盛岡市  

2010年10月10日

東北で地ビールが飲める店その55〜岩手県盛岡市その2

398be590.jpg  というわけで、前回に引き続き盛岡市内で地ビールが飲める店の紹介である。今回は前回紹介した以外に私が把握している地ビールが飲める店を一挙紹介したいと思う。ちなみに順不同である。

Italian Wine Bar bacaro gustare(バーカロ・グスターレ)
(盛岡市大通1-3-5、TEL019-626-7210、17:00〜25:00LO、日曜定休)
 イタリアンワインがメインの立ち飲みバー。ベアレンクラシック、ヒューガルデンホワイトが飲める。

べべどーる(Be Be Dor)
(盛岡市大通3-1-15志和ビル6階、TEL019-626-3336、17:00〜25:00LO(月〜土)、〜23:30LO(日)、無休)
 「世界の酒、料理を格安で提供」がモットーの多国籍居酒屋。特にシーフード料理、肉料理が充実。ベアレンクラシックが飲める。

火no山(HINO・YAMA)
 地元の食材を使った創作料理のある居酒屋。銀河高原ビールの「小麦のビール」、ベアレンクラシックが飲める。

いざか屋 花太郎
 盛岡の旬の素材を使った季節の料理がある居酒屋。ベアレンクラシックが飲める。

駅前酒場 開運とん
 花巻産の白金豚を使った「焼とん」をはじめ、岩手の食材を使った料理がメインの居酒屋。ベアレンクラシックが樽生で飲める。

居酒屋 串焼だいにんぐ えびすけ
 伊達鶏、奥中山高原のキャベツ、無農薬大豆を使った登米味噌、白金豚など、素材にこだわった串焼・串揚がメインの居酒屋。ベアレンの樽生といわて蔵ビールが飲める。

居酒屋 駅前炭串屋 とりぼん
 伊達鶏を使用した備長炭のやきとりと、白金豚の串カツが看板メニュー。ベアレンの樽生といわて蔵ビールのヴァイツェン、スタウトが飲める。

岩手の居酒屋うま舎(盛岡市盛岡駅前通15-6、TEL019-653-9733、11:30〜13:30、17:00〜24:00、無休)
居酒屋じょ居(盛岡市盛岡駅前通10-6、TEL019-625-6665、17:00〜0:00、無休)
南部居酒屋なはん(盛岡市駅前通8-11、TEL019-623-1275、17:00〜23:59、不定休)
 いずれも三陸の海の幸、岩手の山の幸などが手頃な値段で味わえる居酒屋。ベアレンクラシックが飲める。

HoT JaJa(ホット・ジャジャ)
 盛岡市内で冷麺で有名な「ぴょんぴょん舎」が出したじゃじゃ麺の専門店。ベアレンクラシック、シュバルツが飲める。

日本料理田中 ひっつみ庵(盛岡市盛岡駅前通1-44フェザン本館B1F、TEL019-654-7686、10:00〜22:00、不定休)
 JR盛岡駅に隣接する盛岡フェザンの地下1階のレストラン街にある岩手の食材を使った料理がおいしい和食店。銀河高原ビールのヴァイツェン、ベアレンのシュバルツが飲める。

三陸山田 磯よし(盛岡市盛岡駅前通1-44フェザン本館B1F、TEL019-654-7688、10:00〜22:00、第3水曜日 (2月.8月)
 ひっつみ庵の隣にある三陸の魚料理がメインの店。銀河高原ビールの小麦のビール、ベアレンクラシックが飲める。

盛岡じゃじゃ麺専門店 小吃店(しょうすうてん)(盛岡市盛岡駅前通1-44フェザン南館B1Fめんこい横丁、TEL019-622-0345、9:00〜22:00)
 JR盛岡駅の地下にあるじゃじゃ麺専門店。ベアレンクラシックが飲める。

南部酒席ござそうろ
 大通にある、気軽に食べられるメニューがたくさんある居酒屋。銀河高原ビールのヴァイツェンが飲める。

WISHING WELL21(盛岡市大通2-6-11日興産業ビル3F、TEL019-651-2001、18:00〜4:00、無休)
 大通にある静かなバー。ベルギーのデリリュウムトレメンスやスリランカのライオンスタウトが飲める。

ロシア亭北斗
 本格的なロシア料理が食べられる店。その料理に合うように、ロシアのビールを置いている。

ITALIAN CHACOAL GRILL RISAIA ALTURA(リザイア・アルトゥーラ)(盛岡市菜園1-5-25リデルモリオカビル2F、TEL019-654-6411、11:30〜13:30LO、17:30〜23:00LO、不定休)
 四季折々のイタリア料理が食べられる店。ベアレンクラシックが飲める。

Italian dining AVAZ(アーヴァーズ)
 岩手の食材を使ったイタリア料理が食べられる店。ベアレンクラシック、シュバルツ、シメイブルーなどが飲める。

創菜酒家TOKICHIRO(藤吉郎)
 焼き鳥と創作料理の店。ベアレンクラシックとシュバルツが飲める。

炭焼厨房HAKO(盛岡市菜園1-11-15佐々木ビル1F、TEL019-654-6356、18:00〜3:00、日曜定休)
 特にホルモンがおいしい炭火焼肉の店。ベアレンの樽生が飲める。

銀河離宮
 いわて牛の焼肉やしゃぶしゃぶが食べられる岩手畜産流通センターの直営店。ベアレンクラシックが飲める。

黒ヂョカ
 とにかく焼酎の品揃えが充実しているバーだが、シュバルツなどベアレンの瓶も数種類置いてある。

Accatone(アッカトーネ)(盛岡市中ノ橋通1-5-12、TEL019-624-3310、18:30〜2:00、日曜定休)
 イタリア料理が充実しているワインバー。ワインだけでなく世界のビールも40種ほど置いてある。

CHARLY'S BAR(チャーリーズ・バー)
 前回紹介したヌッフ・デュ・パプの系列のバー。ベアレンのクラシックやシュバルツの樽生や季節のビール、ベルビュークリークなどが飲める他、瓶でデュベルも置いてある。

酒蔵北地蔵(盛岡市盛岡駅前通10-6、TEL019-623-0081)
 盛岡駅の近くにある「村の掟で酒は北地蔵ときまっている」という看板が目印の居酒屋。ベアレンが飲める。

カフェOOD(ウード)
 多国籍な料理が特徴のカフェ。東北ではここだけが置いているという「東京エール」が飲める。

SECOND DINING JARAN(セカンド・ダイニング・ジャラン)
 焼肉・冷麺のぴょんぴょん舎がやっている無国籍料理の店。ベアレンクラシックの樽生が飲める。

焼肉・冷麺 盛楼閣
 以前紹介した冷麺のおいしい焼肉店。銀河高原ビールのヴァイツェン瓶(スターボトル)が置いてある。

焼肉・冷麺三千里大通店
 和牛の焼肉や冷麺が比較的リーズナブルに食べられる店。銀河高原ビールのシルバーボトルが置いてある。

番屋ながさわ(盛岡市菜園2-6-1、TEL019-622-2646、17:00〜23:00LO、日曜定休)
 三陸の魚介類や前沢牛の炭火焼きが食べられる店。銀河高原ビールのヴァイツェンと「小麦のビール」が飲める。

jizake-bar 蔵
 今年3月にオープンした岩手酒造組合の直営店。もちろん地酒がメインだが、ズモナビールの「三陸 海のビール」、いわて蔵ビールのヴァイツェンとペールエールなど県産の地ビールも置いてある。

香醤(こうじゃん)
 これまた以前紹介した夜遅くまでやっているじゃじゃ麺の店。銀河高原ビールのシルバーボトルが置いてある。

すし香(盛岡市材木町2-26、TEL019-654-5682)
 個人のお店ながら時々食べ放題などもやっている寿司店。銀河高原ビールが飲める。

メキシコ料理 ディエス・オーチョ
 盛岡駅近くにあるメキシコ料理店だが、ビールの品揃えが素晴らしい。ベアレン、銀河高原ビール、ベルビュークリーク、バスペールエール、キルケニーが樽生で飲める他、スプマリーナ(テキーラ入りメキシカンビール)、ベルギーランビック、デュベル、オルヴァル、シメイ3種、ヒューガルデンホワイト、シュナイダーヴァイツェンが飲める。

一番星(盛岡市内丸5-16、TEL019-622-8180、17:00〜1:00、無休)
 岩手の食材を使った料理が食べられる居酒屋。ベアレン3種が飲める。

Ristoro 金宝堂(リストーロ きんぽうどう)
 老舗和菓子店の喫茶部から始まった盛岡駅前にある洋食店。ベアレンクラシックが飲める。

スパニッシュ・ライツ(盛岡市菜園1-3-6農林会館B1、TEL019-652-6791、17:00〜2:00、月曜定休)
 本格的なスペイン料理が食べられる店。ビールも充実しており、ビットブルガー・ピルスが樽生で飲める他、ボルダム、ダブ・オリジナル、ハンネン・アルト、ケストリッツァー・シュバルツ、ドム・ケルシュ、シュナイダー・ヴァイス、紅茶ビール、ニュートン、グリゼット・フリュデボア、デュカシス、リーフマンス・グーデンバンド、ボンヴー、セゾン・デュポン、ブリガンドが飲める。ベアレンも数種置いてある。

ガーデンキッチン・シニガン(盛岡市菜園1-6-9第10菱和ビル1-A、TEL019-622-3385、11:30〜1:00、不定休)
 立ち飲みが基本のビストロ。地元の食材を使った料理が食べられる。ベアレンクラシックが飲める。

ビストロ・シュパーゲル(盛岡市菜園1-8-20八光ビル1F、TEL019-624-7555、17:00〜24:00LO(金土は25:00LO)、火曜定休)
 ドイツビールとワイン、自家製ソーセージの店。ドイツビールでは、ヴァルシュタイン、ビットブルガー、パウラナー・ヘフェヴァイス、ケストリッツァー・シュバルツ、ハンネン・アルトなどが飲める。

みちのく味処 四季
 岩手の食材を使った郷土料理が食べられる居酒屋。銀河高原ビールが飲める。

創作料理の店 ザ・耕作(盛岡市中ノ橋通1-5-4、TEL019-652-3030、11:30〜14:00、17:00〜23:00LO、日祝定休)
 和洋折衷の創作料理が食べられる店。詳細は忘れてしまったが、確か店オリジナルのビールがあったはず。

TEX-MEX料理 SunDance(サン・ダンス)
 アメリカ風メキシコ料理の店。禁断の果実、シメイブルー、デュベル、マレッツ、ウェストマールトリプル、ベアレンエール、レフブロンド、クリークブーン、ドゥーシャスドブルゴーニュ、ライオンスタウト、ベアレンクラシック、バスペールエールなど、いろいろなビールが置いてある。

浜や
 海鮮料理や天ぷらのおいしい店。銀河高原ビールのヴァイツェンが飲める。

 だいぶ長くなってしまったが、以上である。ご覧の通り、実に多くの店で地ビールが飲めることが分かる。人口で3倍以上の仙台市内でもこれほど地ビールが飲める店の数は多くないと思う。そして恐らくここに挙げた店以外にもさらに多くの地ビールが飲める店が、盛岡市内にはあるのだと思う。ご存じの方の情報を求めたいと思う。

 ちなみに、写真はライトアップされた岩手公園である。盛岡市内で地ビールをたらふく飲んだ帰り道に見える風景である(笑)。


追記(2010.11.14):上記に追加である。

ディエスオーチョ2号店(盛岡市盛岡駅前通15-22鷹木ビル5F、TEL019-622-6113、17:00〜1:00(日曜日は〜24:00)、月曜定休)
 メキシコ料理のディエスオーチョに2号店ができていた。オープンしたのは昨年で、1号店が地下の隠れ家的場所であるのに対し、2号店は5階で見晴らしがいい。こちらでも自慢のメキシコ料理とベアレンなどの地ビールや世界のビールが味わえる。

GOOD TIME CHARLY(グッタイム・チャーリー)(盛岡市大通1-9-10レインボービル2F、TEL019-654-7569、17:30〜1:00(日・祝は〜24:00)、不定休)
 大通にあるメキシコ料理店。タコスなどを食べながらベアレンの樽生が飲める。それにしても、盛岡市内にはメキシコ料理店が多いような気がするのは私だけだろうか。

Alam Sinigang(アラム・シニガン)(盛岡市菜園2-3-1フロムハートビル3F、TEL019-622-3755、17:00〜24:00(金・土・祝前日は〜2:00)月曜定休)
 タイやベトナムなどのアジア料理が中心の多国籍料理の店。野菜や米などは地元岩手産のものを使っている。ベアレンクラシックの樽生が飲める他、アジア各国のビールも置いてある。

欧食酒堂dacotta(ダコッタ)(盛岡市菜園2-3-22プラザバンベールビル2F、TEL019-653-3338、月〜木12:00〜14:00LO、17:00〜1:00LO、金・土・祝前日17:00〜2:00LO、日・祝17:00〜0:00LO)、不定休)
 地元の食材をふんだんに使ったイタリアンが中心の欧風居酒屋。ベアレンクラシックの樽生が飲める。

酒GURA(盛岡市大通1-9-10レインボービル4F、TEL019-623-0095、17:30〜24:30LO、日曜定休)
 フードメニューも充実しているバー。ベアレンの樽生が飲める。

ジョアンズ・キッチン・シャトン
 わんこそばで有名な「東家(あずまや)」の系列のイタリア料理店。ブラジル人シェフのジョアンさんが切り盛りする。19時までの営業だが、ベアレンクラシックが飲める。

 なお、上で紹介した「すし香」は残念ながら閉店してしまっていた。


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2010年08月31日

東北で地ビールが飲める店その54〜岩手県盛岡市その1

岩手県の県庁所在地盛岡市は、人口約29万8千人の市である。江戸時代は南部藩の城下町として栄え、今でも街中を北上川、中津川が流れる河畔の緑のきれいな、落ち着いた街並みを持っている。

 以前紹介したように、盛岡で食と言うと、わんこそば盛岡冷麺じゃじゃ麺の「三大麺」が有名だが、これまた以前触れたように東北は全国のホップ生産の98%を占める一大産地で、岩手県はその中でも全国の栽培面積の42.5%、生産量の36%を占めるホップ生産全国第1位の地である。

 これまで東北各地で地ビールの飲める店を紹介してきたが、主要都市の中でこの盛岡市だけは紹介していなかった。それは盛岡市内に地ビールが飲める店がないのではなく、逆に多すぎるのである。さすがはホップ生産第1位の県の県庁所在地である。岩手県内には他に毎年「全国地ビールフェスティバル」が開催される一関市があるので、断言するのは難しいのだが、地ビールや外国のビールが飲める店の多さやその多様性などから見ると、盛岡市は「東北の地ビールの都」と言えるのではないかと思う。

 さて、あまりの数の多さもあってこれまで盛岡には手を付けずに来たが、そろそろ一念発起して(?)盛岡市内で地ビールの飲める店についてまとめてみようと思う。ただ、1回で私の知っている店をすべて取り上げるのは不可能なので、2回に分けて紹介したい。1回目はその中でも私のオススメの店を取り上げたいと思う。

img620沢内甚句(盛岡市開運橋通5-4、TEL019-654-4860、11:30〜14:00(月〜金のみ)、17:00〜22:30、日曜定休)

 今は隣の和賀町と合併して西和賀町となったが、日本有数の豪雪地帯である旧沢内村の郷土料理が居酒屋感覚で食べられる店。春は山菜、秋はきのこの料理がおいしい。村の伝説にちなんだネーミングの、鶏もも肉一本をスパイシーな味付に仕上げた「ももどり」が名物料理である。

 旧沢内村と言うと、私のようなビール好きにとっては何と言っても銀河高原ビールである。ここでもキンキンに冷えたジョッキで銀河高原ビールが飲める。あ、ただ盛岡駅前に新しくできた系列の「ももどり駅前食堂」では銀河高原ビールは飲めないので要注意である。

 店名の「沢内甚句」というのは、旧沢内村に伝わる民謡の名前であるが、ここでは月に一度、津軽三味線のライブも開かれる。その時はこぢんまりした店内が人でごったがえす。ライブの日は、飲み放題に料理がセットになった特別料金(3,000円くらい)が設定される。


719050居酒屋・お好み焼き ぼっちゃん 駅前(盛岡市盛岡駅前通10-11、TEL019-625-6881、17:00〜4:00、無休)

 銀河高原ビールの人に教えてもらった店である。銀河高原ビールの人が盛岡に出張すると、たいていここで飲むのだそうである。海の幸からお好み焼きまでメニューが実に幅広く、サメの心臓の刺身とか、珍しいメニューもあったりする。一つひとつの料理をしっかり作って出してくれているのが見えるので、安心して食べることができる。

 銀河高原ビールはもちろん樽生で、自慢の料理と一緒に味わえる。たいていビアバーなどの店は洋風であることが多く、料理も洋風であることが多いが、上の沢内甚句と言い、このぼっちゃんと言い、おいしい和食と一緒に地ビールが飲める店があるのは嬉しい。


818031.jpgビアパブベアレン材木町

 ベアレンは盛岡市内に醸造所を持つ地ビールである。ドイツスタイルのビールが基本だが、最近はイギリスやベルギーのスタイルのビールなど、さまざまなビールを醸造している。ベアレンはこれまで外販に力を入れてきた。次回一気に(?)紹介するが、その甲斐あって、盛岡市内ではいろいろな店でベアレンビールが飲めるようになった。

 ベアレンはまた、ビールのことをもっと地元の人に知ってもらおうと、毎月第2木曜日、後で紹介するヌッフ・ドゥ・パプで「ニモクビールの会」という会を、醸造所でも定期的に「工場ビール祭り」を開催している。地元でビール好きの裾野を広げようというこうした取り組みは、100万都市でありながら地ビールがない仙台に住む身としては実にうらやましい話である。

 他に、毎月A4サイズの「BAEREN NEWS」を発行し、スタッフの声や限定醸造のビールの案内など、様々な情報を提供している。「BAEREN NEWS」はJR盛岡駅でも入手できる。こうした地域密着のための数々の取り組みは、並み居る東北の地ビール醸造所の中でもベアレンビールが最も積極的であるように見える。

 さて、そのようなベアレンが初めて作った直営店がこのビアパブベアレンである。ここでは、レギュラー、季節限定のベアレンの樽生が飲める。料理は地元の食材を使った洋風料理で、これもまたおいしい。

 この店でも「ニモクビールの会」とは別に月1回第4木曜日に「新ビアパブビール会」というビールのイベントを開催している。地域密着を貫く姿勢がこの店にも現れている。


0322023ビアバーベアレン中ノ橋

 最近オープンしたベアレンの直営第2号店。名前の通り、上のビアパブベアレンが「パブ」で食事も楽しめる方向性の店であるのに対して、こちらは「バー」としてよりビールに特化した店となっている。その象徴となっているのが、アメリカから直輸入したという注ぎ口が12もあるビアサーバーで、これのお蔭でここではいつも、ベアレン全種類を含め12種類の樽生が楽しめる。

 私が訪れた折には、ベアレンのクラシック、シュバルツ、アルトの定番ビールの他、ヴァイツェン、岩手の小麦のビール、ピルスナーといった季節のビール、それにドイツのドラフトビールとして、ビットブルガーピルスナー、シュレンケラーメルツェン、ヴェルテンブルガーアッサムボック、ベルギーのドラフトビールとしてイヒテヘムズ アウトブライン、モルトガット、ヴェデット、イギリスのドラフトビールとしてフラーズのロンドン・プライドがあった(ん?数えてみると1つ多い。このどれかは品切れだったかも)。

 これだけの国内外の樽生が常時飲めるのは、東北では間違いなくここだけである。ビール好きにはとことん楽しめる店である。立ち飲みスペースもあるので、気軽に立ち寄れる。


img732多国籍料理ステラモンテ

 「あさ開(あさびらき)」と言えば、岩手を代表する日本酒の一つである。考えてみれば、一関のいわて蔵ビールと言い、遠野のズモナビールと言い、岩手には日本酒の蔵元が手掛ける地ビールが多い。盛岡にあるここあさ開も実は地ビールを醸造している。が、それはいわて蔵ビールやズモナビールほど知られていない。同じ盛岡のベアレンに比べても知られていない。

 それもそのはず、あさ開の地ビールは、敷地内にある直営の多国籍レストラン「ステラモンテ」でしか味わえないのである。それ以外の外販などは一切していないため、ある意味「幻の地ビール」となっているのである(以前はJR盛岡駅内にあった系列の自然食バイキングレストラン「めぐみいわて」でも飲めたが、同店が閉店したため、本当に1箇所だけになった)。

 「ステラモンテ」にあるあさ開のビールは、ベルギーの白ビールタイプの「ホワイト・ステラ」と、チェコのピルスナータイプの「ステラ・ピルス」、それに季節のビールの3種がある。レストランに併設されて醸造所があるので、作りたてのビールが飲めるのがいい。料理の方も、日本、アジアからヨーロッパまで様々な地域の料理があって楽しめる。


1190400ビアレストランアリーブ盛岡店

 以前、北上店を紹介したが、アリーブは盛岡にもある。と言うか、私にとってはこちらの店の方がなじみ深い。ホテル東日本の地下にあるこの店では、銀河高原ビールのヴァイツェン、ベアレンのシュバルツ等3種、それにいわて蔵ビールの岩手の誇る3つの地ビールの樽生が飲める。

 イタリア製の石窯で焼かれるピザを始めとするイタリアンもおいしい。岩手の地ビールを飲み比べるのであればイチオシの店である。



121520ヌッフ・デュ・パプ

 ベアレン樽生3種と銀河高原ビール樽生が飲める。他にレーベンブロイ、ヒューガルデン、バス・ペールエール、ベルビュークリークの樽生も飲める。瓶でシメイブルー、レッド、オルヴァル、デュベル、缶でよなよなエールも置いてある。地元岩手の食材を使った各種料理もおいしい。

 前述のように、ベアレン主催の「ニモクビールの会」の会場でもある。ちょっと発音しにくい(私だけか?)店名は、南フランスのローヌ地方にあるワインの名産地「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」から取ったそうである。


820360la CUCINA new york kitchen(ラ・クッチーナ・ニューヨーク・キッチン)

 発音しにくいことでは上のヌッフ・デュ・パプと双璧をなす(?)洋風居酒屋。ただ、ビールの品揃えという意味でも、盛岡市内では以前からヌッフ・デュ・パプと双璧をなす存在である。

 ここではベアレンが全種類置いてある。このうち季節限定のものは樽生で、定番のビールは瓶でそれぞれ味わうことができる。他に、ベルギーなど海外のビールも瓶で揃っているのでそちらも楽しめる。

 こちらの店でも岩手の食材をふんだんに使った、とにかくおいしそうな料理がたくさんある。ベアレンとだと、ビールも料理も進みそうである。


img731ビアレストラン熊福

 何となく居酒屋のような店名だが、ここはベルギービールがいろいろ揃っているビアレストランである。サンフーヤンのトリプル、ブロンド、グリゼット・ブロンシュ、グリゼット・フリュデボア、デュポンのウルション、セゾン・ヴォアザン、セゾン・デュポン、ルフェーブルのバルバール、ブリュノオのトラディション、ブロンシュ・バイオロジーク、ビレッジ、アベイデロックなど、私もよく知らない(笑)ベルギービールの瓶が常時10数種類揃っている。

 他に、ベルギービールの樽生1種とベアレン・クラシックの樽生も置いてある。私が訪れた際にはサンフーヤンのブロンドが樽生としてあった。

 料理も宮古直送の海の幸や契約農家から届く野菜を使った和洋中の料理が充実しており、おいしい。


森の食堂 燻製屋 Velvo

 自家製手作りの燻製とスープカレーが味わえる店である。ベアレンも数種類置いてあり、地ビールを飲んでカレーが食べられる、私にとっては嬉しい店である。盛岡市内で夜遅くまでカレーが食べられる店はここ以外ほとんどなかったので貴重な店だった。

 昨年移転して飲食店が集中している大通りとは駅を挟んで反対側に移転してしまったので、このところはすっかりご無沙汰してしまっているが、たまに食べたくなるカレーである。


東日本ビアホールホテル東日本盛岡(のビアホール

 ホテル東日本では、毎年7月初めから9月中旬までビアホールを開いている。ビアホールでは、前売3,900円(当日4,200円)でホテルメイドの料理が食べ放題、ビールなど各種飲み物が飲み放題である。

 ホテル東日本の親会社である東日本ホームが、当時子会社であった銀河高原ビール株式会社を清算して以来途絶えていた、このビアホールでの銀河高原ビールの飲み放題が、嬉しいことに昨年復活した。従って、昨年から再び銀河高原ビールを好きなだけ飲みながら、和洋中のいろいろな種類のおいしい料理をめいっぱい食べる、ということが可能になったわけである。

 今年は、「中華激辛三銃士」として、「激辛中華風手羽先」、「激辛四川風麻婆豆腐」、「激辛牛モツ肉屋台風」が登場した。私のような辛いもの好きにはうれしいポイントである。

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2010年04月25日

東北の食べ処その23〜岩手県盛岡市

183857.jpgきさらぎ(盛岡市駅前通15-23、TEL019-624-0273、11:30〜22:00、不定休)

 今は合併して盛岡市になったが、旧玉山村藪川(やぶかわ)地区は、知る人ぞ知る本州で最も気温が下がる場所である。冬の最低気温が氷点下20度前後にまでなる日もある。この藪川地区はそうした冷涼な気候のお蔭で、岩手県内のみならず東北でも屈指の良質のそばの産地としても名高い。この藪川のそば粉に惚れ込み、現地の生産者と一緒になっていいそばを作ってきたご主人が打つ手打ちそばの店がここ「きさらぎ」である。

 職人気質のご主人が丹念に打った手打ちそばは、そば店の多い盛岡の中でも一、二を争うおいしさだと私は思う。口に入れた時にふわっとそばの香りが漂ってくるのが何とも言えず心地よい。もりそば一枚では足りず、ついついお替わりをしてしまうのが私の常である。最近は息子さんが跡を継いだようである。そうそう、盛岡のそばの薬味はもみじおろしであることが多い。ここは薬味で出されるもみじおろしとねぎもおいしく、そばの味を見事に引き立てている。


香醤

 「盛岡三大麺」(参照サイト)のうち、知名度という点では「わんこそば」や「盛岡冷麺」に及ばないが、味では勝るとも劣らずの麺がじゃじゃ麺である。じゃじゃ麺とは何ぞやという方は以前書いたこちらをご参照いただきたい。

 その元祖は市内の「白龍(パイロン)」(盛岡市内丸5-15、TEL019-624-2247、11:30〜21:00、日曜定休)だが、私のオススメはこの「香醤(こうじゃん)」である。

 普通じゃじゃ麺店の薬味はにんにく、酢、ラー油であるが、ここには一升漬がある。これがまたじゃじゃ麺によく合う。じゃじゃ麺店は比較的早く閉店する店が多いが、ここは遅くまでやっているのもありがたい。飲んだ後に食べたくなって行くこともよくある。実際、遅い時刻に行くとそのような客が多くいて座れないこともある。


盛楼閣(盛岡市盛岡駅前通り15-5GENプラザ2階、TEL019-654-8752 
11:00〜2:00、年中無休)

 盛岡の冷麺は「盛岡冷麺」として、そば粉を使うのが通例の朝鮮半島の冷麺に対し、小麦粉と片栗粉を用いた白く透明感のある麺が特徴である。元祖は市内にある「食道園」(盛岡市大通1-8-2、TEL019-651-4590、11:30〜15:30、17:00〜24:00、※日祝は22:00まで、第1第3火曜定休)であるが、私の一押しは盛岡駅向かいのこの「盛楼閣(せいろうかく)」である。

 行く時刻によっては並ぶのも覚悟である。盛岡市内では「ぴょんぴょん舎」と人気を二分しているそうである。手打ち麺の歯ごたえ、牛肉の旨味がたっぷり溶け込んだスープなど、どこをとっても非の打ち所がない、と私が思う冷麺が食べられる。辛さは好みによって変えられる。米沢牛を使った焼肉もおいしい(でもなぜ米沢?;笑)。


中河(盛岡市本町通1-7-37、TEL019-622-5763、 11:00〜16:00、日曜祝日定休)

 上で紹介したように、盛岡はよく「盛岡三大麺」ということで、「わんこそば」「盛岡冷麺」「じゃじゃ麺」が紹介されるが、ラーメンもそれに劣らずおいしい土地である。その中でも老舗の店がここ「中河(なかがわ)」である。

 メニューは中華そばのみ。伸びるとおいしくないので大盛りもつくらないというこだわりの店である。足りない人はもう一杯頼んでいる。透き通ったスープはシンプルであっさり味ながら旨味が後を引く。これに卵入りの縮れ細麺がよく絡む、極上のしょう油ラーメンが食べられる。

 出てくるのも早い。もちろん、この細麺のゆで時間も元々短めなのだろうが、もう一つ秘密がある。店から駐車場が見えるのだが、車から人が降りてくると、その時点で人数分作り始めるのである。メニューが普通盛の中華そばのみという店だからこその芸当である。


およね(盛岡市内丸16-15内丸ビル2階、TEL019-653-2318、
11:00〜22:00、日曜定休)

 山形を代表するそばが黒くて太い田舎そばであるのに対し、盛岡のそばは、細打ちで喉越しのよいものが多い。が、この「およね」のそばは東北屈指の豪雪地帯、旧沢内村(そう、銀河高原ビールのあるところである;笑)スタイルで、山形の田舎そばと共通するような、コシのある中太のそばが特徴である。

 私のような、山形の板そばのようなそばが好きな人にとっては間違いなく気に入る味である。目立たない場所にある、文字通り隠れた名店である。


石鳥谷そばこの辺り

 そば処岩手の底力を示しているように思うのがこの「石鳥谷そば(いしどりやそば)」である。夜だけ現れる屋台のそば店で、今は野村證券盛岡支店の裏通り辺りに現れる。

 屋台と言ってあなどってはいけない。ここのそばは十割そばで手打ちである。屋台で手打ちそばを出すこの石鳥谷そばは、以前紹介したバスで手打ちラーメンを出す奥州市の仙台屋に比肩する存在である、と個人的には思う。

 もちろん、湯通しして出されるので、ブツブツ切れる。でも、おいしいのである。こちらも香醤同様、飲んだ後〆に食べる客で賑わっている。あ、ちなみに、「石鳥谷」は屋号で、花巻市と合併した旧石鳥谷町とは関係ないそうである。


薮川そば食堂(盛岡市玉山区薮川字外山596、 TEL019-681-5117、9:00〜19:30、元旦休み)

 きさらぎのところで紹介したように、旧玉山村の藪川地区は本州で一番寒い場所である。その気候が極上のそばをつくる。8月下旬のそばの開花時期には、ここ藪川地区では山の向こうまで続くそばの白い花の「絨毯」を見ることができる。

 きさらぎのご主人も使っているこの薮川のそばを地元の人達が手打ちそばにして食べさせてくれるお店がここ「藪川そば食堂」である。ここもやっぱりおいしい。岩手と言うと、今健康面から注目されている雑穀の生産量が日本一の「雑穀王国」であるが、ここでもひえの入ったおいしい雑穀ご飯が食べられる。


追記(2012.9.26):上で紹介した石鳥谷そばであるが、何と今年の3月末で閉店してしまったとのことである。残念である。


追記(2017.2.28):上で紹介したきさらぎであるが、2015年に閉店してしまった。あの風味豊かなそばが食べられなくなったのは、返す返すも残念である。



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2006年01月19日

東北をめぐる鉄道の旅その2〜「青春18きっぷ」による東北縦断の旅

ad324a2f.JPG では、仙台を起点に青春18きっぷを使って実際に函館まで行ってみると、どのような旅になるだろうか。まず仙台6:00発の東北本線一ノ関行に乗る。一ノ関は仙台−盛岡間のほぼ中間であり、1時間半の行程である。

 この列車で7:30に一ノ関着。次に乗る列車の発車まで13分しかないが、改札を出て駅構内をぶらっとする余裕はある。一ノ関駅構内には、食事ができる「こけし茶屋」、焼きたてパンの「エトワール」、東日本キヨスクのコンビニ「NEWDAYS」、地元の土産物を扱う「ぐるっと遊」などがあり、「こけし茶屋」以外は着いた時刻に営業している。駅から外に出ると朝6:30から営業している食堂「いわぶちや」があるが、さすがに13分では食べられないだろう。一関市というと「ソースかつ丼」が有名だが、駅前でこのソースかつ丼を出す「竹」はこの時刻はまだ開店していない(開店していても時間的に食べられないが)。

 続いて7:43発の東北本線盛岡行に乗り換える。盛岡には9:11着でやはり1時間半程度の行程。次に乗る花輪線の大館行は9:43発で30分以上時間があるので、ここで駅構内で朝食を取ってもいいかもしれない。盛岡駅構内は北東北の玄関口だけあり、さすがに施設が充実している。特に改札のある2階はリニューアルしたばかりである。「北出口」の改札を出ると東北の主だった駅弁が揃う「駅弁屋」、洋菓子の「タルトタタン」、土産物の「大地館」、コーヒーショップ「ドトール」、そば処の「こけし亭」、「NEWDAYS」などがある。「北出口」から「南出口」方面にぐるっと回るとカレー&カフェの「GOOD TIMES CAFE」もある。「こけし亭」は立ち食いそば屋だが、「いわての7割そば」がある(ざるそば450円)のが、そば処岩手の面目躍如である。南出口には待合室と一体化した「ドトール」と「ぐるっと遊」、牛丼・麺類の「はやて」がある。

 次に乗る花輪線は1階にあるいわて銀河鉄道の改札口から乗る。1階に下りるとやはりリニューアルしたばかりのショッピングモール「FESAN」があるが、1階部分はこの時刻で既に開店している。中には「さわや書店」があるので、ここで車内で読む本を調達するのもオススメである。パスタ&サンドイッチの「ポールショップカフェ」もある。外に出ると左手に「TULLY'S COFFEE」もある。他に様々な特産品を扱う店が集まっている「おでんせ土産館」もあるが、じっくり見ていると乗り遅れそうになるので要注意である。

 花輪線(ガイドマップ)は奥羽山脈を横切るルートのローカル線だが、そのルートのかつておよそ900年前に奥州藤原氏の初代藤原清衡が整備した白河関(福島県白河市)から外ヶ浜(青森市)までを結ぶ「奥大道(おくたいどう)」のルートに一部(大更−十和田南間)沿った路線でもある。いわて銀河鉄道を経由し、好摩駅から秋田の大館駅までがJRの花輪線である。大規模スキー場で有名な安比、それに湯瀬温泉、大滝温泉といった秋田県北の代表的な温泉を経由し、日本では珍しいアスピーテ(盾状火山)である八幡平や東北屈指の観光地である十和田湖の入り口にも近い。豊かな自然の真っ只中を走る魅力的な路線であり、「十和田八幡平四季彩ライン」の愛称がつけられている。大館には12:43着。ディーゼル列車によるのんびり3時間の旅である。

 大館からは奥羽本線の青森行に乗るが、発車まで25分あるので、駅前のハチ公の銅像を見る時間はありそうである。大館駅には待合室内に売店、駅を出て右手に「NEWDAYS」があり、どちらでも秋田や大館の土産物を買うことができる。大館駅と言えば、60年以上の歴史を誇る駅弁「鶏めし」が有名なので、昼食にいいかもしれない。待合室内の売店でも売っているが、駅のすぐ向かいに製造元の「花善」があって和風レストランと弁当直売所があるので、そちらでも求めることができる。

 13:08発の青森行に乗ると青森には14:40に着く。次に津軽半島の蟹田まで移動することになるが、乗る列車の選択肢は2つ。青森市内に66分とどまって15:46発の津軽線三厩行に乗るか、120分とどまって16:40発の蟹田行に乗るかである。前者に乗ると蟹田で北海道に渡る特急「白鳥」に乗るまで78分待ち、後者は23分待ちである。蟹田駅周辺を散策する時間は帰りにもたっぷりあるので、ここでは後者を選択し、青森市内でゆっくりランチを取る。

 青森駅には「正面出口」に出る途中にある売店「詩季彩」、改札を出ると「ドトール」、「NEWDAYS」、「ぐるっと遊」などここまでですっかりおなじみの店が揃う。「ぐるっと遊」ではその場で焼いている「津軽路せんべい」が目を引く。他に駅弁の店もある。外に出ると「そば処あじさい」や「駅なか食堂つがる路」がある。駅を出て右手前方にある「駅広市場」では青森特産のりんごや魚介類などを安く買える。駅の左手前方にある「駅前銀座」の居酒屋のうちの何軒かはこの時刻もやっている。

 私は、なんと言ってもカレー好きなので、ランチにはカレーを食べたい。青森は、ここ数年で本格的なカレー店が相次いでオープンしている、私の「評価基準」によると成熟した街である。「タンドールアクバル」、「タージマハール」(青森市新町1-8-5、TEL017-775-3113、水曜定休)、「マサラマサラ」(青森市新町1-9-5、TEL017-735-9066、日祝定休)など、私が思わずハシゴしたくなる店が駅近くにできており、嬉しい限りである。

 このうち「タージマハール」はインドカレーと欧風カレーの2系統のカレーがある。インドカレー系の「まぜカレー」は大阪の自由軒のカレーを思わせる、カレーを和えたご飯の上に生卵が乗ったカレーである。辛さは好みに応じて調整してくれる。一方、「マサラマサラ」はカレーとライスだけのAセットからサラダ、ドリンク、インド料理3品がつくDセットまでの中から1つ選び、その日ホワイトボードにある数種類のカレーの中から好きなカレーを選ぶスタイル。豚マドラスカレーは深炒りスパイスの風味が印象的である。パパドやゆで卵、スープなどは自由に食べられるようになっている。ただ、超辛でも辛さはさほどでもないので、私のような辛いもの好きは、置いてある辛みスパイスで辛さを追加した方がよい。「タンドールアクバル」は市内で最も本格的なインド料理店である。

 青森16:40発の蟹田行に乗ると、蟹田には17:25に着く。蟹田で待ち合わせ時間が23分あるが、蟹田駅のキヨスクは17:00で閉店である(日曜定休)。蟹田駅を出ても駅前には商店はない。あるのは「道前」という食堂兼居酒屋、それに「炭び焼きとりやす」である。「炭び焼きとりやす」では、「チキンおむすび」や「チキンクレープ」がいずれも150円で買えるので、小腹が空いたらそれらを買うのもよいかもしれない。

 その後、蟹田17:48発の特急「白鳥19号」に乗る。青森県と北海道を結ぶ青函トンネルは、海底240メートルのところを通る総延長53.85Kmの世界最長のトンネルである。トンネルの上に海があるというのは、何とも不思議な感じがするものである。特急列車の座席はさすがに快適で、そのまま函館まで行きたくなるかもしれないが、「定め」に従って木古内で降りる。木古内には18:37着で、海峡線函館行の発車までは22分ある。「本町方面」の出口から出ると、木古内駅前には軽食&喫茶「タック」、「名代急行食堂」、焼肉「名代富士食堂」がある。「名代富士食堂」の名物「やきそば弁当」が気になるところだが、夕食はやはり函館で取りたいところ。

 木古内18:59発の函館行に乗ると、途中、海の向こうに見える函館の街の夜景がとても綺麗である。夜景を楽しみながら1時間ほど、6:00に仙台を出ておよそ14時間後の20:05、ついに函館に到着である。函館山の夜景(写真参照)はこの時刻からでも見に行ける。


追記(2007.1.13):蟹田駅の近くに「ヤマザキデイリーストア」がオープンした。これで、蟹田駅のキヨスクが閉まっていても、ちょっとした買い物ができそうである。


追記(2011.9.16):上記の一ノ関駅前の「いわぶちや」だが、このところ朝閉まっていることが多いなと思ったら、開店時刻が11時に変わっていた。また、青森市の「タンドール アクバル」は移転して、「亜久葉瑠(アクバル)」(青森市中央1丁目21-12、TEL017-777-3955、11:00〜15:00、17:00〜23:00、第2・第4日曜日定休)となった。また、「タージマハール」は別の店に替わってしまっていた。「マサラマサラ」はそのまま健在である。

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