帰りは押して帰ってこなければならない定めである(自転車も酒気帯び運転は禁止である)。

 猪苗代地ビール、現在ラインナップは5種類で、ゴールデンエンジェル、ピルスナー、ヴァイツェン、ヴァイツェン・デュンケル、ラオホである。このうち、ゴールデンエンジェルは、ピルスナーモルトとカラムンチモルトをブレンドした、赤みがかったすっきり味のビールで、猪苗代地ビールの看板とも言うべきオリジナルビールである。また、一昨年登場したヴァイツェン・デュンケルは、瓶での販売はしておらず、ここで飲める樽生のみの貴重な存在である。

 なお、猪苗代地ビール館は年中無休だが、観光シーズンなどはツアー客で貸切になってたりするので、事前に確認した方がよいかもしれない。

 猪苗代町にはもう一つ、素晴らしいところがあった。BELGIAN BEER AUBERGE OMUS(ベルジアン・ビア・オーベルジュ・オムス)というペンションである。1日4組限定のペンションで、ベルギービールを常時なんと100種類以上揃え、そのベルギービールを飲みながら、 フレンチの鉄板焼きコース料理を味わえる。宿泊以外でも予約すればランチやディナーも楽しめるというペンションであったが、残念なことに10月20日を以て閉店してしまった。ブログにはいつか再開を期す旨記載があるので、期待して待ちたいと思う。

 さて、猪苗代町の西隣には磐梯町(ばんだいまち)がある。磐梯町はその名の通り、磐梯山の山頂を抱える人口約4,000人の町である。以前紹介した慧日寺跡があることでも知られる。この町にあるアルツ磐梯スキー場には「地ビール」がある。「磐梯コモンズ」という名称で、ブロンドエールとポーターの2種のビールがある。アルツ磐梯は星野リゾートの経営で、この星野リゾートは傘下に「よなよなエール」で知られるヤッホーブルーイングを抱えている。磐梯コモンズもヤッホーブルーイングの製造で、アルツ磐梯で醸造しているわけではないが、ここオリジナルのビールとのことである。アルツスノーショップのコンビニエリアで購入できる。また、同じ建物内のWhistler Cafeではカナダのビールも飲めるそうである。

 また、ペンション・ペルメルでは、手作りビール「For you」が飲める。名水百選に選ばれた龍が沢の湧き水と麦汁と酵母だけで仕込んだものだそうである。ペンション・パルでも手作りビールが味わえるそうである。



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