東北で地ビールが飲める店  

2019年02月24日

東北で地ビールが飲める店その83〜岩手県大船渡市&陸前高田市

 大船渡市は、岩手県の三陸沿岸南部にある人口約36,000人の市である。後に紹介する陸前高田市、そして宮城県気仙沼市と共に、いわゆる「気仙地域」の中心部を構成しており、文化的にも心理的にもこれら3市はつながりが深い。

WP_20190112_21_54_25_Pro_LI BRTの大船渡駅近くにある複合スペース「キャッセン大船渡」の中にある「湾岸食堂」は大船渡産の牡蠣を中心とした料理が食べられる店である。ビールも国内外のビールが10種類置いてあり、特に岡山の宮下酒造の「牡蠣に合う白ビール」があるのがよい。





WP_20190112_23_24_27_Rich_LI 地元で知り合った方に教えていただいたのだが、やはり大船渡駅の近くにあるダイニングバー「Bobbers(ボバーズ)」には、樽生が5種類、瓶が10種類、ビールがある。ベアレンビール、遠野麦酒ズモナなど岩手のビールの他、海外のビールもある。ビールに合いそうな魚介類や肉類の料理もある。




WP_20190112_23_29_08_Rich_LI もう一軒教えていただいた「バー&カフェ ロビン」は生フルーツのカクテルが美味しい店だが、タップマルシェがあるのでクラフトビールも楽しめた。








 一方の陸前高田市は、大船渡市の南に位置する人口約19,000人の市である。ちなみに、読み方は「りくぜんたかた」である。震災前は海岸沿いの松林「高田松原」で有名だったが、東日本大震災の大津波で1本を除いて全て流された。残った1本は「奇跡の一本松」として、人々に勇気と希望を与えてくれた。

1029_792449937549471_625050140520665904_n BRT脇ノ沢駅から徒歩10分のところにある「農家カフェ フライパン」では、いわて蔵ビールのオイスタースタウトが飲める。いわて蔵ビールのオイスタースタウトは、ここ陸前高田市の広田湾の牡蠣の身と殻を使って造られている。それだけでなく、地元産の「米崎りんご」を使っていわて蔵ビールが醸造したオリジナルビール「りんごエール」も飲める。地元の野菜などを使ったフードもいろいろ揃っていて、ピザやパスタも美味しいが、私のお気に入りは月替わりで提供される本格的なカレーである。

 









WP_20190112_18_25_32_Rich_LI この地域で楽しみな話もある。昨年、「三陸の農産物、海産物を使ったビールを造ることで三陸の魅力を発信していきたい」と、南忠佑さん夫妻が「三陸ブルーイング・カンパニー」を立ち上げた。そこで造られるビール、その名も「三陸ビール」、今は他の醸造所の醸造設備を使って醸造しているが、ゆくゆくは大船渡市内に醸造所を造りたいとのことである。

 1月12日には上で紹介した陸前高田市内の「農家カフェフライパン」を会場に、「三陸ビールを楽しむ会」も開催され、大入り満員だった。この地域の代表的な酒蔵である酔仙酒造と同じように、三陸ビールもきっと、大船渡と陸前高田にまたがって活動していくのだろうと感じた。

 現在の主力は、地元でお茶にする「ヤブツバキ」の葉を加えたベルジャンホワイトスタイルの「週末のうみねこ」と、三陸産の牡蠣の身と殻を使ったオイスタースタウト「ばばばスタウト」である。今後も三陸や首都圏で出店して、いろいろなスタイルのビールを醸造していくそうである。


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東北で地ビールが飲める店その82〜福島県喜多方市

170915-171330 喜多方市は福島県の西部、会津地域にある人口約47,000人の市である。その名の通り(以前は「北方」と表記した)会津の中心地である会津若松市の北方にあり、「蔵とラーメンの町」として有名である。特に「喜多方ラーメン」は、日本三大ラーメンの一つに数えられることもあり、全国的にファンが多い。週末などは人気店に長蛇の列ができる。

 喜多方を含む会津地域は日本酒が有名で、11年前に「会津麦酒」がなくなって以来、昨年南会津に「南会津マウンテンブルーイング」ができるまでの10年間、福島県の約4割を占めるこの広大な地域に、地ビールは「猪苗代ビール」が孤軍奮闘状態であった。会津全体がそのような状況であるので、喜多方市内でもその御多分に漏れず、地ビールが飲める店は今まで見つけられていなかった。

 というような話を2年前の9月くらいに、会津若松で行きつけの「時さえ忘れて」でしたところ、マスターから喜多方市役所裏にある「醸造酒バー二代目Kogiku」を教えていただいた。ちょうどその半年くらい前に、店を前の人から受け継いだのだそうで(だから店名が「二代目」)、その名の通り、醸造酒である日本酒、ワイン、そしてビールがいろいろ揃っていた。ビールは福島路ビール、ブルックリンラガー、ヒューガルデン、ベルビュー・クリークが樽生で置いてあった。その後、タップマルシェも入った。醸造酒に合いそうな料理もいろいろと揃っていていい店である。

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東北で地ビールが飲める店その81〜山形県川西町

WP_20190108_18_02_28_Rich_LI 川西町は山形県の内陸南部、置賜地域にある人口約15,000人の町である。置賜地域の中心である米沢市の西隣に位置している。日本最大規模の観光ダリア園である「川西ダリア園」で有名である。

 町の中心部はJR羽前小松駅の西側で、役場も駅から徒歩4分のところにある。その反対の東側、町民総合体育館に向かう途中に「Spice kitchen GARBANZO(スパイスキッチン・ガルバンゾー)」(東置賜郡川西町中小松2236-5、TEL0238-33-9174、11:30〜14:30※土日祝は〜15:00、17:00〜22:00、水曜定休)がある。スパイスカレーが美味しく、かつクラフトビールも揃う、いい店である。

 ビールは、地元の米沢ジャックスブルワリーのビールやタップマルシェなど樽生7種に、国内外の瓶ビールが13種ある。カレーの看板メニューは「濃厚バターチキンカレー」だが、「厳選スパイスのキーマカレー」など、いろいろある他のカレーも美味しい。

 米沢方面から向かう際にはJR米坂線を利用することになるが(路線バスは時間が掛かる上に平日3便のみの運行である)、夜に行ってビールを飲もうとすると、米沢に戻る最終列車が最寄りの羽前小松駅19:37発(米沢駅20:02着)なので、行きは米沢駅17:03発の列車に乗りたい(羽前小松駅17:25着)。羽前小松駅から店までは徒歩10分弱である。


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2019年02月21日

東北で地ビールが飲める店その80〜福島県西郷村

 西郷村(「さいごう」ではなく「にしごう」と読む)は、福島県の中通り南部、手打ち麺がメインの「白河ラーメン」で有名な白河市の隣にある、人口約20,000人の村である。この20,000人という人口、村としては多いなと思って調べてみたら、やはり日本の村の中で3番目の多さだそうである。東北新幹線の駅の中で、東北の最南端の駅である新白河駅は、実は白河市ではなく、この西郷村に位置している。新白河駅は、全国の新幹線駅の中で唯一、「村」にある駅なのである。

 この、村内に新幹線駅がある西郷村に、昨年地ビール醸造所ができたと聞いたので行ってみた。他の地域のことは知らないが、少なくとも東北では初めての、村にできた地ビール醸造所である。

WP_20190123_14_29_15_Pro_LI その地ビール醸造所「ハイランドポートブルワリー」は、新白河駅からだと徒歩50分(4km)、東北本線の白坂駅からだと徒歩40分(3km)であるが、平日であれば福島交通の路線バスも利用できる。ハイランドポートブルワリーの最寄り停留所は「千本桜入口」で、同ブルワリーは12:00〜17:00の営業なので、「新白河駅高原口」12:45発の「南部循環大平・役場回り」(所要12分)か15:10発の「南部循環西原・役場回り」(所要25分)が利用できる。帰りは15:35発の「新白河駅高原口」行(所要15分)か17:30発の「白河駅前」行(新白河駅まで17分、白河駅まで27分)がある。

 あとは、飲んだ帰りは押して帰る定めとなるものの、東北本線の白河駅に併設されている観光案内所でレンタサイクルを借りて、7kmの道を行くという方法もある。ただし、3〜10月は18時まで、11〜2月までは17時までに返却しなければいけないので、それに間に合うように注意が必要である。ちなみに、軽快車(いわゆるママチャリ)は無料、クロスバイクは3時間1,000円、1日2,000円である。

 本筋とは関係のない話だが、同案内所では、レンタカーが1時間500円で借りられるので、それと比較してしまうとクロスバイクは何とも割高な料金設定のように感じる。ただ、東北の多くのレンタサイクルが冬期間は休業となってしまう中で、冬期間もレンタルできるようになっているのはありがたい。東北の特に太平洋側は冬であっても路面に全く雪のない日も多いので、こういうところがもっと増えてくれるといいなと、冬でも雪がなければ自転車に乗っている私は思う。

WP_20190123_14_20_29_Pro_LI さて、現地に足を運ぶと、自宅を開放したカフェ「お家パン オブ」があり、離れの倉庫にハイランドポートブルワリーの醸造設備がある。ハイランドポートブルワリーのビールは常時7,8種類あるが、「お家パン オブ」ではそのうち樽生が1種類つながっており、残りは瓶で飲める。大谷さんご夫妻が切り盛りしているカフェで、旦那さんがビールを造り、水曜日であれば奥さんの焼いた天然酵母の手づくりパンや焼き菓子が食べられる。ビールとパンは麦と酵母つながりである。

WP_20190123_16_47_13_Pro_LI 「ハイランドポートブルワリー」の名前の由来をお聞きしてみたところ、醸造所が新白河駅の2つある出口のうち「高原口」側にあることから、それを英訳した名前をつけたとのことである。ビールはペールエール、IPA、スタウト、ラガー、ヴァイツェンなど多彩でどれも美味しいが、ユニークなのは、ホップの使用量と地域の標高が連動したネーミングになっていることで、あまりホップを多く使わないヴァイツェンは「白河ヴァイツェン」(標高356m)、ホップを大量に使うIPAは「三本槍岳IPA」(標高1916.9m)などとなっている。西郷村特産の赤いルバーブを使った赤いビールもある。気候がよくなったらイベントなども企画したいとのことで、楽しみである。なお、村内の「まるごと西郷館」でも、ここのビールと手づくりパンを購入することができる。

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2018年03月31日

東北で地ビールが飲める店その79〜秋田県羽後町

WP_20180322_13_05_08_Rich 羽後町は秋田県の内陸南部にある、人口約14,000人の町である。お盆に毎年開催される「西馬音内(にしもない)の盆踊り」で全国に知られる。西馬音内と言えば、そばが美味しい。江戸時代の文政元年(1818年)に創業したという「弥助そばや」を始め、町内には少なくとも7軒のそば屋がある。新潟のへぎそばと同様の、つなぎにふのりを使った、つるつるとのど越しのいいそばが食べられる。西馬音内ではこのそばを「冷がけ」という冷たいかけそばで食べるのが一般的である。ちなみに私のお気に入りは、だいぶ以前にも書いたが、「松屋」である。

WP_20180322_13_59_40_Rich さて、この羽後町に昨年7月に新しい地ビール「羽後麦酒(うごばくしゅ」(雄勝郡羽後町西馬音内字本町109、TEL0183-56-7890)ができた。今月お邪魔させていただいたが、味噌蔵だったところを改装して醸造所としている。代表の鈴木隆弘さんによれば、元々あった地酒の蔵元があったそうだが、四半世紀前に廃業してしまったのだそう。地元のお酒で地域を元気づけたいと、10年以上前から地ビール造りを考えていたそうだが、このほどその思いがようやく形になったわけである。

 地元密着ということで、ゴールデンエール、IPA、ペールエール、ベルジャンホワイトといった地ビールで定番とも言えるビール以外に、地元の豊富な食材を取り入れたビールも積極的に醸造している。これまでに、食用菊、イチゴ、ブルーベリー、ゆずを使ったビールを造っている。醸造設備が小さいことを活かして、多品種少量生産の形で様々なスタイルのビール造りにチャレンジしている。




WP_20180322_14_08_43_Rich 東北では、イチゴを使ったビールは夢花まき麦酒やみちのく福島路ビール、松島ビールが醸造していて、ブルーベリーを使ったビールは青森市にあり、ゆずを使ったビールは宮城県石巻市の「石巻日和」があるが、食用菊を使ったビールは東北はもとより全国にも類例がないのではないかと思う。羽後町と言えば、先に書いたようにそばの美味しい地域。ひょっとすると今後、そばを使ったビールも出たりするかもしれない。

WP_20180329_00_00_08_Pro このビール、残念ながら醸造所では飲めないが、醸造所に隣接している「ワインバー蔵しこ」(雄勝郡羽後町西馬音内本町109、TEL0183-55-8384)の他、町内では「居酒屋炭炭(たんたん)」(雄勝郡羽後町西馬音内中野11-12、TEL080-3327-5459)「居酒屋あうん」(雄勝郡羽後町西馬音内上川原2-6、TEL0183-62-0738)で飲むことができる。これらの店では全て瓶での提供だが、横手市十文字町の「Re:MIX」、秋田市の「サミット」、湯沢市の「湯沢グランドホテル」では樽生が飲める。

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2018年01月29日

東北で地ビールが飲める店その78〜岩手県平泉町

 平泉町は岩手県の内陸南部にある人口約7,800人の町である。言わずと知れた、東北唯一の世界文化遺産「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群−」を抱える町であるが、これらを築いた奥州藤原氏の全盛期には、平安京に次ぐ人口およそ10万人を数える都市だったそうである。

DSCN1144 この平泉町で地ビールが飲めるところと言えば、何と言っても、昨年8月に中尊寺の第一駐車場の敷地内にできた「The BREWERS HIRAIZUMI(ザ・ブリュワーズ平泉)」(西磐井郡平泉町平泉字衣関34-13、TEL0191-34-4044、10:00〜17:00、火曜定休)である。ここは一関の「いわて蔵ビール」の世嬉の一酒造と、気仙沼のアンカーコーヒーのコラボレーションでできたカフェで、常時いわて蔵ビールが樽生で6種類飲める。フードもいろいろとあって、「いわいどりの五穀米キーマカレー」や「豚角ビール煮の五穀米ごはん」は特におススメである。なお、フードメニューには単品だと500円の12ozビールを300円でつけられてお得である。

DSCN1134 同じく中尊寺近くにある「地水庵」(西磐井郡平泉町平泉字衣関1-3、TEL0191-46-5484、11:30〜16:00、火水定休)は、平泉町内で私のお気に入りの美味しい手打ちそばの店であるが、ここには盛岡のベアレンビールのクラシックが瓶で置いてある。





DSC_0035 また、平泉駅のすぐ左手にある「Kobiru Cafe(コビル・カフェ)平泉」(西磐井郡平泉町平泉字泉屋35-3、TEL0191-48-3905、10:00〜17:30、無休)には、瓶のいわて蔵ビールが数種類置いてある。列車待ちの時間などに気軽に立ち寄れるのがいい。





 これら3店、いずれも昼間だけの営業で、夜飲めるところがなかったのだが、「The BREWERS HIRAIZUMI(ザ・ブリュワーズ平泉)」では、この1月から「夜カフェ」を始めた。3日前までの予約が必要ではあるが、一人から予約可能で、「カフェの夜ごはんコース」(2,000円)などがある。+1,500円でいわて蔵ビールなどが飲み放題となるなど、魅力的な内容である。


WP_20180520_14_38_21_Rich(2018.5.21追記):毛越寺近くにある「麺房 高松庵」(西磐井郡平泉町平泉字志羅山77-5、TEL0191-46-5855、11:00〜16:00LO、火曜定休)は、地元産のそば粉を使った二八そば、それに薬味として遠野の暮坪地区で取れる希少な「暮坪かぶ」のおろしがついた「暮坪そば」が食べられるそば店である。岩手県南地域では珍しくじゃじゃ麺も食べられる。前沢牛でつくった肉みそが載った「平泉じゃじゃ麺」で、うどん以外にそばも選べるのが珍しい。ここでは銀河高原ビールのヴァイツェンが瓶で飲める。


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2018年01月14日

祝!「定禅寺通地ビール館」オープン!宮城におかえりなさい!〜東北で地ビールが飲める店その77

WP_20171228_21_53_59_Rich_LI  岩手県花巻市にある「夢花まき麦酒醸造所」が造るフルーツビールなどが樽生で飲める直営店「定禅寺通地ビール館」( 仙台市青葉区立町23ー16、TEL022-393-6221、22時LO、日曜定休)が昨年12月にオープンした。メディアテークの西公園よりの斜め向かいにある、「アルファホテルin定禅寺(旧ホテルプレステージ2)」の1階である。

  東日本大震災の大津波で建物、醸造設備、出来上がったビールなど全てが流されてしまった宮城県亘理町の地ビール醸造所「鳥の海ブルワリー」が、震災から1年9ヶ月後の2012年12月に岩手県花巻市に場所を移して「夢花まき麦酒醸造所」として復活したことは以前このブログでも紹介した

  かつて飲めたフルーツをふんだんに使ったビールも、ペットボトル入りのビールも復活してそれはとても嬉しかった。仙台で9月に開催される「仙台オクトーバーフェスト」には毎年東北の地ビール醸造所も何か所か出店するが、2013年からは「夢花まき麦酒醸造所」も出店してくれるようになった。まさに「里帰り」である。

  それはそれで嬉しかったのだが、なにぶんにも普段は花巻である。仙台では日常的にはなかなか飲める機会がなく、ほんのちょっと残念に思っていた。かつて、仙台駅近くの名掛丁アーケード街には、「鳥の海ブルワリー」直営の居酒屋があって、フルーツビールを樽生で飲むことができたので、よく通ったものである。仙台駅周辺と言えば、ここか夕焼け麦酒園が私の行きつけの店だった。あの時みたいに飲める店、それが無理ならせめて「ペットボトルビール」を置いてくれる店があればなぁと思っていた。

WP_20171228_21_59_07_Rich_LI  そうしたところになんと、「鳥の海ブルワリー」が「夢花まき麦酒醸造所」として復活してからちょうど5年経って、ついに、ついに「宮城帰還」である。これは嬉しい。心から「おかえりなさい」と言いたい。定禅寺通りに新しくビールメインの店ができるらしいという話は、アンバーロンドの田村さんに教えてもらっていて知っていたのだが、まさかそれが「夢花まき麦酒醸造所」の店だとは思いもよらなかっただけに、嬉しさもひとしおである。昨年中はプレオープンで、1月4日に正式オープンしたが、「いちご&紅花」、「りんご&はちみつ」、「ぶどう」のフルーツビールなど6種類のビールが樽生で飲める。

WP_20171228_22_18_19_Rich_LI  「夢花まき麦酒醸造所」にもあった飲み放題もあって、現在オープン記念でなんと60分950円である(1月19日からは1,400円)。他に料理と飲み放題がセットになった宴会プランもある。料理も充実していて、しかも美味しい。写真のジャンボソーセージは無添加ソーセージで知られる勝山館ソーセージである。ランチではスープカレーも食べられる。まだ食べてはいないが、こちらもぜひ食べてみたい。

  1月14日現在、ウェブ上で「定禅寺通地ビール館」の情報を検索してみても、求人情報がヒットするくらいで、お店の情報はまだないようである。美味しいビールが美味しい料理と一緒にリーズナブルに楽しめる店なので、ぜひたくさんの人に足を運んでもらえたらと思う。特に、フルーツビールは「ビールは苦手」という人にもぜひ味わってみていただきたい。あ、ただし、このフルーツビール、飲みやすい割にアルコール度数が他のビールよりも高めなので、そこだけ要注意である。


追記(2018.2.5):その後、ホットペッパー内にお店のページができて、コース、料理、ドリンクなどが確認できるようになった。
 また、お店のツイッターも始まっている。「是非皆様1度でいいのでいらして下さい!」と控えめなPRなのが何となく好ましい。

追記(2018.11.19):しばらくの間「店内改装中につき休業中」との張り紙があり気になっていたのだが、「定禅寺通地ビール館」は閉店してしまったようである。
現在は別のフレンチビストロの店に代わってしまった。
残念なことである。


追記(2019.2.15):「定禅寺通地ビール館」は閉店したが、新聞報道によると今年8月に名取市閖上東地区に新工場「ゆりあげ麦酒醸造所」(仮)がオープンする予定とのことである。岩手県花巻市内の「夢花まき麦酒醸造所」では震災前の3分の1程度の量しか醸造できていなかったそうだが、この新工場では震災前と同等の60kLの醸造が可能となるそうである。これまで同様のイチゴ、リンゴ、ブドウを使ったフルーツビールに加えて、名取産のメロンを使ったビールも造る予定とのことである。

また、塩竈市北浜の「第一漁協会館」2階に60席のビアホールを開設するとのことである。ビアホールは3月下旬から4月上旬のオープンとのことで、工場直送のビールが飲めるそうである。

塩竈市内には今年1月にブルーパブ「アルゴンブリューイング」もオープンしており、2月には阿部善商店が「松島ビール」に委託して造った「塩竈ビール」も販売が開始している。塩竈のビールシーン、今年は殊の外盛り上がりそうである。


追記(2019.2.16):朗報である。「定禅寺通地ビール館」が閉店した後にできたのが「フレンチビストロ  ラ・テール(French Bistro La terre)」(TEL022-395-8355、11:00〜14:30、17:00〜21:30LO、不定休)であるが、同店では「夢花まき麦酒醸造所」の「いちご&紅花」、「ぶどう」、「ラガー」の3種が飲めるそうである。


P1000503追記(2019.9.1):上記で紹介したビアホールが、「ホテル塩釜&松島MG」(塩竈市北浜1-1-12、TEL022-353-5315)に併設された「ビアホール塩釜館」として7月にオープンした。9月20日(金)までは100分飲み放題が何と1,000円である。

ゆりあげ麦酒醸造所は今年12月くらいのオープンとのことである。


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2017年08月05日

東北で地ビールが飲める店その76〜山形県村山市

 村山市は山形県の内陸中央部、村山地域にある人口約25,000人の市である。東沢バラ公園のバラ、最上川の三難所舟下りあらきそばに代表される田舎そばなどで有名である。

170804-182722 この村山市内で地ビールなどが飲める店だが、村山市の中心街のある楯岡地区には見当たらなかった。ただ、郊外に1軒あった。それが「ひつじや」(村山市富並4220-15、TEL0237-57-2862、平日11:30〜14:30、17:00〜21:00、休日11:30〜21:00、火曜定休)である。

 ひつじやでは自家飼育の羊と畑で取れた季節の野菜のジンギスカンが食べられるが、クラフトビールも置いてあるので、それを飲みながらジンギスカンの味わうことができるのである。私が訪れた際にはスコットランドのブリュードッグのビールが2種類置いてあったが、日本の地ビールが置いてあることもあるようである。

 なお、ひつじやでは、一週間に一頭分の羊肉を提供しているとのことで、ジンギスカンを注文するとその全ての部位が味わえるが、一週間に一頭分限定ということで、食材の在庫状況によっては臨時休業となる場合があるので、事前に電話での確認・予約が必須である。

 ところで、ビールを飲まないなら問題ないのだが、このひつじや、車以外でのアクセスがあまりよくない。最寄り駅はJR奥羽本線の袖崎駅であるが、そこからは約5km、歩くと1時間は掛かる。平日なら村山市市営バスを利用する手もある。JR村山駅から「山の内〜(長島)〜北村山公立病院線」に乗ると、ひつじやのある富並地区まで行ける(最寄りの停留所は「森」)。ただ、本数があまりない(富並に向かう便が3便、富並から帰ってくる便が4便)。昼に行くことを考えると、村山駅前発13:05森着13:48の「2便」があるが、村山駅に戻ってくる最終便である「4便」が森発14:23なので、ジンギスカンを食べていられる時間は実質30分くらいしかないことになる。夜に行くことを考えると村山駅前発17:25の「3便」があるが(森着17:49)、帰りの便はないので袖崎駅まで歩くか、タクシーを呼ぶ必要がある。JR村山駅でレンタサイクルを借りるという手もある。ただ、JR村山駅からひつじやまでは約9kmあり、レンタサイクルで40分は見ておいた方がよい。また、ひつじやでビールを飲んでしまうと帰りは押して帰ってこざるを得ないので、さらに時間が掛かる。

 ただ、そうした点を勘案しても、一度訪れてみる価値のあるお店であることは間違いない。クラフトビール以外にもワインや日本酒も充実しているので、ビール好き以外にもおススメである。



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2017年06月07日

ついにできた!仙台初の地ビール!〜東北で地ビールが飲める店その75

DSCN0649 ことあるごとにぼやいていたのだが、日本の百万都市の中で地ビールがないのは仙台だけである。
 宮城県内には4つの地ビールがあるが、いずれも仙台市ではない。
 誰か造ってくれないかなぁと常々思っていたのだが、今年の初めくらいから、どうやら仙台にブルーパブ(ブルワリーとパブが一体となった店舗兼醸造所)ができるらしい、という話をあちこちで聞いた。
ただ、その詳細がさっぱり分からず、いつ、どこで、誰が始めるのか分からないままでいた。

 そうしたところ、塩竈市内で私の行きつけのお店の一つである「Bar Argon」のマスターの武藤さんから、仙台でブルーパブを立ち上げるという人と会った、という話を聞いた。
 武藤さんもゆくゆくは塩竈で地ビールを醸造しようと準備している人なのだが、そのために税務署主催の講習会に参加した折に、その人と会って連絡先を交換してきた、とのことだった。
 そこで武藤さんが聞いたというその人の電話番号を教えてもらい、電話してみた。

 電話の相手は今野高広さんという方で、ちょうど去年の6月から準備を進めていたそうである。
 これまではいつ醸造免許が得られるか分からなかったので積極的には情報を発信していなかったそうだが、その醸造免許が順調にいけばこの8月にも得られる見通しとなったので、ちょうど情報を発信し始めようとしていたところだったとのことであった。
 今野さんはベルギービールがお好きで、それで当初はベルギービールのお店を始めようと考えていたが、仙台市内には既にダボスを始め、ベルギービールのお店が複数あったことから、差別化を考えてブルーパブを始めることにしたそうである。

 ぜひ中を見せていただきたいとお願いしたところ、準備中のそのブルーパブを見せてくださるということで早速足を運んでみた。
 場所は若林区穀町(こくちょう)の穀町郵便局の斜め向かい辺りで、既にお店の内装はほぼ出来上がっていた。
 自宅を改装して造ったカウンター席が6席のお店で、やはり自宅内にある醸造所でできた出来立てのビールが飲める。

 住所としては若林区石名坂だが、ビールの名称は「穀町ビール」、そしてブルーパブの名称は「ビア兄(にいに)」となるそうである。
 元々ベルギービールがお好きということで、ハイアルコールのビールなども醸造する予定とのことであった。

 素晴らしいと思ったのは、この「穀町ビール」、県外には卸さないつもりだということである。
 その心は、このビールが飲みたいということであればぜひ仙台に足を運んでほしい、という願いからで、そうでなくてどこでも手に入るようだと地域活性化にはつながらないという問題意識が今野さんにはおありだった。
 逆に仙台市内では飲めるお店をここ以外にもつくりたいそうで、早くも既に10くらいの飲食店が「穀町ビール」を置いてくれることになっているそうである。
 また、宮城県内の地ビールは店に置きたいと考えているとのことであった。

 醸造免許は8月にも得られる見通しとのことで、そこから醸造を始めて、順調にいけば8月末から9月には開店できるようである。
 この穀町、私の職場から徒歩で5分くらいのところである。
 そのような場所にブルーパブができてしまったら毎日のように通ってしまうのではないかと今から心配であるが、とにかく開店が待ち遠しいところである。


追記(2017.9.29):ブルーパブ「ビアニーニ」(最終的にこの表記になったらしい)の開店日が決まった。1か月後、10月29日(日)の昼12時とのことである。楽しみである。

追記(2017.9.29):10月29日(日)は1日限定のプレオープンとのことであった。11月以降については、仕込みの日程が決まり次第改めてアナウンスがあるそうである。

追記(2017.10.29):
DSCN0917 「穀町ビール」の醸造所兼店舗である「ビア兄(にいに)」のプレオープン、12時からとのことで、12時に行ってみたら既に行列ができていた。
 この日はプラカップで1杯500円で提供されていたが、その場で飲む人の他に、瓶での購入を求める人も多くいて、用意した瓶はあっという間に品切れとなっていた。


DSCN0918 この日飲めた「穀町エール」は濃褐色のアルコール度数10%のビールであるが、濃厚ながらとても飲みやすい味に仕上がっていた。
ベルギーのトラピストビールと同系統の味、と言うとベルギービールが好きな人には分かってもらえるかもしれない。
ハイアルコールのビールを作りたいというお話は以前伺っていたが、よもやそれを最初に造ってしまうとはすごいの一言である。
これからどんなビールが出てくるか楽しみである。

DSCN0922 お店の方は今野さんご夫妻が切り盛りされていたが、ご近所の方、今野さんご夫妻のお知り合い、そして私のようなビール好きが、初対面ながらお互いに和気あいあいと話しながら仙台初の地ビールとなるこの「穀町エール」を飲んでいた。
人と人の距離を近づけるビール、そしてお店であった。

 なお、正式オープンは11月20日(月)となるそうで、それ以降は、月・木・金の19時から22時までの営業となるとのことである。
また、荒町の及川酒造店で瓶が購入できる他、一番町の「旨い屋 楓」、国分町の「仙一ホルモン」、「アナログガーデン」でも「穀町ビール」が飲めるそうである。


追記(2017.11.10):瓶の「穀町エール」がこれである。
171110-183330アルコール度数10%を表す「」があしらわれている。
今のところまだ一般には販売されていないが、及川酒造店では11月20日(月)から販売開始とのことであった。

 なお、明日11月11日(土)も19時から22時まで、「ビア兄」が臨時オープンするそうである。
プレオープンには行けなかったが20日(月)の正式オープンの前に飲みたい、という人にはうってつけである。


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2017年02月04日

東北で地ビールが飲める店その74〜宮城県多賀城市

 多賀城市は宮城県の中部沿岸、仙台市の北東に隣接する人口約62,000人の市である。奈良時代に陸奥国府多賀城が置かれたことで知られ、今もその遺構がある場所は仙台市内の小学校の遠足先となっている。

 この多賀城市、幹線道路の国道45号線沿いにはいろいろな店があるが、飲食店が軒を連ねている場所はほとんどない。地ビールが飲める店についても何度か探してみたことがあったが、これまで見つけられていなかった。

170120-184720 昨年3月多賀城市立図書館が移転、新築オープンした。運営するのはTSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社で、いわゆる「TSUTAYA図書館」である。東北初、全国でも3例目である。この多賀城市立図書館には1階にスターバックスコーヒー、そして3階に「PUBLIC HOUSE」というレストランが入った。この「PUBLIC HOUSE」、海の幸、山の幸を使ったイタリアンがベースのメニューがいろいろあるが、ドリンクの中には何と盛岡のベアレンビールの定番3種、クラシック、アルト、シュバルツが瓶で置いてあった。ベアレン自体、仙台周辺で飲めるところはそれほど多くないので貴重である。他に、ブルックリンIPAもあった。

170201-172805 もう一軒見つけた。JR下馬駅のそばの踏み切りのそばにある、その名も「フミキリCAFE」である。偶然入ったのだが、5種類のコーヒー、6種類の紅茶、6種類の緑茶、5種類のスムージー、オリジナルのハーブティーなど、飲み物が豊富である。私が訪れた時には既に品切れだったが、手作りパンも人気が高いようである。カウンターにヤッホーブルーイングの地ビールが7,8種類ほど置いてあったので、尋ねてみると、メニューには載っていないものの、1缶500円で提供しているそうである。ヤッホーブルーイングの定番ビールだけではなく、限定ビールもあった。唯一の難点は、営業時間が18時までであることである。ビールを楽しむためには早めに来店する必要がある。


追記(2019.2.15):塩竈で「Sports&Smile TOO」をやっていた松野さんが、2月1日、JR多賀城駅近くWP_20190404_19_14_39_Rich_LI[1]に「DINING BAR TOO」(多賀城市中央1-5-2、TEL080-3326-3004、11:00〜14:00※平日のみ、17:00〜24:00、無休)をオープンさせた。塩竈の「Curry & Happy TOO」のカレーも食べられ、かつビールも7種類置いてある素晴らしいお店である。同じ2月1日に販売が開始された地ビール「塩竈ビール」も飲める。


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2016年12月11日

東北で地ビールが飲める店その73〜宮城県登米市

 登米市は宮城県の北部、岩手県と県境を接する地域にある人口約81,000人の市である。いわゆる平成の大合併で、登米郡8町と隣接する本吉郡津山町の計9町が合併して誕生した。宮城県内では大崎市と並んで米の名産地として知られる他、市内にあるラムサール条約登録の伊豆沼、内沼に飛来する白鳥やガンによっても知られる。

161206-210103 この登米市で美味しいビールを飲める店を探してみた。登米市の中心部は、登米市役所のある旧迫町の佐沼地域である。登米市役所の近くには、通称「居酒屋通り」という、居酒屋やスナックなどが集中しているエリアがあるのであるが、残念ながらそこにはビールの美味しそうな店は見当たらなかった。しかし、そこからちょっと歩いたやはり飲食店が複数入居しているビルに「BEER BAR」を標榜する店があるのを見つけた。それが、「BEER BAR FILLMORE(フィルモア)」(登米市迫町佐沼字中江4-2-7リーファンビル2F、TEL0220-23-7192、18:00〜0:00、水曜定休)である。





161206-214427 ここは今年で3年目を迎えるという、猪又さんといううら若き女性がお一人で切り盛りしている店であった。世界各国のビールと日本の地ビールが瓶で20種類くらい置いてあり、ビールに合うつまみもいろいろあった。通常メニューのビール以外に、その月のおススメビールもあり、また通常メニューも猪又さんの気分次第(?)で入れ替えがあるので、いろいろなビールが楽しめる。

 少なくとも佐沼の中心部を隈なく歩いた限りではここ以外にこうした店は見当たらなかったので、いわば登米市中心部で唯一、ビール好きが満足できるいろいろなビールが飲める店であると言える。実際、この地域のビール好きの人は、ここに集まるそうである。

 あ、ちなみに、ビールだけの店ではなく、ワインやウィスキー、焼酎なども置いてあったので、ビール好きでない人がビール好きの人に連れられてやってきても大丈夫である。


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2016年11月18日

東北で地ビールが飲める店その72〜福島県相馬市

 相馬市は福島県の浜通り北部にある人口約36,000人の市である。南隣の南相馬市と共に、およそ1,200年も前から続くという相馬野馬追で有名である。藩政時代は中村藩六万石の城下町として栄えた。

161117-174456 以前紹介した南相馬市ではビールの美味しい店を見つけられたのだが、ここ相馬市ではこれまで、ビールの美味しい店を見つけることができないでいた。今回、JR相馬駅のすぐ近くに新しい店があるのを見つけ、そばに行ってみたところ、窓際にヒューガルデンの瓶が並んでいた。これはと思い、早速入ってみたところ、ヒューガルデン2種を含め、8種類の海外のビールが置いてあった。それが「Filly's Cafe & Diner」(相馬市中村錦町1-6、TEL050-3754-8402、11:00〜22:00、金土祝前日〜23:00、月曜定休)である。



161117-181316 8種類のうち樽生はカールスバーグのみで、あとは瓶だが、これまでこのように海外のビールがいろいろ楽しめる店は相馬市内には少なくとも私の知る限り存在しなかったので嬉しい限りである。「ビールにまでこだわる店は料理も美味しい」というのが私の経験則なのだが、ここもその私の経験則に違わず、料理も美味しかった。看板メニューの手羽先の唐揚げを始め、いろいろなフードが揃っているので、ビールを飲みながらこれらのマスターお手製の料理も楽しめる。ランチタイムには濃厚バターチキンカレーや各種パスタもあるとのことで、これも一度食べてみたいメニューである。

 聞けば今年9月にできたばかりというこの店、店主の西島さんもヒューガルデンが好きで置いているとのことであった。相馬市内で初めてのビールが楽しめる店、ぜひたくさんの人に足を運んでほしいものである。


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2016年06月29日

田沢湖ビールの直営店が仙台にオープン!〜仙台散歩その54

追記(2018.7.8):大変残念なニュースが入ってきた。下記で紹介している「田沢湖ビール -SENDAI-」、リニューアルに向けて休業中とのことだったのだが、「諸般の事情により営業終了の運び」となったそうである。
 田沢湖ビールが常に全種、樽生で飲める、仙台では貴重なお店だっただけに残念である。



160629-150522 秋田県第一号の地ビールである田沢湖ビールが、仙台市内に直営店「田沢湖ビール−SENDAI−」(仙台市青葉区一番町三丁目6-12菊地ビル2F、TEL022-796-2988)を7月1日(金)にオープンさせる。場所は、中央通りの「マーブルロードおおまち」の一角、千足屋仙台店とAOKI仙台一番町店の間にある菊地ビルの2階である。




160629-151912 最近、仙台市内でも地ビールが飲める店が増えてきているが、こと地ビール醸造所直営の店に限って言えば、以前あった銀河高原ビールの直営店「サトゥラギ」以来、久々のオープンとなる。「田沢湖ビール−SENDAI−」では、レギュラービール6種類に季節限定のビール2種類の合わせて8種類の田沢湖ビールが常時樽生で飲める。これまで一つの醸造所のいろいろなビールが樽生で飲める店は、仙台駅前にあって銀河高原ビールが樽生で3種類飲める「夕焼け麦酒園」を除くとほとんどなかったので、その意味でもとても嬉しい。まして、醸造所直営ということで、ビールのコンディションについても心配することなく、いつでもベストな状態で飲めるというのもありがたいことである。

160629-152109 フードの方は秋田名物いぶりがっこにクリームチーズを載せたものや、秋田の安藤醸造の味噌を使ったピザ、秋田のポルミートのソーセージといった、秋田の食材を使った料理を始め、ビールに合いそうな洋風料理がいろいろある。また、男鹿産の魚介類も毎日直送されるそうで、その新鮮な魚介類を使ったその日のおススメメニューも登場するそうである。




160629-154246 ビールはレギュラーグラス(300ml)が480円、ラージグラス(510ml)が780円と、一般に流通している田沢湖ビールの330ml瓶が500円弱であるのを考えると実に格安で、この辺りも醸造所直営ならではのありがたい価格設定である。そしてまた、これら2種類のサイズのグラスに加えて、ここには「田沢湖グラス」と名付けられた1,000mlサイズが1,500円で飲める。このグラスはとてもインパクトがある。ベルギービールの「パウエルクヮック」のグラスを大きくしたような形だが、日本一深い湖である田沢湖の深さ432mにちなんだ、高さ432mmのグラスである。お気に入りのビールをとことん味わいたい時にはピッタリである。

160629-154213 店内は合計25席で、今のところパーティープランなどはないが、相談があれば、貸切対応や飲み放題などについても検討するとのことである。営業時間は11:00〜14:30(14:00LO)と17:00〜23:00(フード22:00LO、ドリンク22:30LO)で、定休日は日曜日である(祝日を含む連休の場合は連休最終日が定休日)が、7月3日(日)は通常営業するとのことである。




 ビールに加えて、店内には田沢湖ビールの母体であるあきた芸術村や秋田の観光情報のパンフレットなども置いてあり、秋田に関する情報の発信基地にもなりそうである。今まで仙台市内で田沢湖ビールが常時飲める店はなかったが、醸造所自らが直営店をオープンさせてくれたお蔭で、麦芽100%のドイツ式製法に特化した自慢のビールがいつでも飲めるようになるのは、ビール好きにとっては大変ありがたいことである。ぜひ足を運んでみていただきたい。


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2016年01月29日

東北で地ビールが飲める店その71〜福島県南会津町

 南会津町は、福島県の南西部に位置する人口約17,000人の町である。2006年に南会津郡の1町3村が合併してできた。その名の通り、福島県の西部会津地域の中でも南部にあり、宇都宮から日光経由で北上する場合の東北の玄関口でもある。

151222-153632 南会津町の南西部には会津高原があり、冬はスキー客、夏は尾瀬ハイキング客で賑わっている。会津アストリアホテルなど3つのリゾートホテルの他に、「チロリアンビレッジ」と称する24のペンションからなるペンション村がある。その中の「ガストホフ逢う日会うでい」には、猪苗代地ビールなど地ビールやオーストリアのツィラタール、エーデルワイス、ゲッサー、ドイツのシェッファーホッファー、ヘーベルスなどその時々でいろいろな海外のビールが瓶で置いてあり、夕食時に飲むことができる。樽生はエーデルピルスやエビスなどサッポロビール系である。なお、ビールイベント紹介のページでも取り上げているが、会津高原では毎年6月に「会津高原ディアンドル祭り」が行われ、チロリアングリルと樽生ドイツビールが味わえる。

9cb6a097 また、「会津西街道 道の駅たじま」には、南会津町特産のアスパラガスを使った珍しい地ビール(発泡酒)「ハッピーあすぱら」があった。醸造しているのは以前紹介した宇都宮市にある栃木マイクロブルワリーである。以前紹介したことがあるが、ここ栃木マイクロブルワリーでは、果実や野菜など様々な材料を用いて地ビール(発泡酒)を醸造している。アスパラガスの発泡酒もここならばさもありなんという感じである。飲んでみると、確かにアスパラガスの香りが口の中に広がる。唯一無二の何ともユニークな地ビールである。


26952081_1780083238962922_541609951472648971_o追記(2018.9.3):南会津町の中心部、会津田島駅の近くに新しく地ビール醸造所ができた。町内で製材業を営んでいる関根健裕さんが造った「南会津マウンテンブルーイング」(南会津郡田島字後町甲3984-3、TEL090-2277-9069)である。ペールエールやIPAだけでなく、南会津産のリンゴを使った「アニービール」や、薄く削った杉で香り付けした「大宴会エール」などのオリジナルビールがある。

醸造所に併設されている「Taproom Beer Fridge(ビア フリッジ)」(18:00〜21:30、火日定休)では、同醸造所が醸造したビールや国内外の地ビールが飲める。フードはサラミやハムの盛り合わせのみで、その他持ち込み料100円で自由に持ち込める。

会津若松方面から訪れる場合は会津鉄道を利用することになる。会津若松から会津田島までは通常片道1,680円掛かるが、エリア内の鉄道やバスが2日間乗り放題となる「会津ぐるっとカード」を購入すれば、2,670円で済む。
なお、イベントへの出店などで臨時に休みになることもあるので、事前に問い合わせてみるのがよい。


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2015年10月23日

東北で地ビールが飲める店その70〜宮城県富谷市

 富谷市は、仙台の北に位置する人口約51,000人の市である。仙台市のベッドタウンとしての機能があり、現在全国の町村の中で最も人口の多い町であったが、2016年10月に富谷市となった。

151013-193324 その富谷市で美味しいビールが飲める店として見つけたのが、成田の住宅街の中にある「Restaurant Fume'de Cosmos (レストランテ・フュメ・ドゥ・コスモ)」(富谷市成田3-8-1、TEL022-351-0595、11:30〜14:30 17:00〜21:00 水曜定休)である。ここは、料理の研究のためにドイツに留学し、ホテル料理長を長年経験したオーナーシェフの漆田健三郎氏が、ホテルの高級コース料理を低価格で味わってもらいたいという想いから始めた店で、特注の薫製ボックスで作る極上のスモークを始めとした洋風の創作料理が美味しい店である。

 その料理に合う酒類としてはワインがとても充実しているが、ビールではドイツのヴェルテンブルガーの白ビール(ヴァイツェン)と、銀河高原ビールのシルバーボトルが置いてあるのが嬉しい。アラカルトのメニューもいろいろあるので、それを食べながら飲むこともできるし、また謝恩メニューとして始めたお得な「選べるフルコース」もあるので、しっかり食事をしながら飲むこともできる。

 ちなみに、仙台市若林区清水小路の旧仙台市立病院の並びに「bahn,Cosmos (バーン・コスモ)」という創作料理の店があるが、こちらは息子さんのやっている店だそうである。こちらでも自慢の創作料理を食べながら、ヴェルテンブルガーや銀河高原ビールを飲むことができる。

 富谷市内では他に、「麺や 遊大」(富谷市富ケ丘2-20-2サイバーパーク富谷102、TEL022-343-6971、11:00〜14:30、17:30〜21:00※売切次第終了、火曜定休)という自家製麺のタンメンが売りのラーメン店があるが、ここにはヒューガルデン・ホワイトが瓶で置いてある。ラーメン店でこの手のビールが飲める店は珍しく、貴重な存在である。


追記(2017.10.10):上記「麺や 遊大」のヒューガルデンはなくなってしまっていた。残念である。また、仙台の「バーン・コスモ」は、「フュメ・ドゥ・コスモ」に統合された。

追記(2019.1.20):富谷町は2016年10月に市制が施行され、富谷市となった。それに伴い、文中の表記を変更している。


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2015年05月15日

東北で地ビールが飲める店その69〜山形県南陽市

 南陽市は山形県の南東部、置賜地方にある人口約32,000人の市である。街中にある温泉街、赤湯温泉が有名であるが、私にとっては南陽市は、その赤湯温泉の中にある「龍上海」の「赤湯からみそラーメン」のあるところである(ブログ過去記事)。ぶどうの生産でも知られる。そうそう、有名な昔話である「鶴の恩返し」はここのお話だそうである。

150410-180745 この南陽市で地ビールなどが飲めるお店はこれまで見つけられていなかったが、先日久々に行って探してみたところ、2軒できていた。1軒は「飲み食い処 ゆるりや」(南陽市赤湯420-24、TEL0238-40-8567、18:00〜24:00、月曜定休)である。青森の八戸で水揚げされた魚介類を使った和食が美味しい店だが、私が気に入ったのは地元の野菜を地元の味噌で食べる「三種の旨味噌とその日の野菜」である。全国の地酒や焼酎が揃っているが、ビールではヒューガルデン・ホワイトとレーベンブロイが瓶で置いてあった。和食を味わいながらヒューガルデンを飲める店というのは意外に仙台にもほとんどないので、その意味で貴重な店である。
 
den もう1軒はその近くにある「豆富創作料理・静岡おでんダイニングバー 伝」(南陽市赤湯416、TEL0238-40-8313、11:30〜15:30、17:30〜222:30LO、月曜定休)である。こちらは豆富や湯葉を用いた創作料理と黒はんぺんで有名な静岡おでんが食べられる店である。こちらも地酒が豊富で、また南陽らしくワインもいろいろある。ビールは瓶でヒューガルデン・ホワイトシメイ・ブルー、青りんごビールのニュートン、ドイツのヴァイエンシュテファンのヘフェ・ヴァイス、ケストリッツァーのシュバルツ、スコットランドのブリュードックのパンクIPA、それに地ビールでサンクトガーレンの「YOKOHAMA XPA」と日本ビールの「日の本 富士山ビール」など、17種類のビールが置いてあった。これは嬉しい。
 
 他に、今年の東北のビールイベントのところでも紹介しているが、「洋食レストラン 西洋葡萄」(南陽市鍋田1833-1、TEL0238-40-3581、11:30〜14:30、17:30〜20:00LO、火曜定休(祝祭日の火曜は営業))では毎年7月下旬から8月末までフランス・ベルギービールフェアが開催され、期間中はシメイ・ブルーやクローネンブルグ1664が飲める。


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2015年03月19日

東北で地ビールが飲める店その68〜宮城県名取市

 名取市は仙台市の南隣に位置する人口約 76,000人の市である。宮城県に住んでいる人以外にはあまりイメージの沸かな いところかもしれないが、仙台空港は仙台市ではなくこの名取市とその南隣の岩沼市にまたがってい る。また、仙台で最近よく食べられる「せり鍋」に使われ る「仙台せり」も大半は名取産である。サッポロビールの仙台工場もJR名取駅そばにあるの で、ビール好きには知られているかもしれない。
 
 この名取市、仙台に隣接していることもあって私も時折訪れるが、今まで地ビールの類が飲める店は見つけられていなかった。そのさらに南隣の岩沼市では以前紹介したようにあるのだが。

 同じ状況は仙台市の東隣にもあって、仙台に隣接している多賀城市ではいろいろなビールが置いてある店はいまだ見つけられていないが、そのさらに東隣の塩竈市ではこれまた以前紹介したようにあるのである。名取市にしろ、多賀城市にしろ、あまり仙台に近いと、もっぱら仙台で飲んでしまう人が 多く、それで あまりマニアック(?)な店がないのだろうか、と思っていた。

150219-213519 そうしたところ、ついに今回名取市内で1軒、そのようなビールが置いてある店を見つけた。それが「DINING and BAR BLUNO(ダイニングアンドバー・ブルー ノ)」(名取市増田 3-2-7-2F、TEL022-281-8891、18:00〜2:00、火曜定休)である。 JR名取駅への 入り口のある国道4号線からやや南、通称「三角公園」の向かいにある建物の2 階にある、ちょっと隠れ家的な雰囲気のダイニングバーであった。昨年の3月にオープンしたのだそうである。

 ビーフジャーキーやベーコンなどは自家燻製、他に宮城県産野菜が10種類以上使われているバーニャカウダもある。牡蠣を使ったアヒージョ、お通 しで出るマリネなども美味しい。

 肝心のビールは、アメリカ・アンカー社のアンカースティームやリバティーエールが常時置いてあり、また同社のクリスマスエールなど季節限定のビールも入荷していた。今後、大阪の箕面ビールを全種類置くことも検討しているそうである。実現すれば宮城県内では恐らく初めての試みとなると思 う。ぜひ実現させてほしいものである。


WP_20180330_22_25_37_Rich[1]追記(2018.3.30):名取駅に近い旧国道4号線沿いに、「世界のごちそう酒場 らふぃんぐ」という店を見つけた。ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ、アメリカ、オセアニア、ラテンアメリカと、世界各地の料理がいろいろ揃っていて、しかも一つひとつが美味しかったが、それだけでなく各国のビールが計16種類あった。いい店である。オーナーが世界を旅してきて、その中で出会った美味しい料理を提供するという多国籍料理のお店で、壁には世界各地の写真が所狭しと飾ってあった。



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2014年11月26日

東北で地ビールが飲める店その67〜宮城県女川町

 宮城県女川町は宮城県の沿岸にある、人口約7,000人の町である。東日本大震災の発災前は約10,000人の人口があったが、東日本大震災の大津波により874名の死者・行方不明者を出した。町の人口の実に約9%の人が亡くなったか行方不明になったわけで、これは津波による被害を受けた全市町村の中で最も高い割合である。大津波によって町自体も壊滅的なダメージを受けたが、現在、町の中心部、離半島部、JR女川駅周辺部に分けて震災復興まちづくりが進行中である。

141121-180958 この女川町に今年5月、素晴らしいお店が誕生した。その名も「ガル屋Beer」(牡鹿郡女川町浦宿浜字十二神60-3-3、TEL090-9534-9979、17:00〜22:30LO、水曜定休)である。 店長の木村優佑さんは、女川の出身で、震災前は東京でIT関係の企業で働いていたそうだが、震災後、故郷のために何かできないか考え、来た人が楽しく飲めて互いの輪が広がるようなお店をということで、まず勤めていた会社を辞め、都内のブルーパブ(醸造所を備えたビアパブ)で経験を積み、そして女川で初めてのビアバーを作ったのである。

141121-181649 「ガル屋Beer」には、樽生ビールのタップが実に10個備えてあり、各地の地ビールなどが常時樽生で飲める。タップの数は今のところ、仙台を含めても最多であると思う。評判を聞きつけて、宮城県内のみならず他県や首都圏からもはるばる訪ねてくる人がいるそうである。フードメニューにも地元女川の美味しいフードが名を連ねたりしていてこちらも楽しめる。左の写真は、静岡のベアードビールの「ウィートキングウィット」と、ホタテのオリーブオイル漬けである。

 現在は「きぼうのかね商店街」という仮設の商店街の一角にあるが、来年後半にJR女川駅が新しく完成し、JR石巻線も全線復旧するのに合わせて、駅の近くにできる予定の「プロムナード商店街」に移転するそうである。ゆくゆくはここ女川で、特産品を使った地ビールづくりにもチャレンジしたいとのことで、これからがさらに楽しみなお店である。

141121-200549 私が訪れた時には静岡のベアードビールが3種、神奈川のサンクトガーレンが4種あったが、何が飲めるかはその時のお楽しみで、基本的に全国各地のいろいろなビールを仕入れているとのことである。左が店長の木村さんと、自慢の樽生10タップである。

 現在のお店は、JR石巻線の現在の終点浦宿駅(その次の女川駅までは代行バスが出ている)から徒歩圏内なので、仙台からでもJRを使って飲みに行ける。浦宿駅で降りたら、駅の前の国道398号線を女川駅方向すなわち東の方(駅を背にして右)へ歩く。その際、歩道は道路の左側にしかなく、右側は路側帯も狭く歩くのに適さないので、先に駅の前の横断歩道を渡って左側を歩くのがおススメである。1kmほど歩くと、まっすぐ行くと引き続き国道398号線で、右折すると国道398号バイパス(バイパスと言っても国道4号線仙台バイパスのような広い道路ではない)となる分岐点があるので、ここをバイパス方向に右折し、上り坂となっている道を200mほど行くと左手に「きぼうのかね商店街」がある。その一画に目指す「ガル屋Beer」がある。

 JR石巻駅で仙台まで帰れる最終の仙石線(石巻駅21:02発矢本行)に接続する石巻線は、JR浦宿駅20:35発石巻行であるので、その気になれば17時のオープンから3時間飲んでも仙台まで帰ってくることが可能である(笑)。


WP_20180308_18_02_09_Rich追記(2018.3.6):2015年にJR女川駅前にテナント型商業施設「シーパルピア女川」ができた。駅から海に向かって商店が並んでいる。その一角に「ガル屋beer」も移転オープンした。樽生地ビールが10種類飲めるタップは健在である。

また、同じシーパルピア女川の一角にある「Bar OWL(バー・オウル)」には、シメイの赤、白、青など、海外のビールが瓶で8種類置いてある。

JR石巻線もJR仙石線も全線復旧しており、途中で代行バスに乗り換えなくても、女川〜仙台間を行き来できるようになった。女川からの石巻線の最終列車石巻行は20:27発である。…って、復旧前より微妙に早くなってる!(上記浦宿は20:35発だった…)
全線復旧したから女川でより遅くまで飲んでいられる、というわけではなかった(汗)。ちなみに、これに乗れば、石巻発20:58の仙石東北ライン最終の特別快速に間に合うので、21:50仙台着である。


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2014年10月04日

東北で地ビールが飲める店その66〜宮城県加美町

 加美町(かみまち)は宮城県の北西部に位置する人口約24,000人の町である。いわゆる「平成の大合併」の時に中新田町、宮崎町、小野田町の3町が合併して誕生した。この加美町で美味しいビールと言えば、何と言っても「やくらいビール」である。
 
140928-110114 旧小野田町にあり、「加美富士」とも呼ばれる薬莱山(やくらいさん)の麓に、醸造所兼レストランの「レストランぶな林」がある。ちなみに、「ぶな林」は、「ぶなばやし」ではなく「ぶなりん」と読む。たいていの人が「ぶなばやし」と呼ぶので、レストランでは正しい名称を知ってもらおうとPRに一生懸命である(笑)。

 やくらいビールは、ドイツスタイルを範とする麦芽100%のビールで、ピルスナー、デュンケル、ヴァイツェンの3種がある。これに加えて今月新たにアメリカン・ペールエール「復興エール」が加わる。

 この「復興エール」、別のところにも書いたが、岡山大学が復興支援の一環で開発した塩害と湿害に強い大麦を使って作るビールで、この名称には、震災からの復興にエールを送るという意味も込められているとのことである。

 この「復興エール」の「お披露目イベント」が10月の11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)に予定されている。当日は生ビールが通常よりも安く飲める他、さらにお得な前売券も発売される(参照PDF)。

140928-105656 やくらいビールは「レストランぶな林」で飲める他、同じ敷地にある日帰り温泉「やくらい薬師の湯」内の食堂「キッチン木かげ」でも同様に樽生で飲める。ただし、「ぶな林」ではグラスが460円、「木かげ」ではグラス500円で、「木かげ」の方が微妙に高い(笑)。いずれにせよ、温泉の湯上がりに樽生地ビール、いい組み合わせである。

 「ぶな林」と「木かげ」以外にやくらいビールが飲めるお店があるかどうか、「ぶな林」の方に聞いてみたところ、同じ旧小野田町にある「自遊厨房 上々」(宮城県加美郡加美町字町屋敷一番30-2、TEL0229-67-5520、11:00〜14:00LO、18:00〜22:00、月曜定休)で瓶のビールが飲めるとのことであったが、加美町の中心街である旧中新田町では飲めるところがないとのことであった。

141001-210412 その後、中新田町に行くことがあったので、町中で美味しいビールが飲めるところを探してみた。…ら、あった!やくらいビールが3種類、瓶で置いてある店が。「麺屋 匠」(宮城県加美郡加美町字町裏7-1、090-6855-4638、11:30〜14:00、17:30〜21:30、日曜定休)というラーメン店で、塩、醤油、味噌のラーメンに「地域初」という触れ込みの汁なしまぜそば、それに夜限定の辛味噌納豆つけ麺がある。餃子を始め、ビールのつまみになりそうなメニューもいくつかあり、それらをつまみながらやくらいビールを飲み、〆のラーメンまで食べられる(ラーメン店なので当たり前だが…)。最近知り合いの頼みで置き始めたとのことであったが、頼んだ知り合い、グッジョブである(笑)。薬莱山まで足を延ばさなくても町中でやくらいビールが飲めるということで貴重なお店である。

141001-180308 他に、「IZAKAYAきたむら」(宮城県加美郡加美町字町裏373-2、TEL0229-63-5250、17:00〜22:00LO、日曜17:00〜21:00LO、月曜定休)にはアメリカのアンカー・スティームが置いてあった。


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2014年04月28日

仙台散歩その52〜map版「仙台で地ビール・輸入ビールが飲める店まとめ」

仙台で地ビール・輸入ビールが飲めるお店まとめ 以前、「仙台で地ビール・輸入ビール(ドイツビール・ベルギービールなど)飲める店」を、「国分町・一番町界隈」、「仙台駅周辺」、「仙台市内その他地域」に分けてまとめて紹介したことがあった。必要があってそれらの店が仙台市内でどのように分布しているか、Google Map上にプロットしてみたが、せっかく作成したので、公開することにした。

 上の画像か下記のリンクをクリックすると作成したマップに飛ぶ(はずである)。地図上に本ブログに掲載した際の説明や写真も付加したので、美味しいビールが飲める店を探す際に役立てていただければありがたい。

 「仙台で地ビール・輸入ビールが飲める店マップ」 

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