全国地ビールフェスティバルin一関
2014年07月17日
東北で地ビールが飲める店 番外編その29〜東北地ビール紀行第8回「東北のビールイベントと限定ビール」(「東北復興」紙への寄稿原稿)
昨年6月から「東北復興」紙上で隔号で続けてきた「東北地ビール紀行」、前回までで東北六県の地ビールを全て紹介し、最終回の第26号では補遺として東北のビールイベントやオススメのビアホール、ビアガーデンと東北に関係する限定ビールを紹介して大団円!、…と思っていたのだが、もう1回どうしても書かなければいけないことになりそうである。
実は前回の「福島県編」で漏れがあったことに気づいた。「福島はいわきと会津がなくなって、今は福島と猪苗代だな」などと思い浮かべながら書いたのだが、一つ重要な地ビール(地発泡酒)をすっかり失念していた。東北で最も新しい地ビール(地発泡酒)の「ななくさビーヤ」である。今ある東北の地ビール醸造所は概ね、規制緩和で地ビールの醸造が可能になった時期に醸造を開始しているが、「ななくさビーヤ」が醸造を開始したのは震災の後である。
東北の地ビールの新たなチャレンジとして大いに紹介すべきところ、よりによって忘れてしまうとは申し訳ない思いでいっぱいである。次回ぜひとも紹介したい。
というわけで、以下は「最終回」と書きながら最終回ではなくなった記事である(笑)。「東北復興」紙に寄稿した記事は、概ね刊行から1ヶ月程度置いてからこのブログに収載してきたが、今回の記事では近日中に開催されるイベントについても紹介しているので、砂越編集長の了解を得て「東北復興」紙の発行と同時に当ブログでも紹介させていただくことにした。
東北地ビール紀行その8(最終回)
実は前回の「福島県編」で漏れがあったことに気づいた。「福島はいわきと会津がなくなって、今は福島と猪苗代だな」などと思い浮かべながら書いたのだが、一つ重要な地ビール(地発泡酒)をすっかり失念していた。東北で最も新しい地ビール(地発泡酒)の「ななくさビーヤ」である。今ある東北の地ビール醸造所は概ね、規制緩和で地ビールの醸造が可能になった時期に醸造を開始しているが、「ななくさビーヤ」が醸造を開始したのは震災の後である。
東北の地ビールの新たなチャレンジとして大いに紹介すべきところ、よりによって忘れてしまうとは申し訳ない思いでいっぱいである。次回ぜひとも紹介したい。
というわけで、以下は「最終回」と書きながら最終回ではなくなった記事である(笑)。「東北復興」紙に寄稿した記事は、概ね刊行から1ヶ月程度置いてからこのブログに収載してきたが、今回の記事では近日中に開催されるイベントについても紹介しているので、砂越編集長の了解を得て「東北復興」紙の発行と同時に当ブログでも紹介させていただくことにした。
東北地ビール紀行その8(最終回)
東北のビールイベントと限定ビール
これから盛り沢山のビールイベント
昨年の6月16日に出た第13号以来、隔号で掲載していただいてきた「東北地ビール紀行」だが、前回の福島県編で東北六県すべてを紹介できた。第1回でも少し紹介したが、今回は補遺として今年の東北各地のビールイベントや東北に関係するビールについて紹介していきたいと思う。この記事が出る頃には既に「東北の地ビール祭」「東北地ビールフェスティバルin秋田」「東北オクトーバーフェスト2014」「世界のビールと肉祭」「ベルギービールウィークエンド仙台」などは終了してしまっているが、夏本番を迎えるこれからの時期、ビールのイベントが東北各地で盛り沢山である。
7月のビールイベント
まず、7月18日(金)から20日(日)、福島市のJR福島駅東口の中合ツイン広場で「ビアフェスふくしま2014」が開催される。全国の70数銘柄の地ビールが揃うビールイベントで、すべての銘柄が1杯(410ml)600円で飲める。地元の食材を使った料理も楽しめる。
7月19日(土)、20日(日)は秋田県湯沢市柳町のイベント交流広場で「ドイツビールフェスティバル IN 湯沢」が開催される。昨年初めて開催されたビールイベントで、当日はビットブルガー・プレミアム・ピルス、ケストリッツアー・シュヴァルツビア、エルディンガー・ヴァイス・ビア・ヘーフェが飲め、またドイツビールに合う湯沢市の食材を使った料理も味わえる。今年は毎年恒例の「たんせ市」に「湯沢・酒まつり」と「ドイツビールフェスティバル」が加わる形で、「ゆざわの休日・夏2014」として開催される。
同じ19日(土)、20日(日)、秋田県仙北市田沢湖町の田沢湖ビールレストランでは「田沢湖ビール祭り」が開催される。年に1回開催される田沢湖ビールのイベントで、期間中は田沢湖ビールが全品半額で飲める他、期間限定のおつまみも登場する。
7月23日(水)から27日(日)は福島県郡山市の開成山公園自由広場で「サマーフェスタ 2014<ビール祭>」が開催される。こちらは大手メーカーのビールのみのイベントだが、今年で20回目を迎えるという歴史と、会場5,000人収容という規模は東北屈指である。前売券2,000円、当日券2,500円で、入場料とビール引換券2枚と1,000円分の金券がつく。
8月のビールイベント
8月22日(金)から24日(日)には岩手県一関市の一関文化センター前広場で「第17回全国地ビールフェスティバル in 一関」が開催される。全国各地の地ビールが一堂に会する、東北を代表する一大ビールイベントである。今年で17回目と、東北のビールイベントでは郡山の「ビール祭」に次ぐ歴史を誇る。昨年は全国60社、約150種類のビールが揃った。当日はLサイズ(約300cc)400円、Mサイズ(約200cc)300円とリーズナブルに各地のビールが楽しめる。また、前売りでLサイズ6枚綴シートとMサイズ8枚綴シートがそれぞれ2,000円で販売される。地産地消を意識した地元店舗の料理も楽しめる。
翌週の8月30日(土)、31日(日)には秋田市のJR秋田駅前アゴラ広場大屋根下で「クラフトビアフェスティバル in AKITA 2014」が開催される。一関の全国地ビールフェスティバルや福島のビアフェスふくしまと同様、全国の地ビールが揃うビールイベントである。昨年は全国53醸造所のビールが集まった。
9月以降のビールイベント
ビールの本場ドイツ、バイエルン州の州都ミュンヘンでは、9月下旬から10月上旬にかけて、「オクトーバーフェスト」という世界最大規模のビールイベントが開催される。そのオクトーバーフェストが数年前から日本の各地でも開催されるようになってきた。9月19日(金)から28日(日)には、仙台市の錦町公園で「仙台オクトーバーフェスト2014」が開催される。仙台で年2回開催されるオクトーバーフェストの「後半戦」で、例年9月の方が規模が大きく、ビールの種類も料理の種類も多い。いろいろなドイツビールや地ビール、それに地産地消を意識した料理が楽しめる。
「オクトーバーフェスト」は仙台以外でも開催される。秋田市のエリアなかいち にぎわい広場で行われる「秋田オクトーバーフェスト」も、現段階で日程は未定ながら今年も10月の開催が決定している。ドイツビールと秋田県内3社の地ビールが味わえる。他に山形市や青森県弘前市でも昨年同様のイベントが開催されたが、今年も恐らく開催されるものと思われる。
特筆すべきビアホール・ビアガーデン
他に、各地のホテルやデパートではこの時期ビアホール、ビアガーデンが設置されるが、その中では9月6日(土)まで開催されているホテル東日本盛岡の「ビアホール2014」を推したい。私にとって既存のビアホールで何が不満かと言えば、「ビア」の名を冠しながらビールの品揃えが貧弱なことである。これに対してホテル東日本盛岡のビアホールでは3時間飲み食べ放題で、飲み放題のメニューの中には、銀河高原ビールのヴァイツェンの樽生がある他、今年は東北産のホップを100%使用した東北限定の「サッポロ生ビール黒ラベル『東北の恵み』」の樽生も登場するなど、ビールの品揃えが他のビアホールとは一線を画している。食べ物の方も同ホテルの和食、洋食、中華の各料理長のオリジナルメニューなど30種類のフードが食べ放題である。料金は前売り5,000円、当日5,400円である。
また、宮城県角田市で仙南クラフトビールを醸造している仙南シンケンファクトリーでは、7月から8月の主に金曜日と土曜日に、ビアガーデンを開設している。普段基本的に昼間しか営業していない同ファクトリーだが、ビアガーデンの開設日は夜間に屋外テントが設営され、仙南クラフトビール3種が飲み放題となるビアガーデンプランが登場する。東北の地ビール醸造所で最も駅に近い醸造所で、公共交通機関で行きやすいのもありがたい。秋田市であくらビールを醸造しているあくらでも、敷地中庭でビアガーデンを開催中である。これらのビアガーデンでは、「いつもの」ビアガーデンとは違う「ビール体験」ができること請け合いである。
東北のホップを活かしたビール
東北が日本のホップの約98%の生産量を誇る一大生産地であることも第一回で紹介したが、この東北のホップを用いたビールが大手メーカーから出されている。既に紹介した「サッポロ生ビール黒ラベル『東北の恵み』」は、協働契約栽培の東北産ホップを100%使用したビールで、6月から東北6県の飲食店限定、数量限定、樽生限定で発売されている。このビールのホップは、岩手県の軽米町、岩手町、青森県の田子町、三戸町で栽培されたもので、東北産ホップの特長である華やかな香りに秀でているとのことである。
また、キリンビールが6月からギフト限定で発売した、「一番搾りプレミアム」は、ホップの名産地である秋田県大雄産ホップ「かいこがね」の第一等品を使用し、「プレミアム」の名にふさわしい、「深く華やかな香り」を実現したとしている。
海外に打って出られるホップづくりを
「東北の恵み」や「一番搾りプレミアム」に共通しているのは、東北のホップを使用したということが商品の最大の売りになっていること、そして東北のホップを使用したことによって「華やかな香り」をビールにもたらしていることである。これは東北のホップの特長としてこれからも大事にしていってほしい要素である。
加えて言えば、東北のホップの更なる多様性も追求していってほしいと思う。使用するホップによってビールの味や香りはがらりと変わる。現在、日本だけでなくアメリカやイタリアでも地ビール(クラフトビール)醸造所が様々なスタイルのビールを生み出している。そこではビールの性格を大きく左右するホップの選定が重要な意味を持つ。醸造所は、造ろうとしているビールにふさわしいホップを、それこそ世界中から調達している。そしてそこでは、既存の伝統的なホップだけでなく、新しい品種も積極的に使用している。そこで、東北でも品種改良などを通して、「華やかな香り」を持ったホップだけでない、多様なホップを生産し、国内はもとより海外にも販路を拡大してはどうかと思う。
以前、北海道でサッポロビールが「ソラチエース」というホップの新品種を開発したことがあった。このソラチエース、残念ながら日本のビールの嗜好には合わないと判断され、サッポロビールで使われることはなかったが、海外ではその特徴的な香りと苦みが好まれ、かなり使われるようになっている。この事例など、学ぶべきことが多いように思う。幸い、東北のホップは高品質である。そのブランドイメージを維持しつつ、様々なスタイルのビールに対応できるホップを作れれば、東北の名を世界に知らしめることにもつながる。
いつか、「東北」の名を冠した新しいホップができることを夢見つつ、とりあえず筆を置きたい。
2014年05月16日
東北各地のビールイベント2014年版(更新終了)〜東北で地ビールが飲める店 番外編その26
追記(2024.1.12):2024年版はこちら。
追記(2023.1.20):2023年版はこちら。
追記(2022.2.16):2022年版はこちら。
追記(2019.1.19):2019年版はこちら。
追記(2018.4.9):2018年版はこちら。
追記(2017.1.28):2017年版はこちら。
追記(2016.1.20):2016年に東北各地で開催されるビールイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2015.3.21):2015年に東北各地で開催されるビール関係のイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
今年もビールが美味しい季節がやってきた。と書くと、季節に関係なくビールを飲んでいるではないかという至極ごもっともなツッコミが入りそうであるが(汗)、ともあれ、世間的には暑くなるこれからの季節はビールが美味しい季節とされていて、大手のビール会社から夏限定のビールが登場したり、デパートやホテルにビアガーデンができたりする。
そのような中、ビール関連のイベントもこれからの季節、各地で開催される。東北も一昔前までは一関の全国地ビールフェスティバルin一関と、仙台のオクトーバーフェストが目立つくらいだったが、最近の充実ぶりには目覚ましいものがある。ビール好きとしては嬉しい限りである。
というわけで、現段階で私が把握している今年2014年に開催される東北のビール関連のイベントについて、以下にまとめておく(当然自分の備忘録も兼ねている;笑)。開催の可否も含めて現段階で分かる情報が限られているイベントもあり、また今後新たに明らかになるイベントもあると思われるので、例年通りその都度追記していくようにしたい。
追記(2016.1.20):2016年に東北各地で開催されるビールイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2015.3.21):2015年に東北各地で開催されるビール関係のイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
今年もビールが美味しい季節がやってきた。と書くと、季節に関係なくビールを飲んでいるではないかという至極ごもっともなツッコミが入りそうであるが(汗)、ともあれ、世間的には暑くなるこれからの季節はビールが美味しい季節とされていて、大手のビール会社から夏限定のビールが登場したり、デパートやホテルにビアガーデンができたりする。
そのような中、ビール関連のイベントもこれからの季節、各地で開催される。東北も一昔前までは一関の全国地ビールフェスティバルin一関と、仙台のオクトーバーフェストが目立つくらいだったが、最近の充実ぶりには目覚ましいものがある。ビール好きとしては嬉しい限りである。
というわけで、現段階で私が把握している今年2014年に開催される東北のビール関連のイベントについて、以下にまとめておく(当然自分の備忘録も兼ねている;笑)。開催の可否も含めて現段階で分かる情報が限られているイベントもあり、また今後新たに明らかになるイベントもあると思われるので、例年通りその都度追記していくようにしたい。
仙台市内
東北の地ビール祭 (終了)
場所:楽天Koboスタジアム宮城 スタジアム正面広場
セ・パ交流戦に合わせて、Koboスタで楽天のホームゲームがある日に東北の地ビールが飲めることになった。みちのく福島路ビール、いわて蔵ビール、秋田のあくらビールが樽生で飲める(販売銘柄は試合により異なる)。生ビールはセルフで500円、瓶ビールは800円である。昨年好評だった「東北の駅弁フェア」も同時開催される。(2014.5.20修正)
日時:2014年5月21日(水)〜8月16日(月)
場所:癒.酒.屋.わおん
毎年恒例となった地ビールフェアで、期間中は全国の地ビール30種が用意される。スタンプラリーもあり、通常は10本飲んだら1本プレゼントとなるが、8周年祭として8月16日(土)までは5本飲んだら1本プレゼントとなるそうである。(2014.7.7修正)
東北オクトーバーフェスト 2014(終了)
日時:2014年6月6日(金)〜15日(日)
平日16:00〜21:00、土日11:00〜21:00(いずれも20:30LO)
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)
仙台で6月と9月の2回オクトーバーフェスト。6月は「ジャーマンフェスト」と称していたこともあったが、昨年からこちらも「オクトーバーフェスト」の名称になった。例年通り、ドイツビールや地ビールの樽生、それにドイツのソーセージや地元の料理などが楽しめるはずである。(2014.6.12修正)
世界のビールと肉祭(終了)
場所:楽天Koboスタジアム宮城 スタジアム正面広場
この時期毎年恒例となったイベントで、世界のビールが100種類以上揃う。今年は何と、これら世界のビールが樽生でも瓶でもすべて税込500円で飲めるという大盤振る舞いである。しかも今年は世界の肉料理も大集合するとのことで、例年よりもさらに盛り上がりそうである。(2014.6.15修正)
日時:2014年7月10日 (木)〜13日 (日)
平日16:00〜22:00、土日11:00〜22:00(最終日のみ21:00まで)
場所:勾当台公園(仙台市青葉区本町3丁目9)
ベルギーの首都ブリュッセルでは毎年9月の第1週末にベルギービールウィークエンドというイベントが開催されるという。日本でも2010年に東京・六本木で始まったが、今年は仙台でも開催される。4日間、ベルギービールとベルギー料理、さらにベルギーのアーティストによるライヴが楽しめるそうである。オリジナルグラス1個と飲食用コイン11枚がついたスターターセット当日3,100円(前売3,000円)、追加コインは5枚1,050円で販売される。
伊達美味マーケット in 仙台トラストシティ(終了)
日時:2014年7月25日(金)、26日(土)、8月15日(金)、16日(土)11:00〜21:00
場所:仙台トラストシティプラザ前広場
サンモール一番町商店街で4月から隔週木金土に開催されている「伊達美味(だてうま)マーケット」が、上記日程など時折仙台トラストシティ前広場で開催されている。マーケットでは仙台の美味いもの(=伊達美味)が買えるが、その中に「やくらいビール」もある。瓶での販売だが、広場には席があるので、買った「伊達美味」な食材と一緒にその場で味わうことができる。
ベルギーの首都ブリュッセルでは毎年9月の第1週末にベルギービールウィークエンドというイベントが開催されるという。日本でも2010年に東京・六本木で始まったが、今年は仙台でも開催される。4日間、ベルギービールとベルギー料理、さらにベルギーのアーティストによるライヴが楽しめるそうである。オリジナルグラス1個と飲食用コイン11枚がついたスターターセット当日3,100円(前売3,000円)、追加コインは5枚1,050円で販売される。
伊達美味マーケット in 仙台トラストシティ(終了)
日時:2014年7月25日(金)、26日(土)、8月15日(金)、16日(土)11:00〜21:00
場所:仙台トラストシティプラザ前広場
サンモール一番町商店街で4月から隔週木金土に開催されている「伊達美味(だてうま)マーケット」が、上記日程など時折仙台トラストシティ前広場で開催されている。マーケットでは仙台の美味いもの(=伊達美味)が買えるが、その中に「やくらいビール」もある。瓶での販売だが、広場には席があるので、買った「伊達美味」な食材と一緒にその場で味わうことができる。
アエルの七夕ビアガーデン(終了)
場所:AER(アエル)北側 アエル広場
仙台七夕まつりに合わせて、今年もアエルの七夕ビアガーデンがオープンする。今年は地元の飲食店が9店出店し、各店自慢のメニューを提供する。今年もアンバーロンドも出店し、輸入ビールや地ビールが樽生で飲めるそうである。ノイマルクトのドイツソーセージ他、ビールに合いそうな料理もいろいろ登場するそうである。(2014.7.27修正)
日時:2014年9月19日(金)〜28日(日)11:00〜21:00(19、24、25、26日は16:00〜21:00)
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)
仙台で年2回開催されるオクトーバーフェストの「後半戦」。例年9月の方が規模が大きく、ビールの種類も料理の種類も多い。今年は今のところ日時と場所以外決まっていないが(正確な開催時間が分かったので追記(2014.527))、またきっといろいろなドイツビールや地ビール、それに地産地消を意識した料理が楽しめるはずである。
コボスタ オクトーバーフェスト(終了)
日時:2014年9月29日(月)、30日(火)、10月3日(金)、4日(土)、6日(月) 15:30〜(4日は15:00〜)
仙台で年2回開催されるオクトーバーフェストの「後半戦」。例年9月の方が規模が大きく、ビールの種類も料理の種類も多い。今年は今のところ日時と場所以外決まっていないが(正確な開催時間が分かったので追記(2014.527))、またきっといろいろなドイツビールや地ビール、それに地産地消を意識した料理が楽しめるはずである。
コボスタ オクトーバーフェスト(終了)
日時:2014年9月29日(月)、30日(火)、10月3日(金)、4日(土)、6日(月) 15:30〜(4日は15:00〜)
場所:楽天koboスタジアム宮城正面広場
仙台オクトーバーフェストが終了したと思ったらなんと、その翌日から東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地楽天koboスタジアム宮城(コボスタ宮城)で、「コボスタ オクトーバーフェスト」が開催される。開催されるのは、コボスタ宮城の開催試合のある9月29日(月)、30日(火)、10月3日(金)、4日(土)、6日(月)の5日間で、その日は開場1時間前から正面広場で、ホフブロイなどドイツビールやベルギービール約20種類のビールが、樽生ですべて500円で飲めるとのことである。
仙台の美味いものが味わえる「伊達美味(だてうま)」も登場し、仙台マーボー焼そば、仙台牛ステーキ、三角あぶら揚げ、笹かま焼きが食べられる他、ステージが設けられ、ヨーデル・チロリアンらがライブを行うそうである。(2014.9.27追加)
最終日10月6日(月)の試合が雨で中止となり、振替試合が7日(火)となったことに伴い、7日(火)も「コボスタ オクトーバーフェスト」が開催されることになった。(2014.10.6追加)
場所:錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)
宮城県内の飲食店と南東北3県の生産者がブース出展し、投票によってグランプリを決定するというイベント。昨年は飲食ブースに出店する飲食店の中に地ビールを提供する店も数店あった。今年出店する飲食店の中にも「TEMAKAKE KITCHEN STYLE ENN」や「IZAKAYA 仁」があるので、行けば美味しい料理と共に地ビールや海外のビールが楽しめそうである。(2014.9.30修正)
宮城県内
やくらいビール限定商品発売イベント(復興エール発売イベント)(終了)
場所:レストランぶな林
昨年7月に初めて開催された「加美町やくらい地ビールまつり」、今年は開催されなかったが、代わりに10月の三連休に新作ビールのお披露目も兼ねたイベントが開催される。
岡山大学は復興支援の一環で塩害と湿害に強い大麦を開発し、被災農地での栽培を進めているが、今回作られるビールはその大麦を使って作るビールで、やくらいビールとしては初めてのアメリカン・ペールエールである。その名も「復興エール」で、この名称は、震災からの復興にエールを送るという意味も込めたという。
当日は生ビールが通常よりも安く飲めるが、前売券はさらにお得で、グラスビール3杯綴り券が1,000円、4種類飲み比べセット券が600円、グラスビール3杯綴り+1フード券が1,500円、4種類飲み比べセット+1フード券が1,100円となっている。さらに前売券特典として、前売券4枚購入につき「ムール貝」引換券1枚が進呈される他、前売券には「復興エール」瓶1本が当たる抽選クジがついているとのことである。
重大な発見があった。今回の会場ともなる「レストランぶな林」、今までずっと「ぶなばやし」と読むものと思っていたが、実は「ぶなりん」と読むそうである(笑)。(2014.9.28修正)
日時:2014年7月18日(金)、19日(土)、25日(金)、26日(土)、8月2日(土)、9日(土)、15日(金)、16日(土)、22日(金)、23日(土)、29日(金)、30日(土)17:30〜21:30(21:00ラストオーダー)
場所:仙南シンケンファクトリー 屋外テント
普段予約を除いて昼間しか営業していない仙南シンケンファクトリーだが、この時期はビアガーデンが設置され、夜間の営業も行われる。夏季限定のシンケンラガー、スタウトが1杯500円(通常600円)となる他、これらが90分飲み放題となるプランは1,800円である。フードの方も「ビアガーデン専用メニュー」が登場する。予約不要である。(2014.7.25修正)
醸室夏まつり週末ビアガーデン(終了)
日時:2014年7月11日(金)・12日(土)、18日(金)・19日(土)、25日(金)・26日(土)、8月1日(金)〜4日(月)、8日(金)・9日(土) 17:30〜20:30LO
場所:みちのく古川食の蔵 醸室(かむろ)
7月11日(金)から8月10日(日)まで、大崎市古川の「みちのく古川食の蔵 醸室」で「醸室夏まつり」が開催されているが、期間中の金曜日、土曜日と古川まつり開催日の8月3日(日)、4日(月)には「週末ビアガーデン」が開催される。
週末ビアガーデンでは、大崎市鳴子温泉鬼首の地ビール(発泡酒)の「鳴子の風」が生樽出しで提供される他、橋平酒造の冷酒なども飲める。フードも姉妹都市である北海道の当別町直送「生ラムジンギスカン」や今野バークシャー牧場の黒豚ソーセージ、デリシャスファームのトマトなどが揃う。19:00から20:00には野外ライブも行われる。ただし、雨天の場合中止となることがあるので注意が必要である。(2014.7.30追加)
仙南うまいもの祭 2014「仙南を食べよう!」(終了)
日時:2014年9月21日(日)10:00〜15:00
場所:国営みちのく杜の湖畔公園 南地区 湖畔のひろば
昨年初開催された、仙南地域の特色ある料理やスイーツ、加工食品などを一堂に集めて販売する食の祭典である。今年も仙南地域の食品製造販売事業者などが29のブースを作るが、そこで仙南シンケンファクトリーの仙南クラフトビールや同じ敷地内にあるビッセンのハム・ソーセージなども味わえる。(2014.9.2追加)
普段予約を除いて昼間しか営業していない仙南シンケンファクトリーだが、この時期はビアガーデンが設置され、夜間の営業も行われる。夏季限定のシンケンラガー、スタウトが1杯500円(通常600円)となる他、これらが90分飲み放題となるプランは1,800円である。フードの方も「ビアガーデン専用メニュー」が登場する。予約不要である。(2014.7.25修正)
醸室夏まつり週末ビアガーデン(終了)
日時:2014年7月11日(金)・12日(土)、18日(金)・19日(土)、25日(金)・26日(土)、8月1日(金)〜4日(月)、8日(金)・9日(土) 17:30〜20:30LO
場所:みちのく古川食の蔵 醸室(かむろ)
7月11日(金)から8月10日(日)まで、大崎市古川の「みちのく古川食の蔵 醸室」で「醸室夏まつり」が開催されているが、期間中の金曜日、土曜日と古川まつり開催日の8月3日(日)、4日(月)には「週末ビアガーデン」が開催される。
週末ビアガーデンでは、大崎市鳴子温泉鬼首の地ビール(発泡酒)の「鳴子の風」が生樽出しで提供される他、橋平酒造の冷酒なども飲める。フードも姉妹都市である北海道の当別町直送「生ラムジンギスカン」や今野バークシャー牧場の黒豚ソーセージ、デリシャスファームのトマトなどが揃う。19:00から20:00には野外ライブも行われる。ただし、雨天の場合中止となることがあるので注意が必要である。(2014.7.30追加)
仙南うまいもの祭 2014「仙南を食べよう!」(終了)
日時:2014年9月21日(日)10:00〜15:00
場所:国営みちのく杜の湖畔公園 南地区 湖畔のひろば
昨年初開催された、仙南地域の特色ある料理やスイーツ、加工食品などを一堂に集めて販売する食の祭典である。今年も仙南地域の食品製造販売事業者などが29のブースを作るが、そこで仙南シンケンファクトリーの仙南クラフトビールや同じ敷地内にあるビッセンのハム・ソーセージなども味わえる。(2014.9.2追加)
福島県内
日時:2014年6月28日(土)、29日(日)11:00〜16:00
会津高原たかつえの「チロリアンビレッジ」で5月15日〜6月29日まで「チロリアンフェスタ」が行われているが、その一環でドイツやチロル地方の民族衣装であるディアンドルのお祭りが6月28、29日に開催される。11:00〜16:00まで屋外でビール祭りが同時開催されるそうで、詳細は不明だがドイツビールが樽生で飲めるようである。
ビアフェスふくしま 2014(終了)
場所:JR福島駅東口 中合ツイン広場(福島市栄町1-1)
全国の70数銘柄の地ビールが揃うビールイベント。昨年まではチケット(前売3,000円、当日3,500円)を購入して入場すると全てのビールが飲み放題になるというシステムだったが、今年はすべての銘柄1杯(410ml)600円となった。また、場所も昨年までのS-PAL福島5Fから、今年は屋外の中合ツイン広場に変わった。今年は1日増えて3日間の開催となる。(2014.5.23修正)
サマーフェスタ 2014<ビール祭>(終了)
全国の70数銘柄の地ビールが揃うビールイベント。昨年まではチケット(前売3,000円、当日3,500円)を購入して入場すると全てのビールが飲み放題になるというシステムだったが、今年はすべての銘柄1杯(410ml)600円となった。また、場所も昨年までのS-PAL福島5Fから、今年は屋外の中合ツイン広場に変わった。今年は1日増えて3日間の開催となる。(2014.5.23修正)
サマーフェスタ 2014<ビール祭>(終了)
場所:開成山公園 自由広場(郡山市開成1丁目5)
郡山市で開催される大手メーカーのビールのみのイベントだが、今年で20回目を迎えるという歴史と、会場5,000人収容という規模は東北屈指である。前売券2,000円、当日券2,500円で、入場料とビール引換券2枚と1,000円分の金券がつく。(2014.6.15修正)
郡山市で開催される大手メーカーのビールのみのイベントだが、今年で20回目を迎えるという歴史と、会場5,000人収容という規模は東北屈指である。前売券2,000円、当日券2,500円で、入場料とビール引換券2枚と1,000円分の金券がつく。(2014.6.15修正)
山形県内
東北六魂祭「六魂Food Park」(終了)日時:2014年5月23日(金)11:30〜19:00、24日(土)9:00〜19:00、25日(日) 9:00〜18:00
場所:文翔館(山形市旅篭町3-4-51)
東北六魂祭は今年は5月24日(土)、25日(日)に山形で開催されるが、その関連イベントとして、六魂FoodParkが前日23日(金)から文翔館で開催される。山形をはじめとする東北6県の各地域で親しまれている郷土料理と、詳しい銘柄は不明ながら東北の地ビールが会場内で味わえる。山形の伝統芸能ステージやパレードの様子を見ることができるパブリックビューイングも開催される。
六魂FoodParkで飲める地ビールは、青森の奥入瀬ビール、岩手のいわて蔵ビール、秋田のあくらビール、田沢湖ビール、湖畔の杜ビール、福島の猪苗代地ビールの6醸造所の計12の樽生である。他に瓶で地ビール月山が衣替えした「山形ビール『山形日和。』」も買える。また、東北六魂祭メイン広場でもあくらビールの樽生が飲める他、瓶で岩手のベアレンビールも買える。(2014.5.24追記)
日時:2014年5月1日(木)〜6月30日(月)※日曜定休
場所:タスパークホテル 9F「BAR 誰主?君主!」
長井市にあるタスパークホテルの「BAR 誰主?君主!(「タスクス」と読む)」では、毎年この時期に「世界のビールまつり」を開催している。バーテンダーが吟味し、厳選した12種類のビールが飲める。
場所:パレスグランデール
生ビール飲み放題で生ビールの中にはベルビュー・クリークなど海外のビールも加わる。料理もビュッフェスタイルで食べ放題である。「KAWAMURA BAND」のエンターテイメントライブも開催される。料金は大人8,200円、20歳未満3,500円、小学生以下2,500円となっている。
生ビール飲み放題で生ビールの中にはベルビュー・クリークなど海外のビールも加わる。料理もビュッフェスタイルで食べ放題である。「KAWAMURA BAND」のエンターテイメントライブも開催される。料金は大人8,200円、20歳未満3,500円、小学生以下2,500円となっている。
いちらくビアガーデン(終了)
日時:2014年7月15日(火)〜8月23日(土)18:00〜20:30(最終入館19:00、ラストオーダー20:00)
場所:湯坊いちらく テラス
敷地内に醸造所「天童ブルワリー」を持つ珍しい温泉ホテル、「湯坊いちらく」の毎年恒例のビアガーデンが今年も開催。今年は新発売の木苺ビール「フランボワーズ」も味わえるとのことで要注目である。
会場は同館のテラスで焼き肉がメインの料理6品+90分飲み放題で、飲み放題では「天童ブルワリー」の醸造した「聖桜坊(セントチェリー)」というさくらんぼのビール、「Mr.A」というそばを使ったビール、そして木苺の「フランボワーズ」が楽しめる。温泉入浴付(タオル付)で、チェックインが17:00からで、チェックアウトが21:30なので、ビアガーデンの前後に入浴することが可能である。要予約で2名からの受付。1人3,500円で、宿泊(朝食付)する場合はプラス5,000円である。(2014.7.23追加)
場所:洋食レストラン 西洋葡萄
南陽市にある洋食レストラン西洋葡萄で今年もフランス・ベルギービールフェアが開催される。フランスのクローネンブルグ1664とベルギーのシメイ・ブルーがそれぞれ税込600円で飲める他、「ビール&サーロインステーキコース〈夏野菜トマトソース〉」が税込2,400円で用意される。ビールがどちらか1本付き、生ハムサラダにパンかライス、アンガス牛のサーロインステーキ、デザートなどが楽しめるコースである。(2014.7.25修正)
日時:2014年8月23日(土)12:00から
場所:London亭
ヨーロッパを中心に世界のビールが飲めるイベント。毎回、世界のビールが80〜90種類揃い、普段お目にかかれないようなレアアイテムも多い。前売り3,000円、当日3,500円で100mlを10杯飲める券がつく。追加チケットは3枚1000円で当日購入できる。つまみもFish & Chipsやピザなどビールに合うものが用意される。
旭銀座のれん会 オクトーバーフェスト(終了)
場所:山形市七日町 シネマ通り(旧旭銀座通り)(地図)(未定)
昨年、山形県内で初めて開催されたオクトーバーフェスト。昨年は18種類のドイツビールの他、山形の「地ビール月山」も飲めた。ドイツフードに加えて、旭銀座のれん会加盟店の自慢の一店逸品も味わえた。今年はLondon亭のブースで、東北初となるドイツPlankの 樽生7種類同時開栓がある他、瓶でもいろいろなドイツビールが揃うそうである。(2014.9.24修正)
岩手県内
場所:一関文化センター前広場(一関市大手町2-16)
全国各地の地ビールが一堂に会する一大イベント。今年で17回目と、東北のビールイベントでは郡山の「ビール祭」に次ぐ歴史を誇る。昨年は全国60社、約150種類のビールが揃った。今年はなんと約200種類のビールが集結するとの話である。
当日はLサイズ(約300cc)400円、Mサイズ(約200cc)300円で、前売りでLサイズ6枚綴シートとMサイズ8枚綴シートがそれぞれ2,000円で販売される。地産地消を意識した地元店舗の料理も楽しめる。8月22日(金)が前夜祭(飲み食いは問題なくできる)、翌23日(土)の10:45から開会式である。(2014.7.16修正)
全国各地の地ビールが一堂に会する一大イベント。今年で17回目と、東北のビールイベントでは郡山の「ビール祭」に次ぐ歴史を誇る。昨年は全国60社、約150種類のビールが揃った。今年はなんと約200種類のビールが集結するとの話である。
当日はLサイズ(約300cc)400円、Mサイズ(約200cc)300円で、前売りでLサイズ6枚綴シートとMサイズ8枚綴シートがそれぞれ2,000円で販売される。地産地消を意識した地元店舗の料理も楽しめる。8月22日(金)が前夜祭(飲み食いは問題なくできる)、翌23日(土)の10:45から開会式である。(2014.7.16修正)
ビアホール 2014(終了)
場所:ホテル東日本盛岡
料金:前売り5,000円(税込)、当日5,400円(税込)
毎年恒例となったホテル東日本盛岡のビアホール、今年は同ホテルの和食、洋食、中華の各料理長のオリジナルメニューなど30種類のフードが食べ放題とのことである。3時間飲み食べ放題で、飲み放題のメニューの中には、銀河高原ビールのヴァイツェンの樽生がある他、今年は東北産のホップを100%使用した東北限定の「サッポロ生ビール黒ラベル『東北の恵み』」の樽生も登場するなど、ビールの品揃えは他のビアホールとは一線を画する。なお、昨年より値上がりしているが、開催日前日の6月30日(月)に「ビアホールのモニター」を募集中で、この日は18:00から4,000円で飲み食いができるとのことである(要電話予約)。(2014.6.24修正)
ベアレンビール祭り IN ふだい(中止・代替イベント開催)
前売りチケット1,500円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。椅子、テーブル、テントなどの用意はなく、全て自前で持ち込む必要があるが、火器OK、食材などの持ち込みもOKで、グループでのバーベキューなどが楽しそうである。(2014.8.6追加)
毎年恒例となったホテル東日本盛岡のビアホール、今年は同ホテルの和食、洋食、中華の各料理長のオリジナルメニューなど30種類のフードが食べ放題とのことである。3時間飲み食べ放題で、飲み放題のメニューの中には、銀河高原ビールのヴァイツェンの樽生がある他、今年は東北産のホップを100%使用した東北限定の「サッポロ生ビール黒ラベル『東北の恵み』」の樽生も登場するなど、ビールの品揃えは他のビアホールとは一線を画する。なお、昨年より値上がりしているが、開催日前日の6月30日(月)に「ビアホールのモニター」を募集中で、この日は18:00から4,000円で飲み食いができるとのことである(要電話予約)。(2014.6.24修正)
ベアレンビール祭り IN ふだい(中止・代替イベント開催)
場所:普代村まついそ公園(三陸鉄道堀内駅より徒歩5分)
昨年開催され好評だった普代村でのベアレンのイベントが今年も開催される。震災から復興したまついそ公園での開催である。前売りチケット2,000円でベアレンのビールが飲み放題になる。地元普代村の海の幸、山の幸も登場する。ジョッキは持参する必要があるが、会場でイベント限定ジョッキが800円で販売される。各種アトラクションもあり、キッズコーナーもあって家族で楽しめるイベントとなるそうである。(2014.8.6追加)
当日、台風に伴う 雨と強風のため中止となった。9月6日(土)に代替イベントを再度開催する他、当日は急遽ベアレン醸造所工場内にて代替飲み放題イベントが開催された。(2014.8.11追記)
当日、台風に伴う 雨と強風のため中止となった。9月6日(土)に代替イベントを再度開催する他、当日は急遽ベアレン醸造所工場内にて代替飲み放題イベントが開催された。(2014.8.11追記)
場所:ベアレン醸造所前
前売りチケット1,500円でベアレンビールが飲み放題となるイベント。椅子、テーブル、テントなどの用意はなく、全て自前で持ち込む必要があるが、火器OK、食材などの持ち込みもOKで、グループでのバーベキューなどが楽しそうである。(2014.8.6追加)
場所:JR金ケ崎駅前イベント広場
昨年岩手県内の全市町村で開催したベアレンのイベントの中で、一人当たり飲んだビールが最も多かったというイベントである。前売りチケット2,000円でベアレンビールが飲み放題となる。フードコーナーには地元から出店が多数あるとのことである。前売りチケットにジョッキは付いておらず、貸し出しもないので持参する必要がある。(2014.8.6追加)
ふだいまつり「復興うまいもの広場」(終了)
日時:2014年9月6日(土)12:00〜17:00
場所:普代駅前「復興ふれあい広場」
台風のため中止となった上記「ベアレンビール祭り IN ふだい」の代替イベントが、9月5日(金)〜7日(日)に行われる「ふだいまつり」の2日目に開催される。「ベアレンビール祭り IN ふだい」と同様の飲み放題企画が予定されている。「ベアレンビール祭り IN ふだい」のチケットはそのまま利用できるとのことである。(2014.8.11追加)
ベアレンビアフェスト 紫波町オガール広場 (終了)
日時:2014年9月14日(日)11:00〜16:00
場所:オガール広場(JR紫波中央駅より徒歩5分)
昨年10周年イベントで開催された紫波町でのビアフェストが今年も開催される。ベアレンビールが飲み放題となるチケットが前売り2,000円、当日2,500円である。ジョッキは持参する必要があるが、会場にて限定ジョッキの販売もある。地元飲食店のフードコーナーもある。座席は少なく、芝生に敷物などを敷いて飲むのがよさそうである。なお、イベント参加者は宿泊施設「オガールベース」の宿泊が割引になる(通常9,000円が6,000円)。(2014.8.19追加)
場所:ベアレン醸造所敷地内特設会場(北山工場前)
ベアレンビール最大のイベントがこのオクトーバーフェスト。チケット購入でベアレンビールが飲み放題である他、地元飲食店も出店し、フードメニューも充実している。限定ジョッキ付の前売りチケットは8月18日(月)からベアレン醸造所の直売所、直営店(ビアパブベアレン材木町、ビアバーベアレン中の橋)、ウェブショップで発売開始、休日である21、23日分は2,800円(各日500枚限定)、平日の22日分は2,500円(300枚限定)である。当日チケットは3,500円でジョッキは付かないので、当日チケットの場合はジョッキを持参する必要がある。当日は盛岡駅前からシャトルバスも運行される。行きは無料、帰りは100円である。(2014.8.6修正)
いわて蔵ビール オクトーバーフエスト 2014(終了)
日時:2014年10月4日(土)、5日(日)10:00〜16:00
場所:世嬉の一酒造(岩手県一関市田村町5-42)
いわて蔵ビールを醸造している世嬉の一酒造が中庭を開放して、初めてのオクトーバーフエストを開催することになった。当日は、ビール工場見学(試飲つき)、おかわりビールじゃんけん大会(勝てば無料)、蔵ビールグッズオークション、一関ミート「豚の桃肉焼」販売、などの他、わたあめ、アイス、屋台コーナー、イワナのつかみ取りコーナー、クラウンロックショー(土)、ビートトリッパーダンスショー(日)、岩手の郷土料理コーナーなど、親子連れでも楽しめる、料理もビールも充実したイベントにするとのことである。(2014.9.2追加)
オクトーバーフェスト in ARIV北上(終了)
日時:2014年10月8日(水)〜12日(日)
場所:ARIV(アリーブ)北上店
JR北上駅前にあるビアレストラン、アリーブで今年もオクトーバーフェストが開催される。期間中は地ビール4社のビールが2種類ずつ揃う。例年通りの企画であれば、それらが120分飲み放題で2,500円となる他、一部のフードメニューも大幅値引きとなるはずである。
秋田県内
東北地ビールフェスティバル in 秋田(終了)
日時:2014年6月13日(金)16:00〜21:00、14日(土)11:00〜21:00、15日 (日)11:00〜16:00
場所: エリアなかいち にぎわい広場(秋田市中通1-4-3)
昨年久々に開催された、東北6県の地ビールが揃う貴重なイベント。特に、普段あまりイベントに参加しない青森の奥入瀬ビールや宮城の仙南クラフトビールが飲めるのが嬉しい。今年は北海道からノースアイランドビールも参加するそうである。東北ミートフェスティバルも同時開催で、東北各地の肉も食べられる。今年は1日増えて3日間の開催となった。
ドイツビールフェスティバル IN 湯沢(「ゆざわの休日・夏2014」同時開催)(終了)
場所: エリアなかいち にぎわい広場(秋田市中通1-4-3)
昨年久々に開催された、東北6県の地ビールが揃う貴重なイベント。特に、普段あまりイベントに参加しない青森の奥入瀬ビールや宮城の仙南クラフトビールが飲めるのが嬉しい。今年は北海道からノースアイランドビールも参加するそうである。東北ミートフェスティバルも同時開催で、東北各地の肉も食べられる。今年は1日増えて3日間の開催となった。
ドイツビールフェスティバル IN 湯沢(「ゆざわの休日・夏2014」同時開催)(終了)
場所:湯沢市柳町 イベント交流広場(旧大丈跡地)、柳町商店街路上の一部
湯沢市で昨年初めて開催されたビールイベント。当日はビットブルガー・プレミアム・ピルス、ケストリッツアー・シュヴァルツビア、エルディンガー・ヴァイス・ビア・ヘーフェが飲め、またドイツビールに合う湯沢市の食材を使った料理も味わえる。今年は毎年恒例の「たんせ市」に「湯沢・酒まつり」と「ドイツビールフェスティバル」が加わる形で、「ゆざわの休日・夏2014」として開催される。(2014.7.4修正)
田沢湖ビール祭り(終了)
日時:2014年7月19日(土)、20日(日)11:00〜21:00
場所:田沢湖ビールレストラン
年に1回開催される田沢湖ビールのイベント。期間中は田沢湖ビールが全品半額で飲める。グラスビールは通常税別350円が税別175円となる。(2014.7.15修正)
日時:2014年8月30日(土)11:00〜19:00、31日(日)10:00〜16:00
場所:秋田駅前 アゴラ広場 大屋根下(秋田市中通2-6-1)
一関の全国地ビールフェスティバルや福島のビアフェスふくしまと同様、全国の地ビールが揃うビールイベント。今年は全国47醸造所のビールが集まるとのことである。前売りチケットが全国のサークルKサンクスで購入できるが、オリジナルグラス付チケット(200ml×4杯券付)が1,500円、グラスの付かない200ml×4杯券が1,000円である。当日は200ml×4杯が1,200円、200ml1杯が350円である。今年も2日間の開催で大いに盛り上がりそうである。(2014.7.15修正)
秋田オクトーバーフェスト
場所:エリアなかいち にぎわい広場(秋田市中通1-4-3)場所:秋田駅前 アゴラ広場 大屋根下(秋田市中通2-6-1)
一関の全国地ビールフェスティバルや福島のビアフェスふくしまと同様、全国の地ビールが揃うビールイベント。今年は全国47醸造所のビールが集まるとのことである。前売りチケットが全国のサークルKサンクスで購入できるが、オリジナルグラス付チケット(200ml×4杯券付)が1,500円、グラスの付かない200ml×4杯券が1,000円である。当日は200ml×4杯が1,200円、200ml1杯が350円である。今年も2日間の開催で大いに盛り上がりそうである。(2014.7.15修正)
秋田オクトーバーフェスト
秋田オクトーバーフェストでは、ドイツビールと秋田県内3社の地ビールが味わえる。今年も「秋田ソーセージフェスティバル」との同時開催で、ドイツや秋田の美味しいソーセージもビールの一緒に味わえる。今年は国民文化祭2014のイベントと同時開催だそうである。(2014.9.12修正)
オクトーバーフェスト(ワインパラディース主催)(未定)
日時:未定
場所:未定
秋田ではもう一つオクトーバーフェストがある。男鹿市にあるワインパラディースが主催するイベントで、昨年は10月5日(土)に男鹿市内で、10月27日(日)に秋田市内でそれぞれ開催し、ハッカープショールのフェストビア30L樽を開栓し、ビールに合う料理と共に堪能したそうである。
場所:未定
秋田ではもう一つオクトーバーフェストがある。男鹿市にあるワインパラディースが主催するイベントで、昨年は10月5日(土)に男鹿市内で、10月27日(日)に秋田市内でそれぞれ開催し、ハッカープショールのフェストビア30L樽を開栓し、ビールに合う料理と共に堪能したそうである。
青森県内
場所:土手町コミュニティパークA館 多目的ホール(屋内)・ポム広場(屋外)(弘前市土手町31)
昨年、青森県内で初めて開催されたビールイベント。今年は地元、津軽路ビールや
奥入瀬ビール他、あくらビール、いわて蔵ビールなど東北の地ビール、登別地ビール鬼伝説、よなよなエール、サンクトガーレン、ひでじビールなど各地の地ビールが楽しめる。フードコーナーは弘前市の飲食店が出店する。前売り券は7枚綴り3,000円で、全てのビールとフードがチケット1枚と交換になる。当日はチケット1枚500円で販売される。 (2014.9.1修正)
2013年05月29日
東北で地ビールが飲める店 番外編その21〜東北各地の今年のビールイベント
追記(2024.1.12):2024年版はこちら。
追記(2023.1.20):2023年版はこちら。
追記(2022.2.16):2022年版はこちら。
追記(2019.1.19):2019年版はこちら。
追記(2018.4.9):2018年版はこちら。
追記(2017.1.28):2017年版はこちら。
追記(2016.1.20):2016年に東北各地で開催されるビールイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2015.3.21):2015年に東北各地で開催されるビール関係のイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2014.5.20):2014年に東北各地で開催されるビール関係のイベントについては、こちらに改めてまとめてみた。
今年もビールがおいしい季節がやってきた。と言うか、ビール好きは季節に関係なく暑くても寒くてもビールを飲んでいるのだが、世間的にはこれからビールがよく飲まれる季節だと言われている。
追記(2016.1.20):2016年に東北各地で開催されるビールイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2015.3.21):2015年に東北各地で開催されるビール関係のイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2014.5.20):2014年に東北各地で開催されるビール関係のイベントについては、こちらに改めてまとめてみた。
今年もビールがおいしい季節がやってきた。と言うか、ビール好きは季節に関係なく暑くても寒くてもビールを飲んでいるのだが、世間的にはこれからビールがよく飲まれる季節だと言われている。
本当にそうかどうか、ビール酒造組合のデータで確かめてみた。同組合の平成24年度の月別の市場動向データを集計してグラフにしてみたところ、確かに6、7、8月はその前後の月よりも販売されたビールの量は多い。しかし、年間を通じてビールが最も多く販売されたのは断トツで12月であった。恐らく忘年会絡みということがあるのだろうが、別にビール好きに限らず、世間一般的にも夏以外にもビールは飲まれているわけである。
さて、とは言え、ビール関連のイベントがこれから秋にかけて多く開催されるのは事実である。ここでは昨年紹介したのに引き続き、今年これから開催される東北のビール関連のイベントについて、私が把握している分を紹介していきたい。なお、まだ詳細がはっきりしてないイベントもあるので、そうしたイベントについては随時追記していくようにしたい。
まず、私のいる仙台市から。仙台では6月と9月の2回、オクトーバーフェストが開催されているが、今年もまず6月7日(金)〜16日(日)の日程で、「東北オクトーバーフェスト2013」が、錦町公園で開催される。仙台のビールイベントとしてすっかり定着した感があるこのオクトーバーフェスト、今回もきっとたくさんの人が訪れるに違いない。
6月開催の方はこれまで、「ジャーマンフェスト」などと称したこともあったが、昨年からやはり通りのよい「オクトーバーフェスト」を名乗ることにしたようである。「6月ですけど…」というツッコミはなしである(笑)。
一方、第8回を迎える9月の方は、「仙台オクトーバーフェスト2013」として9月13日(金)〜23日(月)までやはり錦町公園で開催される。
(2013.9.5追記:仙台オクトーバーフェストでは、今年はドイツの8醸造所の樽生ビールと、 東北の6つの地ビール醸造所の樽生が楽しめる。東北の地ビールでは、いわて蔵ビール、遠野麦酒、田沢湖ビール、松島ビール、仙南クラフトビール、そして夢花まき麦酒が飲める。個人的には、震災で醸造所が全壊したために宮城から岩手に移って再起を果たした夢花まき麦酒が、今回再びここ宮城の地で飲めるというのが嬉しいことである。また、田沢湖ビールはきっと今回も、大麦・ホップ・水・酵母のいずれも秋田県産を使用し、その年に収穫した原料で仕込んだ「あきた麦酒 恵」を樽生で持ってきてくれると思うので、そちらにも期待である。)
(2013.7.2追記:7月2日(火)〜14日(日)まで、東北楽天ゴールデンイーグルスのホームグラウンド、日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)のスタジアム正面広場で「世界のビール祭」が開催される。世界各国のビール100種類が1本500円から発売される。Kスタ宮城で試合のある日もない日も毎日開催されるとのことで(但し試合自体がない8日(月)のみ定休日)、概ねKスタ宮城で試合がある日は試合開始から試合終了30分後まで、試合がない日は試合開始から試合終了まで(TV中継あり)開催される。)
(2013.7.7追記:Kスタ宮城の「世界のビール祭」、瓶の他にシメイ・レッドの樽生、ホフブロイハウスの4種の樽生、それにデリリウムカフェがチョイスしたベルギービール数種の樽生などもあり、かなり充実した品揃えである。)
他に、「癒.酒.屋わおん」も例年通り「クラフトビールフェア」を開催すべく、現在仕入れる地ビールを選定中のようである。
(2013.6.8追記:「癒.酒.屋わおん」の「地ビールフェア」が始まった。 今年も各地の30種類以上の地ビールが飲めるそうである。)
(2013.6.8追記:「癒.酒.屋わおん」の「地ビールフェア」が始まった。 今年も各地の30種類以上の地ビールが飲めるそうである。)
(2013.8.7追記:仙台駅前のAER(アエル)では、仙台七夕まつり期間中の8月6日(火)〜8日(木)の11:00〜21:00まで、北側アエル広場で「アエルの七夕ビアガーデン」を実施している。地元の飲食店が10店出店し、各店自慢のメニューを提供するが、中でもアンバーロンドは、3日間で12種類の地ビール、海外ビールの樽生を提供する。地ビールは神奈川のサンクトガーレン、秋田のあくら、静岡のベアードが揃い、海外ビールでは、ベルギーのヴェデット、ドイツのシュナイダー、プランク、ラーデベルガー、クロンバッハ、アメリカのラッキーバケットが登場する予定である。)
(2013.9.28追記:9月28日(土)、29日(日)の2日間、錦町公園にて「仙台フードコンベンション2013」が開催されている。宮城県内の飲食店と南東北3県の生産者がブース出展し、投票によってグランプリを決定するというイベントで、収益金は被災地の復興義援金として寄付されるそうである。このイベントにTEMAKAKE KITCHEN STYLE ENNが出展していて、ヴェデットやエーデルワイスなど海外のビールが飲める。他に、Busui はんぞうにはコエドビールが、薬莱山×NOB'S Companyではやくらいビールが、そしてIZAKAYA 仁には奥入瀬ビール、いわて蔵ビール、田沢湖ビール、松島ビール、地ビール月山、福島路ビールが置いてあった。
宮城県内では他に、仙南クラフトビールを作っている角田市の仙南シンケンファクトリーが、7月〜8月末まで「ビアガーデンプラン」を提供する。期間中は屋外テントがオープンする。
(2013.9.28追記:9月28日(土)、29日(日)の2日間、錦町公園にて「仙台フードコンベンション2013」が開催されている。宮城県内の飲食店と南東北3県の生産者がブース出展し、投票によってグランプリを決定するというイベントで、収益金は被災地の復興義援金として寄付されるそうである。このイベントにTEMAKAKE KITCHEN STYLE ENNが出展していて、ヴェデットやエーデルワイスなど海外のビールが飲める。他に、Busui はんぞうにはコエドビールが、薬莱山×NOB'S Companyではやくらいビールが、そしてIZAKAYA 仁には奥入瀬ビール、いわて蔵ビール、田沢湖ビール、松島ビール、地ビール月山、福島路ビールが置いてあった。
宮城県内では他に、仙南クラフトビールを作っている角田市の仙南シンケンファクトリーが、7月〜8月末まで「ビアガーデンプラン」を提供する。期間中は屋外テントがオープンする。
(2013.7.2追記:仙南シンケンファクトリーのビアガーデンの日程が明らかになった。今年は7月20日(土)、26日(金)、27日(土)、8月2日(金)、3日(土)、10日(土)、16日(金)、17日(土)、23日(金)、24日(土)、30日(金)、31日(土)の17時から21時30分(ラストオーダー21時)にビアガーデンが開催される。予約は不要とのことである。)
(2013.7.1追記:7月14日(日)、15日(月・祝)に、やくらいビールを作っている「レストランぶな林」の駐車場を会場に、「加美町やくらい地ビールまつり」が開催される。やくらいビールのピルスナー、ヴァイツェン、スタウトが飲める他、加美産牛串焼き、ジンギスカン串焼き、手作りソーセージなどの出店があり、また加美産食材を使った料理コンテスト「Y-1グランプリ2013」も開催される。7枚綴りの地ビールチケットが前売2,800円、当日3,000円である。当日は、JR古川駅と会場との間を送迎バスが走る(古川駅発10:00、15:05、会場発14:00、19:00、所要1時間5分)。)
お隣の福島県では、6月1日(土)、2日(日)に福島市で開催される「東北六魂祭」に、福島路ビールが出店する。福島市公会堂近くの新浜公園が会場の「うまいもの広場」に、福島路ビールと伊達農園、そして福島大学農産物安全プロジェクトが共同でブースを設けるそうである。福島路ビールでは伊達農園と共同でフルーツビールづくりを進めていたので、この会場ではそうしたフルーツビールを中心に福島路ビール各種が飲めるに違いない。
(2013.5.30追記:東北六魂祭には、秋田のあくらビールも出店するそうである。これは嬉しい。場所は福島市役所そばのメイン広場とのことである。)
他に福島市では、「ビアフェスふくしま2013」が7月20日(土)、21日(日)に、JR福島駅S-PALの5Fネクストホールで開催される。昨年まで「ビアフェスタふくしま」と銘打っていたが、5回目を迎える今年から「タ」がなくなった(笑)。今年も全国の75銘柄が揃うと言い、東北屈指の種類の多さである。なお、他のビアフェスと違い、ここはチケットを購入して、入場すると全てのビールが飲み放題になるというシステムである。前売3,000円、当日3,500円だが、5月31日まで受付の早割チケットでは前売り金額の10%オフになるそうである。
郡山市では「サマーフェスタ2013<ビール祭>」が開催される。こちらの方はまだ日程等が明らかになっていないが、例年通りだとすると7月の24日(水)から28日(日)辺りに、開成山公園の自由広場で開催されるものと思われる。ビールは大手メーカーのもののみだが、今年で19回目を迎えるという歴史と、5,000人収容という規模に敬意を表して紹介する。
(2013.6.20追記:サマービアフェスタ2013の概要が明らかになっていた。やはり7月24日(水)から28日(日)に、例年通り開成山公園の自由広場で開催される。前売券2,000円、当日券2,500円で、入場料とビール引換券2枚と1,000円分の金券で2,500円相当とのことである。 )
山形県では今のところイベントの情報はないが、将棋むら天童タワーの「夏のビア・パーティー」、パレスグランデールの「ビアフェスタ」が例年通り開催されるのかどうか、確認が取れ次第追記しようと思う。それから、山形市内のLondon亭が、きっと今年も「オクトーバーフェスト in London亭」を企てるに違いない(笑)。
(2013.6.6追記:London亭で「Beer Festival in Londontei」が、8月17日(土)12:00から開催されるそうである。ヨーロッパを中心に世界のビールが飲める。前回は90銘柄くらいあったので、今回も期待できそうである。前売り3,000円、当日3,500円で100mlを10杯飲める。追加チケットは3枚1000円で当日購入できる。つまみもFish & Chipsやピザなどビールに合うものが用意されるとのことである。)(2013.6.20追記:パレスグランデールの「ビアフェスタ×エンターテイメントライブ KAWAMURA BAND」が6月24日(月)〜27日(木)の19:00から開催されるそうである。大人8,000円でビュッフェスタイルで食べ放題、生ビール飲み放題とのことである。)
(2013.7.19追記:南陽市の欧風レストラン 西洋葡萄で7月31日まで「フランス・ベルギービールフェア2013」を開催中である。フランスのクローネンブルグ1664とベルギーのシメイ・ブルーが飲める他、それらが料理と一緒に味わえる「フランス・ベルギービール満足コース」も用意されている。
一方、長井市のタスパークホテルの9Fにあるバー誰主?君主!(タスクス)では、「世界のビールまつり」を6月末まで開催していた。スーパーボック、スーパーボックスタウト、スタロプラメン、バス・ペールエール、モレッティ、シメイ・ブルー、ゲッサー、ジッファー、ビットブルガー、ラーデベルガー、ヘーベルス、シェッファーホッファーの全12種類が揃っていたようである。ただ、以前期間外に行った際に、残っていたビールを出してくれたことがあったので、今回も残っていれば飲める可能性はあると思う。)
(2013.9.20追記:山形市七日町のシネマ通りで、10月12日(土)の15時〜20時まで、「旭銀座のれん会 オクトーバーフェスト」が開催されるそうである。
当日は18種類のドイツビールの他、地元の「地ビール月山」も飲める。また、ドイツフードに加えて、旭銀座のれん会加盟店の自慢の一店逸品も味わえるとのことである。)
岩手県では何と言っても、全国でも名立たる地ビールイベントとなった「全国地ビールフェスティバル in 一関」である。第16回を迎える今回は8月23日(金)、24日(土)、25日(日)に一関市の一関文化センター前広場で開催される。今年は会場の都合で面積が例年の半分になり、立ち飲み席が増えるということで、例年以上に混雑するのではないかと思われるが、今年も楽しみである。
盛岡市内では、まだ案内はないが、ホテル東日本盛岡も例年通り銀河高原ビールなどが飲み放題となる「ビアホール」を開催するものと思われる。例年通りとすれば期間は7月1日(月)から8月30日(金)辺りである。
(2013.6.6追記:ホテル東日本盛岡の「ビアホール2013」の概要が明らかになった。期間は7月5日(金)〜8月30日(金)(日曜とお盆期間は休み)で、時間は18:00〜21:00(最終受付20:00)、料金は前売券大人一人4,500円(当日券大人一人4,800円)とのことである。例年通り料理食べ放題で、銀河高原ビールなど飲み物が飲み放題だが、今年は料理がさらにグレードアップして、一品一品オーダーをしてから作る「オーダーバイキング」スタイルとなるそうである。
なお、ビアホール開始に先立って、6月3日(月)から29日(土)までの月曜から土曜、1階にあるカフェダイニング「ブローニュ」で「期間限定ビアダイニング」が開催されている。銀河高原ビールなどが飲める他(飲み放題もあり)、ホテルメイドの料理が一品500円から用意されているそうである。)
岩手県内では今年は盛岡の地ビール、ベアレンの動きが活発である。今年10周年を迎えるのを記念して、「もっと岩手のビールに!」をキャッチコピーに「ベアレンビアフェスタ」を何と、岩手県内の全市町村で主催するそうである(以下、随時更新)。
5月12日(日)の野田村の「ベアレンビアフェスタ IN 野田村」と26日(日)の陸前高田市の「ベアレンビール祭り IN 未来商店街」は終了したが、6月以降も6月22日(土)に矢巾町で「ベアレンビアガーデン IN 矢巾」、6月30日(日)に山田町で「BAERENを楽しむ会 in かき小屋」、田野畑村で「ベアレンビール祭り IN たのはた」、7月13日(土)に八幡平市で「ベアレンビールを楽しむ会 in 八幡平サラダファーム」、7月14日(日)に洋野町で「ベアレンBBQパーティ IN おおのグリーンヒル」、7月27日(土)に大船渡市で「ベアレンビールで夕涼み!in 復興屋台村」、普代村で「ベアレンビール祭り IN ふだい」、8月11日(日)に葛巻町で「ベアレンビール&くずまきワインフェスタ IN くずまき高原牧場」、 8月17日(土)に雫石町で「ベアレンビアガーデン in 雫石 & しずくいし夕市」を、釜石市で「ベアレンが釜石にやって来た! in 大町ほほえむスクエア」、8月23日(金)には岩手町で「ベアレン夕涼みビアガーデン in 岩手町」があり、8月30日(金)には花巻市で「ベアレンビールを楽しむ会 in 花巻市レストランポパイ」、8月31日(土)に岩泉町で「ベアレンビアフェスタ in いわいずみ龍泉洞」、9月1日(日)には一戸町で「ベアレンビール祭り IN 奥中山高原」が開催された。9月8日(日)には大槌町で「ベアレンビール祭り in 大槌」、北上市で「ベアレンビアガーデン&いわて産直市in北上アリーブ」、また9月14日(土)には金ヶ崎町で「ベアレンビアフェスタ かもん金ヶ崎」、9月21日(土)、22日(日)、23日(月・祝)は盛岡市で「オクトーバーフェスト IN ベアレン2013」、9月28日(土)には奥州市で「ベアレンビール祭り in 奥州〜1000年前の遺跡でビールを飲もう〜 」が、9月29日(日)には紫波町で「ベアレンビアフェストIN紫波オガール広場」が、それぞれ開催された。
10月以降も、10月5日(土)に「ベアレンビアフェスタ IN 久慈&三鉄ビール列車」が、10月13日(日)、14日(月・祝)は盛岡市で「赤レンガビール祭り IN 覆馬場プラザ」が開催された。10月20日(日)も軽米町で「ベアレンビアガーデン IN 軽米&軽トラ市 WITH ご当地グルメ」が、10月27日(日)に九戸村で「おらがまちでもベアレンビール in 九戸 街の駅まさざね館」が開催された。まさに怒涛の勢いである。
その後も、11月15日(金)に震災から復活して1年になる宮古市の「焼き鳥 鳥もと」を会場に「ベアレンビールを楽しむ会 in 宮古 鳥もと」を開催し、11月24日(日)には「ベアレン出張ビール会 in SUMITA〜明治時代の蔵でベアレンビールを楽しむ会〜」を開催する。12月14日(土)には一関市で「舟上で楽しむ!ベアレンビール in 猊鼻渓」、二戸市で「ベアレンと南部美人を楽しむ会 IN 二戸」を、12月21日(土)には遠野市で「遠野ジンギスカンでベアレンビール!」、来年1月18日(土)には西和賀町で「ベアレンビールを楽しむ会 in 西和賀」を開催する予定となっている。12月22日に滝沢村、1月11日に平泉町でもイベントが予定されており、これで岩手県内35市町村すべてのイベントが決定したそうである。3月9日(日)には盛岡市内で、「全市町村達成記念イベント」を開催する予定とのことである。
その後も、11月15日(金)に震災から復活して1年になる宮古市の「焼き鳥 鳥もと」を会場に「ベアレンビールを楽しむ会 in 宮古 鳥もと」を開催し、11月24日(日)には「ベアレン出張ビール会 in SUMITA〜明治時代の蔵でベアレンビールを楽しむ会〜」を開催する。12月14日(土)には一関市で「舟上で楽しむ!ベアレンビール in 猊鼻渓」、二戸市で「ベアレンと南部美人を楽しむ会 IN 二戸」を、12月21日(土)には遠野市で「遠野ジンギスカンでベアレンビール!」、来年1月18日(土)には西和賀町で「ベアレンビールを楽しむ会 in 西和賀」を開催する予定となっている。12月22日に滝沢村、1月11日に平泉町でもイベントが予定されており、これで岩手県内35市町村すべてのイベントが決定したそうである。3月9日(日)には盛岡市内で、「全市町村達成記念イベント」を開催する予定とのことである。
ところで、上記以外の岩手の市町村のうち、滝沢村、一関市、西和賀町ではまだイベントの話が進んでいないそうである。滝沢村はともかく、一関市にはいわて蔵ビールの世嬉の一酒造が、西和賀町には銀河高原ビールがある。いろいろと難しい面はあるのかもしれないが、せっかくの岩手のイベント、これらの地では共催でビールイベントを開催してみてはどうだろうか。地ビールブルワリー三社が事あるごとに協調している秋田での動きを見ていると、岩手でも同様の動きは不可能ではないのではないかと思う。
(2013.11.8追記:上で紹介した通り、一関市でも西和賀町でもイベントが決定したようである。残念ながら地ビール醸造所同士のタイアップはないようである。) さて、その秋田県も実に盛り上がっている。「東北ブログ」と銘打っているブログを開設している私にとってとりわけ嬉しいのは、「東北地ビールフェスティバル in 秋田2013」が開催されることである。この「東北地ビールフェスティバル」、東北各地の地ビールが一堂に会するイベントとして、第5回目まで開催されていたが、実はその後しばらく開催されずにいたのである。
第5回があった2008年以来久々の開催となる今回は、6月15日(土)、16日(日)に秋田市内のエリアなかいち「にぎわい広場」が会場である。秋田県内の地ビール三社、田沢湖ビール、あくらビール、湖畔の杜ビールの他、青森の奥入瀬ビール、岩手のいわて蔵ビール、宮城の鳴子の風、山形の地ビール月山、福島の福島路ビールが揃う。特に奥入瀬ビールは先述の「全国地ビールフェスティバル in 一関」にも出店していないので貴重である。
なお、この東北地ビールフェスティバル、東北ミートフェスティバルも同時開催で東北の地ビールだけではなく、東北各県自慢の肉も楽しめるそうである。これはビールが進みそうである(笑)。
秋田市内では他に、「クラフトビールフェスティバル in 秋田」が8月31日(土)、9月1日(日)に秋田駅前のアゴラ広場・大屋根下で開催される。今年で第4回目だが、昨年は全国の地ビール53社の82銘柄を集め、こちらも既に東北屈指の地ビールイベントとなってきている。
さらに秋田市内では、「秋田オクトーバーフェスト2013」が10月11日(金)、12日(土)、13日(日)、14日(月)の4日間、「東北地ビールフェスティバル」と同じ、エリアなかいちの「にぎわい広場」で開催される。こちらも確か今年で第4回、こちらは秋田県内の地ビール三社とドイツ直輸入の樽生ビールが楽しめ、バンド演奏もあるなど、仙台のオクトーバーフェストと近い雰囲気のイベントである。
ところで、秋田ではどうももう一つ、オクトーバーフェストが開催されていたようである。男鹿市でドイツ・オーストリアのワインやビールの販売を手掛けているワインパラディースでは昨年、大潟村内と秋田市内で「オクトーバーフェスト」を開催していた。大潟村の方はホテルサンルーラル大潟で昨年9月15日(土)に、秋田市内の方は昨年9月23日(日)にレストランサンビームで開催したようである。いずれもミュンヘンから届いたフェストビアのハッカープショール30L樽を開栓したとのことである。今年も同様のイベントがあるのかどうか確認して追記したい。
(2013.7.11追記:7月13日(土)、14日(日)、湯沢市で「ドイツビールフェスティバル IN 湯沢」が開催される。 湯沢市がドイツのジークブルク市と交流を行っているのをきっかけに今年初めて開催されるそうである。 会場は湯沢市柳町のイベント広場(旧大丈跡地)で、時間は両日とも11:00〜20:00の予定である。当日はビットブルガー・プレミアム・ピルス、ケストリッツアー・シュヴァルツビア、エルディンガー・ヴァイス・ビア・ヘーフェが飲める他、これらドイツビールに合う湯沢市の食材を使った料理も味わえ、またステージではいろいろな音楽が演奏されるとのことである。)
(2013.7.20追記:田沢湖ビールレストランでは、7月20日(土)、21日(日)、 「田沢湖ビール祭り」が開催される。期間中は田沢湖ビールが全品半額で飲める他、期間中限定のおつまみも登場するとのことである。)
(2013.9.20追記:上で紹介した秋田の「もう一つのオクトーバーフェスト」、今年も開催されるそうである。ワインパラディース主催の「オクトーバーフェスト2013 IN あつまれ大漁や」が、男鹿市内の「あつまれ大漁や」を会場に、10月5日(土)18:00から開催される。会費は6,000円で、ハッカープショールのフェストビア30L樽を開栓し、他にワインも楽しめ、ビールとワインに合う料理も堪能できて、またドイツ民謡を中心とした歌と演奏もあるそうである。なお、先着30名限定とのことである。)
(2013.7.20追記:田沢湖ビールレストランでは、7月20日(土)、21日(日)、 「田沢湖ビール祭り」が開催される。期間中は田沢湖ビールが全品半額で飲める他、期間中限定のおつまみも登場するとのことである。)
(2013.9.20追記:上で紹介した秋田の「もう一つのオクトーバーフェスト」、今年も開催されるそうである。ワインパラディース主催の「オクトーバーフェスト2013 IN あつまれ大漁や」が、男鹿市内の「あつまれ大漁や」を会場に、10月5日(土)18:00から開催される。会費は6,000円で、ハッカープショールのフェストビア30L樽を開栓し、他にワインも楽しめ、ビールとワインに合う料理も堪能できて、またドイツ民謡を中心とした歌と演奏もあるそうである。なお、先着30名限定とのことである。)
青森県では残念ながら今のところイベントの情報はない。ただ、先述の奥入瀬ビールを醸造している奥入瀬麦酒館では、今年は過ぎてしまったが、「地ビールの日」である毎年4月23日に地ビール飲み放題60分500円のイベントを行っている。また、毎月第3木曜日を「麦酒館の日(ビールの日)」として2時間男性1,500円、女性1,000円で飲み放題を行っている。
(2013/10/13追記:10月20日(日)11:00〜18:00、弘前市内の土手町コミュニティパーク・多目的ホールを会場に、「かだるべ クラフトビアフェス 2013 in ひろさき」が開催される。
当日は、ドイツの ホフブロイ・オクトーバーフェスト限定ビアの他、津軽路ビール、奥入瀬ビールのハーフ&ハーフ、それにあくらビール4種やいわて蔵ビール3種が樽生で飲める。また、陸奥湾産ムール貝のワイン蒸しやびんちょうマグロの網焼きなどの料理も味わえるとのことである。
青森県内では恐らく初めてとなるビールイベント、大いに楽しみである。)
2012年08月25日
東北で地ビールが飲める店 番外編その20〜全国地ビールフェスティバルin一関
今年も夏の終わりを締め括る全国地ビールフェスティバルin一関、開幕である。第15回となる今年は初めて海外からも3社が参加し、合計72醸造所の100種類以上のビールが味わえる。
地元の飲食店のブースも充実しており、地元の料理を楽しみながら全国の地ビールを味わえるというスタイルは今回も健在である。ステージでは郷土芸能、マジックショー、ヨーデル、吹奏楽、フラメンコなど、多様な演目がイベントを盛り上げている。
昨年は3日間でおよそ15、000人が訪れたそうで、今や全国屈指のビールイベントとなったが、会場の人だかりを見る限り、今年も昨年と同等かそれ以上の人が集まっているようである。
しかし、我ながら、全国の地ビールが飲めるというのに、つい顔馴染みの銀河高原ビール、あくらビール、みちのく福島路ビール、いわて蔵ビール、田沢湖ビール、猪苗代地ビールなどを先に飲んでしまうのはご愛嬌である(笑)。
それにしても、屋外の飲食イベントとビールは相性がいいようだとつくづく思う。それはワインや日本酒やウィスキーで同じようなイベントがあまりないことからも窺える。会場あちこちで楽しげに盛り上がっているグループを見るにつけ改めてそう思うのである。もちろん、私も同じ顔をしていたのだろが(笑)。
今日は夜8時で終了だが、終了後一関の街中に繰り出す人も多くいる。折しも、一関市内では7月20日から8月30日まで、市内の多くの飲食店が参加して、各地の地ビールと店の自慢の料理をセットでお得な価格で出す「いちのせき地ビールストリート」を開催中である。それもあって、地ビールフェスティバル終了後の市内の飲食店はどこもいっぱいである。この地ビールフェスティバル、地域の活性化に大いに貢献しているようである。
最終日の明日もきっとたくさんの人がビールを楽しんでいるに違いない。
追記(2012.8.27):最終的に3日間で約20,000人の人が訪れ、昨年と比べて126%・980L増となる8,780Lのビールが消費されたそうである。すごい!
地元の飲食店のブースも充実しており、地元の料理を楽しみながら全国の地ビールを味わえるというスタイルは今回も健在である。ステージでは郷土芸能、マジックショー、ヨーデル、吹奏楽、フラメンコなど、多様な演目がイベントを盛り上げている。
昨年は3日間でおよそ15、000人が訪れたそうで、今や全国屈指のビールイベントとなったが、会場の人だかりを見る限り、今年も昨年と同等かそれ以上の人が集まっているようである。
しかし、我ながら、全国の地ビールが飲めるというのに、つい顔馴染みの銀河高原ビール、あくらビール、みちのく福島路ビール、いわて蔵ビール、田沢湖ビール、猪苗代地ビールなどを先に飲んでしまうのはご愛嬌である(笑)。
それにしても、屋外の飲食イベントとビールは相性がいいようだとつくづく思う。それはワインや日本酒やウィスキーで同じようなイベントがあまりないことからも窺える。会場あちこちで楽しげに盛り上がっているグループを見るにつけ改めてそう思うのである。もちろん、私も同じ顔をしていたのだろが(笑)。
今日は夜8時で終了だが、終了後一関の街中に繰り出す人も多くいる。折しも、一関市内では7月20日から8月30日まで、市内の多くの飲食店が参加して、各地の地ビールと店の自慢の料理をセットでお得な価格で出す「いちのせき地ビールストリート」を開催中である。それもあって、地ビールフェスティバル終了後の市内の飲食店はどこもいっぱいである。この地ビールフェスティバル、地域の活性化に大いに貢献しているようである。
最終日の明日もきっとたくさんの人がビールを楽しんでいるに違いない。
追記(2012.8.27):最終的に3日間で約20,000人の人が訪れ、昨年と比べて126%・980L増となる8,780Lのビールが消費されたそうである。すごい!
2012年06月15日
東北で地ビールが飲める店 番外編その19〜仙台ドイツビアフェストと東北のビールイベント
追記(2022.2.16):2022年版はこちら。
追記(2021.3.18):2021年版はこちら。
追記(2020.1.8):2020年版はこちら。
追記(2019.1.19):2019年版はこちら。
追記(2018.4.9):2018年版はこちら。
追記(2016.1.20):2016年に東北各地で開催されるビールイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2015.3.21):2015年に東北各地で開催されるビール関連のイベントに関しては、こちらを参照していただければ幸いである。
これまで仙台市内のビールのイベントと言えば、先日も紹介した6月と9月に開催される「オクトーバーフェスト」がよく知られていたが、今年はこれに新しいイベントが加わった。その名も「仙台ドイツビアフェスト〜オクトーバーフェストウィークエンド〜in ヨドバシカメラ旧店舗」である。まさか日本一長い名前のビールイベントを目指したということでもないだろうが、長い名前である。しかも、「フェスト」という名前がダブっている、週末だけでなく毎日開催なのに「ウィークエンド」という言葉が入っている、などツッコミどころのある名称である。
それはともかく、これまでの仙台のオクトーバーフェストが10日前後の開催期間なのに対して、この「仙台ドイツビアフェスト〜オクトーバーフェストウィークエンド〜in ヨドバシカメラ旧店舗」は6月8日に始まって、9月2日(日)まで毎日開催である。これは嬉しい。しかも、その名の通り、先ごろ新店舗に移転したヨドバシカメラマルチメディア仙台の旧店舗の2階ワンフロアが会場であるので、もちろん暑い日に屋外で飲むビールというのも格別なものがあるが、屋外の錦町公園が会場のオクトーバーフェストと違って天気に関係なく安心して飲めるのもいい。オクトーバーフェストが21時までなのに対し、こちらは22時までやっているのもいい。JR仙台駅に隣接しているのでアクセスもよい。
この「仙台ドイツビアフェスト〜オクトーバーフェストウィークエンド〜in ヨドバシカメラ旧店舗」(あまりに長いので、以下「仙台ドイツビアフェスト」と略させていただく)、ザート商会という、ドイツのワインやビール、食品などの輸入卸販売を手掛け、都内でドイツレストランをチェーン展開している商社が主催している。オクトーバーフェストと違い、バンド演奏は土日のみだが(ひょっとして、だから「オクトーバーフェストウィークエンド」と言うのか?)、会場内には150インチのモニターが設置され、スポーツ放送の中継などを行っている。
肝心のビールだが、フランツィスカーナーのヴァイスビアとヴァイスビア・デュンケル、シュパーテンのオプティメーターなど3種、ホフブロイハウスのヴァイスビア、シュヴァルツ・ヴァイスビアなど4種、フレンスブルガーのヴァイツェンなど4種が、それぞれ樽生で飲める。今回の「オクトーバーフェスト in 仙台」同様、私が聞いたことも飲んだこともないビールがあり、かつその「オクトーバーフェスト in 仙台」と飲めるビールが重なっていないのも嬉しい。他に、ワインやカクテルも飲める。フードメニューでは、ソーセージやプレッツェル、チュロス、ザワークラウトやピクルスなどがあるが、オクトーバーフェストと比べると種類は少なめである。
ともあれ、この「仙台ドイツビアフェスト」、3ヶ月近くに亘って飲める「第三のオクトーバーフェスト」として定着するといいなと思う。ヨドバシカメラ旧店舗が取り壊されてしまった後の会場をどうするかという課題はあるわけであるが。
さて、この夏も東北各地でビールのイベントが開催される。ことのついでに現在、私が把握しているイベントを紹介したい。ただし、大手メーカーのビールしか出てこないイベントにはまったく関心がないので、それ以外のイベント限定である。
まず福島県内では、郡山市で「サマーフェスタ IN KORIYAMA 2012 ビール祭」が7月25日(水)〜29日(日)に開催される。国内最大級という5,000人収容の屋外ビアガーデンで、「オクトーバーフェストの郡山版」を銘打っている。仙台のオクトーバーフェスト同様、ドイツバンドの演奏を聴きながら生ビールや郡山の素材をいかした料理を楽しむことができる。縁日広場などもあり子供連れでも楽しめるよう工夫されているようである。飲めるビールは大手のビールのみだが、今年で18回目を迎えるという伝統に敬意を表してこれは紹介する。
福島市では昨年に続いて、「ビアフェスタふくしま2012」が7月29日(日)に開催される。今年のテーマは「ビールと共に地元の食材の魅力に迫ろう」で、入場料(前売3,000円、当日3,500円)のみで32社63銘柄のビールが飲み放題というのが素晴らしい。私の今年の大注目は、地元福島のななくさ農園が醸造している「ななくさビーヤ」である。農水省のキャリア公務員から有機農家に転身した方が麦から作っているビールである。以前、日経ビジネスオンラインのサイトでこの方についての記事を読んだことがあり、その後に注目していた。現在、自給率100%のビール造りを目指して、大麦栽培、山ホップ採取に取り組むと共に、麦芽製造設備の開発も計画中とのこと。東北全体で見ても久々の新しい地ビール醸造所の誕生で、ぜひ味わってみたいものである。なお、二本松市内にある「道の駅ふくしま東和」では、瓶の「ななくさビーヤ」を購入することができる。
宮城県内では、上で紹介した仙台ドイツビアフェスト以外に、仙台市内で「仙台オクトーバーフェスト2012」が9月14日(金)〜23日(日)の予定で開催される。例年、9月は6月よりもさらに規模が大きくなるので楽しみである。
「癒.酒.屋 わおん」でも恒例の「クラフトビール(地ビール)フェア」が開催中である。全て瓶だが、全国各地の20種類の地ビールが揃っている。
また、仙南クラフトビールをつくっている角田市の仙南シンケンファクトリーでは、7月28日(土)に「第10回角田産和牛賞味会」が開催される。角田産和牛ステーキなどの牛肉料理と地場産野菜を使ったコースディナーに仙南クラフトビールが飲み放題となるAコースは7,800円である。
山形県内では、山形市のパレスグランデールで「ビアフェスタ 2012」が6月25日(月)〜28日(木)まで開催される。ビアフェスタとライブを組み合わせて毎年行われているイベントで、今年はサザンオールスターズのトリビュートバンド「KAWAMURA BAND」が連日ライブを行うそうである。料金は飲み放題・食べ放題込みで8,000円である。
一方、天童市の将棋むら天童タワーで「夏のビア・パーティー」が7月26日(木)〜28日(土)の予定で開催される。サイト上にはまだ情報がないが、敷地内にある「将棋(こま)のさとブルワリー」で作っている地ビール(発泡酒)飲み放題とむげん豚などの料理がついて4,000円である。前日夕方までの予約が必要とのことである。
岩手県内では何と言っても、「第15回全国地ビールフェスティバル in 一関」である。第15回を迎える今年は8月24日(金)〜26日(日)の開催である。今年も全国各地の地ビールと、地元の食材を使ったおいしい料理が楽しめると思うが、ただ一つ懸念は、会場の一関文化センター前広場が、敷地内の体育館の解体工事のため例年より狭くなるということである。昨年は70社約100銘柄のビールが揃い、3日間の来場者数が15,760人、ビール販売量7,880リットルというイベントであるだけに、今年は相当の混雑が予想される。今年は初めて海外メーカーの参加も予定されているとのことで楽しみである。
他に、盛岡市内では、今年もホテル東日本盛岡で7月2日(月)〜8月31日(金)まで、「ビアホール2012」が開催される。前売3,980円、当日4,200円で3時間食べ放題・飲み放題で、飲み放題の中には銀河高原ビールの樽生も含まれるという魅力的なイベントである。フードメニューもさすが盛岡屈指のホテルだけあって、和食、洋食、中華からデザートまでクオリティの高い約30種類の料理が並ぶ。
また、ベアレン醸造所では例年この時期、「ベアレンサマーフェスト」(7月三連休の日曜?)、「灼熱のBBQ大会 IN ベアレン」(8月お盆明けの日曜?)、「オクトーバーフェスト」(10月最初の日曜?)を開催している。現在のところサイト上にはいずれの案内も出ていないが、恐らく今年も例年通り開催されるものと思われる。
秋田県内では、「クラフトビアフェスティバル in AKITA(秋田ビアフェス) 2012」が今年も9月8日(土)、9日(日)に開催されることが決定している。他に「第3回秋田オクトーバーフェスト」も開催されると聞いている。
青森県内では、八戸市の八食センターで昨年「夏のビール祭」が行われたが、今年は開催の予定がないということであった。世界のビール10種類と日本の地ビール6種類が飲み放題で、料理込み3,000円という魅力的なイベントであっただけに残念である。他に何かあったらぜひ教えてほしい。
追記(2012.7.19):以前、山形市内でビールが飲める店として紹介したLondon亭は、8月18日(土)12:00から、「BeerFestival in Londontei」を開催する。世界のビールを瓶で約90種類揃え、その中からミニグラスで10杯分飲める入場券が、前売り3,000円、当日3,500円である。当日は3杯1,000円で追加ができる他、一皿500円の料理も出るそうである。山形市内では恐らく初めてのビアフェスで、楽しみである。
追記(2012.8.4):8月6日(月)から8日(水)まで、仙台七夕祭りに合わせて、仙台駅前のアエル広場特設会場において、「アエルの七夕ビアガーデン」が開催される(参照PDF)。「地元仙台で活躍する若手オーナー達の個性的な飲食店が『アエル広場』に集合!」との触れ込みで計11店舗が出店するが、その中で以前紹介したドイツ・ベルギーのビールが豊富な「アンバーロンド」も出店するとのことなので、足を運べばおいしいビールが飲めそうである。
追記(2012.8.9):今日9日(木)、10日(金)に仙台市地下鉄五橋駅近くの五橋公園で開催される「第六回五橋公園グリーンフェスティバル(イツフェス)」では、「公園にゴザを敷いてフラットなビアガーデン」ができるが、そこに出店する「五橋酒場」が伊達政宗麦酒も販売する、らしい。ちなみに、生はキリンのみのようである。
追記(2012.8.30):9月1日(土)、2日(日)と、仙台オクトーバーフェスト2012のプレイベントである「プロースト・カフェ」が、中央通りダイエー仙台店近くの復興支援施設「東北ろっけんパーク」にて開催される。仙台オクトーバーフェストで使用するベンチ・テーブルで、ドイツビールや地ビール、それにソーセージなどのフードも楽しめる。
会場では、いわて蔵ビールの東北復興支援ビールで有名な盛岡の石割桜から採取した酵母で醸造した「福香ビール」が樽生(仙台市内では飲めない貴重品!)で無料試飲できる他、遠刈田温泉にあるベルツのソーセージの無料試食もある。また、仙台オクトーバーフェストで使える1割増し商品券も数量限定で販売とのことである。
追記(2012.8.31):なんと、宮城県角田市の仙南シンケンファクトリーでは7月20日(金)から8月31日(金)の土日限定で「ビアガーデン」を開いていたようである。これは迂闊にも知らなかった。通常、営業していない夜間(17:00-21:00LO)の営業の上、夏季醸造限定ビール「シンケンラガー」も含めて通常650円の地ビールが500円となる他、90分飲み放題1,800円というメニューもあってかなり魅力的である。って、今日までであるが(笑)。
追記(2012.9.15) :東北各地のこの秋のビールイベントについては、別稿で改めて紹介しているので併せてご参照いただければ幸いである。
2011年08月20日
東北で地ビールが飲める店 番外編その15〜全国地ビールフェスティバルin一関
いやはや、すごい人出である。いや、地ビールフェスではなく平泉のことだが。盛岡まで行く用事があったので、帰りに寄ってみた。やはり世界遺産登録の効果であろうが、夏休み期間ということもあって、人、人、人である。
しかし、案の定と言うか、人は中尊寺と毛越寺に集中し、それ以外の構成遺産はこれまでの静寂を保っている感じである(笑)。せっかくだから、ツアーもこれら2つだけでなく、他の構成遺産も回ればいいのにと思う。やはり遺跡しかないと案内しづらいのかもしれないが、願わくばぜひこれらの遺跡も巡ってほしものである。
個人的には、柳之御所遺跡がきれいに整備されているのに驚いた。観自在王院跡も整備されていた。熊野三社には新しい本殿ができていた。白山社の落ち着いた佇まいはこれまで通りだった。改めてじっくり見て回ると、平泉はやはり、何とも言えない、連綿と続く悠久の歴史を感じさせる、東北でも稀有な地であることを実感する。
さて、地ビールフェスも相変わらずの人出である。今年は、まさか私の昨年のブログを見たわけではないだろうが(笑)、立ち飲みのスペースも設けられた。それでもやはり席は不足気味である。
まあ、それも無理はないかもしれない。何と言っても、普段飲めない全国各地の地ビールが飲め、地元のおいしい料理も堪能できるのだから。
今年は過去最高の70社の地ビールが集まった。全国に地ビール醸造所は200社以上あると言われるが、その4割近くのビールが味わえるのである。さすがは全国最大規模の地ビールのイベントである。
明日の最終日もきっと、多くの人で賑わうことだろう。
追記(2011.9.19):9月23日(金・祝)〜25日(日)の3日間、横浜みなとビアガーデンを会場に、「第1回一関地ビールフェスティバルin横浜」が開催されるそうである。これは、この「全国地ビールフェスティバルin一関」を、初めて一関以外で開催するというイベントだとのことである。フラダンスやジャズのステージがあったり、藤原ヒロユキ氏の地ビールに関する講演会があったり、盛り沢山の内容である。
東北からは、地元岩手・一関のいわて蔵ビール、秋田のあくらビール、湖畔の杜ビール、宮城の鳴子温泉ブルワリー、福島のみちのく福島路ビールが出展する他、一関産の牛・豚・鶏肉を中心にしたおつまみや東北の地元料理も食べられるそうである。
しかし、案の定と言うか、人は中尊寺と毛越寺に集中し、それ以外の構成遺産はこれまでの静寂を保っている感じである(笑)。せっかくだから、ツアーもこれら2つだけでなく、他の構成遺産も回ればいいのにと思う。やはり遺跡しかないと案内しづらいのかもしれないが、願わくばぜひこれらの遺跡も巡ってほしものである。
個人的には、柳之御所遺跡がきれいに整備されているのに驚いた。観自在王院跡も整備されていた。熊野三社には新しい本殿ができていた。白山社の落ち着いた佇まいはこれまで通りだった。改めてじっくり見て回ると、平泉はやはり、何とも言えない、連綿と続く悠久の歴史を感じさせる、東北でも稀有な地であることを実感する。
さて、地ビールフェスも相変わらずの人出である。今年は、まさか私の昨年のブログを見たわけではないだろうが(笑)、立ち飲みのスペースも設けられた。それでもやはり席は不足気味である。
まあ、それも無理はないかもしれない。何と言っても、普段飲めない全国各地の地ビールが飲め、地元のおいしい料理も堪能できるのだから。
今年は過去最高の70社の地ビールが集まった。全国に地ビール醸造所は200社以上あると言われるが、その4割近くのビールが味わえるのである。さすがは全国最大規模の地ビールのイベントである。
明日の最終日もきっと、多くの人で賑わうことだろう。
追記(2011.9.19):9月23日(金・祝)〜25日(日)の3日間、横浜みなとビアガーデンを会場に、「第1回一関地ビールフェスティバルin横浜」が開催されるそうである。これは、この「全国地ビールフェスティバルin一関」を、初めて一関以外で開催するというイベントだとのことである。フラダンスやジャズのステージがあったり、藤原ヒロユキ氏の地ビールに関する講演会があったり、盛り沢山の内容である。
東北からは、地元岩手・一関のいわて蔵ビール、秋田のあくらビール、湖畔の杜ビール、宮城の鳴子温泉ブルワリー、福島のみちのく福島路ビールが出展する他、一関産の牛・豚・鶏肉を中心にしたおつまみや東北の地元料理も食べられるそうである。
2011年07月20日
東北で地ビールが飲める店 番外編その14〜この夏の東北のビアフェスタ・ビール祭り
追記(2024.1.12):2024年版はこちら。
追記(2022.2.16):2022年版はこちら。
追記(2019.1.19):2019年版はこちら。
追記(2018.4.9):2018年版はこちら。
追記(2017.1.28):2017年版はこちら。
追記(2016.1.20):2016年に東北各地で開催されるビールイベントについては、こちらを参照していただければ幸いである。
追記(2015.3.21):2015年に東北各地で開催されるビール関連のイベントについては、こちらを参照していただければさいわいである。
東日本大震災の発生から4ヶ月が過ぎた。例年、東北地方の梅雨明けは7月の下旬になるのだが、今年は早々と7月11日に梅雨が明け、そこからは連日30度超えの厳しい暑さの日が仙台でも続いている。
こう暑い日が続くと、私のようなビール好きでなくても、ビールがおいしいと感じる人が多くなると思われる。そのようなこともあって、夏にはビールに関連するイベントが多く催される。私にとって、東北のビールイベントと言えば、岩手県一関市で8月に開催される「全国地ビールフェスティバルin一関」と、仙台で9月に開催される「仙台オクトーバーフェスト」だが、実はこれら以外にもこの時期、東北の様々な地域でビールのイベントが開催されている。
その中で、すごい!と思ったのは、福島県郡山市で7/27(水)〜7/31(日)に開催される「サマーフェスタ IN KORIYAMA 2011 ビール祭」である。今まで知らなかったが、このビール祭り、なんと今年で17回目だそうである。一関の「全国地ビールフェスティバルin一関」が今年で14回目だから、それよりも前から郡山市では夏にビールのお祭りを開催していたわけである。
郡山市民の憩いの場である開成山公園で開催されるこのビール祭りでは、ドイツのバンドやストリートオルガンの演奏を始め、様々な催しが企画され、その中で地元のおいしい料理を食べながらビールを味わえる。ただ、唯一残念なのが、飲めるビールが、キリン、アサヒ、サッポロという、大手三社のビールのみという点である。これに地ビールや海外のビールが飲めたらビール好きにとってはさらに魅力あるイベントとなるのではないかと思う。
一方、福島市では、7/24(日)に「ビアフェスタふくしま2011」が開催される。こちらは今年で3回目のイベントだが、全国各地のビールメーカー20社の44銘柄のビールが自由に飲めて3,000円(前売券)という料金設定が素晴らしい。地元の福島路ビールや猪苗代地ビール、秋田のあくらビールや岩手のいわて蔵ビールを始め、普段あまり目にすることのない他地域の地ビールが飲めるのが嬉しい。大手各社も出展するが、アサヒが「熟撰」、サッポロが「エビス スタウト クリーミートップ」を出展するなど、地ビールメーカーに負けないという気合が感じられる。
私の中の「二大ビールイベント」の一つ「全国地ビールフェスティバルin一関」は第14回目を迎える今年も8/19(金)〜8/21(日)に開催される。今年は全国70社、100銘柄以上のビールが集まるとのことで、やはり今年も規模的に全国屈指の地ビールイベントである。
もう一つの「仙台オクトーバーフェスト」であるが、震災の影響で今年は6月の「仙台ジャーマンフェスト」が中止となり、9月のこのイベントもどうなるのか気を揉んだが、開催が決定してよかった。9/16(金)〜9/25(日)、今年も錦町公園を会場に開催されるそうである。今年は銀河高原ビールが出展しないとのことで残念だが、きっとまた連日盛り上がるに違いない。
秋田市では「クラフトビアフェスティバル in AKITA 2011(秋田ビアフェス)」が9/10(土)、11(日)に開催される。今年で2回目だが、全国47社60銘柄以上の地ビールが集結し、既に「全国地ビールフェスティバルin一関」に次ぐ規模となっているのがすごい。昨年は開催前から注目を集め、前売券が売れに売れ、当日券がほとんどなかったということだが、今年もきっと多くの人が訪れるに違いない。
それから、ホテル東日本盛岡の「ビアホール2011(PDF)」では、今年も銀河高原ビールが飲み放題である。2時間食べ放題・飲み放題で4,000円(前売券)はお得だと思う。7/1(金)〜9/17(土)まで開催されている。
他に、既に終わってしまったが、山形市のパレスグランデールの「ビアフェスタ2011」は、入場料7,500円だが、世界のビールが味わえて毎年様々なアーチストを招いての演奏も聴けるという趣向のイベントである。
青森県八戸市の八食センターでも「夏のビール祭」を開催した。料理付3,000円で地ビール6種類が飲み放題というイベントであった。
盛岡市のベアレン醸造所も2,500円でベアレンビールが飲み放題となる「ベアレンサマーフェスティバル」を開催した。ベアレン醸造所ではそれ以外にも季節ごとに様々なイベントを開催しているので、時々サイトをチェックしてみるとよい。
ちなみに写真は、新潟市の地ビール、新潟麦酒のマスコットキャラクター(?)である。
追記(2011.7.29):仙台でこの週末にビアフェスタがあるようである。いや、30、31日に行われるアサヒビールが協賛の「ビアフェスタin仙台」(参照サイト)のことではない。今年、仙台市中央卸売市場近くに東北の地元食材が揃った「場外・市民市場」としてできた、「杜の市場」で29、30日に「杜の市場ビアフェスタ」なるイベントが開催されるようなのである(写真参照)。
ところが、この「杜の市場ビアフェスタ」、内容が不明である(笑)。パンフを見ても「スーパーにない楽しさ!!」「暑い夏、頑張ったご褒美をどうぞ。」というコピーがあるだけである。と言うか、そもそもスーパーではビアフェスタなんてやってないし(笑)。「杜の市場」のサイトの「イベント情報」を見ても、当日だというのにこのビアフェスタのことは出ていない。これは行ってみるしかないか?(笑)
2010年08月21日
東北で地ビールが飲める店 番外編その12〜全国地ビールフェスティバルin一関
いやはや、相変わらずすごい人出である。今年で第13回目を迎えた「全国地ビールフェスティバルin一関」であるが、座れる席など皆無なくらい人、人、人である。
私が会場に着いたのは午後6時くらいだったが、その頃には東北以外の他地域のビールは軒並み完売で、馴染みの東北の地ビールが、並み居る酔客の注文に追われていた。
従って結局、他地域のビールは飲めず終いだったが、東北の地ビールも、遠野のズモナビールがメルツェンやアルト、西和賀の銀河高原ビールがGケルシュやホワイトエール(このようなイベントではもはや定番となりつつあるが)、地元一関のいわて蔵ビールが地元の小麦を使った小春ペールエールやパッションエール、秋田のあくらがアメリカンホワイトエールやインディアンペールエール、八戸の八戸シャトービールがヴァイツェンや青森りんごを使ったアップルエール、仙北の田沢湖ビールがダブルチョコレートボック、大崎の鳴子の風がパイナップルの発泡酒など、普段ないようなビールを競い合うように出していたお陰で、「来た甲斐があった感」を感じることができた。
それにしてもこの混雑ぶりはすごい。こうなったら来年からは、今流行りの「立ち飲み」スペースも追加してはどうだろうか。そうでなければビニールシートかござ持参で来るしかなさそうである(実際そのような人もいた)。しかし、このイベントがこのように夏の終わりの風物詩として定着したのは喜ばしい限りである。
地元の食材をふんだんに使った各種料理も健在で、飲むだけでなく、食べることでも楽しめるのもいい。全国の地ビールが64種類も一堂に会するのは、全国広しといえどもこのイベントだけだそうで、さすがは「地ビール王国」岩手の面目躍如たるものがある。
このフェスティバル、明日までだが、明日もきっとまた朝からたくさんの人が詰め掛けて、各地の様々な地ビールを堪能しながら盛り上がるのだろう。
今回のフェスティバルの詳細はここで紹介されている。
私が会場に着いたのは午後6時くらいだったが、その頃には東北以外の他地域のビールは軒並み完売で、馴染みの東北の地ビールが、並み居る酔客の注文に追われていた。
従って結局、他地域のビールは飲めず終いだったが、東北の地ビールも、遠野のズモナビールがメルツェンやアルト、西和賀の銀河高原ビールがGケルシュやホワイトエール(このようなイベントではもはや定番となりつつあるが)、地元一関のいわて蔵ビールが地元の小麦を使った小春ペールエールやパッションエール、秋田のあくらがアメリカンホワイトエールやインディアンペールエール、八戸の八戸シャトービールがヴァイツェンや青森りんごを使ったアップルエール、仙北の田沢湖ビールがダブルチョコレートボック、大崎の鳴子の風がパイナップルの発泡酒など、普段ないようなビールを競い合うように出していたお陰で、「来た甲斐があった感」を感じることができた。
それにしてもこの混雑ぶりはすごい。こうなったら来年からは、今流行りの「立ち飲み」スペースも追加してはどうだろうか。そうでなければビニールシートかござ持参で来るしかなさそうである(実際そのような人もいた)。しかし、このイベントがこのように夏の終わりの風物詩として定着したのは喜ばしい限りである。
地元の食材をふんだんに使った各種料理も健在で、飲むだけでなく、食べることでも楽しめるのもいい。全国の地ビールが64種類も一堂に会するのは、全国広しといえどもこのイベントだけだそうで、さすがは「地ビール王国」岩手の面目躍如たるものがある。
このフェスティバル、明日までだが、明日もきっとまた朝からたくさんの人が詰め掛けて、各地の様々な地ビールを堪能しながら盛り上がるのだろう。
今回のフェスティバルの詳細はここで紹介されている。
2009年08月23日
東北で地ビールが飲める店 番外編その9〜全国地ビールフェスティバルin一関
今年も8月21〜23日の日程で、一関文化センター前広場を会場に、全国地ビールフェスティバルin一関が開催されている。
今年は全国の地ビール醸造所64社が集まった。各地の地ビールをとことん楽しめる夏のイベントとしてすっかり定着した感のあるこのフェスティバルであるが、今年も昨年同様、同時開催として7月24日から8月23日までの期間、地元食材を使った料理と地ビールのコラボレーションがウリの「地ビールストリート」が開催され、一関市内の16の飲食店でいろいろな地ビールが楽しめる。また、今年初めての取り組みとして、8月22日に「地ビールミュージックパーク」と題して、ジャズの生演奏を聴きながら地ビールを楽しめるイベントも用意された。この3日間、一関市はまさに地ビール一色である。
私も幸運なことに、22日に一関近くまで行く用事があったので、今年も帰りに寄ってみた。相変わらずかなりの人手で、皆地ビールと地元食材がメインの料理を存分に楽しんでいる風であった。私は箕面ビールのリアルベルジャンレッドエール、銀河高原ビールのG-ケルシュ、鳴子の風のパイナップルBOMBERとアップルブリュー、伊勢角屋麦酒のブラウンエール、サンクトガーレンのゴールデンエール、あくらのビスケットヴァイツェン、田沢湖ビールのあきたモルトなど、普段なかなかお目にかかれない限定の樽生ビールを中心に各地のビールを楽しむことができた。G-ケルシュは銀河高原ビールとして初めてのケルシュだが、頭に銀河高原の「G」がついている通り、銀河高原ビールならではの味に仕上がっていた。
毎度同じことを書くが(笑)、地元食材を使った料理も大層な人気で、そちらがお目当ての高校生など若い世代や子供連れの夫婦も会場には多く見られた。私も世嬉の一の一関産野菜たっぷりの野菜カレー、一関トマトのトマトピザ、室根総合開発の室根やわらか羊、調理師会一関支部の平泉産ラッキー玉ネギ酢漬けなど、とてもおいしい料理を堪能させていただいた。
設営されたテントの座席はほぼ満席で、どこの席でも地ビールと地料理で陽気に盛り上がっている人たちの姿が印象的であった。やはり、おいしいビールとおいしい料理は、人をこの上なく幸せな気分にさせるようである。
このフェスティバルも23日が最終日。きっとまた大いに盛り上がれることだろう。
今年は全国の地ビール醸造所64社が集まった。各地の地ビールをとことん楽しめる夏のイベントとしてすっかり定着した感のあるこのフェスティバルであるが、今年も昨年同様、同時開催として7月24日から8月23日までの期間、地元食材を使った料理と地ビールのコラボレーションがウリの「地ビールストリート」が開催され、一関市内の16の飲食店でいろいろな地ビールが楽しめる。また、今年初めての取り組みとして、8月22日に「地ビールミュージックパーク」と題して、ジャズの生演奏を聴きながら地ビールを楽しめるイベントも用意された。この3日間、一関市はまさに地ビール一色である。
私も幸運なことに、22日に一関近くまで行く用事があったので、今年も帰りに寄ってみた。相変わらずかなりの人手で、皆地ビールと地元食材がメインの料理を存分に楽しんでいる風であった。私は箕面ビールのリアルベルジャンレッドエール、銀河高原ビールのG-ケルシュ、鳴子の風のパイナップルBOMBERとアップルブリュー、伊勢角屋麦酒のブラウンエール、サンクトガーレンのゴールデンエール、あくらのビスケットヴァイツェン、田沢湖ビールのあきたモルトなど、普段なかなかお目にかかれない限定の樽生ビールを中心に各地のビールを楽しむことができた。G-ケルシュは銀河高原ビールとして初めてのケルシュだが、頭に銀河高原の「G」がついている通り、銀河高原ビールならではの味に仕上がっていた。
毎度同じことを書くが(笑)、地元食材を使った料理も大層な人気で、そちらがお目当ての高校生など若い世代や子供連れの夫婦も会場には多く見られた。私も世嬉の一の一関産野菜たっぷりの野菜カレー、一関トマトのトマトピザ、室根総合開発の室根やわらか羊、調理師会一関支部の平泉産ラッキー玉ネギ酢漬けなど、とてもおいしい料理を堪能させていただいた。
設営されたテントの座席はほぼ満席で、どこの席でも地ビールと地料理で陽気に盛り上がっている人たちの姿が印象的であった。やはり、おいしいビールとおいしい料理は、人をこの上なく幸せな気分にさせるようである。
このフェスティバルも23日が最終日。きっとまた大いに盛り上がれることだろう。
2008年08月09日
東北で地ビールが飲める店 番外編その6〜全国地ビールフェスティバルin一関会場
今年も一関市で全国地ビールフェスティバルが開幕した。例年お盆期間中の土日の開催だったが、今年は8月7日から9日の開催である。今年も全国47都道府県から61の地ビール醸造所が出展して盛大に行われている。
今年もたまたま8日に一関を通る予定があったので、これ幸いとばかりに寄ってみた。昨年と違って早い時間に着いたのだが、既に席はほぼ満席で、例年通りかなり盛り上がっていた。前日の前夜祭では10周年だった前年を大きく上回る710リットルが消費されたそうで、年々規模が拡大しているようである。
私も各地の地ビールを堪能させていただいた。山梨県の富士桜高原麦酒のヴァイツェンから始まって、以前石垣島に行った時に飲んだことのある沖縄県の石垣島ビールのヴァイツェン、それに薩摩ビールのヴァイツェン、いつもお世話になっている(笑)岩手県の銀河高原ビールのペールエールの貴重な生、山口県の萩ビール村塾のヴァイツェン、香川県のさぬきビールのヴァイツェン、北海道の大沼ビールのアルト、地元一関市のいわて蔵ビールの新作、ジャパニーズハーブエール山椒(これはユニーク!)とキャラメルエール、など日本全国北から南まで、普段なかなか味わえないビールを味わわせていただいた。
地産地消のフードメニューも健在で、今年もビールと実によく合うメニューが所狭しと並んでいた。
今回のフェスティバルと合わせて、一関市内では昨年に引き続き「いちのせき地ビールストリート」が、7月18日から8月16日までの予定で開催されている。これは市内の飲食店と全国の地ビール醸造所のタイアップによって、地元の料理と各地の地ビールが特別セット価格で味わえるものである。それぞれの飲食店で飲める地ビールは決まっているので、地ビール目当てでハシゴするのも楽しい。タイアップしている飲食店の店先にはそれぞれの地ビールの幟が立っており、さながら街中全体が地ビール一色という印象である。
11年目を迎えて着実に定着しつつあるこの全国地ビールフェスティバル、一関市を東北の地ビールのメッカへと押し上げる原動力となっている感がある。欲を言えば、行く行くはこのフェスティバルの前後の期間だけでなく、いつでも市内の飲食店でいろいろな地域の地ビールが味わえるようになるともっと素晴らしいと思う。
今年もたまたま8日に一関を通る予定があったので、これ幸いとばかりに寄ってみた。昨年と違って早い時間に着いたのだが、既に席はほぼ満席で、例年通りかなり盛り上がっていた。前日の前夜祭では10周年だった前年を大きく上回る710リットルが消費されたそうで、年々規模が拡大しているようである。
私も各地の地ビールを堪能させていただいた。山梨県の富士桜高原麦酒のヴァイツェンから始まって、以前石垣島に行った時に飲んだことのある沖縄県の石垣島ビールのヴァイツェン、それに薩摩ビールのヴァイツェン、いつもお世話になっている(笑)岩手県の銀河高原ビールのペールエールの貴重な生、山口県の萩ビール村塾のヴァイツェン、香川県のさぬきビールのヴァイツェン、北海道の大沼ビールのアルト、地元一関市のいわて蔵ビールの新作、ジャパニーズハーブエール山椒(これはユニーク!)とキャラメルエール、など日本全国北から南まで、普段なかなか味わえないビールを味わわせていただいた。
地産地消のフードメニューも健在で、今年もビールと実によく合うメニューが所狭しと並んでいた。
今回のフェスティバルと合わせて、一関市内では昨年に引き続き「いちのせき地ビールストリート」が、7月18日から8月16日までの予定で開催されている。これは市内の飲食店と全国の地ビール醸造所のタイアップによって、地元の料理と各地の地ビールが特別セット価格で味わえるものである。それぞれの飲食店で飲める地ビールは決まっているので、地ビール目当てでハシゴするのも楽しい。タイアップしている飲食店の店先にはそれぞれの地ビールの幟が立っており、さながら街中全体が地ビール一色という印象である。
11年目を迎えて着実に定着しつつあるこの全国地ビールフェスティバル、一関市を東北の地ビールのメッカへと押し上げる原動力となっている感がある。欲を言えば、行く行くはこのフェスティバルの前後の期間だけでなく、いつでも市内の飲食店でいろいろな地域の地ビールが味わえるようになるともっと素晴らしいと思う。
2007年09月01日
東北で地ビールが飲める店 番外編その4〜仙台オクトーバーフェスト2007
オクトーバーフェストが今年も仙台にやってきた。10月にドイツで行われる伝統的なビール祭りを日本でもということで始まったこのオクトーバーフェストは、昨年初めて仙台でも開催されたが、盛況だった。そんなわけで今年も開催という運びになったのだろうが、今年はなんと8月27日からの開催である。
昨年行われた時は8月30日から9月3日の5日間だったので、オクトーバーじゃないじゃんと突っ込んだが、今年はさらに早まって8月27日開始である。「オーガストフェスト」である。もっとも、本国よりも先にビール祭りが楽しめるのは何となく得した気分になるし、何と言っても日本はビールと言うと夏というイメージが強いので、この時期の開催もよいのかもしれない。それに今年は開催期間も1週間と伸びたのも嬉しい。
内容も今年は昨年よりもさらにパワーアップしていた。生で飲めるドイツビールも昨年はエルディンガー・ヴァイスなど3種だったが、今年は新たにフランツィスカーナ・ヘーフェヴァイスビアなど4種が加わって7種、その上このブログでも過去に紹介した銀河高原ビール(該当ブログ1、該当ブログ2)、平庭高原ビール(該当ブログ)、ズモナビール(該当ブログ)、みやもりビール(該当ブログ)、いわて蔵ビール(該当ブログ)など岩手県内の地ビールや、宮城県の鳥の海ブルワリーのシャンパンビール(該当ブログ)、伊達政宗麦酒など、東北の地ビールも飲めるようになった。フードメニューについても、ドイツソーセージも地元の名物もさらに充実しており、食の面でも楽しめる。
ただ、問題は天気である。お盆明けまでの猛暑が嘘のように、このところ仙台は秋雨前線の影響で肌寒い雨がちな天気が続いており、屋外でビールをという雰囲気に文字通り水を差されたのが残念であった。もっとも、31日の夜に足を運んでみたが、そんなこととは関係なくテント席の中はたくさんのビール好きで盛り上がっていたし(写真参照)、傘を差しながら屋外の席で飲んでいる強者もいた。
ドイツのビールはもちろんドイツの民俗音楽が流れるその場の雰囲気にマッチしていたが、東北の地ビールもドイツスタイルのものが多いので、違和感なくこのビールのお祭りに溶け込んでいた。
中でも特筆すべきは、銀河高原ビールである。私の毎日の晩酌に欠かせないこのビールのブースを覗いてみたところ、馴染みのあるヴァイツェンではなく、限定醸造というサマーホワイト、赤銅麦酒という2種の生ビールがあった。サマーホワイトはベルギースタイルで、以前あった「白ビール」缶を思い起こさせる色あいだが、その頃の白ビールよりもさらに工夫を凝らして違ったビールに仕上がっているという。赤銅麦酒の方はイギリススタイルの赤褐色のエールで、これまでの銀河高原にはなかったビールである。どちらのビールも、以前紹介した醸造所のある沢内銀河高原<でもまだ飲めない貴重品とのことで、地ビール好きにとってこの銀河高原の限定ビールは実は、このビール祭りの大きな目玉の一つと言えよう。
ブースにいた方としばし話をしたが、銀河高原ビールはこれからもいろいろなことにチャレンジしていくとのことだった。とりあえず数カ月後にも何か動きがあるようで、楽しみである。銀河高原ビールは、東北の地ビールの中ではやはりリーダー的存在だと私は思っているので、一時の苦難を乗り越えて新たなチャレンジが始まったことをとても嬉しく思った。
そうそう、この仙台オクトーバーフェスト2007は、残すところ今日と明日の2日のみである。週末でもあるし、少しでも天気が回復してたくさんの人が訪れるとよいと思う。そしてまた来年もぜひとも開催していただき、前回紹介した全国地ビールフェスティバルin一関や、これまた以前ちょっと紹介したが毎年海の日の三連休に小岩井牧場で行われる東北地ビールフェスティバルと同様、東北のビール祭りとして定着すればよいなと思う。
追記(2007.12.1):このときの予告どおり、銀河高原ビールから新製品が相次いで出された。一つはWEB SHOP限定のクリスマス限定エール2種である。これらはホワイトエール (白ビール) で、小麦を使用した淡い黄金色のビールである。「クリスマス・ジェントルホワイト」(赤ラベル)と「ミステリアスホワイト」(青ラベル)というレシピの異なる2種類のビールで、2007年度クリスマス限定ラベルのボトル入りである。
「クリスマス・ジェントルホワイト」は、ベルジャンエール酵母を使用し、やさしい甘みとすっきりしたのど越しが特徴で、一方の「ミステリアスホワイト」は、カスタム酵母 (オリジナル)を使用し、上品で奥行きのある香りと、甘みと軽い酸味が特徴である。飲み比べてみると同じ白ビールながら、味の違いがよく分かる。
もう一つは、ペールエールである。琥珀色でホップの香りが特徴のフルーティでコクのある味わいのビールである。こちらは、首都圏を中心に展開しているスーパーのマルエツ、フーデックスプレス、サンデーマート、ポロロッカで先行販売が始まっている。
それから、ヴァイツェン、スタウトと共に銀河高原ビールを形作ってきたピルスナーがなくなり、代わりにヘレスが登場した。ピルスナーより濃い目の色合いだが、苦味は少なく飲みやすい味である。
昨年行われた時は8月30日から9月3日の5日間だったので、オクトーバーじゃないじゃんと突っ込んだが、今年はさらに早まって8月27日開始である。「オーガストフェスト」である。もっとも、本国よりも先にビール祭りが楽しめるのは何となく得した気分になるし、何と言っても日本はビールと言うと夏というイメージが強いので、この時期の開催もよいのかもしれない。それに今年は開催期間も1週間と伸びたのも嬉しい。
内容も今年は昨年よりもさらにパワーアップしていた。生で飲めるドイツビールも昨年はエルディンガー・ヴァイスなど3種だったが、今年は新たにフランツィスカーナ・ヘーフェヴァイスビアなど4種が加わって7種、その上このブログでも過去に紹介した銀河高原ビール(該当ブログ1、該当ブログ2)、平庭高原ビール(該当ブログ)、ズモナビール(該当ブログ)、みやもりビール(該当ブログ)、いわて蔵ビール(該当ブログ)など岩手県内の地ビールや、宮城県の鳥の海ブルワリーのシャンパンビール(該当ブログ)、伊達政宗麦酒など、東北の地ビールも飲めるようになった。フードメニューについても、ドイツソーセージも地元の名物もさらに充実しており、食の面でも楽しめる。
ただ、問題は天気である。お盆明けまでの猛暑が嘘のように、このところ仙台は秋雨前線の影響で肌寒い雨がちな天気が続いており、屋外でビールをという雰囲気に文字通り水を差されたのが残念であった。もっとも、31日の夜に足を運んでみたが、そんなこととは関係なくテント席の中はたくさんのビール好きで盛り上がっていたし(写真参照)、傘を差しながら屋外の席で飲んでいる強者もいた。
ドイツのビールはもちろんドイツの民俗音楽が流れるその場の雰囲気にマッチしていたが、東北の地ビールもドイツスタイルのものが多いので、違和感なくこのビールのお祭りに溶け込んでいた。
中でも特筆すべきは、銀河高原ビールである。私の毎日の晩酌に欠かせないこのビールのブースを覗いてみたところ、馴染みのあるヴァイツェンではなく、限定醸造というサマーホワイト、赤銅麦酒という2種の生ビールがあった。サマーホワイトはベルギースタイルで、以前あった「白ビール」缶を思い起こさせる色あいだが、その頃の白ビールよりもさらに工夫を凝らして違ったビールに仕上がっているという。赤銅麦酒の方はイギリススタイルの赤褐色のエールで、これまでの銀河高原にはなかったビールである。どちらのビールも、以前紹介した醸造所のある沢内銀河高原<でもまだ飲めない貴重品とのことで、地ビール好きにとってこの銀河高原の限定ビールは実は、このビール祭りの大きな目玉の一つと言えよう。
ブースにいた方としばし話をしたが、銀河高原ビールはこれからもいろいろなことにチャレンジしていくとのことだった。とりあえず数カ月後にも何か動きがあるようで、楽しみである。銀河高原ビールは、東北の地ビールの中ではやはりリーダー的存在だと私は思っているので、一時の苦難を乗り越えて新たなチャレンジが始まったことをとても嬉しく思った。
そうそう、この仙台オクトーバーフェスト2007は、残すところ今日と明日の2日のみである。週末でもあるし、少しでも天気が回復してたくさんの人が訪れるとよいと思う。そしてまた来年もぜひとも開催していただき、前回紹介した全国地ビールフェスティバルin一関や、これまた以前ちょっと紹介したが毎年海の日の三連休に小岩井牧場で行われる東北地ビールフェスティバルと同様、東北のビール祭りとして定着すればよいなと思う。
追記(2007.12.1):このときの予告どおり、銀河高原ビールから新製品が相次いで出された。一つはWEB SHOP限定のクリスマス限定エール2種である。これらはホワイトエール (白ビール) で、小麦を使用した淡い黄金色のビールである。「クリスマス・ジェントルホワイト」(赤ラベル)と「ミステリアスホワイト」(青ラベル)というレシピの異なる2種類のビールで、2007年度クリスマス限定ラベルのボトル入りである。
「クリスマス・ジェントルホワイト」は、ベルジャンエール酵母を使用し、やさしい甘みとすっきりしたのど越しが特徴で、一方の「ミステリアスホワイト」は、カスタム酵母 (オリジナル)を使用し、上品で奥行きのある香りと、甘みと軽い酸味が特徴である。飲み比べてみると同じ白ビールながら、味の違いがよく分かる。
もう一つは、ペールエールである。琥珀色でホップの香りが特徴のフルーティでコクのある味わいのビールである。こちらは、首都圏を中心に展開しているスーパーのマルエツ、フーデックスプレス、サンデーマート、ポロロッカで先行販売が始まっている。
それから、ヴァイツェン、スタウトと共に銀河高原ビールを形作ってきたピルスナーがなくなり、代わりにヘレスが登場した。ピルスナーより濃い目の色合いだが、苦味は少なく飲みやすい味である。
2007年08月26日
東北で地ビールが飲める店 番外編その3〜全国地ビールフェスティバルin一関
今年も全国地ビールフェスティバルin一関が8月17日から19日の日程で開催され、全国62社の地ビールが勢揃いした。今年は10周年ということもあって、例年以上に力の入ったフェスティバルになったようで、地ビールストリートと称する地元飲食店とのタイアップイベントなどが繰り広げられた。
たまたま18日に一関を通りかかる予定があったので、これ幸いとばかり寄ってみた。この日は雨まじりのあいにくの天気だったが、相変わらず会場にはたくさんの人が訪れていた(写真参照)。私が一関に降り立ったのは午後7時過ぎで、閉会まで1時間しかなかったが、今回はお得な6枚つづり前売り回数券をゲットしたので、1時間足らずの間に6杯の地ビールを飲み干さなければならないという少々慌ただしい(泡ただしい?)条件だったが、全国の地ビールを十分堪能できた。
今回は昨年と違い、この時刻に会場入りしても全国各地の地ビールがまだ十分残っていた。お蔭で、山梨の富士桜高原麦酒、岐阜の博石館地ビール、長野のよなよなエール、静岡のベアードビール、北海道のはこだてビールなど、各地のビールを味わうことができた。6杯目の締めには私の地元宮城の伊達政宗麦酒を飲んだ。
昨年も触れたが、このフェスティバルのもう一つの主役は、地元の食材を中心としたおつまみである。今回も地元の飲食店などが、それぞれの腕を競って地元の味覚を出店していた。一関ミートやスローフード一関、館ヶ森ポークの食材は相変わらず美味であった。いわて蔵ビールを醸造している地元の世嬉の一酒造は、地元の農家が育てた野菜などを使った料理をふるまっていたが、焼いただけのたまねぎや冷やしただけのトマトがとてもおいしいのに驚いた。
10年の節目を経て、このフェスティバルがさらに継続、発展していくことを期待したい。
たまたま18日に一関を通りかかる予定があったので、これ幸いとばかり寄ってみた。この日は雨まじりのあいにくの天気だったが、相変わらず会場にはたくさんの人が訪れていた(写真参照)。私が一関に降り立ったのは午後7時過ぎで、閉会まで1時間しかなかったが、今回はお得な6枚つづり前売り回数券をゲットしたので、1時間足らずの間に6杯の地ビールを飲み干さなければならないという少々慌ただしい(泡ただしい?)条件だったが、全国の地ビールを十分堪能できた。
今回は昨年と違い、この時刻に会場入りしても全国各地の地ビールがまだ十分残っていた。お蔭で、山梨の富士桜高原麦酒、岐阜の博石館地ビール、長野のよなよなエール、静岡のベアードビール、北海道のはこだてビールなど、各地のビールを味わうことができた。6杯目の締めには私の地元宮城の伊達政宗麦酒を飲んだ。
昨年も触れたが、このフェスティバルのもう一つの主役は、地元の食材を中心としたおつまみである。今回も地元の飲食店などが、それぞれの腕を競って地元の味覚を出店していた。一関ミートやスローフード一関、館ヶ森ポークの食材は相変わらず美味であった。いわて蔵ビールを醸造している地元の世嬉の一酒造は、地元の農家が育てた野菜などを使った料理をふるまっていたが、焼いただけのたまねぎや冷やしただけのトマトがとてもおいしいのに驚いた。
10年の節目を経て、このフェスティバルがさらに継続、発展していくことを期待したい。
2006年09月01日
東北で地ビールが飲める店 番外編その2〜仙台オクトーバーフェスト2006
「オクトーバーフェスト」というのは、ドイツで毎年9月中旬から10月初旬まで16日間にわたって繰り広げられる世界的に有名なビール祭りのことである。バイエルン皇太子ルートヴィッヒとザクセン・ヒルトブルクハウゼンの王女テレーゼの成婚を祝って競馬が開催されたことにちなんで「テレージエンヴィーゼ(テレーゼの草原)」と名付けられたミュンヘン中央駅西側にある緑地が、戦時中を除いて毎年開催される「オクトーバーフェスト」の会場になっているそうである。
42haの広大な会場に、ミュンヘン市内のビール醸造所が巨大テントの大ビアホールを作る。一番大きなホーフブロイハウスのテントは座席数1万席を数え、その他のどのテントも4000〜6000人を収容する大きさだと言うから、この祭りの規模の大きさが窺い知れるというものである。毎年約600万人の人が訪れ、市民も観光客も大いに盛り上る世界最大のビール祭りだそうである。
このオクトーバーフェストを日本に紹介し、日本とドイツの交流と地域活性化を図ろうと、日本オクトーバーフェスト推進協議会が中心となって、日本でも数年前から毎年各地でオクトーバーフェストが開催されるようになった。今年は8月30日(水)から9月3日(日)の5日間の日程で、「仙台オクトーバーフェスト2006」と題して、初めて仙台市内でもこのオクトーバーフェストが開催されると聞いて、「まだ10月じゃないじゃん」と一人ツッコミを入れつつ、ついでがあったのでとにかく会場へ足を運んでみた。
会場は仙台市中心部にある錦町公園で、ここで毎日午前11時から午後9時までオクトーバーフェストが開催されている。午後7時頃に足を運んでみたら、これがものすごい数の人である。雰囲気的には先に紹介した「全国地ビールフェスティバル in いちのせき」に近いのだが、やはり人口が違うせいか、会場にいる人の数がまるで違う。老若男女、日本人、外国人問わず、多種多様な層の人たちが楽しそうにドイツビールを飲んでいるのであった。
「全国地ビールフェスティバル in いちのせき」と違っているのは、こちらの会場には特設ステージが設けられ、そこでドイツのバンドが民俗音楽の演奏をしていることで、陽気なドイツの民族音楽をBGMにドイツ料理をつまみにドイツビールを飲んでいると、気分はすっかりドイツである。
会場では3種類のドイツビールの生の他、瓶入りのドイツビールやドイツワインなども飲めるようになっている。生は、ドイツNo.1樽生のビットブルガー、フルーティーなエルディンガーヴァイス、ゲーテも愛飲した黒ビールケストリッツァーがあった。それぞれオリジナルのジョッキで飲めるのも嬉しい。つまみは、バイエルン名物のソーセージやドイツサンドなどが食べられる他、仙台野菜の漬け物など地元の味覚も味わえるようになっていた。
仙台の後は、清水市内で9/14〜9/18、横浜市内で9/29〜10/9の日程で行われる予定になっている。ぜひ来年もまた仙台で開催してほしいものである。
42haの広大な会場に、ミュンヘン市内のビール醸造所が巨大テントの大ビアホールを作る。一番大きなホーフブロイハウスのテントは座席数1万席を数え、その他のどのテントも4000〜6000人を収容する大きさだと言うから、この祭りの規模の大きさが窺い知れるというものである。毎年約600万人の人が訪れ、市民も観光客も大いに盛り上る世界最大のビール祭りだそうである。
このオクトーバーフェストを日本に紹介し、日本とドイツの交流と地域活性化を図ろうと、日本オクトーバーフェスト推進協議会が中心となって、日本でも数年前から毎年各地でオクトーバーフェストが開催されるようになった。今年は8月30日(水)から9月3日(日)の5日間の日程で、「仙台オクトーバーフェスト2006」と題して、初めて仙台市内でもこのオクトーバーフェストが開催されると聞いて、「まだ10月じゃないじゃん」と一人ツッコミを入れつつ、ついでがあったのでとにかく会場へ足を運んでみた。
会場は仙台市中心部にある錦町公園で、ここで毎日午前11時から午後9時までオクトーバーフェストが開催されている。午後7時頃に足を運んでみたら、これがものすごい数の人である。雰囲気的には先に紹介した「全国地ビールフェスティバル in いちのせき」に近いのだが、やはり人口が違うせいか、会場にいる人の数がまるで違う。老若男女、日本人、外国人問わず、多種多様な層の人たちが楽しそうにドイツビールを飲んでいるのであった。
「全国地ビールフェスティバル in いちのせき」と違っているのは、こちらの会場には特設ステージが設けられ、そこでドイツのバンドが民俗音楽の演奏をしていることで、陽気なドイツの民族音楽をBGMにドイツ料理をつまみにドイツビールを飲んでいると、気分はすっかりドイツである。
会場では3種類のドイツビールの生の他、瓶入りのドイツビールやドイツワインなども飲めるようになっている。生は、ドイツNo.1樽生のビットブルガー、フルーティーなエルディンガーヴァイス、ゲーテも愛飲した黒ビールケストリッツァーがあった。それぞれオリジナルのジョッキで飲めるのも嬉しい。つまみは、バイエルン名物のソーセージやドイツサンドなどが食べられる他、仙台野菜の漬け物など地元の味覚も味わえるようになっていた。
仙台の後は、清水市内で9/14〜9/18、横浜市内で9/29〜10/9の日程で行われる予定になっている。ぜひ来年もまた仙台で開催してほしいものである。
2006年08月25日
東北で地ビールが飲める店 番外編その1〜全国地ビールフェスティバルinいちのせき
岩手県と言えば、県内に7つの地ビール醸造所を持つ東北最大の「地ビール王国」である。その岩手の南部、以前紹介した、いわて蔵ビールのある一関市には、年一回ビール好きにはたまらない素敵なイベントがある。それが「全国地ビ−ルフェスティバルinいちのせき」である。
毎年お盆明けの土日を使って行われるこのイベントは今年で9回目を迎える。今年は46都道府県57の地ビールが集結した。他の県でも同様のイベントはあるようだが、これだけの規模を誇るのはここ一関だけである。
今年は初の試みとして金曜日に前夜祭が行われた。ワールドビアカップ、ジャパンビアカップに入賞した地ビールだけを集めての試みである。これも盛況であったようだ。
私は土曜日の夕方、出張の帰りに訪れたが、大変な盛況であった。お得なシート券はとっくに売り切れ、Mが300円、Lが400円のバラ売りの券しか残っていなかった。地ビールの宿命として、一頃の銀河高原ビールや東京に行くと手に入る長野のよなよなエールや新潟のエチゴビールなどを除くと、多くの地ビールはなかなか他地域で飲める機会がない。この機会に特に西日本の地ビールを味わおうと思っていたが、訪れる皆が同じ考えであったらしく、他地域のビールは夕方の時点でほとんど売り切れであった。ただ、今まで缶でしか飲んだことのないよなよなエールの生や、広島の三次(みよし)ベッケンビールは味わうことができた。
訪れる人は地元の人がメインのようで、出張の大きな荷物を抱えながら地ビールを味わっているのは私くらいであった(笑)。ただ、外国の人の姿も目立った。もっと知れ渡って、全国から地ビール好きが集まるイベントに成長するとよいと思う。この辺りは東北特有の、奥ゆかしさに由来するPR下手が影響しているのかもしれないが、全国に誇る規模のイベントとして、今後も堂々とPRしてほしいものである。
このイベント、もう一つ特筆すべきは、おつまみの充実度である。地産地消を推進している東北らしく、このイベントでも、館ヶ森ハム工房や一関ミート、スローフード一関(TEL0191-31-1124)といった、東北の誇るこだわりの食材を提供する事業者を始め、いわて蔵ビール直営売店や一関市内の飲食店など、地元の出店者がそれぞれ個性的なおつまみを提供していた。地ビールに地元のおつまみという、素晴らしい組み合わせである。
そう言えば、注ぎをアルバイトと思しき人たちに委ねている地ビール醸造所もあったが、会津麦酒は以前紹介したジョン・ケネス・シュルツ氏自らが注ぎを担当していた。その注ぎは泡とビールとのバランスなどが絶妙であって、理想的な状態で地ビールを味わうことができた。
この日は午後8時で終了だったが、終わって帰る人たちの満足そうな表情が印象的であった。もちろん、私も同じような表情をしていたに違いない。来年は節目の10周年である。どんな企画が飛び出すか、今から待ち遠しい限りである。
毎年お盆明けの土日を使って行われるこのイベントは今年で9回目を迎える。今年は46都道府県57の地ビールが集結した。他の県でも同様のイベントはあるようだが、これだけの規模を誇るのはここ一関だけである。
今年は初の試みとして金曜日に前夜祭が行われた。ワールドビアカップ、ジャパンビアカップに入賞した地ビールだけを集めての試みである。これも盛況であったようだ。
私は土曜日の夕方、出張の帰りに訪れたが、大変な盛況であった。お得なシート券はとっくに売り切れ、Mが300円、Lが400円のバラ売りの券しか残っていなかった。地ビールの宿命として、一頃の銀河高原ビールや東京に行くと手に入る長野のよなよなエールや新潟のエチゴビールなどを除くと、多くの地ビールはなかなか他地域で飲める機会がない。この機会に特に西日本の地ビールを味わおうと思っていたが、訪れる皆が同じ考えであったらしく、他地域のビールは夕方の時点でほとんど売り切れであった。ただ、今まで缶でしか飲んだことのないよなよなエールの生や、広島の三次(みよし)ベッケンビールは味わうことができた。
訪れる人は地元の人がメインのようで、出張の大きな荷物を抱えながら地ビールを味わっているのは私くらいであった(笑)。ただ、外国の人の姿も目立った。もっと知れ渡って、全国から地ビール好きが集まるイベントに成長するとよいと思う。この辺りは東北特有の、奥ゆかしさに由来するPR下手が影響しているのかもしれないが、全国に誇る規模のイベントとして、今後も堂々とPRしてほしいものである。
このイベント、もう一つ特筆すべきは、おつまみの充実度である。地産地消を推進している東北らしく、このイベントでも、館ヶ森ハム工房や一関ミート、スローフード一関(TEL0191-31-1124)といった、東北の誇るこだわりの食材を提供する事業者を始め、いわて蔵ビール直営売店や一関市内の飲食店など、地元の出店者がそれぞれ個性的なおつまみを提供していた。地ビールに地元のおつまみという、素晴らしい組み合わせである。
そう言えば、注ぎをアルバイトと思しき人たちに委ねている地ビール醸造所もあったが、会津麦酒は以前紹介したジョン・ケネス・シュルツ氏自らが注ぎを担当していた。その注ぎは泡とビールとのバランスなどが絶妙であって、理想的な状態で地ビールを味わうことができた。
この日は午後8時で終了だったが、終わって帰る人たちの満足そうな表情が印象的であった。もちろん、私も同じような表情をしていたに違いない。来年は節目の10周年である。どんな企画が飛び出すか、今から待ち遠しい限りである。