2018年01月14日 

祝!「定禅寺通地ビール館」オープン!宮城におかえりなさい!〜東北で地ビールが飲める店その77

WP_20171228_21_53_59_Rich_LI  岩手県花巻市にある「夢花まき麦酒醸造所」が造るフルーツビールなどが樽生で飲める直営店「定禅寺通地ビール館」( 仙台市青葉区立町23ー16、TEL022-393-6221、22時LO、日曜定休)が昨年12月にオープンした。メディアテークの西公園よりの斜め向かいにある、「アルファホテルin定禅寺(旧ホテルプレステージ2)」の1階である。

  東日本大震災の大津波で建物、醸造設備、出来上がったビールなど全てが流されてしまった宮城県亘理町の地ビール醸造所「鳥の海ブルワリー」が、震災から1年9ヶ月後の2012年12月に岩手県花巻市に場所を移して「夢花まき麦酒醸造所」として復活したことは以前このブログでも紹介した

  かつて飲めたフルーツをふんだんに使ったビールも、ペットボトル入りのビールも復活してそれはとても嬉しかった。仙台で9月に開催される「仙台オクトーバーフェスト」には毎年東北の地ビール醸造所も何か所か出店するが、2013年からは「夢花まき麦酒醸造所」も出店してくれるようになった。まさに「里帰り」である。

  それはそれで嬉しかったのだが、なにぶんにも普段は花巻である。仙台では日常的にはなかなか飲める機会がなく、ほんのちょっと残念に思っていた。かつて、仙台駅近くの名掛丁アーケード街には、「鳥の海ブルワリー」直営の居酒屋があって、フルーツビールを樽生で飲むことができたので、よく通ったものである。仙台駅周辺と言えば、ここか夕焼け麦酒園が私の行きつけの店だった。あの時みたいに飲める店、それが無理ならせめて「ペットボトルビール」を置いてくれる店があればなぁと思っていた。

WP_20171228_21_59_07_Rich_LI  そうしたところになんと、「鳥の海ブルワリー」が「夢花まき麦酒醸造所」として復活してからちょうど5年経って、ついに、ついに「宮城帰還」である。これは嬉しい。心から「おかえりなさい」と言いたい。定禅寺通りに新しくビールメインの店ができるらしいという話は、アンバーロンドの田村さんに教えてもらっていて知っていたのだが、まさかそれが「夢花まき麦酒醸造所」の店だとは思いもよらなかっただけに、嬉しさもひとしおである。昨年中はプレオープンで、1月4日に正式オープンしたが、「いちご&紅花」、「りんご&はちみつ」、「ぶどう」のフルーツビールなど6種類のビールが樽生で飲める。

WP_20171228_22_18_19_Rich_LI  「夢花まき麦酒醸造所」にもあった飲み放題もあって、現在オープン記念でなんと60分950円である(1月19日からは1,400円)。他に料理と飲み放題がセットになった宴会プランもある。料理も充実していて、しかも美味しい。写真のジャンボソーセージは無添加ソーセージで知られる勝山館ソーセージである。ランチではスープカレーも食べられる。まだ食べてはいないが、こちらもぜひ食べてみたい。

  1月14日現在、ウェブ上で「定禅寺通地ビール館」の情報を検索してみても、求人情報がヒットするくらいで、お店の情報はまだないようである。美味しいビールが美味しい料理と一緒にリーズナブルに楽しめる店なので、ぜひたくさんの人に足を運んでもらえたらと思う。特に、フルーツビールは「ビールは苦手」という人にもぜひ味わってみていただきたい。あ、ただし、このフルーツビール、飲みやすい割にアルコール度数が他のビールよりも高めなので、そこだけ要注意である。


追記(2018.2.5):その後、ホットペッパー内にお店のページができて、コース、料理、ドリンクなどが確認できるようになった。
 また、お店のツイッターも始まっている。「是非皆様1度でいいのでいらして下さい!」と控えめなPRなのが何となく好ましい。

追記(2018.11.19):しばらくの間「店内改装中につき休業中」との張り紙があり気になっていたのだが、「定禅寺通地ビール館」は閉店してしまったようである。
現在は別のフレンチビストロの店に代わってしまった。
残念なことである。


追記(2018.2.15):「定禅寺通地ビール館」は閉店したが、新聞報道によると今年8月に名取市閖上東地区に新工場「ゆりあげ麦酒醸造所」(仮)がオープンする予定とのことである。岩手県花巻市内の「夢花まき麦酒醸造所」では震災前の3分の1程度の量しか醸造できていなかったそうだが、この新工場では震災前と同等の60kLの醸造が可能となるそうである。これまで同様のイチゴ、リンゴ、ブドウを使ったフルーツビールに加えて、名取産のメロンを使ったビールも造る予定とのことである。

また、塩竈市北浜の「第一漁協会館」2階に60席のビアホールを開設するとのことである。ビアホールは3月下旬から4月上旬のオープンとのことで、工場直送のビールが飲めるそうである。

塩竈市内には今年1月にブルーパブ「アルゴンブリューイング」もオープンしており、2月には阿部善商店が「松島ビール」に委託して造った「塩竈ビール」も販売が開始している。塩竈のビールシーン、今年は殊の外盛り上がりそうである。


追記(2018.2.16):朗報である。「定禅寺通地ビール館」が閉店した後にできたのが「フレンチビストロ  ラ・テール(French Bistro La terre)」(TEL022-395-8355、11:00〜14:30、17:00〜21:30LO、不定休)であるが、同店では「夢花まき麦酒醸造所」の「いちご&紅花」、「ぶどう」、「ラガー」の3種が飲めるそうである。


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