2013年11月27日 

東北以外で地ビールが飲める店その8〜群馬県太田市

 東北に県境を接している県は、新潟県、群馬県、栃木県、茨城県、そして海を隔てているが北海道の4県1道である。これらの隣県のうちで、失礼ながら東北の人にとって最も馴染みの薄い県は群馬県だと思われる。なぜかと言えば、群馬県は福島県と接してはいるものの、その距離は20km弱であり、かつ県境にはかの尾瀬国立公園が広がっていて、ここを越えて福島県と群馬県とをつなぐ道路がないのである(登山道ならある)。従って、普通に東北から群馬県に行こうとすると、新潟県か栃木県を経由して行かざるを得ない。このことが、隣県でありながら群馬県を他の隣県に比べて馴染みを薄いものにしている理由ではないだろうか。

 そのようなこともあって、私としても今まで群馬県の地ビールについてはほとんど知識がなかった。唯一知っていたのは、仙台駅東口の梅津酒店(仙台市宮城野区榴岡2-2-25名掛丁パルス梅津ビル1F、TEL022-256-6475)に置いてあり、癒.酒.屋わおんの「地ビールフェア」にも登場する「オゼノユキドケ」くらいであった。ちなみにこのオゼノユキドケ、ドイツスタイルのブラウンヴァイツェンとベルギースタイルのホワイトヴァイツェンがあって、どちらも私のお気に入りである。

 さて、その群馬県の南東部、東毛地域にある太田市は、高崎市、前橋市に次ぐ人口約22万人を擁する市である。と言っても、私の太田市に関する予備知識は、SUBARUブランドの車で有名な富士重工業がある都市というくらいのものだった。そうしたら何と、太田市にはしっかり地ビールがあった。しかも街中にあってアクセスもよい。太田市、いい街である(笑)。

 その地ビールは、「呑龍夢麦酒」という名前で、「どんりゅうゆめビール」と読む。「呑龍」というのは、徳川家康がこの地に建立した大光院という寺院の開山に当たって迎えられた浄土宗の名僧の名だそうである。麦芽100%、上面発酵、無濾過のビールのみを醸造しているとのことで、私の好みにもピッタリである。ラインナップはヴァイツェン、ペールエール、ゴールデンケルシュの3種のみで、堅実に作り上げている印象である。

131116-193237 「呑龍夢麦酒」は醸造所の敷地内にある「DANIEL HOUSE」で味わうことができる。地元の素材でつくる欧風料理が美味しい店だが、週末などはパーティや結婚式の二次会などで貸切で利用できないこともあるので(一度ハマった)、事前に電話で確認した方が確実である。できれば、ホームページにそうした営業情報も掲載してくれるとありがたいところである。他に、イオンモール太田にある系列のイタリア料理店「アロマヴィータ」でも味わうことができる。

 太田市内では他に、ちょっと中心部からは離れるが、「Cafe & Dining Page Tree」でヒューガルデンの樽生が飲めるのを見つけた。それから、太田市には美味しいインド料理店が多いとのことだが、その中の一つ「シャングリラ・モティ」ではインドのゴッドファーザーというビールが飲める。プレミアムラガーとスーパーストロングの2種があるが、後者が特に美味しかった。また、以前宇都宮の地ビールの時に紹介した「ジョイフル本田」があり、そこに「プレストンカフェ」もあるので(醸造所はないが)、プレストンエールも飲める。



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