2014年10月04日 

東北で地ビールが飲める店その66〜宮城県加美町

 加美町(かみまち)は宮城県の北西部に位置する人口約24,000人の町である。いわゆる「平成の大合併」の時に中新田町、宮崎町、小野田町の3町が合併して誕生した。この加美町で美味しいビールと言えば、何と言っても「やくらいビール」である。
 
140928-110114 旧小野田町にあり、「加美富士」とも呼ばれる薬莱山(やくらいさん)の麓に、醸造所兼レストランの「レストランぶな林」がある。ちなみに、「ぶな林」は、「ぶなばやし」ではなく「ぶなりん」と読む。たいていの人が「ぶなばやし」と呼ぶので、レストランでは正しい名称を知ってもらおうとPRに一生懸命である(笑)。

 やくらいビールは、ドイツスタイルを範とする麦芽100%のビールで、ピルスナー、デュンケル、ヴァイツェンの3種がある。これに加えて今月新たにアメリカン・ペールエール「復興エール」が加わる。

 この「復興エール」、別のところにも書いたが、岡山大学が復興支援の一環で開発した塩害と湿害に強い大麦を使って作るビールで、この名称には、震災からの復興にエールを送るという意味も込められているとのことである。

 この「復興エール」の「お披露目イベント」が10月の11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)に予定されている。当日は生ビールが通常よりも安く飲める他、さらにお得な前売券も発売される(参照PDF)。

140928-105656 やくらいビールは「レストランぶな林」で飲める他、同じ敷地にある日帰り温泉「やくらい薬師の湯」内の食堂「キッチン木かげ」でも同様に樽生で飲める。ただし、「ぶな林」ではグラスが460円、「木かげ」ではグラス500円で、「木かげ」の方が微妙に高い(笑)。いずれにせよ、温泉の湯上がりに樽生地ビール、いい組み合わせである。

 「ぶな林」と「木かげ」以外にやくらいビールが飲めるお店があるかどうか、「ぶな林」の方に聞いてみたところ、同じ旧小野田町にある「自遊厨房 上々」(宮城県加美郡加美町字町屋敷一番30-2、TEL0229-67-5520、11:00〜14:00LO、18:00〜22:00、月曜定休)で瓶のビールが飲めるとのことであったが、加美町の中心街である旧中新田町では飲めるところがないとのことであった。

141001-210412 その後、中新田町に行くことがあったので、町中で美味しいビールが飲めるところを探してみた。…ら、あった!やくらいビールが3種類、瓶で置いてある店が。「麺屋 匠」(宮城県加美郡加美町字町裏7-1、090-6855-4638、11:30〜14:00、17:30〜21:30、日曜定休)というラーメン店で、塩、醤油、味噌のラーメンに「地域初」という触れ込みの汁なしまぜそば、それに夜限定の辛味噌納豆つけ麺がある。餃子を始め、ビールのつまみになりそうなメニューもいくつかあり、それらをつまみながらやくらいビールを飲み、〆のラーメンまで食べられる(ラーメン店なので当たり前だが…)。最近知り合いの頼みで置き始めたとのことであったが、頼んだ知り合い、グッジョブである(笑)。薬莱山まで足を延ばさなくても町中でやくらいビールが飲めるということで貴重なお店である。

141001-180308 他に、「IZAKAYAきたむら」(宮城県加美郡加美町字町裏373-2、TEL0229-63-5250、17:00〜22:00LO、日曜17:00〜21:00LO、月曜定休)にはアメリカのアンカー・スティームが置いてあった。


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