2017年06月06日 

「東北絆まつり」は「東北地ビールまつり」だった!〜東北で地ビールが飲める店 番外編その36

map6月10日(土)、11日(日)に「東北絆まつり」が仙台市内で開催される。
東日本大震災の犠牲者の鎮魂と東北の復興のために震災のあった2011年の7月に仙台から始まった東北六魂祭は昨年の青森で東北六県の県庁所在地を一巡したが、その後継イベントとして、「多彩な東北が、熱い絆でひとつになる」をコンセプトとして再度仙台を皮切りに開催されることになった今年初開催のイベントである。

東北六魂祭と同様、東北六県の県庁所在地の夏祭り、すなわち青森市の青森ねぶた祭、盛岡市の盛岡さんさ踊り、仙台市の仙台七夕まつり、秋田市の秋田竿燈まつり、山形市の山形花笠まつり、福島市の福島わらじまつりが一堂に会するが、それだけでなく、会場には東北各地のグルメや物産も集まる。

その中で、国分町の元鍛冶丁公園で「牛たんと東北地ビール祭り」が開催されることはサイトの情報で知っていたのだが、実はこの「東北絆まつり」、それだけには留まらなかった。
アンバーロンド」の田村さんに教えてもらったのだが、この「牛たんと東北地ビール祭り」では岩手県一関市のいわて蔵ビールと、アンバーロンドがチョイスした12種の東北の樽生地ビールが飲めるとのことだが、それ以外の会場でも実は東北の地ビールが飲めるそうである。
具体的には、東北絆まつりのメイン会場である西公園では秋田市のあくらビールと盛岡市のベアレンビールが、「みやぎきずな市」が開催される市役所の南側の市民広場では宮城県加美町のやくらいビールと宮城県角田市の仙南クラフトビールが、「東北うまいもの広場」が開催される勾当台公園では秋田県仙北市の田沢湖ビールと福島市のみちのく福島路ビールが、それぞれ4〜6のタップで用意されるとのことである。

加えてこの両日は東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である楽天Koboスタジアム宮城で「クラフトビールと餃子WEEK」が開催中であり、そこでは岩手県遠野市のZUMONAビール、いわて蔵ビール、やくらいビール、神奈川県厚木市のサンクトガーレンなどが飲める。
また、国分町にある「CRAFT BEER MARKET」でもこの両日は、30タップのうち半分が東北の地ビールとなることになっている。
これらを合計すると、「東北絆まつり」の期間中、仙台市内では一部重複はあるものの、なんと90種類近くの地ビールが樽生で飲めるのである。

これだけ多くの地ビール、それも特に東北の地ビールが集まる機会というのは、東北各地で開催されるビールフェスティバルでもそうそうあるものではない。
その意味では、この「東北絆まつり」、実は「東北地ビールまつり」と言い換えることもできるのではないだろうか。
ビール好きの人にとっては堪えられない2日間になりそうである。


トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔