2004年09月15日 

東北の食べ処その2〜秋田県南地方の麺

74f34265.jpg 秋田の県南地方は、非常に「麺文化」の栄えている地域である。それも、横手市の「横手焼きそば」、十文字町の「十文字ラーメン」、羽後町西馬音内(にしもない)の「そば」、稲川町の「稲庭うどん」など、多種多様な麺が味わえるのが特徴である。

 今回は、これら秋田県南地方の食べ処を紹介したい。


焼きそばのふじわら
横手市寿町8-16、TEL0182-33-1648、11:30〜16:30 、木曜定休)
 最近売り出し中の横手焼きそばのお店。横手の焼きそばは太麺でモチモチっとした食感と上に乗った半熟の目玉焼きが特徴。これがまたうまいのに安い(300円〜)!

 地元の人はおやつ代わりに食べている。横手市内にはここを含めて、50軒くらいも焼きそば屋さんがある。

おすすめ:焼きそば


丸竹食堂
平鹿郡十文字町十文字新田字本町7-1 、TEL0182-42-1056 、11:00‐20:00 、木曜定休)
 十文字ラーメンは、細打ちの麺に醤油味のあっさりスープが特徴で、やはり地元の人はおやつ代わりに食べている。

 この丸竹食堂も麺は細打ちの縮れ麺、にぼしのダシが効いたスープは透き通っている。あっさりしているがまた食べたくなる懐かしい味の中華そばが味わえる。十文字町内ではここを含めて4件の十文字ラーメンの店がある。

おすすめ:中華そば


ダムの茶屋
雄勝郡皆瀬村川向小保内3、TEL0183-46-2444 、10:00〜17:00 、不定休)
 名前に惑わされてはいけない。妙な看板に惑わされてもいけない(写真参照)。ここは知る人ぞ知る稲庭うどんの名店である。なんと稲庭うどんの本家、稲庭吉左衛門のうどんを使っているのである。

 このうどんを使っているお店は、稲庭うどんの本場であるお隣りの稲川町でも見当たらない。ちなみに、稲庭吉左衛門のうどんを買おうと思ったら1年待ちだそうである。

 御年90歳の石山りつさんが40年以上店を切り盛りしている。笑顔が素敵なとってもあったかい方である。その石山さん自らが春先に山に入って取ってきたふきのとうの佃煮の瓶詰めもとってもおいしい。おみやげに最適。

おすすめ:稲庭うどん(温)


松屋雄勝郡羽後町西馬音内中野11-4、TEL0183-62-0628 、11:00〜18:00 、日曜
 羽後町西馬音内地区は重要無形文化財にもなっている盆踊りで有名だが、発祥が江戸時代にまで遡る手打ちそばも名物。

 有名なのは元祖で老舗の弥助そばだが、一押しは分家格の松屋。この地域特有の、つなぎにふのりを使ったそばは、コシがありながらものどごしがよく、つるつる食べられる。西馬音内地区には4軒のそば屋があるので、ハシゴもいいかもしれない。

おすすめ:もりそば、冷やがけそば


 ところで、私にはどうしても写真のシュールな看板と石山さんの温和な笑顔とが結びつかない。今度行ったらこの看板ができた経緯を石山さんに聞いてみようと思う。

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